三浦綾子・光世夫妻の“口述筆記の書斎”を移設復元したい!

現在の支援総額

270,000

目標金額
2,000,000円
13%
現在の応援人数

15

延べ16
募集終了まで残り

11

2018/05/01 00:00に終了

『氷点』『塩狩峠』などでおなじみの作家三浦綾子が作品を書いた“口述筆記の書斎”を移設復元し、皆さまにご覧頂けるようにします。場所は、三浦綾子記念文学館のすぐそばに新設する分館の中で、『氷点』の舞台・外国樹種見本林です。
分館と書斎のイメージ

“口述筆記”とは何か?

口述筆記とは、作家が声に出して文章を語り、それを文字に記録してまとめる手法のことです。
代表作の一つ『塩狩峠』を執筆していた頃に綾子からの提案で始められ、以降のほぼすべての作品でこのスタイルが用いられました。綾子が立ったり座ったり歩いたりしながら口述するのを、夫の光世が「はい」と相づちを打ちながら丁寧に書き取られていく様は、まさに、「あ・うん」の呼吸で、それ自体が芸術のようであり、映画監督の山田洋次氏からも絶賛されたほどでした。
口述筆記の写真

なぜ、口述筆記”だったのか?

三浦綾子は17歳から24歳までの7年間、小学校の教師をしていましたが、1945(昭和20)年8月の敗戦によって教育の価値観の根本が変わり、ショックを受けると同時に教師としての責任を感じ、翌年に教師を辞めました。その後ほどなく肺病にかかり、13年間にわたる療養生活を送りました。脊椎カリエスを併発し、約7年間はギプスベッドに寝たきりとなり、寝返りさえ打てないほどの病状でした。
療養、ベッドに病臥する三浦綾子

しかし、恋人(死別)や家族・友人たちの献身的な支えがあり、後に夫となる三浦光世との出会いもあって、奇跡的に病状は回復し、治癒しました。
そして、結婚。雑貨店を開くまでになりました。
三浦商店の前で

その時に出会ったのが、朝日新聞の記念事業の社告です。小説の募集でした。わずか一晩で着想して物語の骨格を作り、丸1年かけて、約1,000枚の原稿を書き上げました。毎晩、お店を閉めてから、寝床に這いつくばって、冬は凍ったインクを突き崩しながらの執筆でした。そして、奇跡の入選。無名の主婦が成し遂げた快挙に日本中が驚き、人の内面を鋭くえぐり出した、手に汗握るストーリーが話題を呼びました。すぐに映画化、ドラマ化され、氷点ブームが巻き起こります。
『氷点』入選 授賞式
一躍、時の人となった三浦綾子は、作家として歩みを始めます。三浦商店をたたみ、執筆に専念しました。しかし、結婚するまで13年にわたる療養生活をしていた三浦綾子。無理は続きません。手や腕などにしびれを感じ、書くのが辛くなっていました。そこで試したのが口述筆記です。夫の光世に協力してもらったところ、案外スムーズにゆくことがわかり、このスタイルが定着していきました。光世も綾子の作家活動を支えるため、営林署を退職。公私共にパートナーとして歩む決意をしたのです。
三浦綾子と三浦光世

三浦綾子とは?

三浦綾子は1922(大正11)年に北海道旭川市で生まれ、1999(平成11)年に亡くなるまで旭川に住み、書き続けた、北海道および日本を代表する作家です。1964(昭和39)年、朝日新聞社の一千万円懸賞小説に『氷点』が入選し、華々しいデビューを果たしました。その後、『塩狩峠』『ひつじが丘』『細川ガラシャ夫人』『泥流地帯』『母』『銃口』などをはじめ、85にのぼる作品を生み出しました。
三浦綾子

三浦綾子記念記念文学館について

三浦綾子記念文学館は1998年6月13日、全国の三浦綾子ファンの募金によって建てられた、「民営」の文学館です。三浦綾子記念文学館は、三浦綾子の文学の仕事をたたえ、ひろく国の内外に知らせることを願い、多くの人々の心と力をあわせてつくられました。それはまた、三浦文学を心の豊かな糧(かて)としてのちの世に伝えていくことを目的にしています。
JR旭川駅東側南口から約1.3km。車で約3分、徒歩で約20分。「氷点橋」「三浦綾子・文学の道」を通って「見本林」へ。三浦綾子のデビュー作であり代表作の『氷点』の舞台に建っています。

文学館外観

“口述筆記の書斎”の復元展示を

2015年に当財団が三浦家家屋の遺贈を受けてから、この貴重な資料をどのように活用すればよいか、時間をかけて様々な角度から検討してきました。夫妻が作品を生み出した“口述筆記の書斎”は、全国的にも稀な空間であり、文学的にも希少価値の高いものです。また、それのみならず、三浦文学のテーマを具現化した場という意味で、人々にとっては希望の象徴と言っても過言ではないでしょう。
検討の結果、この“口述筆記の書斎”をしっかりと後世に遺し、希望と喜びを味わう場所として大切に守っていくことにしました。そのため、現在の三浦綾子記念文学館の隣接地に分館を建設し、そこに移設・保存する計画を立て、開館20周年記念事業の大きな柱として位置づけております。
分館イメージ

北海道を代表する文学家、三浦綾子の"物語”をここに

三浦文学を生み出した源泉は、三浦綾子自身の人生とその生き方、二人三脚の夫婦愛の物語にあります。その人生と執筆の現場である三浦家は、作品そのものに次ぐ最大の遺産と言えるものでしょう。なかでも二階の書斎は寝室であり、涙を流して書いた口述筆記の場であり、心をこめて手紙を書いた場でした。
このたびの記念事業で実施する“口述筆記の書斎”の復元展示は、三浦文学の核心と魅力を体験的に知ることを可能にしてます。文学館の他の全ての展示に優って、それは来館者の心を打つものとなるでしょう。そして、ここにしかない“物語”との出会いを、ぜひ経験していただくことを切望しています。。

ここから生まれた物語があった。
 ここで営まれ紡がれた愛の物語があった。
  そして、ここから始まる希望の物語があることを。


三浦綾子記念文学館は1998年6月13日の開館以来、三浦文学に表現される“ひかり・愛・いのち”のテーマを伝えてきました。20年を経てその意義はより一層その重みを増していくように思われますし、これからもなお、永く未来に伝えていかねばなりません。そのため、開館20周年記念事業としてこのプロジェクトを行い、新たな出発点として取り組むことで、地域文化の振興と発展という社会の負託に応えていきたいと思います。

“口述筆記の書斎”のイメージ

現在の三浦綾子記念文学館のすぐそばに分館を建設し、そこに“口述筆記の書斎”を移設復元します。
広さと間取りは、そのままに、書棚、長机、本、掲げられた大きな額、床の間も、忠実に再現し、臨場感あふれる空間に仕上げる予定です。

一方で、この書斎は、読者たちを励まし慰めを与えた源泉でもありました。三浦夫妻のもとには、全国から手紙がたくさん届きましたが、時間を割いて丁寧に返事を書き続けました。執筆の前にまず祈り、人のために涙を流す綾子と光世の生き方が、そこにあらわれています。夫妻からの返事を読み、生きる希望と喜びに満たされ、心と命が救われた人がどれほどたくさんいたか知れません。綾子自身、十三年にもわたる療養生活を続け、自殺未遂を経験し、真実な人と愛によって立ち直った経験があったからこそ、失意にある人を放ってはおけなかったのでしょう。私たちは、この三浦夫妻の愛に根ざした生涯を形にして永く広く伝えていきたい、その一心でこの事業に取り組んでいきます。
書斎のイメージ


復元に向けた今後のスケジュール

2018年4月に分館の設計を開始し、続く5月に着工、8月中には建物の建築が完了し、引き続き展示部分の設営を開始します。2018年9月29日にオープンする予定です。

支援金の用途

書斎移設復元工事、総額約600万円の一部に充当します。
内訳は、移設費用200万円、建設費用400万円です。
分館建設費は総額約4,000万円を予定しています。
支援金の内訳のイメージ

旭川駅を降りたら三浦ワールドへ

旭川駅から「氷点橋」・「三浦綾子・文学の道」を通り、三浦綾子記念文学館・見本林へつづく一帯は、「三浦文学ワールド」。北海道を代表する文学の舞台をぜひ多くの方々に味わっていただきたいと思います。
三浦文学ワールドのイメージ
 

リターン(お礼の品)

5,000円

●入館券1枚をプレゼントします。

※入場券は無期限有効、但し、記念館の規定に準ずる。以下のリターンでも同様

●館報特別号(9月発行予定)に寄付者のお名前を掲載
します。
●当文学館ホームページに寄付者のお名前を掲載します。
入館券等のイメージ

10,000円

●当文学館喫茶室で使用できるコーヒーチケット10枚をプレゼントします。
●入館券1枚をプレゼントします。
●館報特別号(9月発行予定)に寄付者のお名前を掲載します。
●当文学館ホームページに寄付者のお名前を掲載します。
コーヒーチケットのイメージ

30,000円

分館の銘板(個人名)
 新築する分館の風除室付近に、お名前を入れた銘板を掲示します。
 連名も可能です。
●入館券1枚をプレゼントします。
●館報特別号(9月発行予定)に寄付者のお名前を掲載します。
●当文学館ホームページに寄付者のお名前を掲載します。
分館銘板のイメージ

50,000円 (先着30名)

●記念講演会&記念式典&祝賀会ご招待(1名分)
 9月29日(土)午後3時30分からの、開館20周年記念講演会、記念式典、記念祝賀会にご招待します。
●入館券1枚をプレゼントします。
●館報特別号(9月発行予定)に寄付者のお名前を掲載します。
●当文学館ホームページに寄付者のお名前を掲載します。
記念講演のイメージ

100,000円 (先着15名)

●1日旅行ご招待(1名分)
 9月7日(金)に催行する、開館20周年記念文学散歩「綾子が初めて見た海」ルーツをたどる苫前(とままえ)・1日旅にご招待します。
 ※バス旅行代金(観光施設入場料・昼食費等を含む)を当方で負担いたします。
 ※集合・解散場所までの交通費・宿泊費等は含みませんので、各自でご負担ください。
●入館券1枚をプレゼントします。
●館報特別号(9月発行予定)に寄付者のお名前を掲載します。
●当文学館ホームページに寄付者のお名前を掲載します。
日帰り旅行のイメージ

150,000円 (先着5名)

●学芸員1日体験(1名分)
 資料収蔵庫の見学や館内案内の体験、文学研究特別講座を受講できる権利です。
●入館券1枚をプレゼントします。
●館報特別号(9月発行予定)に寄付者のお名前を掲載します。
●当文学館ホームページに寄付者のお名前を掲載します。
学芸員体験のイメージ

200,000円 (先着3名)

●コンサート開催(1名分)
 文学館1階ホールでコンサートが開催できる権利です。
 ※グランドピアノ(1台)、音響機器、譜面台(2台)を使用できます。
 ※案内用チラシ(ハガキサイズ)200枚を作成いたします。

●入館券5枚をプレゼントします。
●館報特別号(9月発行予定)に寄付者のお名前を掲載します。
●当文学館ホームページに寄付者のお名前を掲載します。

コンサートのイメージ

300,000円 (先着1名)

●オープニングテープカット(1名分)
 9月29日(土)午前11時からの、分館オープニングでテープカットをできる権利です。
●入館券5枚をプレゼントします。
●館報特別号(9月発行予定)に寄付者のお名前を掲載します。
●当文学館ホームページに寄付者のお名前を掲載します。
オープニングテープカットのイメージ

応募者プロフィール

難波真実(なんば まさちか)

1973(S48)年生 兵庫県神戸市出身
1999年9月に北海道移住
保育士、牧師を経て、2013年8月から文学館で勤務、2015年4月から同館事務局長、2017年5月から財団常務理事(事務局長を兼務)
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支援金額とリターン

5,000円

●入館券1枚(無期限有効、但し、記念館の規定に準ずる)をプレゼントします。

●館報特別号(9月発行予定)に寄付者のお名前を掲載します。

●当文学館ホームページに寄付者のお名前を掲載します。
※9月に特設ページを開設して掲載する予定です。

  • 6口が支援済み
  • お届け予定:2018年08月
支援する

10,000円

●当文学館喫茶室で使用できるコーヒーチケット10枚をプレゼントします。
※2020年3月末まで有効です。

●入館券1枚(無期限有効、但し、記念館の規定に準ずる) をプレゼントします。

●館報特別号(9月発行予定)に寄付者のお名前を掲載します。

●当文学館ホームページに寄付者のお名前を掲載します。
 ※9月に特設ページを開設して掲載する予定です。

  • 3口が支援済み
  • お届け予定:2018年08月
支援する

30,000円

●分館の銘板(個人名)
※新築する分館の風除室付近に、お名前を入れた銘板を掲示します。
※連名も可能です。

●入館券1枚(無期限有効、但し、記念館の規定に準ずる) をプレゼントします。

●館報特別号(9月発行予定)に寄付者のお名前を掲載します。

●当文学館ホームページに寄付者のお名前を掲載します。
※9月に特設ページを開設して掲載する予定です。

  • 7口が支援済み
  • お届け予定:2018年08月
支援する

50,000円

残り30口

●記念講演会&記念式典&祝賀会ご招待(1名分)
※9月29日(土)午後3時30分からの、開館20周年記念講演会、記念式典、記念祝賀会にご招待します。
※会場までの交通費・宿泊費等は含みませんので、各自でご負担ください。

●入館券1枚(無期限有効、但し、記念館の規定に準ずる) をプレゼントします。

●館報特別号(9月発行予定)に寄付者のお名前を掲載します。

●当文学館ホームページに寄付者のお名前を掲載します。
※9月に特設ページを開設して掲載する予定です。

  • 0口が支援済み
  • お届け予定:2018年08月
支援する

100,000円

残り15口

●1日旅行ご招待(1名分)
※9月7日(金)に催行する、開館20周年記念文学散歩「綾子が初めて見た海」ルーツをたどる苫前(とままえ)・1日旅にご招待します。
※バス旅行代金(観光施設入場料・昼食費等を含む)を当方で負担いたします。
※集合・解散場所までの交通費・宿泊費等は含みませんので、各自でご負担ください。

●入館券1枚(無期限有効、但し、記念館の規定に準ずる)をプレゼントします。

●館報特別号(9月発行予定)に寄付者のお名前を掲載します。

●当文学館ホームページに寄付者のお名前を掲載します。
※9月に特設ページを開設して掲載する予定です。

  • 0口が支援済み
  • お届け予定:2018年08月
支援する

150,000円

残り5口

●学芸員1日体験(1名分)
※資料収蔵庫の見学や館内案内の体験、文学研究特別講座を受講できる権利です。
※2020年3月末まで有効です。

●入館券1枚(無期限有効、但し、記念館の規定に準ずる)をプレゼントします。

●館報特別号(9月発行予定)に寄付者のお名前を掲載します。

●当文学館ホームページに寄付者のお名前を掲載します。
※9月に特設ページを開設して掲載する予定です。

  • 0口が支援済み
  • お届け予定:2018年08月
支援する

200,000円

残り3口

●コンサート開催(1名分)
※文学館1階ホールでコンサートが開催できる権利です。
※グランドピアノ(1台)、音響機器、譜面台(2台)を使用できます。
※案内用チラシ(ハガキサイズ)200枚を作成いたします。
※2020年3月末まで有効です。

●入館券5枚(無期限有効、但し、記念館の規定に準ずる)をプレゼントします。

●館報特別号(9月発行予定)に寄付者のお名前を掲載します。

●当文学館ホームページに寄付者のお名前を掲載します。
※9月に特設ページを開設して掲載する予定です。

  • 0口が支援済み
  • お届け予定:2018年08月
支援する

300,000円

残り2口

●オープニングテープカット(1名分)
9月29日(土)午前11時からの、分館オープニングでテープカットをできる権利です。

●入館券5枚(無期限有効、但し、記念館の規定に準ずる)をプレゼントします。

●館報特別号(9月発行予定)に寄付者のお名前を掲載します。

●当文学館ホームページに寄付者のお名前を掲載します。
※9月に特設ページを開設して掲載する予定です。

  • 0口が支援済み
  • お届け予定:2018年08月
支援する

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