産地偽装撲滅!外国産アサリの旬養ブランドを構築したい!

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すでに集まった金額

3,010,000

目標金額
3,000,000円
100%
現在の応援人数

53

延べ57
募集終了まで残り

終了

2022/05/15 00:00に終了

二枚貝類産地偽装撲滅協議会では、アサリの産地偽装を『しない!させない!見逃さない!』のキャッチを掲げ、国内に輸入したアサリのトレーサビリティを公開し、安全で『うまかっ!』なアサリを食卓に届けたいと考え、アサリの成分分析を専門機関にお願いする予定です。これにかかる費用をクラウドファンディングで集めたいと考えています。応援をどうぞよろしくお願いします。

まずはじめに

はじめまして、二枚貝類産地偽装撲滅協議会の吉川昌秀と申します。私は、福岡県柳川市の出身で、家業である水産物卸問屋の三代目としてアサリの販売に携わっており、昨年、産地偽装にかかわる脱税の罪で有罪判決を科せられました。それを機に産地偽装の過去を認め、自分の逃げ道を無くす為にも全てを話そうと思い、各メディアの報道に応じていたのですが、話は想像を遥かに超える急展開で進んでいき、事の重大さに深く反省する毎日です。

私は20歳の時に家業だったアサリ輸入の仕事を始めたのですが、その時からアサリの産地偽装は行われており、当時は産地偽装に対する考えが鈍化していて、家業である会社を守っていく為の必要悪だとすら思っていました。しかし、有罪判決を科せられ、アサリの仕事から離れる事で過去の罪と向き合う事ができるようになり、今まで行ってきた産地偽装を深く反省し、アサリを食べてもらっている消費者の方達の為に、そしてアサリ業界の為にも私ができる事はないかと考え『二枚貝類産地偽装撲滅協議会』を設立いたしました。

二枚貝類産地偽装撲滅協議会とは?

アサリの産地偽装を『しない!させない!見逃さない!』のキャッチを掲げ、産地偽装を撲滅すると同時に、外国産アサリが消費者に届くまでのトレーサビリティをすべて公開し、消費者の方達に今までと同じように、安心してアサリを食べてもらいたいという思いで活動を行っている任意団体です。

【プロジェクトメンバー】

待鳥 恭右(八幡丸海産 代表)
吉川 昌秀(プロジェクトリーダー) 他10名
 

アサリ独自のトレーサビリティについてはこちらをご覧下さい。
https://nimaigai-kyougikai.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/11/20211115.pdf

当プロジェクトにおける協議会として、まずは国内に輸入したアサリのトレーサビリティの公開から、数値として『安全!』を確保できるように、そしてさらに『うまかっ!』を食卓に届けれるようにする為に、今回のプロジェクトでアサリの成分などを分析実施したいと思います。

外国産アサリについては、輸入時に法律で定められた検査を行い、その検査をクリアしたアサリしか国内に流通する事ができないので安全なのですが、消費者の方々に監視監督して頂きたいという我々の強い思いから、クラウドファンディングにチャレンジさせて頂きました。今まで消費者だった方達も、我々と同じ生産者目線で、この活動に一緒に取り組んで頂けないでしょうか?何卒よろしくお願い致します。




アサリ産地偽装問題が明るみになり、農水省の発表によると市場に流通している熊本県産活アサリの97%に外国産の疑いがあるとの調査結果でした。

アサリの産地偽装問題についてはこちらをご覧ください

アサリは中国産の方が美味しいかも?

アサリは環境(海)の変化に敏感な生物です。
日本国内では、年々アサリの漁獲量が激減しており、理由としては色々とあるようですが、日本の干潟がアサリの生育上に適していない漁場に変化していったという事が大きな理由だと思います。しかし一方、中国では現在年間約400万トン(2019年度)の漁獲量である事から、アサリにとって中国の海の方が環境的に適していると考えられます。漁場が適しているという事はアサリの身付きも大きく美味しいアサリができているという事だと思います。
(二枚貝研究 海洋学者 談)

アサリがスーパーから消える?

今まで熊本県産表記で販売されていた外国産アサリを、原産国である中国産にしてスーパーで販売していますが、中国産というイメージが購買心理を不安な気持ちにさせてしまい、ほとんど売れないという状況になっております。
一方、国産のアサリは年々漁獲量が減少している為、需要を賄えず、さらに外国産アサリが売れなくなっている為、国産のアサリ価格が高騰しており、今まで手軽に買えていたアサリが遠い存在となり、このままではスーパーからアサリが消えてしまう可能性があります。

↑中国産アサリの身入りの様子

※外国産アサリは輸入時(通関時)に法律で、麻痺性貝毒・下痢性貝毒・プロメトリン農薬検査を実施します。もし問題があれば輸入ができない為、日本に入っている外国産アサリは表面上は安全が担保されています。

クラウドファンディングに挑戦する理由

協議会の活動のきっかけにより、各メディアの放送、国、県の取組みで、アサリの産地偽装はほぼ無くなろうとしております。
ですが、このままの状況では消費者の方が安心して外国産アサリを食べて頂けないと思います。それはやはり外国産、時に中国産に対する不審感・不安感があり、アサリの購買には繋がらないでしょう。

私たちも悩みました。
考えました。

一般の方から励ましの言葉、応援の言葉を頂き、気がつきました。安心・安全・うまかっ!を私たちから一方的に発信するのではなく、皆様と一緒に安心・安全・うまかっ!に取り組む事だと。
それで法律に定められていない項目を、国立の水産研究所を訪ね、この海洋学者指導の下、不安材料をほぼ全て取り除けるよう検査に取り組み、美味しいアサリを育てたいと思い、クラウドファンディングに挑戦する事となりました。


【旬養期間】
2022年3月8日(輸入日)~ 2022年5月7日(40~60日間の旬養期間)※現在旬養中


【実施場所】
熊本県天草市近郊

【実施内容】
中国産アサリを干潟などで旬養し、アサリの経過観察を行い成分分析計画表に沿って検体を採取し、その都度アサリの成分分析を実施する。

【検査機関】
一般財団法人日本食品分析センター/株式会社同位体研究所

【分析項目】
下痢性貝毒、麻痺性貝毒、プロメトリン農薬、カドミウム、銅、ヒ素、総水銀、鉛、PCB、遊離アミノ酸18種、安定同位体比(炭素・窒素)
※中国由来のアサリが日本で生育されて、どのくらいの期間をかけて日本由来に変わるかを化学的に検査する項目です。

【検査方法】
通常では1検体で検査数値は測定できますが、アサリは個体差が大きい為、全ての検査項目において3倍量の3検体での検査を実施し平均値を計測する。※今回は正確な試験データを取得する為、凍結乾燥処理を施し検査実施。

【検査項目一覧表】

外国産アサリの旬養とは?

外国から輸入したアサリを、独自の手法により畜養する事です。
旬養とは、畜養中に品質を向上させることで、畜養とは単に活かしておくという意味になります。僕たちはアサリの旨味を向上させる事や身入りを大きくさせる事に挑戦しておりますので、旬養という言葉を用いています。
旬養には3つの目的があります。
①長い輸送距離と時間で弱ったアサリを立て込む為(立て込みとは、弱った貝を元気にしたり、割れた貝を間引くこと)
②大潮にしか入荷しないアサリを一時保管して、ジャストインタイムで出荷する為
↓ここがオリジナルポイント
③旬養期間中、アサリに特別なエサなどを与え、身入りと旨味を格段に向上させる。

プロジェクトの実施場所について

熊本県天草市の干潟を、地域の地主及び地区漁協にお借りして旬養場として使用中。

熊本県天草市の旬養場です。当プロジェクトの実施場所になります。

旬養中の天草うまかアサリ(身入り状態)

分析について

当プロジェクトを機に、国立教育政策研究所 水産研究・教育機構 水産技術研究所 企画調整部門百島庁舎(広島県尾道市百島町)に訪問し、長年に至ってアサリの研究をされているアサリ研究科の博士にご指導頂き、試験項目についてやアサリの変化についてご教示頂きました。

アサリの稚貝を養殖し生育について研究されていました。


こちらの写真は、水槽毎に海水の植物プランクトン成分が違うそうです。


アサリの研究課程を見学させて頂き、今回のプロジェクトに大変参考になる内容を勉強させて頂きました。
今まで知らなかった事ばかりで、当プロジェクトの実施及び成功において、大変参考になる貴重な体験をさせて頂きました。また、当プロジェクトの検査項目の選定については、アサリ研究科の先生のご指導の下に計画を立てました。

スケジュール

2022年3月8日   中国から輸入して通関したアサリを検査機関にて保管
2022年3月28日 旬養20日目のアサリを採取し検査機関にて保管
2022年4月17日 旬養40日目のアサリを採取し検査機関にて保管予定
2022年5月7日   旬養60日目のアサリを採取し検査機関にて保管予定
2022年5月初旬  国産天然アサリ及びブランドアサリを採取し検査機関にて保管予定
※プロジェクトが目標金額を達成した場合、保存しておいた各種アサリを検査機関に配送し検査を行う。

支援金の使い道

資金の使途として、
・アサリの検査費用 2,670,000円
・プロジェクト実行手数料 330,000円 計3,000,000円
※リターン費用は、当協議会が負担


かつて産地偽装に手を染め消費者の方々を騙していたことを、この場をお借りして深くお詫び申し上げます。
産地偽装関連の告発から猛省し、消費者の方々にどうすれば償うことができるかを一生懸命に考えました。もちろんやめてしまう事も考えました。
しかし、アサリは何も悪くない!自分たちの提供の仕方が間違っていただけだ!と。食品において、中国産は悪いというイメージは過去の食品問題から消費者の方々がどうしても拭えない問題だと思います。しかし、今回のプロジェクトを通して、中国産のアサリは何も問題ない事を確認し、逆に安全で美味しいんだという事を少しでも理解して頂く事ができればいい、そのきっかけになってもらえればと願っています。そして、全てとはいきませんが、少しでも消費者のもとに届くものが偽装されずに本当の姿で届けられたらいいと願います。アサリに限らず、食品に限らず、全てで。

僕の勝手な思いですが、このプロジェクトを成功させて、協議会独自の最低旨味基準を定め、美味しいアサリを少しでも早く皆様のもとに今までと同じように身近な食材として感じてもらえるよう、そして『安心・安全・うまかっ!』アサリを皆様の食卓に届けれるように邁進していきたいと思います。

このプロジェクトを通し、出会えた全ての方に監視監督してもらう事で、失った信用を少しでも取り戻せたらと思います。厚かましいお願いではございますがご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。

最後まで見て頂き、ありがとうございました。

 

二枚貝類産地偽装撲滅協議会
プロジェクトリーダー 吉川 昌秀

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支援金額とリターン

3,000円

リターン画像

●感謝の手紙を送ります。

  • 0口が支援済み
  • お届け予定:2022年07月
受付終了

5,000円

リターン画像

●感謝の手紙を送ります。
●旬養アサリ分析結果の報告を致します。

  • 0口が支援済み
  • お届け予定:2022年07月
受付終了

8,000円

リターン画像

●感謝の手紙を送ります。
●旬養アサリ分析結果の報告を致します。
●旬養アサリ1㎏を送ります。
※場合によっては冷凍状態で送付致します。

  • 0口が支援済み
  • お届け予定:2022年07月
受付終了

10,000円

リターン画像

●感謝の手紙を送ります。
●旬養アサリ分析結果の報告を致します。
●旬養アサリ3㎏を送ります。
※場合によっては冷凍状態で送付致します。

  • 12口が支援済み
  • お届け予定:2022年07月
受付終了

20,000円

リターン画像

●感謝の手紙を送ります。
●旬養アサリ分析結果の報告を致します。
●旬養アサリ5㎏を送ります。
※場合によっては冷凍状態で送付致します。

  • 6口が支援済み
  • お届け予定:2022年07月
受付終了

30,000円

リターン画像

●感謝の手紙を送ります。
●旬養アサリ分析結果の報告を致します。
●旬養アサリ5㎏を送ります。
※場合によっては冷凍状態で送付致します。
●八幡丸海産の海産セット3,000円相当をお送り致します。

  • 9口が支援済み
  • お届け予定:2022年07月
受付終了

50,000円

残り10口 リターン画像

【20口限定!】
●感謝の手紙を送ります。
●旬養アサリ分析結果の報告を致します。
●旬養アサリ5㎏を送ります。
※場合によっては冷凍状態で送付致します。
●八幡丸海産の海産セット10,000円相当をお送り致します。

  • 10口が支援済み
  • お届け予定:2022年07月
受付終了

100,000円

残り0口 リターン画像

【20口限定!】
●感謝の手紙を送ります。
●旬養アサリ分析結果の報告を致します。
●旬養アサリ5㎏を送ります。
※場合によっては冷凍状態で送付致します。
●八幡丸海産の海産セット20,000円相当をお送り致します。

  • 20口が支援済み
  • お届け予定:2022年07月
受付終了

EZOポイントで支援

100 EZOポイント

受付終了