蝦夷和紙工房 紙びよりは、北海道生まれの北海道らしい和紙作りに力を注いできました。この度、工房を移転しなければならず、その移転費用、新天地の準備のための費用としてみなさまからのご支援を募りたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
こんにちは!私は和紙職人の東野 早奈絵(とうの さなえ)と申します。
小さな頃からもの作りやお絵描きが大好きで、紙は、いつも私の身近にありました。
日記を綴って紙に悩みを受け留めてもらったり、夢を描いたり、手紙となって気持ちを伝えてもらったり…寡黙だけれど寛容な紙は、私にとっていつもかけがえのない親友のような存在でした。
社会人となってからは中学校・養護学校で美術・理科の教師になり、大好きな美術や自然を教育の側面から追及していましたが、もっともの作りを突き詰めたいと、大好きな紙の作り手を目指して福井県越前和紙の手すき和紙工房に勤め、5年間職人として和紙を漉かせていただきました。
2012年に独立。地元である北海道札幌市に戻り、和紙工房を拓いて活動を始めました。
蝦夷和紙ササづくりのためササ採取
拓いた工房の名前は、『蝦夷和紙工房 紙びより』(開業当初は北の紙工房 紙びより)
北海道で唯一、和紙職人が営む和紙工房として、活動をスタートしました。
歴史的、気候的な要因から日本の伝統的な和紙づくりの伝統が根ついていない北海道。
そこで紙びよりは、みなさんに和紙の魅力を知っていただくと共に、一緒に和紙を作り出す楽しさや感動を味わっていただきたいと、北海道の植物から和紙を作る挑戦“蝦夷和紙プロジェクト”という取り組みを始めました。
また、蝦夷和紙の他にも北海道の雪原に続くあしあとを和紙の凹凸で表現したメッセージカード“ゆきふみ”や、北海道に咲くラベンダーの花を漉きこんだしおり・カードなど、北海道らしさを取り入れた紙づくりを大切に創作活動をしています。
たったひとりから始まった活動は、ひとり、またひとりと協力者やファンの方の応援を得て、活動が広がっていきました。
希少な和紙工房として新聞、テレビ、ラジオ、雑誌各種、フリーペーパーなどでも多数ご紹介いただきました。特にSTV「1×8いこうよ!」で大泉洋さんが工房へ来てくださったときには、蝦夷和紙の大判漉きに挑戦、その難しさに悪戦苦闘しながらもう一回!と繰り返し挑戦してくださり、すてきな蝦夷和紙が出来上がりました。
道内、道外のイベントに多数出店、個展は2回開催。ほか出張ワークショップを開催したり、講話をしたり、建築物の壁紙制作やレストランのマット制作など特注制作を行うなど、和紙に関することは何でも積極的に活動を広げています。
紙びよりの活動の様子は完成したばかりのウェブページをぜひご覧ください。
蝦夷和紙プロジェクトの様子…工房の前にストーブを設置し原料を煮ました。うしろではトロロアオイを洗っています
ユネスコの世界無形文化遺産にも登録され、品質や価値が高く評価されている日本の手すき和紙技術。
その評価や注目の高まりとは裏腹に、日本の和紙産地では後継者不足、売上減少、工房の減少など、厳しい現状を抱えている産地が少なくありません。手間暇がかかる割に価格反映しにくいことや資材の高騰、原料となる植物の生産者不足や道具の作り手不足など課題は多岐に及び、和紙職人として生計をたてる道は年々険しくなっています。
加えて北海道は冷涼な気候や時代的背景から、手すき和紙づくりの伝統がほとんど根付かなかった地域です。和紙の代表的な原料である植物(楮、三椏、雁皮)もほとんど生育していません。
ならば北海道でとれる植物、素材で北海道らしい和紙を作ろう!と制作に挑んでいる紙びより。
道のりは困難を極めますが、それでも北海道生まれの和紙の豊かな表情を楽しんでほしいと、夢を持って活動を続けています。
てまひまかけて こころをこめて
和紙の原料となる植物すら育たない北海道…。
けれど、北海道には豊かな自然環境があり、様々な植物が繁茂している…せっかく北海道で和紙工房を拓くなら、北海道で育つ植物で紙づくりに挑戦してみたい、北海道の人たちにも和紙を身近に感じ、親しみをもってほしい…そんな思いで“蝦夷和紙プロジェクト”の挑戦をはじめました。
蝦夷和紙プロジェクトとは、“北海道の植物を原料に、和紙の伝統的な製法にのっとって紙を作る挑戦“のこと。年に1~2種ターゲットとなる植物を決め、採取、皮むき、煮熟、あく抜き、叩解、紙すき、乾燥と多くの手間と時間をかけ蝦夷和紙を作っていきます。
ひとりきりで始まった挑戦は多くの理解者、仲間のみなさんから協力をいただき、小さなムーブメントへと成長しました。協力者のみなさんと地道な作業を続け、最後にはワークショップ形式で参加者のみなさんと一緒に蝦夷和紙の誕生を喜びます。
蝦夷和紙作りは失敗や予想外のハプニングに見舞われることもしばしばですが、出来上がる和紙はあっと息をのむようなすばらしい風合いを見せてくれます。ごつごつしたり、繊維がうねったり、凸凹だったりと個性豊かな蝦夷和紙は、クリエーターの創作素材や建築の壁紙、レストランのディナーマットになど、柔軟な思考の作り手さんたちに受け入れていただきながら活路が広がっています。
蝦夷和紙の個性を生かしてはがき、しおり、和紙プレート、インテリアなどさまざまな作品を作っています
こうして2012年の創業から多くの方々と出逢い、支えられ、様々な活動、経験をさせていただきながら、和紙制作の活動を続けてきた紙びより。
その拠点となっていたのは、札幌の東端、厚別区にある、築50年の古民家。
古くて寒くて砂や雪は入り放題、虫さん乱入し放題…などなど、不便なことも多々ありましたが、苦労も笑いに変えて、工夫を重ね、愛着を感じながら楽しく活動してきました。
しかし…紙びよりは突然、10年間拠点としてきた工房の移転を余儀なくされることに。
理由は建物の老朽化や大家さん都合によるものでした。
時はコロナ禍、紙びよりのシゴトは混迷のただ中。
約2年コロナ禍で必死にもがいて、耐えていました。
工房の経営は風前の灯火…何とかここで再起をはかりたいと意を新たにしていた最中、工房存続の危機に陥りました。
あまりのショックでいったいこの先どうしたらよいのか…と、しばらくは事態を受け入れることさえできませんでした。
移転先を探すにも、困難を極めました。
紙すき工房として使わせてもらえる物件なんて、そうそう出会えません。
紙すきをする作業場、材料や道具を置くスペース、採取してきた原料を保管するスペース、和紙や作品を展示し販売するショップ、紙すき体験ができるスペース…実現するには、ある程度の大きさの建物が必要で、オーナーさんの理解も必要。
理想の物件を探すほど、家賃も軒並み上がってしまいます。
さらに…地価上昇やコロナ禍による在宅ニーズの高まりで周辺の物件は価格が高騰していました。
コロナ禍やウクライナ紛争などによる物価高、物不足…リフォームするにも高いハードルが。
もう、何から何まで障害だらけ。問題が、山積み…。
複数の不動産屋にあったって死に物狂いで探しても
「探しているエリアには希望にかなう物件ないですね…」
「その価格帯ではみつからないですよ…正直言って、ゼロ、です」
…ほんとうに、総スカン状態でした。
もう、紙びよりとしての活動を続けていくことはできないのだろうか、大好きな紙作りの仕事を、あきらめなければならない…?
そんな不安が駆け巡り、長くて暗いトンネルの中にいるような気持ちでした。
現在の紙びより工房…2012年創業。ちょうど10年目の節目でした
いよいよダメかな…とふさぎ込んでいた頃、届いたひとつのメッセージ。
この場所は、いかが?と、優しく光が差し込むように舞い込んだお話でした。
普段は忙しくてSNSを見ることも少ないというオーナーさん。久しぶりに開いたSNSで、シェアされた私の記事を見つけられたそう…新拠点を探す私の必死の叫びがSNSで多くの方の目に触れ、ご協力のもと情報が広がり続けたことで万に一の偶然が、静かに眠り続けていた建物とのご縁を結んでくれたのでした。
沢山の偶然やタイミング、そして人のご縁が重なり合って、巡り合った1つのご縁でした。
それは、現在の工房のほど近く。白くて大きくて、不思議な建物。
先代のお父様が「英語学校を開きたい」と夢を抱いて建てられたという建物。
もとハイツセンターです、と言えば江別市大麻の方々ならあら!あそこ!?と声が帰ってきそう…それほど、地元で長く愛されてきた由緒ある場所。
英語学校は長年多くの人が利用し愛されつつ役目を終え、その後しばらくギャラリーへとその役割を変え、やがてそれも終了…ちょうどひっそりと眠りについていたのでした。
最初にこの建物に出会った光景を、はっきりと覚えています…。
すんなり視界に収まらず、「…んっ!?」と、思わずのけぞってしまいました。
第一印象は…「これは…!? 私の想像と理想を、はるかに超えてる!?」
今までの工房の倍、いえそれ以上…?英語学校の名残のあるその建物は、作業場やギャラリーショップなどを作って和紙の発信拠点としたい、私の思いを存分に叶えられる場所でした。
でも、ひとりで賄うには大きすぎる…オープンにかかる費用は…?ランニングコストは…?大きな建物ゆえに、期待と同時にのしかかる不安はとても大きなものでした。
オーナーさんはそういったことも承知で紙びよりに向き合ってくださいました。
オーナーさんと相談を繰り返して、オーナーさんの建物への思い、私がこれから活動していきたいこと…いろいろお話をしました。
きっと身の丈以上なんだけれど、それでも、もう一目ぼれしてしまいました…ここを活動拠点にさせていただきたいです!と、私の熱い思いを伝えました。
オーナーさんは涙ながらに語る紙びよりの話を熱心に聞いてくださり、きっとこれは英語学校を拓いた父が引き寄せてくれたご縁でしょう、応援したい、ここでよければぜひ、と温かく受け入れて下さいました。
こうして紙びよりは新天地を得て、新しいスタートを切らせていただくことが決まりました!
場所は…なんと現在の工房から3キロも離れていない、江別市大麻です!
江別市大麻園町7-9
工房があった札幌市厚別区のすぐ隣に面した大麻。
2番通りと3番通りのちょうど真ん中あたりの赤い屋根の、白い建物。
現工房とはまた違った、白くどっしりとした佇まいに広いギャラリー空間を備えた建物です。
目の前を江別~東雁来や江別西インターへと続く道が走っており、近くには大麻銀座商店街など地元のコミュニティも豊かに残りつつ、次世代への継承や再生も図られている地域です。
夢を存分にかなえられそうな新天地にとても近くで出会え、本当に幸運でした。
一目ぼれするほどの運命の出会いに、胸が熱くなりました。
工房を移転しなければならないこと、移転先がなかなか見つからないこと…その他の山盛りの問題。
厳しい現実、自分の力ではどうしようもできないこと、理解してもらえないこと…
本当に、一難去ればまた一難。もうだめだと何度も思うほど、たくさんの経験をしました。
何度も泣いて、悩んで。とても苦しい時間を過ごしました。
幾多の無理解、非情な対応も経験しました。
きっと、だからこそ、このすばらしい出逢いに恵まれたんだと思います。
初公開!これが、巡り合えた紙びよりの新天地です!それにしても大きすぎる~!
いよいよ、新天地に向かって準備を進める時がきました。
とてもとても長い道のりで、かなりぐったりしてしまいましたが、これからが本番の勝負です!
まずは、建物を工房&ショップに改築しなければ活動ができません。
実現したい…いえ、かならずや実現しようと思っている計画は以下の通りです!
まずは、できるだけ不自由なく和紙を制作できる工房を作りたいと思っています。
10年前現在の工房を立ち上げたときは、何もかもわからず、手探り状態でした。
ホームセンターで水をはじくシートを買って居間に敷き、見よう見まねでコーキング剤で接着。台所の蛇口からホースを伸ばして水を出し、排水はホースをつないでお風呂場へ…。当時精一杯考え抜いた自力リフォームでしたが、水をふんだんに使う紙すき作業では水が漏れたり、伝ったりと不便や苦労が絶えず…。もう少しでいいから水を自由に使える環境がほしい!と思っていました。
とはいえ、水が使える作業場を作るのは、とても大変なことです。本来なら物置や土間のような、コンクリート地面に水を流したい。けれど北海道の厳しい冬季にも作業することを考えると、凍結や作業環境にも配慮しなければ…相反する条件の折衷案を探りつつ。
様々な業者さんへご相談させていただき、最終的には作業場の床に厚手の防水シートを敷き、溶接することで水の漏れを防ぐ工事を行いたいと思っています。
紙すき工房予定の空間…床に配置図を書いてみました
今までは古民家の6畳間の一室をショップにし、そこでの販売はもちろん、ワークショップや商談をしていました。懐かしい佇まいの日本家屋は情緒たっぷりでしたが、狭さゆえにお客様がかち合うとたちまち気ぜわしい空間に…。
新しい工房では、広い空間を生かしギャラリー&ショップとして和紙の展示、提案、販売をしたいと考えています。大きな空間を生かしながら、和紙の風合いの豊かさや美しさをゆったりと味わっていただける空間にしたいと思っています。
今までよりもっと多くの方にお越しいただき、手すき和紙を見て、触れていただいたり、紙すき体験をして和紙を作る楽しさを味わっていただいたり、時にはイベントを開いて和紙について学んだり語り合ったり…。
ゆくゆくはさまざまなアーティストさんとコラボして和紙の可能性を発信したり、アーティストさんが自由に個展を開いたりできるような、幅広い活動をしたいなぁと構想は広がっています。
英語学校の後、ギャラリーとして活用されていた空間。とても広くてきれいなのですが、よく見ると壁には無数の鋲穴やこすれの傷が。壁のペンキを塗りなおして、きれいにお化粧直しできたらなぁと思っています。商品棚も塗装をし直してショップを整えたいなぁ…。
大きなギャラリー&ショップ予定の空間…広くてすてきな空間に夢がふくらむばかり。
新工房は、江別市大麻の2番通りと3番通りのちょうど真ん中。
住宅街の中にあるものの、大麻から東雁来や江別西インターへつながる道路が目の前を走っており、交通量がやや多い通りに面しています。
道行く人や車に紙びより工房を見つけていただき、気軽に立ち寄っていただけるよう、外観の壁面をきれいに塗り変え真っ白な建物に。
そして建物正面に大きな看板を設置したいと思っています。
車で行き交う方にはのぼりか立て看板もあったら目を引くだろうな~♪と妄想中です。
…できるだけ費用をかけずに、できるところは手作りも加えて、準備したいと思っています。
建物のちょうど真ん中の壁面がグレーになっており…ここを白くお色直ししたい!
新店オープンには、みなさまへチラシでお知らせしたい。
チラシを作って、近隣のみなさまへは歩いて配布予定です。チラシを配架してくださる協力店、協力者様も募集しております。
それから、工房リーフレット、商品のタグ…もろもろ総入れ替えしなくてはなりません。
紙びより工房の活動をより多くの方に知っていただくために、新工房のリーフレットを制作したいと思います。
昨年制作のリーフレット。新天地情報をのせてリニューアル予定です
みなさまからご支援いただいた資金は、新天地となる工房のリフォーム工事費用を始め、オープンのための準備資金に使わせていただきたいと思います。
・紙すき作業場設営、工事(床の防水施工、排水工事、水道増設など)
・工房移転作業(紙漉き道具、機械類の移設、動力電源の新設、接続)
・ギャラリー整備(壁の塗り変え、商品棚塗り変え&設置)
・外壁塗り変え(一部)
・看板設置、のぼりor立看板作成
・オープニングチラシ作成
・新リーフレット作成
今回の工房移転に関しては、移転に関わる経費、新天地のリフォーム工事、休業や移転に伴う営業損失など、見積もると大変な損失があるものと見込んでいます。
小さな貧乏工房にとっては、致命傷になるほど大変な痛手です。
10年間愛着を持って育ててきた工房を離れるのは手離すものが大きすぎて断腸の思いですが、痛みを抱えながら新たな新天地に希望を持って進みたいと思います。
見込み損失のうち、特に新工房準備に関わる費用として100万円を目標にみなさまからのご支援を募りたいと思っています。
いずれにしても前へ進むことは決意していますので、たとえ目標金額に達しなくてもこのプロジェクトは実行し、必要金額と支援金額の差は自己資金で補填いたします。
本クラウドファンディングは紙びよりのウェブページ、及びクラウドファンディングサイト、新店舗ショップなど複数の窓口にてみなさまからの支援を募る予定です。
最終の支援金額についてはウェブページなどにてご報告させていただきます。お振り込みしていただけるならウェブページ、その他支払いならクラウドファンディングサイト、工房に来ていただける方は直接支援など、ご都合のよい方法でご支援いただければ幸いです。
2022年9月 クラウドファンディングスタート、新工房工事着手、引っ越しなど
2022年10月 新工房オープン準備
2022年11月 新工房オープン(未定)
2022年11月 クラウドファンディング締め切り、リターン発送など
※あくまでも予定です、時期に前後があるかもしれませんが、実行は確実にいたします。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます!
何か月もの苦悩の日々を超えてやっと動き出せた紙びより。
まだまだ不安な状況ですし、コロナ禍の大変困難な中ではありますが、工房、ギャラリー、ショップ、ワークショップスペースを兼ねた新天地を夢見ながら、希望をもって再スタートを切りたいとわが身を奮い立たせがんばっています。
新たな活動の拠点を精一杯の気持ちで作っていくつもりです。
今後の活動を通じて北海道生まれの和紙の魅力、力強さ、美しさを一人でも多くの方にお伝えできれば幸いです。
そして、以前のように無我夢中で和紙を作れる日が来ることを、心から願って進んでいます。
みなさまからのご支援、応援の声が、紙びよりの大きな力になり、再出発の力強いサポートになります。
一緒に開店準備に加わっていただくようなお気持ちで、または開店祝いや「オープンしたら行くからね!」の応援の意思表示として、ご支援いただけますととてもうれしいです。
思いや活動に共感してくださる方、応援よろしくお願いいたします。
足寄町のラワンブキで地元の方々と蝦夷和紙づくりに挑戦。出来上がったフキの蝦夷和紙はカフェのカミーノさん壁面に使われています
手すき和紙職人・和紙作家、東野 早奈絵(とうの さなえ)
幼いころからもの作りが好きで、身近にある素材や紙を使って絵を描いたり物を作ったりしていました。自然も大好きで家族(私以外はスポーツ大好き一家)とテニスに出かけるとひとりコート脇で虫を取ったり草を摘んだりして遊ぶ子どもでした。
岩見沢教育大学を卒業、理科と美術の教師として中学校に勤務、その後養護学校に。計6年間教師を勤めましたが、もっともの作りに携わりたいと退職、東京で雑貨店の店長などを経験し、社会人学校に通い商品企画やデザイン、ショップ経営について学びました。
大好きな紙を作る仕事を目指し福井県越前和紙の里の和紙工房に就職、5年間和紙を漉かせていただきました。職人として産地に骨をうずめる覚悟でしたが実家の家族が大病を患い、悩んだ末退職し北海道札幌市へUターン。夢であった自分の工房を立ち上げ、北海道独自の和紙作りに挑み始めました。
幸せなことに「好きなことを、一生の仕事にしたい」という夢がかなった今。独立独歩の道は険しく、その後も多々困難は続きますが、北海道で紙作りの活動を続ける意味や私の役割について思慮を深めながら、少しでもみなさまに喜んでいただけるような和紙作り、活動に育てていきたいと思っています。
好きなこと:旅、博物館・美術館めぐり、映画鑑賞、散歩、歌を歌う事、夢を見ること
好きなもの:植物、動物、紙、いちご、チョコレート、ソフトクリーム、ケーキ
苦手なもの:おばけ
紙びより謹製の和紙はがき、カード、しおりなどの商品の中から5点をピックアップしてお届けします。内容はお任せで承ります。
写真はイメージです
新店でお使いいただける紙びよりのお買物券です。1度にお買い物しなくても大丈夫、ワークショップにもお使いいただけます。(利用期限1年間)
2名様分の紙すき体験の権利です。プロジェクト終了後に日時をご予約ください(利用期限1年間)
新店でお使いいただける紙びよりのお買物券です。1度にお買い物しなくても大丈夫、ワークショップにもお使いいただけます。(利用期限1年間)
応援はしたいけどモノはいらないよ、開店祝い代わりに…という方向け。全額新店舗準備資金としてありがたく使わせていただきます!
写真はイメージです
応援はしたいけどモノはいらないよ、開店祝い代わりに、という方向け。全額新店舗準備資金としてありがたく使わせていただきます!
写真はイメージです
ご希望を伺って、手すき和紙のインテリアをお作りします。(タペストリー、インテリアボードなど)
写真はイメージです
菊判(約96×67㎝)の大きな和紙を漉く制作現場に立ち会っていただける権利です。準備から完成まで日数がかかりますが、お好きな場面にお好きなだけ立ち会っていただければと思います。完成した和紙(菊判和紙約50枚程度)をプレゼントいたします。
3,300円
残り20口【①買って応援!紙びより和紙5点セット(郵送)】
紙びより謹製の和紙はがき、カード、しおりなどの商品の中から5点をピックアップしてお届けします。内容はお任せで承ります。
5,500円
【②新店にぜひ来てほしい!お買い物券5,500円分】
新店でお使いいただける紙びよりのお買物券です。1度にお買い物しなくても大丈夫、ワークショップにもお使いいただけます。(利用期限1年間)
11,000円
【④新店にぜひ来てほしい!お買い物券11,500円分】
新店でお使いいただける紙びよりのお買物券です。1度にお買い物しなくても大丈夫、ワークショップにもお使いいただけます。(利用期限1年間)
11,000円
【⑤開店祝い!?全額支援&感謝のメッセージ(手書き)】
応援はしたいけどモノはいらないよ、開店祝い代わりに…という方向け。全額新店舗準備資金としてありがたく使わせていただきます!
33,000円
【⑥開店祝い!?全額支援&感謝のメッセージ(手書き)】
応援はしたいけどモノはいらないよ、開店祝い代わりに、という方向け。全額新店舗準備資金としてありがたく使わせていただきます!
330,000円
残り1口【⑧本気の紙すきお見せします!菊判和紙紙すき立ち合い権&制作した和紙贈呈】
菊判(約96×67㎝)の大きな和紙を漉く制作現場に立ち会っていただける権利です。準備から完成まで日数がかかりますが、お好きな場面にお好きなだけ立ち会っていただければと思います。完成した和紙(菊判和紙約50枚程度)をプレゼントいたします。
100 EZOポイント
受付終了手すき和紙職人・和紙作家、東野 早奈絵(とうの さなえ)大好きな紙を作る仕事を目指し福井県越前和紙の里の和紙工房に5年間就職。北海道札幌市へUターン後は、夢であった自分の工房を立ち上げ、北海道独自の和紙作りに挑み始める。
プロジェクトが成功しました!
2022/10/01に募集を開始しました。
2022/12/01 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合もプロジェクトは成立し、支援金額が引き落とされ、リターンも履行されます。