HATAJOラボの始まりは、5年前に北海道新聞社の主催で活動をスタートし、企業の壁、世代の壁を越えた北海道で働く女性＝HATAJO（ハタジョ）が集まり、共に学び、互いに課題を出し、話し合える場を提供することで、女性が笑顔で働ける職場を増やしていくことを目的に活動してきました。
具体的には、企業単位で活動に申し込みいただき、年4回のテーマ別セミナー＆ディスカッション、HATAJOパーティーを通して、異なる企業の女性社員が一所に集い、一緒に学び、話し合い、互いの意見を発表し合う機会をつくってきました。

北海道では、違う企業に属する女性社員と1年という長い時間を共有し、同じテーマで学ぶという機会はあまりないのが現状です。
5年間の活動を通して、HATAJOラボではたくさんの働く女性が出会い、話し合うことで、視野や考え方が多様化し、多くの働く女性にとって「いまの自分」を客観的に見詰め直す機会となったようです。

そして、この度、任意団体として再スタートすることで、さらにその活動を活発化、多様化させていこうと考えています。
さらに、新生HATAJOラボは、国際目標であるSDGsの「5ジェンダー平等を実現しよう」、「8働きがいも経済成長も」に寄与していこうと考えています。1企業、1個人では達成できなくても、HATAJOラボに参加すればこの2つの目標に対しアプローチができると考えます。

5.5政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。

8.5　2030年までに、若者や障害者を含むすべての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、ならびに同一労働同一賃金を達成する。

新型コロナウイルスの流行や、世界情勢の不安がまだまだ心配な中ですが、だからこそ、世界的に女性の力が必要です。女性が活躍できる社会になれば、世界は多様化し、しなやかになり、アクシデントに対するレジリエンス（回復力）も高まります。HATAJOラボは、女性が社会で活躍できる環境づくりに貢献したいと考えています。

女性が働く環境整備は、全国的に見れば徐々に整ってきたと言えるかもしれません。しかし地方においては、女性が働きやすい環境になっているとは必ずしも言えませんし、ハード面は整っていても、ソフト面では女性が「自分らしく」活躍できる環境ではないという事例もまだまだたくさんあります。
本来であれば人口減少、過疎化が進む地方経済界こそ、女性の活躍が欠かせないはずです。HATAJOラボは、北海道からアクションを起こすことに大きな意味があると思っています。

また、コロナが触媒となって、テレワークやフレックス、ワ―ケーションなどが、「誰にっても働きやすい職場づくり」への取り組みとして活用が推進されています。コロナ以前は、これらの制度は主に子育てや介護を抱える「女性のため」と思われていた側面もあるため、制度はあれどあまり活用されていない企業も少なくありませんでした。それが、コロナ後は、誰にとっても有用な制度ということが分かったことで活用が進んだという見方もあります。在京の大手企業が、地方に本社を移転するという動きも活発化してきています。
地域からでも、競争力のあるサービスや製品を発信していける－そんな希望が生まれ始めています。

ここ北海道は、日本の地域の中でも可能性に満ちた地方の１つだと思います。壮大な自然、高い食料自給率、人々の寛大さ…。
北海道が、これまで抱えていた、過疎化、人口減少、労働力の低下の問題に対峙し、未来に続くしっかりとした地域経済を築いていけるチャンスが来ています。しかし、この北海道をもっと、もっと輝く地域社会にするためには、女性の力が不可欠です。そんな理由から、ここ北海道から任意団体HATAJOラボを立ち上げることにしました。

HATAJOラボは、規約に同意し、1年ごとに申し込みをすると活動に参加できます。企業会員と、個人会員とがあります。今年度の活動は以下です。


●開催日時：2022年6月8日（水）13：30～15：30
●会場（予定）：Com Terrace（コムテラス）札幌市中央区北3条西3丁目1-5井門札幌北3条ビル地下1階

「あたらしい時代に求められるリーダー像」をテーマに、先輩女性リーダーによるトーク、各界の現役で活躍されている女性リーダーたちによるトークセッションを実施。
新型コロナウイルス、世界情勢への不安が高まる中、女性の力が求められています。女性の力やネットワークをいまこそ社会に活かしていくためには、どうすればよいか？このイベントを通して参加者と一緒に考えていきます。また、任意団体HATAJOラボの活動概要も説明させていただきます。

個人の方でも、企業の経営者・人事担当の方でも、男性でも、大歓迎です♪
少しでもご興味を持たれたら、ぜひ下記から参加エントリーしてください。会場でのリアル参加か、オンライン参加か参加方法も選べます！

【申込フォームURL】
https://forms.gle/tT7mo218zqPQdjF37
※申込〆切：6/１（水）

【出演者紹介】

札幌大学客員教授　イオン北海道（株）社外取締役　
中道リース（株）社外取締役　中田　美知子氏


札幌新陽高等学校　校長　ウィーシュタインズ（株）　代表取締役
NPO法人インビジブル　理事　（一社）STEAM JAPN　理事　赤司　展子氏


（株）ベガスタ　代表　
（一社）日本ご当地キャラクター協会　理事　中山　法子氏


社会保険労務士法人MIKATA　社会保険労務士　大谷　朋子氏


それぞれの回で、セミナーとディスカッションを通して、LABのテーマにアプローチします。

①第1回目
●開催日時：2022年7月7日（木）13：30～16：30
●会場（予定）：Com Terrace（コムテラス）札幌市中央区北3条西3丁目1-5井門札幌北3条ビル地下1階
●LABテーマ「真の強さを引き出す柔軟な思考力」
●セミナーテーマ「レジリエンス（回復力）でプレッシャーを乗り越える」
●ディスカッションテーマ「チームのレジリエンスを高める」

講師：（株）キャリ・ソフィア代表取締役　
（一社）ダイバーシティ人材育成協会代表理事　
国家資格キャリアコンサルタント　認定レジリエンストレーナー　
木山　美佳氏

②第2回目
●開催日時：2022年９月８日（木）13：30～16：30
●会場（予定）：Com Terrace（コムテラス）札幌市中央区北3条西3丁目1-5井門札幌北3条ビル地下1階
●LABテーマ「多様な効果をもたらコミュニケーション術」
●セミナーテーマ「NLPでコミュニケーションの成果を上げる」
●ディスカッションテーマ「五感を活かす組織戦略」

講師：Office YAMADA　米国NLP協会認定トレーナー　山田　尚子氏

③第3回目
●開催日時：2022年11月10日（木）13：30～16：30
●会場（予定）：Com Terrace（コムテラス）札幌市中央区北3条西3丁目1-5井門札幌北3条ビル地下1階
●LABテーマ「アフターコロナ社会のしあわせの在り方」
●セミナーテーマ「いま、考える〝ウェルビーイングなキャリア”とは」
●ディスカッションテーマ「HATAJOが提案する経営戦略としてのウェルビーイング」

講師：オフィス・キャリーノ代表　ウェルビーイング女子大オーガナイザー　
2級キャリアコンサルティング技能士　産業カウンセラー　朝生　容子氏

④第4回目
●開催日時：2023年1月24日（火）13：30～16：30
●会場（予定）：Com Terrace（コムテラス）札幌市中央区北3条西3丁目1-5井門札幌北3条ビル地下1階
●LABテーマ「私が目指すリーダー像」
●セミナーテーマ「自分らしさを発揮するパーソナルブランディング」
●ディスカッションテーマ「私を表現する」

講師：（株）ウィン代表取締役　
HATAJOラボスーパーバイザー　勝山　ヒロシ氏

●開催日時：2022年10月6日（火）13：30～16：30
●会場（予定）：Com Terrace（コムテラス）札幌市中央区北3条西3丁目1-5井門札幌北3条ビル地下1階
●テーマ「リーダーに求められるコミュニケーション力」
●セミナーテーマ「アセンブリゲームで円滑なコミュニケーション術を体得する」
●ディスカッションテーマ「チームパフォーマンスを上げるコミュニケーション」

講師：officeエトス代表　岡本　真なみ氏

下記「HATAJO You Tubeチャンネル」からも、各回講師によるラボの内容のご案内が視聴できます↓
HATAJO You Tubeチャンネル

●開催日時：2023年3月上旬平日（日付未定）17：00～19：00
●会場（予定）：Com Terrace（コムテラス）札幌市中央区北3条西3丁目1-5井門札幌北3条ビル地下1階
1年間の活動の振り返りや、任意団体HATAJOラボとしての総会のほか、特別ゲストを招いてのトークセッションや交流会などの内容を予定しています。
※３のみリアル参加、それ以外は会場でのリアル参加、オンライン参加どちらも可能です。

その他、「HATAJOラボ実験室」では、参加企業各社の働く環境への取り組み事例の共有、学生とのコラボ事業、各種ビジネススキル講座、商品やHATAJOにまつわる啓発グッズ開発など、あたらしい試みにチャレンジする予定です。

最新の活動状況は、随時下記facebookで情報更新しています↓
https://www.facebook.com/new.hatajolab

①2022年6月8日（水）13：30～15：30　HATAJOラボキックオフイベント
②2022年7月7日（木）13：30～16：30　第1回HATAJOラボ「真の強さを引き出す柔軟な思考力」
③2022年9月8日（木）13：30～16：30　第2回HATAJOラボ「多様な効果をもたらすコミュニケーション術」
④2022年10月6日（火）13：30～16：30　リーダー特別研修「リーダーに求められるコミュニケーション力」
⑤2022年11月10日（木）13：30～16：30　第3回HATAJOラボ「アフターコロナ社会のしあわせの在り方」
⑥2023年1月24日（火）13：30～16：30　第4回HATAJOラボ「私が目指すリーダー像」
⑦2023年3月上旬（開催日未定）17：00～19：00　HATAJOパーティー
会場（予定）：Com Terrace・コムテラス　札幌市中央区北3条西3丁目1-5井門札幌北3条ビル地下1階
※オンライン（zoom）でも参加可能です。

活動運営資金に25万円、HATAJO啓発グッズに5万円　合計30万円

誰もが自分らしくやりがいをもって働ける社会を！

女性が男性と対等に、社会でいろいろなものをつくり出したり、たくさんの選択肢からものごとを判断したり、会社のルールをつくったり。そんな社会が北海道を皮切りに実現できたらと願っています。
女性は、肩書に関わらない交友関係の構築、ネットワークづくりがとても上手です。また、創造力豊かであり、いざというときの思い切りの良さと度胸もあります。女性ならではの良い部分がたくさんあると思います。
女性が社会や企業の要職に就くことで、社会は多様化し女性に限らず色々な人が自分らしく働ける社会になるはずです。HATAJOラボは、女性のための活動では決してありません。HATAJOラボを通してかなえたいことは、誰もが自分らしくやりがいをもって働ける社会をつくること。
目標は、HATAJOが死語になることです。「女性だから・・・」、「子育てや介護などの事情を抱えているから・・・」。そんな言葉が社会から消えるまで、活動を続けたいと思っています。

●1,100円
サンクスメール、HATAJOパーティー参加権利

●1,650円
サンクスメール、第1回、2回、3回、4回HATAJOラボのうちいずれか1回参加したいラボの参加権利、HATAJOパーティー参加権利

●3,300円
サンクスメール、第1回、2回、3回、4回HATAJOラボのうちいずれか2回参加したいラボの参加権利、HATAJOパーティー参加権利

●4,950円
サンクスメール、第1回、2回、3回、4回HATAJOラボのうちいずれか3回参加したいラボの参加権利、HATAJOパーティー参加権利

●5,500円
サンクスメール、2022年度任意団体HATAJOラボ個人会員登録権利、HATAJOラボ第1回、2回、3回、4回HATAJOラボすべての参加権利、HATAJOパーティー参加権利
※2022年度任意団体HATAJOラボ個人会員登録には、HATAJOラボの規約に同意いただく必要がありますので、別途ご案内いたします。

●88,000円（企業枠）
サンクスメール、2022年度任意団体HATAJOラボ企業会員登録権利、第1回、2回、3回、4回HATAJOラボすべての参加権利（5人まで／1社あたり）、リーダー特別研修参加権利（1人まで／1社あたり）、HATAJOパーティー参加権利
※このリターン品は、企業、団体、法人様用となります。個人の方は、対象となりませんので予めご了承ください。
※2022年度任意団体HATAJOラボ企業会員登録には、HATAJOラボの規約に同意いただく必要がありますので、別途ご案内いたします。

【HATAJOラボ代表　岡本　真なみ】

5年前に初めてHATAJOラボに関わったとき、「意地になって踏ん張らずに、自分の意志に正直に一歩を踏み出してみよう！」という晴れやかな気分になったことを、今でも鮮明に覚えています。
様々な環境で働く女性と一緒に学び、意見を交わし、あらたな視点を得ることで「昨日と違う自分になれる場」がHATAJOラボです。
ラボを始点とした働きやすい職場環境の実現に向け、任意団体HATAJOラボをこれからも大切に育んでいきます。

【HATAJOラボ副代表　加茂　有美】

”楽しい”は伝染する。私が４年前第1回HATAJOアワード（働く女性によるスピーチコンテスト）で伝えたメッセージです。
それぞれのライフステージで、日々チャレンジしている私たち。同じく頑張っている仲間の存在はとても心強い！そんな仲間と出会い、自ら仕事を楽しむ「変化の種」を見つけられる場が、HATAJOラボだと思います。
ラボをきっかけに、”楽しい”の輪を広げませんか？
私はセミナーの様子をグラフィックレコーディング（グラレコ）で楽しくサポートします♪

グラフィックレコーディング（グラレコ）とは？　会議やセミナーの内容をタイムリーに、キーワードやイラストで「見える化」する手法。これにより、理解度が深まり、コミュニケーションを助けるツールにもなると言われています。

【HATAJOラボ事務局長　北川　涼子】

事務局を預からせていただく北川です。20年間の会社勤めの中で、道内、東京で多くの企業と関わらせていただき、たくさんの働く女性と出会い、一緒に仕事をさせていただきました。商談相手が女性というケースがどんどん増えていった20年だと思います。判断力にあふれる女性、創造性が豊かな女性、細やかな仕事と心配りで会社を支える女性。たくさんの働く女性に支えられた20年でもありました。
その一方で、結婚・出産を機に企業を去っていく女性を少なからず目の当たりにしてきました。現場で活躍する女性は増えているものの、管理職になる女性はまだまだ少ないと感じています。また、女性同士ではビジネス上のネットワークがなかなかできないのが現状です。
そんな経験から、この度任意団体HATAJOラボの運営を裏方から支えていきたいと考え、運営に参画させていただきました。
HATAJOラボの活動をきっかけに、一人でも多くの女性が自分らしく仕事と人生に向き合えたら－と願っています。
楽しい活動にしたいと思っていますので、少しでも興味がある方は、気軽にお問い合わせください。

【HATAJOラボ監査役 山口 友里】

HATAJOと出会った時、まだ会社員で第二子妊娠中というタイミングでした。
違う業界の働く女性との繋がりは、学びや気づきがあったり、何より「同じように頑張っている女性がいるんだ…！」という勇気になりました。
独立してからもファシリテーターとして、楽しく関わらせていただいたHATAJOラボ。
今後はHATAJOの広報活動にも力を入れていき、働く女性たちの未来のために、たくさんの企業・働く女性にHATAJOを知って、参加してもらいたいです。