障がい者就労による、クリエイティブなものづくりへの挑戦!

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プロジェクトイメージ
すでに集まった金額

93,000

目標金額
85,000円
109%
現在の応援人数

12

延べ12
募集終了まで残り

終了

2015/10/27 00:00に終了

私達ソーシャルコミュニティデザイン協会は、障がい者とクリエイターとが一緒になって取り組む「素敵な手づくりの商品」づくりを通して、障がい者の就労に夢を持てるようにしたいと考えています。具体的には、障がい者たちが効率にとらわれず、じっくりと丹精こめた手づくりの商品を作り、商品を障がいに対しての同情から購入するのではなく、本当に欲しいと思って購入するといったクオリティの高い商品を社会に提供するための取り組みです。そのための一歩として、試作品づくりを含めた材料代やチラシ制作等の広告にかかる費用を、今回のクラウドファンディングで集めたいと思います。最終的には、地域のアーティストとの協力で商品を制作・集約し、ショップなどへの卸、通信販売などの流通システムを構築し、障がい者就労の新たなカタチを作ることを目指しています。 

デザイナー・アーティスト×障がい者就労でグッズ開発

就労施設での作業の多くは、技術習得やある程度の収入(工賃等)には結びついていますが、単純な労働が多く、商品の品質よりも、商品づくりを完成させることに重点が置かれるゆえに、自分達が「こんな素敵なグッズを作った!」と自慢できる事はあまり多くないのが現状です。さらには、作業所のスタッフは、利用者に対するお世話やサポートといった、いわゆる福祉のプロなのですが、デザインやものづくり、いわゆるクリエイティブ分野に関する知識とは縁が遠い世界にいます。
そこで、ものづくりのプロやデザイナーと一緒にものをつくることで、ただ作り上げるものづくりから、様々な視点から「もの」を作り出そうとする、創造的なものづくりに挑戦することが可能になり、かつ、効率を気にせず、手間暇かけた手づくりの素敵なグッズを作って世の中に送り出せたらと考えました。今回は、小さい企画ですが、この小さな企画を積み重ねることによって、スタッフのスキルアップ、そして商品のラインナップを充実させていきたいと考えています。そして、その商品を障がい者が作ったものとして、就労の新しいカタチ(ビジネスモデル)を作り、このモデルを、全道や全国へと広めて、全国の作業施設に対して、障がい就労のひとつのモデルケースとして、取り組みを広げていきたいと思います。障がい者就労の新しいカタチのスタートに力を貸して下さい。

参加していただいているアーティスト

現在は、主旨をご理解頂いたうえで、下記のクリエイターの皆様にご協力頂き制作活動を進めているところです。今後も、色々なアーティストとのコラボレーション商品を手がけていきたいと考えいます。
 

総合デザイナー
(広報担当)

 T・HIROSHI(デザインネットワーク)

【グラフィックデザイナー・30年以上フリーランスとして道内で活躍中。今秋より障がい者就労施設でのアートデザイン講師をボランティアで行なう予定】

フラワープロダクツデザイナー 高橋 ミチオ

【広告代理店グラフィックデザイナーを経て独立。手づくりの製品などの開発、特にフラワープロダクツは独自のノウハウを持つ。現在砂川市にて工房を持つ。】
 

(その他ご協力下さっている方) 

 フラワーコーディネーター   JYUNKOU

 ロシアンプロダクツプロデューサー  HASHINO PIROKO(㈱カイズ) 

 手づくり工芸   YOKO MAKI

 エコクラフトデザイン指導  Mikako Tomii

 パッチワークデザイン指導    竹内 志保

現在、グッズ開発に取り組んでいる作業所の紹介

現在は、精神・知的・障がい、就労継続B型・就労移行作業所 「アーカス」の14名の皆様に協力を頂き、制作を行っています。本来であれば、名前と写真を掲載できればよりよいとは感じていますが、掲載を嫌がる方も多い為、一部となりますが、作業所の方々の声を、下記にお伝えします。

(製作スタッフの声) 
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・色をたくさん使うことでカラフルな仕上がりになっていて、見ているだけでも楽しい。また、小さいものを一人一つずつ作って、組み合わせることで大きな作品になるものを作り上げた時は連帯感が生まれたと思う。(エコクラフトチームHさん)

・編み方を覚えるのが難しいが、一旦編んでいくと熱中してしまう。途中でやめられずについつい最後までやってしまうことが多い。疲れるが集中力も上がるし、完成までたどり着くととても、嬉しい。(エコクラフトチームOさん)

・リジェクトという、申請したスタンプが却下されることは悔しいし、40数個デザインを出すことは難しい。しかし、実際に申請に出せる段階までいくと嬉しさや達成感を感じられる。また、シミュレーターという、申請段階まで行った画像を試すことのできるサイトを利用すると実際に使っているような状態で見ることができ、審査を待つことも楽しみである。
(LINEスタンプデザインチーム Nさん) 

・固定のキャラクターが浮かばず、四苦八苦しながら描いている。時々やる気をなくしてしまうこともあるが、その都度出来上がったスタンプを見てモチベーションにつなげている。(LINEスタンプデザインチーム モッキーさん)

・色付けの工夫は難しく、同じ色や同じパターンになってしまうことが多い。一つ一つのデザインに凝りたい気持ちもあるが、筆の使い方に慣れていないため失敗することが多い。しかし、なるべく同じにならないよう工夫はしている。
(マトリョーシカチームYさん)

・キャラクターのイメージが浮かぶが中々上手くいかずに結局似せることができないことも多くあった。でも、想像力を働かせていくことで柄や色合いを工夫する事ができたと思う。(マトリョーシカチームHさん)

・色々なカラーの糸を使って編むことで綺麗な仕上がりになるのは見ていてとってもうれしい。糸が細くて編み難いため、一旦絡まると止めたくなってしまうけれど、最後まで仕上げて長さを確認するために自分の腕に合わせた時はすごく達成感があった。(ミサンガチームYさん)

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上記のコメントにあるように、スタッフの皆さんも、色々と苦労していますが、その分やりがいも感じてくれているので、応援をしていきたいと感じているところです。

現在のグッズ開発の状況
~マトリョーシカのカレンダーが出来るまで~

いざ、グッズ開発に取り組んでみると、なかなかうまくはいきません。作り手のこだわりを理解して、手を動かしクオリティの高い商品を作ることは、ちょっとやそっとの努力では到底出来ないことを、感じている毎日です。その中で、ようやく形になったのが、ロシアンプロダクツプロデューサー HASHINO PIROKO氏による「マトリョーシカ」グッズになります。下記の写真は、マトリョーシカカレンダーができる工程を紹介しています。

まずは、下準備からはじめています。


マトリョーシカの色づけ作業中。小さいので、色がはみ出ないように、神経を集中させています!

アーティストからレクチャーを受ける
日付分のマトリョーシカが必要になります。作業は、慎重に少しずつ行われていきます。カレンダーの土台になる木の箱も手作りなんです。

個性豊かなマトリョーシカたち。


後少しで完成です!少し休憩して、作業を再開!


完成しました。人形を入れ替えると永遠に使えます!

下記の写真は、挑戦しているグッズ開発の一部になります。

毛糸を使って、動物をかわいらしく表現するのは、なかなか難しいですね。一つ一つ個性はありますが・・・。


こちらは、犬の試作品です。結構かわいく出来上がりました。


フラワープロダクツデザイナー 高橋 ミチオさんによるフラワーアート作品のレクチャー中

先生の指導を受けて制作したリースの飾り。もっともっと上手に作れるようになりたいですね。

上記のパソコン上に移っているイラストは、LINEスタンプチームのFさんが作成した、LINEスタンプ「てくくん」です。
「てくくん」で検索してね。

費用の内訳

上記にあげている、試作品の制作には、やはり材料費がかかりますし、作ったものを販売する為のチラシが必要となります。今回のクラウドファンディングでご協力いただきたい費用85,000円の内訳は、以下の通りです。
・試作を含む材料費 55,000円(内訳は後日ホームページにて公開) これ以上の費用は皆で負担。
・チラシ制作費   30,000円(カラー出力 @25円×1,200枚)
(クリエイターへの謝礼はアーカスより支払)

お返しの品(リターン)

支援していただいた金額に応じて、下記のお返しの品を考えています。

■ギフト1:3,000円 

マトリョーシカ人形ストラップ3個
*本場ロシアから輸入した人形を就労作業所でストラップに変身させました。

  *色や絵柄の選定は、こちらで行います。予め、ご了承下さい。

■ギフト2:6,000円 

手描きマトリョーシカ(3個組み)1セット
*ひとつ、ひとつを手描きした世界でただひとつの作品です。

  *色や絵柄の選定は、こちらで行います。予め、ご了承下さい。

■ギフト3:12,000円

マトリョーシカ人形万年カレンダー
*手描き人形が31個付いた完全手づくりのカレンダー。毎月場所を変えて一生使えます。

■ギフト4:30,000円

ギフト1~3 に加えて、試作品で制作したものをお届け予定です。詳細は、出来次第、UPします。

プロジェクトのスケジュールについて

ハート&プロダクトのプロジェクトは7月から始まり、今後の流れとしては、下記のようなスケジュールを予定しています。

2015年7月~ アーティスト、デザイナー、商品開発プロデューサー等と交流、レクチャーを受ける。
(通年継続)
2015年9月19日・20日 作品展示会(北海道ファンドレイジングフォーラム内)
2015年10月 一部製品委託販売開始
2016年 春からネット販売開始

一般社団法人ソーシャルコミュニティデザイン協会の取り組み

一般社団法人ソーシャルコミュニティデザイン協会は非営利団体等への中間支援を行なっています。
今回は特定非営利活動法人コンパサーレ就労作業所アーカスの活動とデザイナー、アーティストなどとの掛け橋となる企画により新たな「障がい者就労のビジネスモデル」を模索しています。

このプロジェクトで達成したいと考えていること

障がい者がデザイナーなどと共にクリエイティブな商品づくりの主体となり、同情からではなく本当に欲しい素敵なモノを社会に提供できること。
効率主体の社会で効率を追わない「素敵な手づくりの商品」を地域のアーティストとの協力で制作・集約し、ショップなどへの卸、通信販売などのシステムを構築したいと考えています。

「皆様からのご支援をお待ちしています!」

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支援金額とリターン

3,000円

お礼のメール
+マトリョーシカ人形ストラップ3個
 

  • 5口が支援済み
  • お届け予定:2015年11月
受付終了

6,000円

お礼のメール
+手描きマトリョーシカ(3個組み)1セット

  • 4口が支援済み
  • お届け予定:2015年11月
受付終了

12,000円

お礼のメール
+マトリョーシカ人形万年カレンダー

  • 2口が支援済み
  • お届け予定:2015年11月
受付終了

30,000円

お礼のメール
+マトリョーシカストラップ3個
+オリジナル手描きマトリョーシカ
+マトリョーシカ万年カレンダー
+試作品のセット

  • 1口が支援済み
  • お届け予定:2015年11月
受付終了