北海道の長万部町~便利すぎない田舎町の~駅前シャッター街に明るい笑顔生まれるみんなの憩いの場、小さなおうちをみんなの手で作ろう!というプロジェクトを立ち上げました。
変化し続ける時代。溢れる情報。何が正しく、何が自分の求めているモノなのか。彷徨う旅人達。昭和の先輩方から令和の若者へのバトンを繋ぐ場所を作りたい。本物の繋がりは心の平和を生み、心の平和は世の中の安穏へと発展すると信じるから。
私は、北海道小樽市で生まれ、父の転勤のためオホーツクエリアで幼少期、思春期の頃には太平洋沿岸伊達で過ごし、室蘭の学校を卒業しました。高校卒業後は上京し音楽活動やマッサージセラピスト、健康アドバイザーとして活躍。時折、学生時代の語学留学経験を活かした人力車観光ガイドや海外旅行者への案内業務を経験。豊かな自然環境での癒しの力を仕事に繋げたい想いでUターン。祖母が生まれ育った道南、豊浦町にて地域おこし協力隊として観光業務に従事。1年後協力隊卒業、同町でのゲストハウス 佐藤商店を単独で開業。インドでのヨガティーチャーライセンス取得。タイではタイヨガインストラクターライセンス取得。と、人々の癒しの為食育やアロマも学び、健康や癒しについて日々追求を重ねています。
写万部山からみた長万部の景観
北海道・道南エリアに位置する長万部は、海も山もありますが比較的平らな土地で、サイクリングで街を散策するのも難しくありません。人口5,000人弱の町には幼稚園から高校まであり、若いお母さん達が元気に活動する活気のある町です。ホタテやカニ漁師さん、7つのカニ飯屋。7つの温泉旅館と、何かと便利で住みやすいコンパクトタウン。スーパー、ドラッグストア、コンビニ、ガソリンスタンドと、生活するのに困らない一方で自然も多くあり、片道1時間ほどで登頂出来る写万部山、湿原、貝塚、歴史に触れられる資料館から平和記念館と充実の町の魅力は、是非実際に訪れて感じていただきたいと思います。
牛の放牧も行われています。
毛がに祭りの様子
長万部を代表するカニ飯
長万部の街を上空から見た航空写真(google)
北海道新幹線開業から3年。新幹線利用の旅行者も多くなった今日この頃。新幹線終点から特急スーパー北斗で札幌に向かう途中の停車駅、長万部にはかつて賑やかな商店街の姿がありました。シャクシャインの戦いで有名なアイヌ文化。戦前は静狩鉱山の従業員も多く、映画館や繁華街もあり、旧国鉄時代の長万部駅前はかなり賑やかな様子だったといいます。私の祖父母はこの町の外れで酪農を営み、母と母の姉妹達もまた、この町で強い女性へと成長し、巣立ちました。そんな逞しい母達の影響もあったのか、長万部の隣町で小さな宿を1人立ち上げ営む私は、開業からのこの2年間でのべ1000人の旅人と会い、語り、道内の町や人に繋いできた。どの旅人も、共通しているのは『北海道の自然に癒されたい』という想い。
長万部の駅前の商店街に位置するかとう書店(左奥)
戦争の体験も含め、人と人との繋がりの重要性を教えてくれたのは、私たちよりも3倍も長く生きている人生の大先輩でした。長万部の端、静狩で鉱山が栄えていた頃、加藤さんは小さな町の書店を営んでいました。やがて町の中心部に移り2017年までのおよそ60年、商店街を支え、町の学生達の教科書や文具屋さんとして無くてはならない場所だったのです。そんな加藤さんも90歳を過ぎ、体力的にも続けていくのは難しいと判断され町の人たちに惜しまれながら閉店を決めました。
私自身、東京で日々と闘っていた時、自然な流れで旅に出た事があります。知らない土地に行き、知らない人たちに出逢う…、多くは語らなくとも、旅先の田舎で感じる内なる温かさにホッとした事が忘れられません。私がこの書店跡に“みんなのおうち”を作りたい理由はこの加藤さんの想いを引き継ぎたい、繋げなくてはならないと、強く感じさせて頂いたからにほかなりません。
『店を閉店する時にはね、町長に頭を下げに行ったんですよ。また一つ、商店街にシャッターを降ろしてしまって申し訳ないです、ってね。』
町を愛している事、人を愛している事、周囲の人たちに感謝をしている事。閉店を決めた時の加藤さんの言葉に全てが伝わってきました。心が痛んだのと同時に60年町の顔として店を続けてこられた加藤さんご夫妻に尊敬の想いでいっぱいに。私が大切にしたいのはただただみんなの想いが集まり、繋ぐ場なのです。多くの旅人、そして現代を生きる全ての人にとって、人と人が交流出来る場が求められていると感じるから。真新しい建物を一から立てるのでは無く、想いの詰まった場所で残せるものをそのままに、みんなのおうちとして新しい命を吹き込みたい。
古いものは捨て、壊し、新しいものとして生まれる。そんな使い捨てはこれからはナンセンスだと思っていました。でも今では使えるものをどう残し続けるか、そこに人間の温かみや想いがあると感じています。それは2年前に豊浦で私が開業した小さな宿も、かつて町の顔として存在した商店だったから。
誰にも貸さない筈だった商店兼住宅を貸して下さったオーナーさんご家族は、この“ありのままの姿が美しい”と訴える私の想いに未来を託して下さいました。だからこそ、私はその想いを繋いでいます。そしてそれは国内外、世代を超えた人たちに伝わっているということへの実感も・・・。変わり続けるべきものもある一方で、変わらないほうが良いものの存在もあります。そして残し続けなくてはならないものも。
それは私達の心にも通じていると思うから。それが、このプロジェクトへの一歩を踏み出した理由です。
街を散策する加藤さんご夫妻
かとう書店の建物をほとんどそのまま活かし、宿兼コミュニティスペースを誕生させようと、本年春、各所で許可を得、いよいよ内装を自らの手でと意気込んだすぐ後、“建築の際の確認申請が無い”ことが判明。今の建築法の基準に沿って手直しする必要が出てしまいました。
その額は最低でも10,000,000円
個人でどうにかする、という手もなくはありません。しかし、大切にしたいのは“共感してくれる人と大切に引き継いでいく”という想い。ならば同じ想いに立って下さる方と皆で作りあげていきたい、それも加藤さんとの交流を大切にしながら。これからの時代を担う私たちに出来る事を考え、カタチにしていきたい。だから資金だけでなく、“熱い想い”をここで募らせて頂きます。
初めて訪れたのにどこか懐かしく、居心地の良い空間。気付けば自分の事を話している。そこに温かい笑顔がある。だから安心していつまでも居てしまう、誰もがくつろげるまるで私の、僕の家。それが“みんなのおうち”。
宿の受付なのに既にほっとする場。みんなの出逢いの場。ご縁が繋がる場。それが“ごエントランス”。受付の横には、町内のスキー場や外歩きに使えるアウトドア用品のレンタルも。旅に疲れ一休みをする為の小さな休憩所は、ずっと座っていたくなるような癒しの観葉植物も設置して、田舎の玄関を演出します。
町内のおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、学生さんも赤ちゃん連れも、勿論旅人も。自然と会話が弾む空間で北海道の素材を味わう喫茶メニュー。これからカフェ店主デビューしたい町内のお母さんのトライアルバー&喫茶。心安らぐ音楽を奏でる、聴き惚れるそんなステージも。北海道の芸術家たちの身近なお披露目の場所、ミニ展示ウォール。みんなが安らぎ、チャレンジ出来る新しいコミュニティエリアを目指します。
旧ピアノ教室である防音部屋は敢えて物は置かず、自由に動いたり、踊ったり、創造できる空間に。ヨガやサークル活動にも利用してもらい、みんながリフレッシュする為のスタジオにします。
長旅に疲れた旅人が、まるで田舎の家に帰ってきたように休める宿エリアを造ります。昭和の雰囲気が漂う建物の中、自分の為だけに用意してあるように思える部屋は男女それぞれの二段ベッド設置部屋。また、ホテルでは味わえない懐かしさや安心感を求めて辿り着いた家族の為のファミリールーム。男女別のシャワールームやトイレもみんなで共用。長くは滞在しなくとも、ともに家族の一員になったようなひとときを過ごせる、みんなのお休みルーム。
9月23日 募集開始
9月27日 豊浦のゲストハウス佐藤商店開店2周年記念 兼 長万部店開業決起大会
11月10日 内装工事開始 プロジェクトチーム加入式
11月10日 プロジェクトチームと新たな仲間による内装作り開始
2020年3月16日 長万部 “みんなのおうち 加藤書店” Open セレモニー プレオープン
4月1日 グランドOpen
内部梁工事 8,000,000円
消防設備工事 500,000円
水回り工事 500,000円
備品、設備準備費 1,000,000円
この1000万円のうち、300万円をクラウドファンディングで募集をしたいと思います。このほかに、内装や設備購入にかかる費用は、なるべく自分たちで手掛けていこうと考えています。
これまでは不便、よくわからないと通り過ぎ去ってしまわれていた田舎町ですが、ここで生まれた活気を近隣の地域にも波及効果にさせていきたいと考えています。北海道の田舎がそれぞれ盛り上がり、自然だけで無い人のパワー感じる大地にしたいのです。隣町の住民だから・・・と遠慮せず、北海道中の人達が同じ目的に向かって進める楽しみ、ワクワクをシェアしたいと思います。何かやりたいけどどうしたら良いかわからない人たちへのヒントや力になれれば、こんな嬉しいことはありません。
ローカルが繋がり、若者も大人も、日本人でもそうでなくてもみんなで前を向いた話が出来る場作りを今後も繋げ続けたいと思っています。
将来的には、定期的なプロジェクトミーティングやアート展、道内外含め北海道愛のある人達でのミュージックイベント、北海道の自然を守る為の環境保護活動と勉強会の開催を実現し、北海道愛を発信する基地として存在したいというのが目標です。
みんなのおうちでのサービスを中心に、返礼品をピックアップしました。街のガイドや宿の予約は、EMailでの直接受付に限ります。また、予約については、2019年12月末までの受付で、2020年5月30日までの分とさせていただきます。 1000円
地産地消こだわりドリンク2杯分チケット
お届け予定日:2019年12月中旬
1,500円
町内観光3時間ガイドチケット 1枚
発効日から2020年12月末日迄有効
5,000円
当宿宿泊(1泊)朝食付き(1名様分)
1日町内観光ガイド付きチケット(1枚)
発効日から2020年12月末日迄有効
10,000円
当宿宿泊(1泊)朝食付き(1名様分)
※千歳空港からの往復送迎付き
+半日観光ガイド付きチケット(1枚)
2020年12月末日迄有効
15,000円
当宿宿泊(1泊)朝食付き(1名様分)
長万部かにめし&かにグルメ5,000円相当
半日ガイドツアー(1枚)
※グルメの発送は2020年3月予定
発効日から2020年12月末日迄有効
50,000円
当宿宿泊(3泊4日)朝食付き(1名様分)
長万部かにめし&かにグルメ5,000円相当
3日ガイドツアー(1枚)
※長万部グルメの発送は2020年3月予定
発効日から2020年12月末日迄有効
100,000円
プロジェクトチーム加盟権
※チームミーティングへの参加を予定しています。案内を随時メールでご連絡を差し上げます。 3泊4日のフリー宿泊権(1名分)
※宿泊時日程地域案内&食事付き
※宿泊フリー権は、チーム結成式(2019年10月27日)からオープン予定(2020年4月1日)までを予定しています。 2020年5月末日迄有効
50,000円
当宿宿泊(3泊4日)朝食付き(1名様分)
長万部かにめし&かにグルメ5,000円相当
3日ガイドツアー(1枚)
※長万部グルメの発送は2020年3月予定
発効日から2020年12月末日迄有効
北海道小樽市生まれ。 2歳から真っ黒に焼けながら自然相手に女版ジャイアンとして暴れまくる。 協調性を身に付ける為、保育園には行くが、1年だけ。 父の転勤により日本海で生まれ、オホーツク海で育ち、太平洋沿岸にて思春期を過ごす。 中学時代アメリカにホームステイする事で視野はいつも、ワールドワイドに。 高校は英語科、部活は全国目指す強豪吹奏楽部。運動部よりも筋トレ厳しく、サラリーマンよりハードな日々に鍛えられる。 全国体力づくりナンバー1を掲げていた小学校を卒業したお陰で、体力は抜群。部活とヒップホップダンスの両立、駅と学校の片道1時間はひたすら歩く、不思議な学生時代。 上京後音楽を学びながら数々の仕事を掛け持ち、時には人力車での観光ガイド、時にはゴッドハンドと言っていただくマッサージセラピスト。。。人の癒しに全力投球の毎日にストレス社会を実感。自然が持つパワーを思い出し、2016年北海道へUターン。地域おこし協力隊として観光業務に従事。多くの町民、道民と出逢い、ヒントを得て、夢のひとつ、癒しの空間づくりを宿として実現する。
プロジェクトが成功しました!
2019/09/23に募集を開始しました。
2019/11/04 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合もプロジェクトは成立し、支援金額が引き落とされ、リターンも履行されます。