【小樽高等支援学校】「イベントカフェ」を開催して地域のコミュニティの場を!

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プロジェクトイメージ
すでに集まった金額

300,000

目標金額
300,000円
100%
現在の応援人数

43

延べ53
募集終了まで残り

終了

2025/08/27 00:00に終了

小樽高等支援学校では、生徒たちが学科ごとの専門性を活かして運営する校内カフェ「Cafeポッポリー」を通じ、地域の方々とのふれあいや社会参加を育んできました。2025年度は新たに“イベントカフェ”をスタートし、生徒が企画・運営するコンサートや花壇づくりなど、交流の場を広げていきます。地域とともに成長するこの挑戦を、施設備品や資材購入費などで応援していただけませんか?温かなご支援をお待ちしています!
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※本プロジェクトへのご寄附は、ふるさと納税制度の取扱いとなり、税額控除の対象となります(個人様の場合、寄附金額のうち、2,000円を超える部分について、寄附者の所得に応じた一定の範囲内で所得税と住民税から控除されます。)
※税額控除を受けるには、税務署で確定申告するか、北海道庁にワンストップ特例申請書(ワンストップ特例制度)を提出することが必要です。
※寄附金受領書(確定申告用)やワンストップ特例申請書については、北海道教育委員会からお送りします。

小樽銭函に位置する小樽高等支援学校の紹介


小樽高等支援学校は、職業学科(「生産技術科」「木工科」「環境・流通サポート科」「家庭総合科」「福祉サービス科」)を設置する高等部単独の知的障がい特別支援学校です。

生産技術科


生産技術科では、「紙工実習」「清掃実習」「園芸実習」「セラミック(陶芸)実習」「グラス加工(サンドブラスト)実習」を行っています。その他、地域の方々及び学校との交流や、依頼を受けての製品作りにも取り組み、多種多様な実習を経験し、卒業後の職業自立を目指しています。




木工科

木工科では、木べらや小物入れ、いすやテーブルなど今まで作り続けてきた製品の製作に加え、カフェテーブルなどこれまでになかったデザインの製品づくりを行っています。また、近隣の小学校との交流や地域の団体から依頼のあったベンチなどの製作、納入など、地域との関わりを大切にした活動も行っています。

環境・流通サポート科

環境・流通サポート科では、主に「ビルクリーニング作業」と「丁合と製本作業」の2つの作業を行っています。
ビルクリーニング作業では、プロの方が行っている清掃技術を用いて生徒同士でコミュニケーションを取りながら校内や校外の窓清掃などを学習の一環として行っています。また、丁合と製本作業では、校内に製本機等を使用し、本校の学校要覧や学校案内、他校の生徒手帳などの製本を行っています。



家庭総合科

家庭総合科では、「製菓実習」と「縫工実習」に取り組んでおり、製菓実習では、「Cafeポッポリー」で提供する5~6種類のパンを毎回の作業学習の時間に90個程度製造しています。また、縫工実習では、学年度とに段階に応じて、ハンカチや巾着袋、トートバックや織が入った製品など、大小様々な製品の製作に取り組んでいます。

福祉サービス科

福祉サービス科では、介護や接客などの対人サービス業を想定した作業学習を行っています。
本校は、介護職員初任者研修の資格を取得することができる北海道唯一の特別支援学校であり、介護の授業では、資格取得に向けた講義・演習を行っています。
接客の授業では、地域や保護者の皆様の協力を得ながら「Cafeポッポリー」を運営し、接客の学習をとおして清潔感のある身だしなみや笑顔、立ち仕事を行うための体力、相手の状況や気持ちを踏まえて思いやりのある言動など、コミュニケーションの力を身に付けながら働く力を高めることを目指しています。

各科が協力して運営する『Cafeポッポリー』の紹介


Cafeポッポリーは、学校内にある生徒が運営するカフェです。毎週火曜日から木曜日の午前中に、営業しています。
開校以来17年間、多くの方々に利用していただき、地域の方との関わりを通してコミュニケーション能力や働く力を伸ばすことなど、生徒たちにとって大切な教育活動の場にもなっています。昨年度は、カフェの営業を年間81回行い、延べ1,000名の方々に利用いただきました。


Cafeポッポリーは、各科が協力して運営しています。
メニューボードを「木工科」が製作し、ランチョンマットやカフェで使用するグラスに模様を入れるなどの作業を「生産技術科」担当。


カフェの窓などの清掃業務を「環境・流通サポート科」が行っています。



そして、カフェで提供するパンを「家庭総合科」で製造し、お客様に直接かかわる接客業務を「福祉サービス科」が行うなど、それぞれの学科が力を合わせてCafeポッポリーを運営してきました。

一方で、多くの方に来校いただいているものの、カフェを利用いただくことのみに留まり、生徒との関りが限定的になっている状況もあります。
そこで、初の試みとして、2024年の冬、カフェの営業日に、音楽の授業で学んだことを披露する「クリスマスコンサート」を試行的に開催したところ、来校いただいたお客様から、たくさんの好評をいただきました。

このことから、2025年度は、これまで以上に地域の方の交流が活発に行われ、ふれ合いの場面を増やすことが出来るような「イベントカフェ」を、5つの学科それぞれが企画を計画しています。
それによって、本校の教育活動を理解していただくことや、生徒の卒業後の自立と社会参加に向けて必要な力を身に付けられるような機会にしたいと考えています。

2025年度のイベントカフェ計画はすでにスタート!


2025年5月から企画はスタートし、木工科が、数字が書かれた円柱の棒を倒して得点を競い合うゲームの道具を作成し、「軽スポーツ大会」を開催しました。



福祉サービス科は、5月、6月に地域の方に聞いてほしい曲や、一緒に歌いたい曲を4~5曲ほど選曲し、ピアノ伴奏に合わせて歌う「歌声カフェ」を開催しました。

9月以降、生産技術科、環境・流通サポート科、家庭総合科もイベントを開催予定であり、現在、内容を検討しているところです。
生産技術科は、Cafeにいらっしゃる方が楽しめるよう、支援金により芝桜の苗を購入、窓から見える花壇などに地域の方と芝桜を定植するイベントを開催したいと考えています。


イベントカフェプロジェクトのスケジュール

5月 イベントカフェ1回目
   (木工科主催:木工科で作成した道具を使用して軽スポーツレク大会)
    イベントカフェ2回目
   (福祉サービス科主催:カフェのお客様と生徒が一緒に歌う「歌声カフェ」の開催)
6月 イベントカフェ3回目
   (福祉サービス科主催:「歌声カフェ」②の開催)
9月 イベントカフェ4回目
   (環境・流通サポート科主催)
10月 イベントカフェ5回目
   (生産技術科主催:地域の方と芝桜定植イベント)
1月 イベントカフェ6回目
   (家庭総合科主催)

支援金の使い道

イベントカフェの充実を図り、地域の方が集い、生徒との関わりが深まるような「Cafeポッポリー」のアップデートを図るべく、施設設備等の充実を図るため、下記の備品、資材の購入を予定しています。

当日のイベントを紹介する「デジタルサイネージ」購入費 87,780円
各学科の授業等の様子を紹介する「大型ディスプレイ」と「ディスプレイスタンド」購入費 81,159円
イベント時の販売活動に使用する「レジスター」購入費 34,650円
カフェからの景観を楽しめるよう「芝桜の苗」購入費 94,556円
お礼メッセージ郵券代 1,855円

イベントカフェを通じて、地域とともに歩み続けたい!

「イベントカフェ」の取組みを通じて、本校の教育活動や、在籍する生徒のことを多くの方に知ってもらうとともに、地域で行うイベントや会合など行う際に「Cafeポッポリー」を活用いただくなど、地域の中にある学校として、人が自然に集い合える場所になっていくことを思い描いています。

 昨年度のカフェ利用者の内、約9割の方
は、本校近隣の銭函、桂岡地域の方でした。これらのことを踏まえ、銭函、桂岡地区にある学校として、本校の特色でもある「カフェ」が、地域コミュニティの場の一つとして、これまで以上に活用いただけるよう、新たな取組に挑戦し、生徒と地域の方、そして地域の方同士が触れ合う機会を増やし、生徒の学びの実りを共に育むとともに、地域の活性化につなげていきたいです。

 また、様々な年代の方が集い、触れ合いの機会が増えることにより、生徒のコミュニケーション能力の育成につなげていくとともに、今以上にたくさんの人が集い合えるようなカフェにするため必要な事を生徒たち自身が見いだし、そのための方策を主体的・協働的に考えていけるようになっていくことを目標としたいと考えています。

リターン

生徒からのお礼メッセージを送付

応募者プロフィール

小樽高等支援学校は、平成21年に開校した知的障がいのある高校生が通う道立の特別支援学校です。

本校が所在する小樽市銭函、桂岡地区は、小樽市東部の銭函エリアに位置し、札幌市に近隣するエリアであり、1,000世帯、人口2,200名ほどの地域で、丘陵地が広がる住宅地に学校があり、校舎の廊下からは、石狩湾を見渡すことができます。

今年度は140名の生徒が在籍し、作業学習を中心に、各教科、進路の学習などにより、卒業後の自立と社会参加を目指し、将来、社会人・職業人として必要な力を養うことを目指した教育を行っています。また、寄宿舎も設置しており、集団生活を通し、自主的・自律的に生活する力の定着を図っています。
 開校17年目を迎えた本年度は、本校のよさの継承と発展に向け、これまでの教育活動をアップデートし、育てたい生徒像を教職員や保護者はもとより、地域の方と共有し教育活動の充実を図ることを目標としています。

校長からのメッセージ

北海道小樽高等支援学校のプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
本校では、「生徒の目標」と「教職員の目標」を設定しています。
生徒の目標は、「大好きな自分を見つけよう」としています。自分のよい部分を発揮できている実感と周りの人に認められている実感を味わいながら、「好きな自分」をより多く見つけてほしいという願いが込められています。
教職員の目標は、『すべては生徒一人一人の「実り」のために』としています。生徒たちの可能性を引き出し、チャレンジを支え、生徒たちの「こころの実り」、「つながりの実り」、「自分らしさの実り」を育むことを、私たち教職員が大切にしていきたいという思いが込められています。
生徒と保護者・教職員との「縦の関係」、生徒同士の「横の関係」に、地域の方々との「斜めの関係」を加え、学校と地域の”つながり”を大切にし、本校に関わる皆様のウェルビーイングを高めていく学校づくりを進めて参ります。
生徒一人一人の更なる成長に向け、皆様のご理解と温かいご支援をお願い申し上げます。
なお、本校の教育活動につきましては、今後もWebページやInstagramをとおして様々な情報を発信してまいりますので、ぜひご覧ください。


学校Webページ:北海道小樽高等支援学校
Instagram:https://www.instagram.com/poppoly2025/

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支援金額とリターン

1,000円

残り0口

お礼のメール、活動報告

  • 2口が支援済み
  • お届け予定:2026年02月
受付終了

3,000円

残り0口

お礼のメール、活動報告

  • 21口が支援済み
  • お届け予定:2026年02月
受付終了

5,000円

残り0口

お礼のメール、活動報告

  • 13口が支援済み
  • お届け予定:2026年02月
受付終了

10,000円

残り0口

お礼のメール、活動報告

  • 17口が支援済み
  • お届け予定:2026年02月
受付終了