有機無農薬で収穫した北海道米とその日本酒を、多くの方に届けたい!

プロジェクトイメージ
すでに集まった金額

927,000

目標金額
500,000円
185%
現在の応援人数

83

延べ90
募集終了まで残り

終了

2015/08/31 00:00に終了

 はじめまして。夏は北海道伊達市にある「鈴木農園」で米をづくり、冬は神奈川県の酒蔵で酒造りに励んで9年目の鈴木圭介と言います。新規就農2年目の夏を迎えました。今回は、米を収穫する為の機械が必要となり、プロジェクトを立ち上げました。一人でも多くの方に、北海道のお米そしてお酒を通じて、北海道のこだわりを届けたいと思っています。まだまだ未熟者の私ですが、ご支援お待ちしています。

有機無農薬の米づくりに勤しむ「鈴木農園」の成り立ち

私は、鈴木家の4男1女の次男として生まれ、北海道伊達市で、農薬、化学肥料、除草剤を一切使用しない米づくりしている26歳の鈴木圭介と言います。
米づくりを始めたきっかけは、父親が脱サラして始めた米づくりの手伝いとして関わったことからでした。さらに、高校時代「何十年後には地球の資源はなくなってしまう」という事実を知った私は「自分に出来ることはなんだろう?」と悩みました。そこで考え抜いた結論が、父と母が家族を食べさせる為に行っていた自然農法が自分のイメージと一致し、地球環境に貢献できる農業がやりたいと一念発起しました。はじめは、自宅の農業を見習いという形で、高校に通いながら手伝っていた頃、父と母が「お酒の米作りたい」と十年来の友人である酒本久也氏に相談したところ、種籾が手に入り、後に「俊也」となる種が田んぼに撒かれました。その頃はお米がお酒になることや、土、水、風が種を稲に育て、花が咲いて米になるという不思議を全くわからず、ただ「手作業は大変だな。機械が欲しいな。」と考えてました。

突然の父の死と米づくりと酒づくり

そんなある日、父が酒米を収穫を待たずして、くも膜下出血のため、急死しました。あまりに突然のことでショックが大きく、その頃の記憶はあまりありません。しかしながら、母親が父の思いを継ぎ、米づくりを本格的に行うことを決意し、私自身も日々やるべきことをこなしていたら、いつの間にか3年が過ぎ、「俊也」というお酒が出来ていて、自分はプロの農家に弟子入りし、冬は神奈川で酒造りしてました。さらに5年が経ち、農業と酒造りとを一年を通して学んでいく中で、自分のやりたかった地球環境に貢献するということがそこにはあり、そこで生まれた恵は本当に人々を幸せにするということを確信しました。

僕と母と妹での作業風景

新規就農者としての一歩

そして平成26年、新規就農者として、田んぼや機械を周りの農家さんに借りて(なにしろ資産0からスタートなので)、母や弟妹の協力のもと(4月の育苗から8月お盆まで田んぼに浸かりっぱなし)田んぼの草と格闘し、安心安全なお米を作り、冬には、酒本久也氏による全面バックアップのもと、出来たお米を神奈川県で「俊也」に醸させてもらってます。

こだわりの米づくりと酒づくり

鈴木農園で生産するお米は、北海道を代表するお米の「ゆめぴりか」「ふっくりんこ」と2種のブレンドを含めた3種類を作っています。私達のこだわりは、何と言っても有機農法で、農薬、除草剤、化学肥料を一切使わない、安全で体にも環境に優しい無農薬米の生産です。最近では、ミネラルにこだわりを持ち、自分達で「シュタイナー農法」の調合剤と、栽培方法に加えて、ホタテなどの貝の石灰とミネラル豊富な水を使って肥料を生み出しました。このミネラルへのこだわりにより、格段に美味しいお米が出来るようになりました。

 自作肥料の散布風景

 そして、お酒については、オリジナルブレンド「俊也(しゅんなり)」を作っています。このオリジナルの日本酒を作る為の酒米(さかまい)は、「吟風(ぎんふう)」と「美山錦(みやまにしき)」で、吟風に関しては、ワンランク上の「吟醸(ぎんじょう)」に挑戦し、見事に仕上がりました。
 化学肥料、除草剤、農薬を使わない田んぼでは、ドジョウが泳ぎ、オタマジャクシに足が生え、トンボの羽化が始まっています。糸ミミズが土を肥やし、アオサギ、シロサギが食事に来ます。沢山の小さな生き物達が生まれ、死んで命の輪を繋いでいる豊かな生き物の交響曲のような田んぼで、一粒の種から稲が育ってゆく物語を収穫することで、”米づくりが奏でる交響曲”を完成させたい想いでいっぱいです。

醸造したお酒を並べ、大地の神に感謝の祈祷

刈り取ったお米を畑で炊いて、慰労会の様子

農機具が必要な理由

ここからが、クラウドファンディングで支援を求める理由となります。実は、今年は、我が家の田んぼに除草剤を撒く撒かないで、私が師匠と慕っていた方と意見が食い違い、今まで借りていた農機具を借りられない事になってしまいました。さらに、夏の資金確保の為のアルバイトもクビになり、只今崖っぷちの26歳です。しかしながら、今日も、稲はすくすくと育っていて、秋の収穫に向けて、手入れを行っているところです。農作業は、私の家族がメインで行っている為、機械がなければ、到底収穫することも出来ません。いままで大切に育ててきた稲を無駄にするわけにはいきません。私には、お金はありませんが、お米という財産があります。ご支援を頂いた代わりに、お礼としてお米でお返しをして、喜んで頂けたらと思い、プロジェクトを立ち上げました。

集めたお金の使用用途

収穫した米を乾燥させる乾燥機50万、稲刈りをするコンバイン50万、来年の為の秋からの土づくり資金35万となり、合計で135万円の費用が必要となります。そのうち、最低50万円は集められればと思っています。(上記の金額にはプロジェクトの経費も含みます)

お返しの品(リターン)

■ギフト1:3,000円

お礼の手紙+平成26年産 喜介の米 5kg



■ギフト2:5,000円

お礼の手紙+平成26年産 喜介の米 10kg

■ギフト3:10,000円

お礼の手紙+平成27年産 喜介の米 10kgと日本酒「俊也」1.8ℓ 1本


■ギフト4:30,000円

お礼の手紙
+平成27年産 喜介の米 10kg
+27年産喜介の米を特別価格,白米6000円,玄米5500円(送料別)で購入できる権利
+有機無農薬栽培の南瓜と馬鈴薯
+日本酒「俊也」「北力」「酒本久也セレクト」1.8ℓ各1本
+焼酎「俊也」(発売前なので名柄は変更の可能性あり)1.8ℓ 計4本

プロジェクトのスケジュール

27年9月中旬 乾燥機,コンバイン導入
27年10月上旬 稲刈り,乾燥
27年10月中旬 来年の為の土作り
27年11月上旬 新米発送



鈴木圭介について

平成元年 室蘭生まれ 5人兄弟の次男
平成7年 伊達市北黄金町に引越し、現自宅の場所へ居住。稀府小学校へ入学
平成11年 シュタイナーいずみの学校へ転校(当時は全校生徒5人)!学校が私塾 NPO法人と倍々に大きくなるにつれて、夏は学校イベント、冬は校舎増設と学校と共に成長
平成15年 母が7人家族を食べさせる為、240坪の水田を化学肥料,除草剤,農薬不使用ではじめる。学校の傍らその手伝い
平成18年春 酒本久也氏の計らいで、北海道の酒米「吟風」の種籾を手に入れ、90坪に田植え
平成18年10月26日 父 俊也(としや)がくも膜下出血で急死
平成19年3月 NPO法人シュタイナーいずみの学校卒業
酒本商店 全面協力のもと「俊也(しゅんなり)」1号酒誕生
自宅水田手伝いと焼肉屋でアルバイト
平成20年 春 伊達市長和町 加藤孝吉氏より米作り師事
冬 酒本氏の紹介で神奈川県 大矢孝酒造株式会社に冬期間採用。酒造りを学びはじめる。
平成24年 国より青年就農給付金、研修型の補助金を給付され農業者への準備をはじめる。
平成26年 新規就農開始、夏は安心安全な化学肥料,除草剤,農薬不使用の米と酒米を作り、冬はその酒米と共に神奈川に行き「俊也」を醸す。千年続く農業を目指し日々精進中

俊也を作ってくださっている酒本氏によるコメント


酒本氏本人

皆様、こんにちは
酒本商店の酒本久也です。いつもご愛顧いただき有難うございます。
この度、鈴木農園とコラボで安心安全のお酒とお米をお届けする事となりました。お米は、化学肥料、除草剤、農薬不使用のユメピリカ、ふっくりんこブレンドで鈴木農園の自信作です。お酒も同農園の同製法で作った酒米を生酛で醸した純米酒「俊也」(平成25年醸造酒)で、毎年、私 自ら田植えをしております。お酒には出資者様の名前入りオリジナル肩張りをお付けします。安心安全のお酒とお米のコンビネーションをこの機会にお楽しみいただければ幸いです。

「俊也(しゅんなり)」に寄せて

『自分たちで飲む酒だから、自分たちの手で育てた米で造りたい。』
この思いがこの酒を誕生させました。
米は北海道伊達産の無農薬米。
伊達市の篤農家、鈴木俊也(としや)・愛子ご夫妻の全面的なご支援のもと、伊達市にて田植えから稲刈りまで、全て手作業。農薬や化学肥料は一切使わず、地元の風土が育てた正真正銘の地米です。
醸造は鈴木ご夫妻の次男、圭介氏が杜氏になることを夢見て冬季間に蔵人を勤める、大矢孝酒造にいらいしました。
酒名はこの酒の完成を待たず急逝された鈴木俊也さんにささげるとともにラベルの文字は四男、瑛介氏によるものです。
この酒が酒文化と地元農業の発展に寄与することを願ってやみません。

地酒&ワイン 酒本商店 酒本久也



ご支援宜しくお願い致します。

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支援金額とリターン

3,000円

残り31口

お礼の手紙+平成26年産 喜介の米 5kg

  • 19口が支援済み
  • お届け予定:2015年09月
受付終了

5,000円

残り0口

お礼の手紙+平成26年産 喜介の米 10kg

  • 20口が支援済み
  • お届け予定:2015年09月
受付終了

10,000円

残り12口

お礼の手紙+平成27年産 喜介の米 10kgと日本酒「俊也」1.8ℓ 1本

  • 38口が支援済み
  • お届け予定:2015年11月
受付終了

30,000円

残り7口

お礼の手紙
+平成27年産 喜介の米 10kg
+27年産喜介の米を特別価格,白米6000円,玄米5500円(送料別)で購入できる権利
+有機無農薬栽培の南瓜と馬鈴薯
+日本酒「俊也」「北力」「酒本久也セレクト」1.8ℓ各1本
+焼酎「俊也」(発売前なので名柄は変更の可能性あり)1.8ℓ 計4本

  • 13口が支援済み
  • お届け予定:2015年11月
受付終了