世界自然遺産「知床」の魅力をもっと知っていただくために新ブランド「知床羅臼ゆきどまり」を立ち上げ、その際に必要となるパッケージデザインや直営店店舗デザインのための資金を募集をしたいと考えています。まず、第一弾として名産品である「羅臼昆布」を使用したブッセの焼印のデザインを、支援者の皆さんからの投票で決めるというスタイルを取り、皆さんと一緒に作り上げていくことが出来たらと思っています！
知床羅臼ってどんなところ？
世界遺産で有名な知床半島に位置する、羅臼町
知床は、北海道の東に位置する半島を指し、2010年に世界自然遺産に登録された場所です。
北海道の東端にあるオホーツク海に面した知床半島と、その沿岸海域が登録の対象となっています。半島中央部は、千島火山帯が貫き、海岸線は荒く海に削られた地域です。冬には世界で最も南端に接岸する流氷が訪れ、この流氷により大量のプランクトン、サケなどの豊富な魚介類が生息する。サケは秋に知床の河川を遡上し、ヒグマやオジロワシなどに捕食され、これらの動物の排泄物および死骸は、植物の栄養素として陸地に還元される。このような、海と陸との食物連鎖を見ることのできる貴重な自然環境が残る点が国際自然保護連合（IUCN）に評価され、2005年に世界自然遺産の登録されました。
知床羅臼の名産品といえば・・・
知床羅臼を代表する食品といえば、何と言っても「昆布」です。知床半島羅臼沿岸で採取されるオニコンブを「羅臼昆布」と言います。羅臼昆布は、香りがよく、濃厚でコクのあるだしが取れるため、真昆布と並ぶ高級昆布とされています。羅臼では天然の他に養殖も盛んです。養殖物は特に柔らかく、口当たりが良いので、そのまま食べても美味。だし用の他に、昆布茶やおしゃぶり昆布などに加工されています。ミネラル豊富な昆布は健康食品としても注目されています。
昆布は、子どもの頃から触れる知床羅臼には無くてはならない食材です。
羅臼の子供たちにとってのお菓子は、「羅臼昆布」
他の産地に負けない手間暇をかけ生産されている羅臼昆布は、昔から私たちのお菓子にもなりました。そのまま、食べるも良し。油で揚げて、サクッと食べたりしてきました。現在でも、町内の幼稚園では「おやつ」として年に数回食べることがあります。このように、子供の頃から見て食べて触れてきた羅臼を代表する食材は、何と言っても「昆布」なのです。私達が立ち上げる新ブランド「知床羅臼ゆきどまり」とは？
新ブランド「知床羅臼ゆきどまり」の名前の由来についてでは、次に私達が立ち上げるブランドについてご紹介します。
知床羅臼には、行き止まりがあります。冬になると１本しかない道がしばしば雪で止まります。ニュースなんかで「陸の孤島」と言われてしまうところです。新ブランドの「ゆきどまり」は、あっ！あそこだ！とすぐにわかってもらえるような名前にしました。知床羅臼には、北海道の最東端にあるそれも「いきどまり」が体験できる場所がある。でも、この先には漁師が稼業をなす番屋がたくさんあります。大きな成果を挙げたいならば、そこが「終わり」ではなく、その先に行くなら「新しい」を具現化しなければいけない。 「そこにしかないもの」を期待感を持って間接的に表現しなければならないと感じて名づけました。
未開の魅力「ゆきどまり」
物事の終わりを表現する言葉でありつつもその先の始まりを連想させ、羅臼の地理的特徴を表現する言葉「ゆき」という言葉は、雪を連想させ北海道もイメージとリンクさせます。「知床羅臼ゆきどまり」の味は羅臼でしか表現出来ない味であり、羅臼の豊かな食材の魅力を存分に引き出した、地域の限定性を表現したコンセプトです。
コンセプトをイメージする羅臼町内の場所
下記は、ゆきどまりのブランドのスイーツ部門を示す、「YUKIDOMARI SWEETS」のロゴになります。
産地の食材を生かしたお菓子「こんブッセ」
そして、今回、「知床羅臼ゆきどまり」ブランド商品開発の第一弾をして、子供の頃から愛され続ける昆布のお菓子づくりを目的に、開発しました。レシピは、札幌市東区の仏料理店「le pourquoi pas…」久保田氏に、そして製造元には、近隣の洋菓子店「フランダース」に依頼。（羅臼町には、現在洋菓子店がないのです･･･。）そして、出来上がったオリジナルスイーツの名を「こんブッセ」と名づけました。クリームを挟みこむ生地に贅沢に「羅臼昆布」を練り込み甘しょっぱいスイーツに仕上がっています。
こんブッセを食べる子ども（イメージ写真です）
お菓子を通じた世界遺産との繋がり・そして、支援してくれる皆さんとの繋がり
そして、この「こんブッセ」を使って、「世界自然遺産 知床」を表現して、たくさんの人にどんなところかを伝えてほしいと考えています。私たちはこの「知床」で様々な動物と「共存」を目指しています。実際に観光として来られた方が出会った動物達、知床に住んでいる動物達を「こんブッセ」に刻印して商品にしようと思っています。お土産に利用していただいて「出会った思い出」を商品を通して伝えて頂き、受け取った方が「行ってみたい、見てみたい」と思って頂けるツールとしての役割もこの昆布の洋菓子にはあると思います。
そして、今回のプロジェクトでは、昆布の洋菓子「こんブッセ」をみなさんと一緒に作り上げていきたいと思い、リターン（3,000円以上が対象）にデザイン投票権を付帯しました。パッケージや商品に使用する動物のデザインや2016年2月に開店予定の直営店の店舗デザインを出資者の皆さんの投票で決定していきたいと思います。たくさんのご協力をお願いいたします。
デザイン候補案（５つ）
支援してくれた方へのお礼について
支援をしてくれた方に、下記の内容をお礼を予定しています。■3000円コース
お礼のメール＋新発売のご案内＋新商品「こんブッセ」詰め合わせ１箱をお送りいたします。また、パッケージデザイン等の投票権を付帯致します。
コンブッセ（イメージ図 投票で決まったデザインの焼印入りのを送付予定）
■5,000円コース
お礼のメール＋新発売のご案内＋新商品「こんブッセ」詰め合わせ２箱をお送りいたします。また、パッケージデザイン等の投票権を付帯致します。
■10,000円コース
お礼のメール＋新発売のご案内＋新商品「こんブッセ」詰め合わせ２箱をお送りいたします。また、パッケージデザイン等の投票権を付帯致します。なお、直営店舗開店時にお名前プレートを掲示致します。
■30,000円コース
お礼のメール＋新発売のご案内＋新商品「こんブッセ」詰め合わせ１箱＋知床羅臼海産物8,000円相当分をお送りいたします。また、パッケージデザイン等の投票権を付帯致します。なお、直営店舗開店時にお名前プレートを掲示致します。
知床羅臼海鮮詰め合わせ（イメージ図）
■50,000円コース
お礼のメール＋新発売のご案内＋新商品「こんブッセ」詰め合わせ１箱＋知床羅臼海産物12,000円相当分をお送りいたします。また、パッケージデザイン等の投票権を付帯致します。なお、直営店舗開店時にお名前プレートを掲示致します。
今後のスケジュールについて
プロジェクト公募終了からご支援頂いた金額に応じて付帯しています「投票権」を使い、新商品「こんブッセ」に刻印する知床を代表する動物のデザイン投票を行います。その後、投票で決定したデザインを元にパッケージデザイン投票、道の駅知床らうす内直営ブースデザイン投票を行います。新商品の発売予定日および直営ブース開店は、2016年２月末を予定しております。投票方法などは後日、ご連絡致します。叶えたい夢など
新ブランド「知床羅臼ゆきどまり」は、地域の食材をしっかり活かし、知床に訪れる人やいつか行ってみたいと思う人が商品を通じて、知床の魅力を存分に持ち帰れるものづくりを目指しています。このプロジェクトは、知床羅臼ゆきどまり第一弾プロジェクトとして位置づけています。私たちの夢は、知床羅臼に訪れた人と地元をつなぐ「場所」つくりです。皆さんからのご支援をお待ちしています！
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支援金額とリターン
プロフィール
株式会社ケミクルは、北海道知床羅臼町を拠点に水産資源の有効活用を目指し起業した新しい会社です。事業内容として水産低利用資源活用（秋鮭加工残渣利活用など）に取り組み、一方では知床羅臼に特化した調味料類の企画、OME委託製造、販売をしております。今回のクラウドファンディングでの取り組みは、地域特性を十分に活かすため、当社の考える新商品をぜひ支援者の皆様と一緒に作り上げていきたくて応募しました。新ブランドの立上げなどご一緒できることを楽しみにしています。当社の企業理念は、”世界自然遺産「知床」を「次」に伝える”です。ぜひ、「次」を私たちの責任として、伝えましょう。
INFORMATION
プロジェクトが成功しました！
2015/11/02に募集を開始しました。
2015/12/16 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合は、プロジェクト不成立となり支援金額の引き落としはされません。また、リターンも履行されません。