子どもたちの将来を守るために、学校で「性」について学ぶ場を提供したい

プロジェクトイメージ
すでに集まった金額

213,000

目標金額
500,000円
42%
現在の応援人数

22

延べ27
募集終了まで残り

終了

2016/04/01 00:00に終了

わたしたち「つなぎびと」は、子どもたちに伝えるべき知識を持った大人(医師、助産師、たいわ士など)と、企業や学校教育の現場をつなぎ、子どもたちが健やかに育つ環境を整えることを目的とした任意団体です。本プロジェクトは、2016年4月の法人化に伴い、その第一歩となる小中高校、大学、専門学校で「性」について学ぶ講座開催を目的とし、クラウドファンディングにて資金調達と支援者を集めたいと思います。多くの方のご支援をお待ちいたします。

【「つなぎびと」とは】

「つなぎびと」は、「性」にまつわる社会問題の解決を目標に、2015年11月に新たに立ち上げた任意団体です。(2016年4月に一般社団法人へ移行予定)
現代社会は、今、さまざまな社会問題を抱えています。その一因には、「性」についての知識や認識の不足にあります。 例えば、女性のお産に関わる問題として、育休の取得やマタニティハラスメント、不妊・高齢出産、妊娠中絶などがあげられます。恋愛に関わる問題として、ドメスティックバイオレンス(DV)やデートDV、性感染症の増加、性被害や性加害など性犯罪の増加、同性愛や同性婚、セックスレスの増加、そして、社会制度に関わる問題として、夫婦別姓や子宮頸がんワクチンの接種、性の商品化(児童ポルノ、JKビジネスなど)実に多岐にわたります。
「つなぎびと」ではこれらの問題解決に向けて、今後様々な取り組みを行っていく計画をしています。しかしながら、これらの大人になって抱える問題を解決する為には、幼少期の「性」に対する学びが非常に重要であるという考えに行き着き、その一つとして次世代を担う子供たちを対象とした「性」について学ぶ場の提供を行いたいと考え、本プロジェクトを立ち上げたのです。では、次に日本における性教育の現状を紹介します。

【これまでの日本における「性教育」は】

日本では子どもたちに対する「性」に対しての教育が充分に行われていません。
様々な要因はありますが、「寝た子を起こすな」、「臭いものにはふたをしろ」というような考えのもと、家庭でも学校でもおざなりにされてきました。これまでの「性教育」は「避妊教育」に重きが置かれ、結婚するまでは妊娠してはいけない。その為、セックスしてはいけません。避妊しなければいけませんという教育が主となり、その他の「性」に対しての知識(体や心の変化や社会的な意味)がない為に、戸惑い悩んでいます。また、身近に教えてくれ、相談できる大人もいないこと。スマートフォンの普及やインターネットの拡大により、誤った知識や様々な誘惑、犯罪に巻き込まれるという事が繰り返されています。

警察庁HP(サイバー補導の現状と今後の取り組みについて より)

また、親になるための勉強(喜びや大変さ、また経済的な知識)はほとんどなされてきませんでした。子ども達は何も知らないまま大人になり、妊娠、出産、子育てと一生に関わる問題と対峙しなければいけないという現状があります。学生の時からライフプランニング(いつ結婚し、いつ産むのか)について考え、明確にイメージやプランを持つことは、自身の将来を考えるうえでとても重要なことです。また、人工妊娠中絶件数は減少傾向にあるものの、2014年度には、約100万件の出生に対して約18万件と報告され、これまで行われてきたはずの避妊教育についても充分であったとはいえない現状が示されています。
 

【性教育に関わるきっかけ】

今なぜ、性教育を生涯の仕事にしようと思ったのか、きっかけとなった出来事を、いくつか紹介します。

友人カップルの妊娠中絶を経て

今の自分を突き動かす原動力となっているある出来事を紹介します。
男女ともに仲良くしていたカップルの妊娠でした。双方から相談をされ、悩み・苦しんで彼らは中絶という選択をしました。悩み苦しんだのは、選択の前だけではありません。どうして中絶をしなければいけなかったのか。防げなかったのか。産まれてくるはずだった命にごめんなさいという気持ち。この後、また子どもを妊娠できるのかという不安。そう、特に大きな傷を抱えることになったのは女性でした。ずっとそんな想いを持ち続け、卒業していきました。今は結婚し、お子さんもいると風の便りに聞きました。
男性には、身籠るという感覚は到底理解ができない感覚です。女性は妊娠する前からその時に備え、月経という準備を毎月繰り返し、体の変化を経験します。その中での選択。2014年は約18万件という中絶手術が日本で行われました。毎年、同じように悩み、傷ついている女性がそれだけの数いるという事実があります。なぜそれを減らす事が出来ないのでしょうか。友人の経験を目の当たりにして、僕はそう考えるようになりました。
しかし、無力な自分にできることは、せめて自分の彼女にはそのような想いをさせないようにしようという事ぐらいで、何かを変える手立てもなく過ごす日々でした。

人生を変えたミュージカル「春のめざめ」との出会い

その後、社会へ出て、就職した「劇団四季」で、大きな転機を迎えました。それは2009年、ブロードウェイミュージカル「春のめざめ」の日本上演でした。 10代の「性」のめざめや無知、大人たちの無理解を描いたこの作品は、第61回トニー賞で8部門受賞という評価を受け、日本では劇団四季が上演をすることになったのです。

2010年この作品の名古屋での上演に営業として携わることになった私は途方にくれました。訪問してもチケットは全く売れません。『ライオンキング』などの、有名で夢のある作品と違い、「春のめざめ」はその内容があまりにも生々しすぎたのです。そこで、それらの内容に興味を持ってもらえるのではないかと「性」について活動を行っている2つの団体に接触をする事になりました。

2つの団体との出会い

それが「世界エイズデー in 名古屋(WADN)」「岐阜県人間と性教育研究協議会(岐阜性教協)」でした。
この接触を機会に、双方の活動に加わることになり、「性教育」が自分自身の軸となっていきます。
 
まず、「WADN」では、ボランティアスタッフとして12月1日の「世界エイズデー」に合わせてHIV/AIDSの予防啓発活動を行う為に、愛知県内の様々な団体と共同で活動に取り組みました。エイズデー当日のパレードや、イベント会場、街頭でのコンドームの配布、講演会の実施など一般の皆さんへの啓発活動でした。これもまた有名な大ヒットミュージカル「RENT」で描かれているように、アメリカなど海外では当たり前のこととしてその知識が広まっていますが、日本では一時の盛り上がりはあったものの現在では忘れられつつあるといっても過言ではない現状を知りました。まず、関心を持ってもらう事。そのことを痛感した経験でした。また、セクシャルマイノリティの方々と共に活動し、自分の中で大きく価値観が改まった事も自分にとっては大きな財産となっています。
 
そして、「岐阜性教協」での学び。現役の養護教諭をされている方の講演などに出席するようになり、学校での「性教育」の現状や課題。そしてそれに伴い起こっている問題の数々を知ることができました。友人達の中絶という経験以降自分の中に抱えていた「なぜ」という問いがみるみる解けていきました。

それまで自分の持っていた「性」に対する知識は漫画や雑誌、インターネット、アダルトビデオ(AV)などから得ていましたが、それらはどこか男性に都合よく作られていて、常に女性は従順であったり、犠牲となっていて、それが当たり前の事として刷り込まれていきました。それは特に珍しいことではなく、世の多くの男性はそうであると思います。フィクションを本物だと思ってしまう危うさや、正しい知識に触れる事がない為に起こるパートナーとの擦れ違いなど。知っていれば、パートナーや子どもとの関係性がぐっと良くなるそんな知識も得ることができました。
そして、今、「性教育」が危機に瀕している現状となぜそうなってしまったのかという事も。

課題は、受ける側、発信する側、行政、国そのすべてにあります。私はそれらの課題・問題解決の為に「つなぎびと」の設立を決意し、ライフワークとしてこれからの時間を捧げていきたいと考えています。

「つなぎびと」の活動は、上記のような私個人の想いからスタートしたものです。したがって、特定の政治および宗教団体、思想とはなんら関係ありません。また、今後もそういった繋がりを主体とせず、個人の想いを最優先に活動を行ってまいります。

【なぜ、この北海道の地でこの事業を始めるのか?】

私は岐阜という大変古い地域に生まれました。かつては日本の中心として、歴史や伝統のあるそんな素晴らしい土地です。しかし、歴史と伝統と共に、「しきたりや習わし」というものも同時に残されている土地です。

例えば、家では男(家長)が偉く、女性はそれに従うもの。男尊女卑の文化。男は外で働き、女は家を守る。出戻りなんて家の恥。夜のお勤めは嫁の義務。跡取りを産む義務。女性だけにではありません。男性も、男は強く、泣いたらダメ。男らしくいなさい。長男への期待。早く嫁を貰え。子供ができて一人前。それが当たり前とされている社会がありました。

でも、初めて訪れた北海道は違いました。女性が男性と対等に意見を交わし、男性にもそれが当たり前とする文化がありました。それは、何もない土地を夫婦や家族が力を合わせなければ生き抜くことができなった、北海道の歴史、開拓者精神(フロンティアスピリッツ)がそうさせているのだと気が付くのに、それほど多くの時間を必要としませんでした。しかしそれもプラスな面ばかりではありません。全国平均に比べ、離婚率や性感染症の罹患率、中絶率が高いなど、性に対する差別や偏見(ジェンダーバイアス)が少ない分、性にまつわるトラブルも多いのではないかとも思えるのです。そんな北海道だからこそ、性の現状を変えるスタートを切るに相応しい土地だと思い今回事業を始めることにしました。
北海道だからできる!北海道から社会を変えていくことができると信じています。

【プロジェクトで集めたお金の使い道】

プロジェクトで集まったお金で小学校・中学校・高等学校・専門学校・大学へ『性教育』の講師派遣を行います。
札幌市を中心に、北海道内の各学校へ出向き、出張講座を実施します。

行う講座の内容は、事前に学校の先生や保護者の方々と打ち合わせを行い2016年4月より順次実施していきます。今、子どもたちが知りたいこと、知らせたいことを約50種類のメニューの中から選んでいただき、そのメニューに沿った講師の派遣を行います。
活動の内容は、半期ごとに「活動報告」としてまとめ、ご支援いただいた金額に応じて、メールや紙面にてご報告させてただきます。

【メニュー紹介】


【講師紹介】

一般社団法人 inochi lab(イノチ ラボ) 
たいわ士 高杉 ゆう子 さん

 札幌生まれ、札幌育ち。
マスコミやイベントなど、エンターテイメントの仕事にながく従事していたが、縁があって経験した2度の出産から、「いのち」の営みに興味を持つ。
 いのちの始まり、いのちの誕生の仕組みを学び、数々の子育て支援イベントを企画運営する中で「胎内記憶」に出会い、「妊婦期」の親子の絆づくりが、その後の成長にとって何より大切であると確信。
胎児とコミュニケーションを取る「たいわ士」として、マタニティ向け講座「マタニティコミュニケーション」などを不定期開催する他、胎児や赤ちゃんのメッセージを受け取り伝える「ベビーたいわセッション」を通して、妊婦のときからの親子の絆作りを支援している。 
また、小学校や幼稚園、中学・高校などを訪問し、母乳が血液であること、いのちがはじまるのは奇跡であることなど、「いのち」の奇跡とその営みの素晴らしさを伝えている。

●講座内容

人は、どうやってこの世に生まれてくるのでしょう。以外に知らない、いのちの始まりから誕生までのドラマ。胎内から始まる母と子の絆づくりや「いのち」の仕組み。地球上にいる全ての人が経験した、「いのち」のストーリーを、「胎内記憶」に基づいてお伝えします。 生きる力がたくさん詰まったおはなしです♪

●講座開催実績

・大人向け「いのちを伝える講座」
後志管内高等学校養護教諭研究会 
小学校PTA 家庭教育学級(札幌 新琴似緑小 新光小 月寒小 など多数)
幼稚園 PTA家庭教育学級、行政主催の子育て支援講座(石狩市子育てメッセ・ちあふる北)   
子育て支援ワーカーズ 講演会 他、飲食店・子育てサロンなどで開催多数
※平成27年度より「次代の親づくりのための教育出前講座」の講師として高校で出前授業を実施。
 
・幼児向け「いのちを伝える出前授業」
太陽こころ幼稚園年長卒園事業/新琴似・手稲育英幼稚園  年長/つきさむ幼稚園 年長卒園事業  他多数
 
・小学生~中学生向け
札幌市立 新光小学校 4年生 4クラス道徳
札幌市立 米里小学校 4年生 3クラス人権教育 ※2011年度より永続的に開講
札幌市立 手稲中央小学校 4年生 3クラス道徳
札幌市立 屯田中央中学校 1年生 5クラス道徳 他 多数
上記以外に、札幌ドレスメーカー学院、イベント、文化教室等 講師依頼を多数いただいています。

●講座を受けた感想(一部抜粋)

誕生のしくみなど、改めて聞いてみて、子どもが生まれた時の気持ちなど、忘れていたことを思い出すことができました。子どもへの接し方を考えるきっかけになりました。(小4 保護者)
 
親が子どもに話す前のきっかけを作って頂けると、「生まれた時」や「性」の話などをしやすくなると思うので、ぜひ、学校で開催していただきたいです。(小4 保護者)
 
大人への体の変化を肯定的にとらえるきっかけとして、ぜひ、授業でできたら・・・と、思いました。4年生の二次性徴授業の導入として・・・ 6年生の卒業前など、いろいろ考えられます。(小学校 養護教諭)
 
なんか、すげぇ~・・・の一言でした。自分も親にされてきたように、自分も子どもに愛をあげようと思いました。(19歳 専門学校生)

助産師・低用量ピルアドバイザー/思春期保健相談士
小友 由美 さん

エナレディースクリニック/エナ大通クリニック エナエナももいろ相談室 

1997年から助産師として妊娠期~産褥、新生児と関わり、2009年からピル外来を通して、思春期~閉経までの女性に関わり、家族計画を含めた避妊の相談や中絶後のフォロー、PMSや月経困難症などの月経トラブル、妊活へのアドバイスをしている。
日本では、女性が“婦人科を受診する”ということ自体のハードルが高いため、思春期以降の女の子から女性まで、性に関する不安や心配を相談する場所=婦人科とはなかなかなりにくく、ネット上の見ず知らずの人に相談し、回答をもらうことも全く珍しくなくなった。また、思春期の女の子が実際に婦人科を受診して相談できるのはほんの一握りで、受診すること自体の難しさも実感し、2015年12月に保険証がなくても「プライバシーが守られ、人に言えない悩み事を相談できる」エナエナももいろ相談室を開設した。

【プロジェクトのスケジュール】

2016年1月より、講演プロジェクトの営業開始。
2016年4月の新学期開始から、講演希望学校への講師派遣、「性教育」講座の開始。
今回ご支援をいただくプロジェクトを皮切りに、北海道内各地、企業、行政へも活動を拡大し
3年目には年間300講座の開催を目指します!

【支援してくれた方へのお礼】

支援をしてくれた金額に応じて、下記のお礼を予定しています。

1,000円

サンクスメール・活動報告書の配信(メール)

5,000円

サンクスメール・活動報告書の配信(郵送)・年間報告書の送付

10,000円

サンクスメール・活動報告書の配信(郵送)・年間報告書の送付・講座開催の場合の見学
見学・・・本プロジェクト達成時のおいて出張講座の際に見学が可能です。出資いただいた方には、講座の場所(学校名)と日時が決定次第、ご連絡させていただきます。

50,000円

10,000円コース+「性教育」講座の優先あっせん権(1講座分)
講座の優先あっせん権・・・1講座につき5万円の開催費用となりますので、5万円の出資をいただいた方には、1回の出張講座の実施が確約となります。内容や日時については、プロジェクトの成立後ご相談させていただきます。ただし、実施場所と対象は、学校に限らせていただきます。

100,000円

50,000円コース+協賛社(者)として発行書類などへの会社名、個人名の掲載

講座開催に伴う交通費やその他の実費については別途必要となる場合があります。。
*活動報告書は、4見開きで4ページ程度のものを半期に1回程度の発行を予定しています。
*講座開催については、内容と開催時期について応相談とし、開催場所については北海道内限定とさせて頂きます。

【実現したい社会のあり方について】


私たちは、『性』についての知識や考え方を広める事によって、多くの社会問題を解決する事を目指します。
ひとつの考え方を押し付けるのではなく、正しい知識のもと、一人ひとりがそれぞれに合った自己選択ができるよう様々な学びの場を提供し、「すべての女性が幸せで輝く社会」を実現します。それこそがこどもや男性、すべての人が輝ける社会の実現への近道となります。

代表プロフィール


岐阜県出身。前職は劇団四季の営業として、全国3劇場 (名古屋、福岡、札幌)を担当し、12年間で14万枚、10億円以上のチケットセールスを記録。社会に溢れる性に関わる問題解決の為、これまではボラン ティアとしてかかわってきた「性教育」を広める活動を拡大する為2016年独立、「つなぎびと」(法人化準備中)を起業。

出身地 岐阜県揖斐川町
出身校 岐阜県立岐阜商業高校→中部学院大学 人間福祉学部

経歴

1978年10月 岐阜県揖斐川町に生まれる(現在37歳)
2001年3月 中部学院大学 人間福祉学部人間福祉学科 卒業
2001年4月 (株)サンポーコーポレーション入社(回転寿司、レストラン事業勤務)
2003年11月 四季株式会社(劇団四季)入社 名古屋公演本部 勤務
2010年    ミュージカル「春のめざめ」との出会い 性教育との関わりスタート
2012年2月   同上 福岡公演オフィス 勤務
2012年11月 同上 北海道公演本部 勤務 
2015年10月 四季株式会社(劇団四季) 退職
2015年11月 「つなぎびと」 起業(一般社団法人化 予定) 
現在に至る

続きを見る

支援金額とリターン

1,000円

サンクスメール・活動報告書の配信(メール)

  • 3口が支援済み
  • お届け予定:2016年04月
受付終了

5,000円

サンクスメール・活動報告書の配信(郵送)・年間報告書の送付

  • 6口が支援済み
  • お届け予定:2016年10月
受付終了

10,000円

サンクスメール・活動報告書の配信(郵送)・年間報告書の送付・講座開催の場合の見学

  • 18口が支援済み
  • お届け予定:2016年10月
受付終了

50,000円

残り20口

10,000円コース+「性教育」講座の優先あっせん権

  • 0口が支援済み
  • お届け予定:2016年10月
受付終了

100,000円

残り5口

5万円コース+協賛社(者)として発行書類などへの会社名、個人名の掲載

  • 0口が支援済み
  • お届け予定:2016年10月
受付終了