神輿会北海睦（みこしかいほっかいむつみ）の紹介

神輿会北海睦は、日本の伝統文化の継承をすべく昭和53年に発足した会員数約120人を誇る北海道最大規模の神輿会です。主に狸小路の神輿を担ぎ、様々な地域の御祭禮にて奉仕を行ってきました。
平成14年、北海睦の会員及び賛同者の寄付によって、北海道で２番目に大きい（重さ約２トン）北海睦大神輿が完成。

神輿の製作は、東京の宮惣種谷製作所が担い、神輿会発足25年記念として制作されました。

交代要員も入れると400人前後の担ぎ手が必要なこの大神輿は、完成から現在まで町神輿として札幌まつり（6月16日）や北海道祭（8月第1週土曜日）で、北海道神宮境内、狸小路、札幌駅前通りなどを渡御（とぎょ）し、北海道はもとより全国の神輿仲間が集い担いできました。

狸小路を渡御中


札幌駅前通りを夜に渡御中

北海道神宮頓宮に大神輿を奉納

この度、北海道神宮頓宮に宮神輿を復活させるため、神輿会北海睦の大神輿を奉納することになりました。
大神輿を頓宮に奉納することを北海道神宮との間で、令和２年に覚書を交わし、令和５年９月の奉納を目標に準備を進めています。
この準備の中で特に大掛かりなのは、神輿修理（お色直し）と神輿庫の建築です。
神輿修理（お色直し）費用約300万円、神輿庫建築費用約1,000万円の多くは北海睦の会員はもとより、地域の方々や関連団体の方々の寄付で賄いますが、その一部の応援を広く募ることで、より多くの方々に復活した宮神輿をお披露目したいと考えています。

大神輿の奉納先「北海道神宮頓宮」の成り立ちと今

北海道神宮頓宮は、明治11年に札幌神社（現在の北海道神宮）が積雪の為冬期の参拝に困難を極めたことから、遥拝所（ようはいじょ）として現在の場所に設置されました。頓宮とは、神輿渡御の際の御宿所という意味で、毎年6月の例大祭には駐輦祭（ちゅうれんさい）が斎行（さいこう）されます。
頓宮があるこの地区は再開発が進み、企業の進出も相次いでいます。

駐輦祭（ちゅうれんさい）の様子

また、創成川沿いには創成川公園も整備され、昔ながらの街並みと新しい建物が混在する札幌の下町の様な不思議な雰囲気を持つエリアは若者からの人気も高く〝創成川イースト〟と呼ばれています。

創成川沿いにある創成川を作った大友亀太郎の像

お宮の周辺はマンションが増え新しい住民が暮らすまちに。近隣には再開発によっていくつもの大きな企業が移転する計画もあり、人の往来が加速して増えてきています。以前から住む住民と新しく住む住民が交流する場としてもこのお宮の役割は大きくなってきています。特に子供たちが参加できるイベントでは私たちも微力ではありますがお手伝いをさせて頂いてきました。
恒例の餅つき大会の様子


頓宮マルシェへの出店

北海道神宮頓宮と〝創成川イースト〟のかけ橋に

住むまちとしての人気が高い一方で、住民も新旧混在しているせいか一部閉塞感があり、町内会への加入も伸びず、各種地域活動の運営を担う人の確保が出来ていない等、連帯感に乏しく盛上りがないのも現状です。
一方、現在、頓宮には百余年に渡り守られてきた山車はあるものの、宮神輿は子ども神輿の２基となっており、大人が担ぐ宮神輿はありません。
かつては、頓宮にも大人が担ぐ神輿があって渡御が行われていた歴史があります。

この写真は昭和35年頃行われた節分祭の様子。集合写真の後ろに神輿があるのが分かります。

頓宮に子ども神輿と共に大人も参加できる神輿があると、今まで交流がなかった地域の人たちにコミュニケーションが生まれ、札幌の下町風情溢れる活気あるまちづくりが形成されていくのではないかと考えます。

北海睦会長からのコメント

北海睦会長　光永彰

この度、ご縁があって北海道神宮頓宮に私たちの大神輿を奉納することになりました。
このお宮の周辺は高層マンションが増え新しい住民が暮らすまちになり、近隣には再開発によっていくつもの大きな企業が移転する計画もあり、人の往来が増えてきています。以前から住む住民と新しく住む人々が交流する場としてもこの頓宮の役割は大きくなってきています。

６月のさっぽろ祭りではこのまちの山車が出たり、北海道神宮の御神輿４基がこの頓宮を御旅所として留まります。9月の例祭には境内で地元住民や崇敬者の運営による出店が出たり、子供神輿が地域を練り歩きます。
大神輿奉納はこれらのお祭りにさらに賑わいをもたらし、新旧住民や世代を超えた人々の絆を深め合い、地域との関わりを緊密にして行けることと確信しています。

さて、この北海睦の大神輿奉納事業の資金を準備するために製作時と同様に会員と賛同者から寄付金を募ることに致しました。そして、さらに多くの方々にも応援して頂こうと思いクラウドファンディングを活用することに致しました。
プロジェクトは、第一弾が神輿修理費用。第二弾は神輿庫建設費用を予定しています。この事業を通じて、このまちに暮らす人々の日常の活力と子供たちがこのまちを愛するシンボルを創造することに賛同して頂き、ご協力をお願い致します。またお知り合いの方々へも告知をして頂けると幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

神輿修繕と神輿庫建設スケジュール

令和4年6月　  　神輿修繕のプロジェクト開始
令和4年9月　  　リターン品の発送
令和4年10月 　神輿修繕のため神輿を東京へ搬送
令和4年11月 　神輿庫建築のプロジェクト開始
令和5年春頃 　　神輿庫建築
令和5年9月　  　神輿奉納

支援金の使い道

神輿修繕費　約300万円
※主な修繕部分
１）屋根紋の製作　392,000円
屋根に付いている北海睦の丸い紋を頓宮の紋に変えます

２）屋根の漆塗り　498,000円
屋根の塗装と漆を塗り直します

３）金メッキ代　　718,000円
鳳凰や小鳥、棒先金物などを新しく加工します


４）解体・組み立てなど　900,000円
神輿を解体したり組み立てる作業費

神輿運搬費　約80万円
札幌と東京をトラックで輸送するトラックチャーター代金です

これらの費用のうち、200万円を目標に支援を集めたいです。

リターン

3,000円
メールでのお礼

5,000円
奉納記念オリジナル手拭い（1枚）

10,000円
奉納記念Tシャツ（1枚）
※Tシャツサイズは、S/M/Lからお選びいただきます。応援コメントに記入してください。

30,000円
奉納記念オリジナル手拭い（1枚）＋奉納記念Tシャツ（1枚）＋奉納記念日本酒1.8リットル（1本）
※Tシャツサイズは、S/M/Lからお選びいただきます。応援コメントに記入してください。
※日本酒　製造元/千歳鶴・販売店/株式会社カネキ小飼商店
※お酒は20歳以上からとなりますので、こちらのリターン品へのご支援は20歳以上とさせていただきます。

50,000円
奉納記念オリジナル手拭い（1枚）＋奉納記念Tシャツ（1枚）＋奉納記念日本酒1.8リットル（1本）＋名入弓張提灯（１個）
※Tシャツサイズは、S/M/Lからお選びいただきます。応援コメントに記入してください。
※日本酒　製造元/千歳鶴・販売店/株式会社カネキ小飼商店
※お酒は20歳以上からとなりますので、こちらのリターン品へのご支援は20歳以上とさせていただきます。
※提灯サイズ：縦 約50センチ/横25センチ

100,000円
奉納記念オリジナル手拭い（1枚）＋奉納記念Tシャツ（1枚）＋奉納記念日本酒1.8リットル（1本）＋名入弓張提灯（1個）＋神輿台車に記名（1名分）
※Tシャツサイズは、S/M/Lからお選びいただきます。応援コメントに記入してください。
※日本酒　製造元/千歳鶴・販売店/株式会社カネキ小飼商店
※お酒は20歳以上からとなりますので、こちらのリターン品へのご支援は20歳以上とさせていただきます。
※提灯サイズ：縦 約50センチ/横25センチ
※名前プレートサイズ：縦 約8センチ/横約1.5センチ

300,000円
奉納記念オリジナル手拭い（1枚）＋奉納記念Tシャツ（1枚）＋奉納記念日本酒1.8リットル（1本）＋名入弓張提灯（1個）＋神輿台車に記名（1名分）＋名入賛助会員半纏（1枚）
※Tシャツサイズは、S/M/Lからお選びいただきます。応援コメントに記入してください。
※日本酒　製造元/千歳鶴・販売店/株式会社カネキ小飼商店
※お酒は20歳以上からとなりますので、こちらのリターン品へのご支援は20歳以上とさせていただきます。
※提灯サイズ：縦 約50センチ/横25センチ
※名前プレートサイズ：縦 約8センチ/横約1.5センチ
※半纏サイズは、M/L/LLからお選びいただきます。応援コメントに記入してください。

500,000円
奉納記念オリジナル手拭い（1枚）＋奉納記念Tシャツ（1枚）＋奉納記念日本酒1.8リットル（1本）＋名入弓張提灯（1個）＋神輿台車に記名（1名分）＋名入賛助会員半纏（１枚）＋奉納祭招待（1名分）
※Tシャツサイズは、S/M/Lからお選びいただきます。応援コメントに記入してください。
※日本酒　製造元/千歳鶴・販売店/株式会社カネキ小飼商店
※お酒は20歳以上からとなりますので、こちらのリターン品へのご支援は20歳以上とさせていただきます。
※提灯サイズ：縦 約50センチ/横25センチ
※名前プレートサイズ：縦 約8センチ/横約1.5センチ
※半纏サイズは、M/L/LLからお選びいただきます。応援コメントに記入してください。
※奉納祭は、令和5年９月を予定しています。