
爪句集シリーズ第58集「爪句@探鳥 里&フィールド」(A7判、約220ページ、オールカラー)を出版し、爪句の用語で目指す写真文芸を普及させるプロジェクトです。
爪句集はアクター2人の共著で、それぞれ里とフィールドで撮影した写真に爪句と説明文を加えてページを構成しています。ところどころQRコード付きの全球パノラマ写真が印刷されていて、スマホやタブレットで印刷されたQRコードを読み込むと全球パノラマ写真が表示されます。
アクター1はこれまで出版した爪句集のセットを大学、高校、中学校、公共の図書館等40を超える施設に寄贈してきた実績があります。今回も新しく寄贈先を見つけこれまで出版してきた爪句集全57巻と今回制作する58集をクラウドファンディングの支援により新しい施設に寄贈する事を考えています。既に寄贈した図書館や施設にも新しく出版された爪句集を追加補填して寄贈予定です。
「爪句」の造語のもと、2008年から写文集豆本(A7判)の出版を続けて来ており、最新刊は第57集「爪句@空撮日記-2024」です。
今回出版予定の爪句集は既刊の「爪句@札幌の野鳥」(爪句集第19集、2012・10)、「爪句@日替わり野鳥」(爪句集第32 集、2017・5)、「爪句@365日の鳥果」(爪句集第43集、2020・6)の続編に当たります。
「爪句@空撮日記-2024」(爪句集第57集)
「爪句@札幌の野鳥」(爪句集第19集、2012・10)
「爪句@日替わり野鳥」(爪句集第32 集、2017・5)
「爪句@365日の鳥果」(爪句集第43集、2020・6)
私達のブログ「秘境100選ver2」と「ぜんまい仕掛け」に投稿した記事をもとに編集しています。出版予定の爪句集第58集は既刊の爪句集と共に支援者への返礼品(リターン)にします。爪句集第2集から第57 集のカタログを示しますので返礼品はこの中から選んでもらう事になります。
アクターの1人はこれまで豆本の写真集である「爪句」シリーズを出版してきており、2008年出版の第1集から始まり2025年2月には第57集の出版を数えるまでになっています。
これまで出版してきた爪句集は豆本タイプの写真集ともいえます。写真のサイズは小さくとも、写真に添えて印刷されたQRコードでパノラマ写真に展開すれば、インターネットを介して全視野の大きな写真集になります。爪句はその写真のキャプションと捉える事ができます。このような写真集は紙媒体とインターネットをつないだ新しい表現形式でもあり、今後の出版の世界に新しい領域を開いていく事が期待されます。
2025年2月15日 クラウドファンディングスタート
2025年4月30日 クラウドファンディング終了
2025年2月中 これまでブログに投稿した記事の整理
2025年3月中 原稿を印刷会社アイワードに持ち込み
2025年4月 爪句集の完成を予定しています
2025年5月中 返礼品の郵送を行います
10 万円を目標にして、集まった支援金は「爪句@探鳥 里&フィールド(58集)」の印刷費用の一部と爪句集寄贈のための経費として使用します。
「爪句@探鳥 里&フィールド」(第58集)1冊
「野鳥印刷ハガキ」2枚
「爪句@探鳥 里&フィールド」(第58集)1冊
「爪句@空撮日記-2024」(第57集)1冊
「野鳥印刷ハガキ」4枚
「爪句@探鳥 里&フィールド」(第58集)1冊
「爪句@空撮日記-2024」(第57集)1冊
「爪句@札幌の野鳥」(第19集)1冊
「爪句@日替わり野鳥」(第32集)1冊
「爪句@365日の鳥果」(第43集)1冊
「野鳥印刷ハガキ」6枚
「爪句@探鳥 里&フィールド」(第58集)1冊
「爪句集第2集~第57集」支援者が選んだ10冊
「野鳥印刷ハガキ」6枚(選んだ爪句集は申し込みの際にコメント欄に書き込んでください)
「爪句集1集~58集」全巻の計58冊
(支援者から返礼品の爪句集全巻が図書館、学校等の公共施設への寄贈が行われ、配架の写真を送っていただければ支援金25,000円はお返しします)。3月15日前に支援された方で希望者は出版予定の爪句集第58集にお名前を記載します。返礼品の野鳥のハガキは以下となります。
青木 由直
1941年生まれ。北海道大学名誉教授、工学博士。1966年北大大学院修士修了、北大講師、助教授、教授を経て2005年定年退職。道新文化センター「身近な都市秘境を歩いてみよう」、「ドローンを知ろう」の講座講師を歴任、私的勉強会「eシルクロード大学」を主宰。2015年より北海道科学大学客員教授。北大退職後の著作として「札幌秘境100選」(マップショップ、2006)、「小樽・石狩秘境100選」(共同文化社、2007)、「江別・北広島秘境100選」(共同文化社、2008)、「爪句@札幌&近郊百選 series 1」~「爪句@空撮日記 series57」(共同文化社、2008~2025)、「札幌の秘境」(北海道新聞社、2009)、「風景印で巡る札幌の秘境」(北海道新聞社、2009)、「さっぽろ花散歩」(北海道新聞社、2010)。「爪句集寄贈会」会長。北海道新聞文化賞(2000)、北海道文化賞(2001)、北海道科学技術賞(2003)、北海道功労賞(2013)。瑞宝中綬章(2021)
菊地 美佳子
昭和38年生まれ、札幌出身。幼い時から叔父の飼育する数十羽の伝書鳩がひしめく小屋で遊び、その後もカナリア・インコ・ヨウムなどを飼う環境で、鳥は常に身近な存在。転勤族の妻として約30年間、北海道内(主に空知・胆振管内)各地に暮らすなかで野鳥観察の楽しさを知り、15年程前より撮影を始める。野鳥との距離を大切に、を心がけながらも、生態の謎に翻弄される日々。
“爪句”とはプロジェクトのアクター1の造語です。この言葉を使うようになった経緯を簡単に説明します。大量の画像データをパソコンのディスクにしまっておいて後でパソコン画面に写真(画像)の縮小データを並べて表示して取捨選択などを行う方法の技術的用語に「サムネイル(thumbnail)―親指の爪」があります。パソコン画面に文字通り“親指の爪”大の画像を並べます。並べられた画像データは一つひとつ画像ファイルでファイル名が付けられホルダーにしまわれていています。この画像のファイル名は、画像の編集時の検索作業等がスムーズに行われるように、通し番号とか、撮影日時とかが用いられます。ここでアクター1はファイル名に5 7 5の17文字の俳句形式のものを用いています。こうすると撮影時の簡単なメモにもなります。サムネイルに用いる句なので直訳で「親指の爪の句」略して“爪句”としています。
写真と爪句を一体化した写真集が“爪句集”です。ただ、17文字の爪句だけでは説明不足と思われるので、1句1枚の写真に説明文を100文字程度で加えています。写真、爪句、短文の説明の三位一体で爪句集は構成されています。写真も含めデジタル処理があればこそ成り立つ作品集なので新しい形式の“デジタル文芸”であるとも思っています。
A7判の豆本サイズで写真集としては小さいと思われる方もおられると思いますが、写真と組みになって印刷されているQRコードをスマホやタブレットで読み込むことで360°の全視界を表示して見ることのできる“空撮全球パノラマ写真”法を採用していますので、豆本といっても判の大きな写真集にそん色の無い写真を見ることができます。しかも2次元の写真では真似のできない視線方向を回転させながら、写真の拡大・縮小も行い写真を楽しめます。
本プロジェクトの図書館施設への爪句集寄贈を推進するため「爪句集寄贈会」を立ち上げています。寄贈会のメンバーは現時点でアクター1を代表者として齋藤清(元旭川高専教授)、奥山敏康(アイワード・共同文化社社長)、三橋龍一(北海道科学大学教授)、里見英樹(メディア・マジック社長)の方々です。
既に寄贈が行われた施設は、道立文学館があり寄贈本は同館で開催された豆本展(2020年4月~6月)でも展示さています。北海道立図書館や札幌市中央図書館にも寄贈しており、札幌市は中央図書館、図書・情報館、新琴似、東札幌、澄川各図書館、もいわ地区センター図書室を始め札幌市の14地区センターの図書室に寄贈しています。大学としては小樽商科大学、札幌国際大学、札幌大学、星槎学園道都大学、北大情報科学院図書室、北星学園大学、旭川高専、京都情報大学院大学に寄贈しています。高校としては札幌市立大通高校、札幌新陽高校、道立浦河高校、旭川藤星高校、特殊学校としては札幌ランゲージセンター、中学校では札幌新川西中学校、浦河第一中学校、喜茂別中学校、市町村図書館としては石狩市市民図書館、浦河町立図書館、占冠村立図書館、町立様似図書館、町立沼田町図書館、比布町図書館、美唄市立図書館、東川町せんとぴゅあI、新ひだか町図書館、剣淵町絵本の館、大樹町図書館、栗山町図書館、中富良野図書館、当麻町図書館、深川市立図書館、苫小牧市立図書館、鹿追町図書館、市立士別図書館、市立小樽図書館、比布町図書館、私的施設としてはレトロスペース・坂会館、北海道霊芝(旧美唄西小学校校舎)があります。
北大情報科学院図書室
大樹町図書館
比布町図書館
3,000円
「爪句@探鳥 里&フィールド」(第58集)1冊
「爪句@空撮日記-2024」(第57集)1冊
「爪句@札幌の野鳥」(第19集)1冊
「爪句@日替わり野鳥」(第32集)1冊
「爪句@365日の鳥果」(第43集)1冊
「野鳥印刷ハガキ」6枚
5,000円
「爪句@探鳥 里&フィールド」(第58集)1冊
「爪句集第2集~第57集」支援者が選んだ10冊
「野鳥印刷ハガキ」6枚(選んだ爪句集は申し込みの際にコメント欄に書き込んでください)
25,000円
「爪句集1集~58集」全巻の計58冊
(支援者から返礼品の爪句集全巻が図書館、学校等の公共施設への寄贈が行われ、配架の写真を送っていただければ支援金25,000円はお返しします)。3月15日前に支援された方で希望者は出版予定の爪句集第58集にお名前を記載します。返礼品の野鳥のハガキは以下となります。
青木由直:1941年長野県生まれ。北海道大学名誉教授、北海道科学大学客員教授、工学博士。1966年北大大学院修士課程修了、北大講師、助教授、教授を経て2005年定年退職。専門はコンピュータ工学、信号・画像処理、メディア工学。道新文化センター講師、私的勉強会「eシルクロード大学」を主宰。2017年ドローン検定1級取得、北大退職後の著作として「札幌秘境100選」(マップショップ、2006)、「小樽・石狩秘境100選」(共同文化社、2007)、「江別・北広島秘境100選」(同、2008)、「爪句@札幌&近郊百選 series 1」~「爪句@天空の整理箱 series53」(共同文化社、2008~2023)、「札幌の秘境」(北海道新聞社、2009)、「風景印でめぐる札幌の秘境」(北海道新聞社、2009)、「さっぽろ花散歩」(北海道新聞社、2010)。北海道新聞文化賞(2000)、北海道文化賞(2001)、北海道科学技術賞(「2003」、経済産業大臣表彰(2004)、札幌市産業経済功労賞(2007)、北海道功労賞(2013)、瑞宝中綬章(2021)。
2025/02/15に募集を開始しました。
2025/05/01 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合もプロジェクトは成立し、支援金額が引き落とされ、リターンも履行されます。