アソビナリビング（インスタグラムはこちらから）を立ち上げた原点には、私自身の体験があります。

子どもの頃から孤独を感じる環境で育ちました。
だからでしょうか、自他ともに「強い人」と思われるようになったのかもしれません。
誰だって、この国で、この東京で生きている限り、心のどこかに孤独や未来への不安が湧き上がる瞬間がありませんか？

私が大きくそれに直面したのが、2020年。
仕事、出産、子育て、介護、看取り…すべてが一度に押し寄せ、心も体も限界を迎えていました。
日々に押し流されながらも、生きることをやめるわけにはいかない。
忙しなく動く頭の裏で、心は壊れそうなほど孤独を感じていました。
そんな中、地域の子育て支援センターの方や相談員、友人たちがそっと手を差し伸べてくれました。

「このまちには、ちゃんと寄り添おうとしてくれる人がいるんだ」

そう実感できたことが、今の活動を始める原点となりました。

支えられた自分が、次は誰かを支える番

そんな想いを口にしたとき、ある友人が言ってくれたんです。
「最高じゃん、それ。ワクワクするね！」
そのひと言に、私は大きく背中を押されました。

そこから一気に行動開始。
まず個人ではなく、法人を立ち上げることを決意。16年間、フリーランスで続けてきたアパレル企画生産の仕事には区切りをつけ、廃業しました。
そして、家族の生活を守るため、生活資金には手をつけず、日本政策金融公庫からの融資に挑戦。面談の末、最低水準の金利での融資を実現しました。
出店者や地域の方に安心して関わっていただけるよう、信頼につながる資格を取得し、ひとりひとりに直接会ってご挨拶。事業への想いを丁寧に説明して回りました。
地域の祭りや活動にも積極的に参加し、少しずつ「このまち」を知っていきました。
新しいことに対して、誰もが最初からワクワクできるわけではない。
それもまた、地域と向き合ううえでの大切な学びでした。
それでも、準備をしていると「ここは何ができるの？」と声をかけてくれる人がたくさんいます。そんなふうに気にしてもらえるだけでも、ありがたく、心があたたまります。
この場所では、寂しさも楽しさも不安もドキドキも、ぜんぶ抱きしめながら、「なんか面白かったね」「なんかいい場所だね」って、そんな気持ちを持ち帰ってもらえたら嬉しいです。

「ここは大人も子どもも学び遊べるところ」
「ここで自分自身で人生を楽しんでほしい」

そう思った私は、
①チャレンジショップ
②共有リビング
をつくることにしました。

2025年8月にオープンするこの「アソビナリビング」は、大人も子どもも“誰もが皆、主役になれる場所”そんな第2のリビング空間です。

自分の「やってみたい」や「ちょっと話したい」を持ち寄り、交わり遊び変化を楽しめる場所にしたい。

そんな想いを寄せられる場所です。

①チャレンジショップでは、自分のお店を持つ人持たない人がここでもお店をすることができます。

自分のこと、得意なこと、好きなこと、そしてちょっと先の楽しみそんな「わたし」を誰かに知ってもらうきっかけとして、ここで活躍することができます。
それは同時に、アソビナリビングという場を知ってもらうことにもつながります。
現在、30名を超える出店オーナーが、それぞれの得意や想いをここに持ち寄り、日替わりでマルシェを開催しています。
来るたびに違う“誰かの世界”と出会えるのも、この場所の魅力のひとつです。





②共有リビングでは、
✔️映画やゲームを楽しんだり、おしゃべりももちろんのこと料理教室も出来る自宅のリビングとして活用
✔️子供も大人も一緒に集えるスペース

マルシェで販売するものを、このスペースで考えて実践販売

ができます。


食品を扱うショップとするので食品衛生責任者と、食品販売届出を取得しました。


無農薬と低農薬の野菜を産地まで赴き、買い付けて販売しています。旬な野菜は朝どれでとても新鮮で、既に、２つの農家さんがこれに賛同してくれています。将来的には、これらの野菜を使った惣菜やお弁当を作って販売してくれる方を探しているところです。

ふらっとよりみちできるコーヒーサービススペース

この①と②以外の楽しみ方。
それは①で購入したものをアソビナリビングで味わったりシェアしたり、自分自身のアイデアを共有するための場所として使うことができます。

私はここでどんなふうにゲストと関わろうかなと考えたとき、大好きな「コーヒー」が浮かびました。
私が飲むコーヒーをゲストにも分かち合い、一緒に飲むことでここにいる意味が生まれる。コーヒーのお裾わけをするのです。自分の作ったリビングで。

住所：東京都練馬区中村1-5-3 アソビナリビング
営業時間：9:00〜14:30／15:00〜19:00
「アソビナリビング」は、練馬区にある地域のシェアリビングとして開設します。

9:00〜  ワークスペースと日替わりマルシェ
多世代が集い、それぞれの「まなびとあそび」が混ざりあう場所になります。

①チャレンジショップ「まちかど日替わり商店」の運営


2024年6月、初めて練馬区で親子イベントを友人と2名で主催。
その名も「おとなとこどものプレイマーケット」。

1日限定の開催でワークショップ、カフェ、物販などの出店者を募り入場料をいただくウェルカムゲストで開催。
延べ160人の方にお越しいただき沢山のアンコールをいただきました。

そこで、もう少し小さな間借りスペースで、月に2回程度のおとなと子どものイベントを開催していくことに。
赤ちゃんとママが小麦絵の具で体を使ってお絵描きできる体験イベントや、うどんやクッキーを作って食べるイベント。
草生農業を営む完全無農薬の農家さんのもとで農業について学び自分で収穫しいただくという命と事業の営みを含んだ学習活動などを開催。

全てをあわせると300名以上の方に自分のチャレンジに巻き込み、楽しんでいただきました。
「やってみたかった」を形にした経験者として多くの人が幅広く挑戦できる場を作りたいと考えています。

②共有リビング

大人と子供がお金について勉強しているところ

子供からお年寄りまで、誰もが自由に利用できるワークスペースとして、共有リビングがあります。
みんなで一緒に遊んだり、地域のみんなで集まって麻雀をやったり…。大人も子供も、誰もが遊び、学べる場所として活用できます。


③コーヒーが出てくるよりみちワークスペース

コワーキングスペースより独りじゃない。
ラウンジよりにぎやかでウェルカム。笑

そんな「独りになれないワークスペース」を楽しんでいただくため、アソビナリビングからの「販売」の提供はなく「場所使用料」をいただき「振る舞い」を行います。
振る舞いはアソビナリビング１号店の生き方でもあります。

※イートインやワークスペースとしての利用料は、1,100円/回で、Wi-Fiも使っていただけます。
※おとなもこどもも一律料金で誰でもご利用いただけます。
時間制限はありませんが混み具合やワークショップなどの予約ゲストによって時間制限を設けることがあります。
ここにいる方の全てがそのときどきの場面に合わせてフレキシブルなご対応をお願いすることがあります。

④練馬区のホットスポットとして

この練馬区の地域で、子どもも大人もお年寄りも、誰もが安心して日々を過ごせる場所、寄り添える、そして挑戦できる空間づくりを目指しています。
アソビナリビングは、この場所を“地域の入口”として、次の世代の商い・交流・学びが混ざり合う起点にしていきたいと考えています。

日々の暮らしのなかにある小さな出会いやチャレンジが、まちや人を元気にすると信じています。

しかし、これらの運営にはそれぞれ下記のような課題があります。
まず、〈まちかど日替わり商店〉では、日替わりで出店するオーナーの宣伝活動や什器の整備、新たな出店者の発掘・営業といった面に、継続的な人手と費用がかかっています。
特に、スタートアップや子育て中のママ、地域で商いを始めたい方々にとって、費用面や情報発信の壁が高く、十分に支援できる体制が整っていません。
これらを継続・拡大するには、運営スタッフや講師への謝礼、活動備品費、安全管理のための整備費など、民間だからこそ必要な費用が多く発生します。

高齢化や店舗の閉業が進む中、アソビナリビングは新たなコミュニティづくりや創業のきっかけにもなり得る場です。
だからこそこの「未来の地域の芽」を育てるために、場づくりだけでなく、地域との連携・仕掛けづくり・持続可能な体制整備に向けた投資も不可欠です。
今回のクラウドファンディングでは、こうした日常の中の“未来の種”を守り、育てていくための運営費用・活動経費へのご支援をお願いしたいと考えています。

■ 2025年8月〜9月
クラウドファンディング実施
応援メッセージの発信、現場の様子や取り組みをSNSで継続的に発信
既存出店者へのヒアリングと改善項目の洗い出し

■ 2025年10月〜12月
【まちかど日替わり商店関連】
出店者向けの広告活動やフォローアップ
出店オーナーの宣伝強化（POP・SNS・チラシ制作）
新規出店希望者への営業・説明会の開催

■ 2026年1月以降
【地域連携】
若い世代の出店・出展希望者とのミーティングを実施
アソビナを拠点にした「地域とつながる拠点づくり」を本格展開
【リターンの履行】
招待、体験活動の予約発行・利用開始
活動報告レター・招待状の発送
支援者限定のオンライン報告会を開催予定

支援金の使い道

今回のクラウドファンディングで目標とする支援金は、アソビナリビング1号店の運営を継続・発展させるための経費に活用させていただき、主に以下の３つの活動を継続・充実させるための運営経費に充てたいと考えています。

■① まちかど日替わりマルシェの運営サポート（約20万円）
・出店オーナーの販促支援（チラシ制作、SNS運用支援など）
・POPや棚、展示台などの什器購入・整備

■② 共同リビング・コーヒーワークスペースの運営（約24万円）
・ものづくり・表現活動・ワークショップ（工作、販売体験など）の備品購入
・コミュニケーション設計支援（説明会やシェアスペースなど）にかかる費用
・安心して過ごせる空間の整備（収納、間仕切り、空調設備など）

■③ 次の世代の商い・交流・学びが混ざり合う起点づくりのための準備費（約３万円）
・地域住民へのヒアリング・企画費用
・若手出店者・地域団体とのコラボミーティング費用
・地域マップ・情報発信ツールの制作など
アソビナリビングを拠点に、世代を超えてつながる“まちの循環”を少しずつ形にしていきます。

■④ リターン準備・報告・広報活動（約３万円）
・返礼品（体験チケット等）制作・発送費
・支援者への活動報告資料の印刷・送付
・クラファン期間中・終了後のSNSでの広報費
地域の人たちが、日々の暮らしの中で自然につながれる「リビング」の運営を、どうか一緒に支えてください。

アソビナリビング1号店を開設してから、たくさんの方が訪れ、関わり、「やってみたい」と言葉にしてくれました。
子どもも大人も、お店を出してみたい人も、ちょっと話したいだけの人も。
それぞれが、ここを「居てもいい場所」と感じ、何かを始めるきっかけとしてこの空間を使ってくれています。
けれど今、運営を続けていく中でいくつかの課題にも直面しています。

什器の不足、運営スタッフの手配、マルシェ出店希望者へのサポート体制など、目の前の声に応えようとするほど、体制と体力が追いつかなくなっていく現実があります。

さらには、この地域は、想像以上に一人暮らしを余儀なくされた方々が孤独を感じて過ごしていることを目の当たりにしています。

一方で、「何かしたい」「関わってみたい」と思っている大人や学生もたくさんいる。
その“出会い”や“交差”を生み出す装置として、アソビナリビングはもっと機能していけると信じています。

今回のクラウドファンディングは、ただ運営費を補うためではありません。

この場を「誰かの挑戦や安心が、まち全体に広がっていく場」としてさらに育てていく、その一歩でもあります。

将来的には、出店した人が次のチャレンジに踏み出したり、地域の子どもたちが地域の担い手になったり──
ここから始まる物語が、それぞれの暮らしの中にしっかりと根づいていくような循環を目指しています。

そして今、アソビナの周辺には空き店舗など使われなくなった地域資源がたくさんあります。

私は、ここを再び人が行き交う“入り口”として新たに変えていきたい。
暮らしに多方面から寄り添いを提案することで、地域に楽しさや面白さがあることを示していきます。

アソビナリビングは、まだ始まったばかりです。
これからこの場所を必要としてくれる人と一緒に時間をかけて丁寧に育てていくつもりです。

今回のクラウドファンディングが、その未来への大切な一歩になりますように。

① アソビナ投げ銭（1,000円）
リターンなしの応援投げ銭です。

② アソビナ大きな投げ銭（3,000円）
リターンなしの応援投げ銭です。
あなたのお気持ちをアソビナリビング運営費用と出店オーナーのチャレンジ支援に使わせていただきます。

③ はじまりのお祝い（5,000円）
アソビナリビングワークスペースご利用券（通常価格1,100円相当）をお届けします。
ぜひこの機会に体験ください。

④ アソビナ1DAYトライアル（10,000円）
出店オーナーになってチャレンジショップを運営できる特別出店権。
物販・WS・販売会などOK、売上は100％還元！（通常価格：平日1日5時間3,300円）

⑤【練馬区民限定】広告活動やらせてください（20,000円）
アソビナリビングであなたをご紹介！
1ヶ月間Instagramでストーリーズ発信＋チラシ設置やイベント中の紹介などのPRにご協力します。

⑥ アソビナリビング出店オーナー × ジンアイミセレクトギフトパック（30,000円）
出店商品×無農薬野菜を詰め込んだ「アソビナリビングスペシャルBOX」をご自宅までお届けします。

⑦ お礼の気持ちを伝えるとともに、この事業の応援者としてアピールさせてください（50,000円）
アソビナリビングを応援、ご支援いただいた感謝の気持ちをメッセージにてSNS等で紹介します。

はじめまして。
株式会社アソビナ代表のジンアイミと申します。
広島県出身、現在は東京都練馬区で2児の母をしながら、地域に根ざした“もうひとつのリビング”づくりに取り組んでいます。

私は練馬で、出産・子育て・介護が一度に重なった人生の転機を経験しました。
どうにもならない日々の中で、子育て支援センターや地域の相談員の方々に助けられ、「このまちには、寄り添おうとする人がちゃんといる」と実感したことが、すべての原点です。

「私も誰かのどこかを支えたいな」
そんな思いから2025年春に立ち上げたのが、アソビナリビングです。

ここは、コワーキングスペース・チャレンジショップが共存する“まちのリビング”。
子どもも大人も、ひとりひとりが「ここに居ていい」と思える空間を目指して、運営を続けています。

私はこの場所を、単なる地域施設としてではなく、人間に必要な“循環”の拠点にしたいと考えています。

誰かがチャレンジする姿が、次の誰かの背中をさすったり押してくれる。
子どもたちが自分で考え、つくったものを地域の価値として受け止めてもらえる。

そんな、営みとつながりのある風景を、練馬というまちで育てます。
「誰もが主役になれる空間」
その想いを、日々かたちにしています。
どうぞよろしくお願いいたします。

東京都練馬区について

アソビナリビングがあるのは、東京都23区の北西部に位置する「練馬区」です。
都心へのアクセスの良さと、自然や農地の多さが共存するこのまちは、子育て世帯を中心に人気のエリアとして知られています。

練馬区の大きな特徴のひとつは、都市農業が根づいていること。
区内には直売所や畑が点在し、地元野菜や果物を身近に楽しめる「食のまち」でもあります。
こうした地域資源は、子どもの食育やマルシェの素材にもつながっており、アソビナの活動とも深く関わっています。
また、練馬区は多様な人々が暮らすまちでもあります。
育て中の親世代、高齢者、ひとり暮らしの方、外国ルーツの家庭など、ライフスタイルも背景もさまざま。
その一方で、「地域との接点が少ない」「頼れる場所がない」という声も多く、日常の中で孤立を感じる人も少なくありません。
私たちアソビナリビングは、そうした日常のすき間にあたたかな光が差し込むような“もうひとつの居場所”を目指しています。

コワーキングやマルシェ、時には上映会や小さなイベントも開かれ、多世代が緩やかにつながっています。

さらに、アソビナのあるエリアは、近年は高齢化が進み、空き店舗が増加しています。

私たちは、このエリアにもう一度人の流れを生み出し、次の世代が安心して挑戦できる“地域の土壌”を取り戻したいと考えています。
にぎやかさだけではなく、小さくても確かなつながりが積み重なる場所。
それが、アソビナリビングが目指す、「まちの共有リビング」のかたちです。