北海道では、古生物・化石の魅力を知っていただくため、これまで「恐竜・化石カード」や「恐竜・化石マップ」の制作、各種イベント等を実施してきました。
そして、「恐竜・化石大陸 北海道」の魅力をもっと知っていただきたい、道内各地の博物館などを巡ってそれらの化石を見ていただきたいという想いから、今回、「ほっかいどう恐竜・化石カレンダー」の制作などに活用する寄附金を募集いたします。
ぜひ、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
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※本プロジェクトへのご寄附は、ふるさと納税制度の取扱いとなり、税額控除の対象となります(個人様の場合、寄附金額のうち、2,000円を超える部分について、寄附者の所得に応じた一定の範囲内で所得税と住民税から控除されます。)
※税額控除を受けるには、税務署で確定申告するか、北海道庁にワンストップ特例申請書(ワンストップ特例制度)を提出することが必要です。
※寄附金受領書(確定申告用)やワンストップ特例申請書については、北海道庁からお送りします。
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北海道庁地域政策課です。
この度は、私たちのプロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます。
皆様ご存じのとおり、北海道は現在、四方を海に囲まれ、広大な森林や多くの湿原を有し、豊かな自然環境に恵まれた地域ですが、太古の昔は海の底にありました。
恐竜が地球を支配していた頃、まだ北海道という島は無く、辺りは一面の海でした。
のちに北海道の西半分となる部分は今のユーラシア大陸の岸辺に、東半分は遠く北東の海の中にあったと考えられています。
そのようにバラバラに散らばっていた北海道になる前のパーツが、プレートの動きにより移動し、ぶつかり合い、長い長い時間をかけて現在の北海道となっていきました。
そうして形作られた北海道には、かつて大陸を歩いていた沢山の恐竜たち、太古の海を泳いでいた海棲生物、恐竜の大量絶滅後に繁栄した哺乳類など、様々な時代の生き物たちの化石が眠っています。
北海道は、まさに「恐竜・化石大陸」なのです!
恐竜、首長竜、アンモナイト、マンモス象……道内では各地で沢山の古生物化石が発見されており、それを間近に鑑賞できる博物館などの施設も各地にあります。
なお、今年5月、北海道の恐竜に関するビッグニュースがありました。
2000年に中川町で発見された化石が、新属新種「パラリテリジノサウルス・ジャポニクス」として発表されたのです。
この化石は、肉食から植物食に独自の進化を遂げたことを示唆しており、テリジノサウルスの進化の解明につながるとして大きな話題となりました。
2019年に発表された「カムイサウルス・ジャポニクス」に続いて、また一つ、北海道から「すごい化石」が見つかったのです。
私たち人類が誕生するはるか以前、約1億年前の白亜紀にはアンモナイトが、約2,800万年前の漸新世にはアショロアが、約4万年前の更新世にはマンモス象が…というように、様々な生き物が繁栄したり滅びたりという歴史を繰り返しており、その生き物たちの化石が現代の北海道で次々に発見されています。
私たちと化石の間には太古の昔からの長い長い時間が横たわっており、その時間を飛び超えて、現代に生きる私たちとその生き物が出会っているのです。
各地で沢山の化石と出会うことができ、様々な時代へ時間を飛び越えられる北海道は、1億数千万年を行ったり来たりできるタイムマシンといえるでしょう。
人類が誕生するはるか以前に、どんな生物が北海道にいたのか。
そもそも北海道はどうやって誕生したのか。
北海道の成り立ちと、そこで暮らしていた生物の歴史を知ってもらいたい。
子ども達に、想像を羽ばたかせて太古の時代へ旅することで、自分の世界を広げてもらいたい。
そのような想いで「ほっかいどう恐竜・化石カレンダー」を制作することにしました。
「ほっかいどう恐竜・化石カレンダー」とは、北海道誕生の草創期から現代までの1億4,000万年の歴史を1年に見立てたものです。
白亜紀を1月1日、現代を12月31日として、各時代が1年365日のうちどの期間にあたるかを示しつつ、恐竜をはじめ時代毎の特徴的な古生物を紹介します。
※一般的・実用的な20XX年用のカレンダーといったものではありません。
月日、曜日等の情報は入れず、あくまで“1億4,000万年を365日に置き換えた、ずっと使えるもの”を予定しています。
《タイムマシン・北海道号》に乗って旅するための「タイムトラベルのしおり」となるようなカレンダーを目指します!
北海道では、令和2年度にもクラウドファンディングを実施しており、「ほっかいどう恐竜・化石マップ」を制作しました。
多くの方々からご賛同いただき、目標額を上回る寄附をいただくことができました。
制作したマップは道内の博物館等で配布したほか、様々なキャンペーンでも配布し、各関係者や実際に手に取っていただいた方々から「北海道の恐竜・化石の魅力が伝わる」と大変ご好評をいただいております。
今回制作を目指すカレンダーも、「恐竜・化石大陸 北海道」の魅力を広く伝えられるものにしたいと考えています。
ぜひ、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
皆様からいただいた寄附金は、北海道が行う「ほっかいどう恐竜・化石カレンダー」の制作などに活用させていただきます。
なお、今回寄附いただいた方には、本プロジェクトで制作する「ほっかいどう恐竜・化石カレンダー」をお一人様につき1部お送りさせていただきます。
※制作した「ほっかいどう恐竜・化石カレンダー」は、今後、道内の博物館等での配布やイベントでの配布を予定しております。
※詳細は、追って北海道庁HP(下記URL)にてお知らせします。
北海道の恐竜・化石ポータルサイト - 総合政策部地域創生局地域政策課 (hokkaido.lg.jp)
【スケジュール】
○2022年11月頃~ :製作開始
○2023年 3月頃 :お届け予定
【留意事項】
・上記スケジュールは変更する可能性がありますので、予め御承知置き願います。
・目標金額の達成の如何に関わらず、実行者は寄附金を受け取ります(All in方式)。
・寄附金受領証明書やワンストップ特例申請書等は、入金確認後、順次発送いたします。
(最長2ヶ月程度お時間をいただくことがありますので、ご了承ください。)
北海道知事の鈴木直道です。
北海道は、恐竜をはじめとした様々な時代の古生物が発見される「恐竜・化石大陸」です。
それは、かつて海の底にあった北海道が、今の形に至るまでの成り立ちが大きく関係しています。
北海道はどのように誕生し、今の姿になったのか。そして、それぞれの時代にはどのような生物が暮らしていたのか。
道では、北海道誕生の草創期から現在までの1億4千万年の歴史を1年に見立て、時代ごとの特徴的な古生物を紹介する「ほっかいどう恐竜・化石カレンダー」を制作し、北海道の魅力をより広くお伝えしたいと考えています。
このカレンダーを「タイムトラベルのしおり」として携え、道内各地の博物館などを訪れていただき、様々な化石やレプリカを見ながら、いにしえの時代に想像を巡らせていただきたいと思います。
皆様の応援をよろしくお願いいたします。
北海道大学総合博物館副館長・教授 小林 快次
2019年に通称「むかわ竜」であるカムイサウルス・ジャポニクスが誕生し、さらに今年5月に、中川町の恐竜がパラリテリジノサウルス・ジャポニクスと命名されました。恐竜を初めとした北海道の化石が全国で注目されています。恐竜時代だけでなく、アショロアやヌマタネズミイルカ、サッポロカイギュウなど、哺乳類時代の化石も豊富です。
これらを一つにしたのが、恐竜・化石カレンダーです。
太古の時間の流れを感じられるようにデザインされたものです。カレンダーをめくりながら、どの時代にどんな生物が棲んでいたか学ぶこともできます。そして、化石が見つかっている各地を訪れて、その土地の魅力を感じてくれればと思います。
ぜひ、このカレンダーをより良いものにするために、皆さんのサポートをお願いします。
◆◇お問い合わせ先◇◆
北海道総合政策部地域創生局地域政策課
Tel : 011-204-5795
Mail : sogo.chisei1@pref.hokkaido.lg.jp
総合政策部地域創生局地域政策課 札幌市中央区北3条西6丁目/TEL: 011ー204ー5795
プロジェクトが成功しました!
2022/08/10に募集を開始しました。
2022/10/31 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合もプロジェクトは成立し、支援金額が引き落とされ、リターンも履行されます。