安心して北海道の旅を満喫できるようにレンタル用の車いす・ベビーカーを購入したい!

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プロジェクトイメージ
すでに集まった金額

1,471,000

目標金額
1,500,000円
98%
現在の応援人数

25

延べ53
募集終了まで残り

終了

2016/07/02 00:00に終了

北海道ユニバーサル推進協議会では、昨年12月に「ユニバーサル観光センター・札幌」を札幌駅西口にオープンしました。このセンターでは、障がいのある方や高齢の方、小さなお子さま連れの方など、誰もが安心して北海道の旅を楽しめるように、車いすとベビーカーの貸出、バリアフリーの情報提供を行っています。これから観光シーズンを迎えるにあたり「北海道旅行に行くのですが車いすを借りられますか?」「車いすでも楽しめる施設を紹介して欲しい」というお問い合わせが日に日に増えています。しかし、センターの車いすやベビーカーの数は十分ではなく、このままでは北海道旅行を楽しみたいという皆さんの要望に応えることができません。そこで、ぜひ、皆さまにご協力いただき、応援していただいた資金を、まずは車いすとベビーカーの購入費用にあてたいと思っております。そして、今後は、全道各地に拠点を置き、将来的には、このセンターを障がい者の働く場にしたいというのが私たちの最終目標です。

皆さまのご支援をよろしくお願いします!

ユニバーサルツーリズムとは!?

皆さんがもし北海道を訪れるとしたら、どんな旅行を楽しみたいですか?

北海道の美味しいものを食べつくすグルメツアー?
大自然を心ゆくまで満喫する旅?
北海道の開拓の歴史や文化をのんびりと学ぶ旅?

「思う存分、旅行を楽しみたい!自由に北海道中を回りたい!」と思っても、何らかの「バリア」があってそれを実現できないとしたら、どうでしょう?

ハード 面、ソフト面の両面から、そのようなバリアを取り除き、年齢や障がいの有無にかかわらず、誰もが気兼ねなく楽しめる旅行を目指していこうという取り組みが 「ユニバーサルツーリズム」です。

北海道ユニバーサル推進協議会の思いと活動内容

たくさんの観光客が訪れる北海道でユニバーサルツーリズムを実現したい!

一人でも多くの人に「北海道に来て本当によかった。また来たい。」と感じてもらえ る観光地を目指したい!

北海道ユニバーサル推進協議会では、そんな思いで昨年12月3日、JR札幌駅構内にある北海道さっぽろ「食と観光」情報館内に「北海道ユニバーサル観光センター・札幌」をオープンしました。 センターでは、ボランティアの皆さんのお力を借りながら、バリアフリー対応のホテルや観光施設の案内をはじめ、高齢、障がい者旅行者への車椅子の貸し出し や、妊産婦や乳幼児連れ旅行者にベビーカーの貸し出しサービスなどを行っています。

ホテルやデパート、駅などでも車いすなどの貸し出しを行っていますが、 施設内でしか利用できない場合が多く、滞在期間を通して1台の車いすを使いどこにでも行けるという状況にはなっていません。「普段車いすを使っていないけ れど、旅行中はちょっと心配で…」と借りていかれるご家族連れ、ベビーカーを借りる小さなお子様連れの外国人の方などがこれまでセンターに足を運んでくだ さっています。


しかし、まだまだ、ユニバーサル観光センター・札幌をご存知の方は少なく、十分なサービスを提供できていないのが現状です。また、車いすや ベビーカーも、主旨にご賛同いただいた方からご提供いただいた中古品をメンテナンスして貸し出しを行っているのが現状で、質・量ともに不足しております。

現在、センターには、夏の観光シーズンに向けて、北海道旅行を検討されている旅行者の皆さまから

「旅行に行きたいが車いすを貸し出してもらえるか?」
「車 いすで入ることのできる温泉施設を紹介して欲しい」

などといった問い合わせが増えています。

現在、車いす8台、ベビーカー12台をメンテナンスしながら貸 し出しに対応していますが、貸し出し数の増加が予想される夏の観光シーズンには、車いす、ベビーカーとも数が足りません。

今回のクラウドファンディングで は、たくさんの人が北海道を訪れる夏の観光シーズンに向け、車いす・ベビーカーを少なくとも30台に増やし、安心・安全に北海道旅行を満喫したいと願う旅 行者の願いを叶えたいと思っています。

ユニバーサル観光の窓口に!

北海道ユニバーサル観光センター・札幌は、これまで、旅行をしたいと思ってもどこに相談していいのかわからなかったり、旅行を諦めてしまっていた障がい者や高齢者などへさまざまな情報を提供することで誰もが安心して旅行できるようになることを願い開設しました。これまで、北海道の「バリアフリー情報」は北海道、札幌市、民間企業、NPOなどそれぞれが収集した情報がバラバラに存在しており、なかなかその情報にたどり着くまでが大変でした。

今回のセンター開設よって、「北海道のユニバーサル観光のことなら、ここに問い合わせれば良い」という明確な窓口ができたことは非常に大きな意味があり、高齢者・障がい者・お子様連れの方々の北海道観光への需要をさらに創出する事に繋がるはずです。
 


既に地域ぐるみでユニバーサルツーリズムの受入拠点づくりに取り組んでいる地域では、観光客の増加や観光産業の活性化、さらには、障がい者雇用や福祉産業の観光分野への展開などにもつながっています。

平成14年からバリアフリー観光情報の収集・発信、アドバイス等を実践してきた「伊勢志摩バリアフリーツアーセンター」では、車いすの障がい者や高齢者の観光客が年々増加し、平成24年には伊勢神宮の車いす、高齢者の参拝が約1万4千人になる等大きく増加しました。また、同センターのアドバイスにより、ユニバーサルツーリズムに対応したバリアフリー改装を行った旅館では、旅行口コミサイトでの評価が大幅にアップする等、宿泊者数が倍増し、売り上げが改装前の3倍増となる等、観光産業の活性化にも効果が表れています。

「神戸ユニバーサルツーリズムセンター」を中心に同様の取り組みの進む兵庫県神戸地域では、センターの活動として、バリアフリー観光情報の収集・発信、アドバイス等を日常的に実践することで、地域の障がい者雇用増加に寄与するとともに、地域の福祉・介護従事者を観光困難者のサポート(観光地での介助や入浴介助等)にアレンジすることで福祉産業の観光分野への展開にも寄与しています。(※国土交通省「ユニバーサルツーリズムに対応した観光地づくりのための地域の受入体制強化マニュアル」より)

平成19年より那覇空港に「しょうがい者・こうれい者観光案内所」を開所した沖縄バリアフリーツアーセンターでは、バリアフリー観光情報の案内とともに、車いす、ベビーカーのレンタルを行っており、1年間で合わせて1,600件以上のレンタルを行っています。平成25年には那覇国際通りにも案内所を開所し、利用者数も合わせて1万3千件を超えており、年々増加している傾向にあります。(TC利用状況分析(H26年度)最終版より)
沖縄観光データ

北海道内では、旭川・弟子屈などが早くからユニバーサル観光に着手しており、高齢者、障がい者の受入を行っています。益々増加する事が予測される国内外からの観光客を受入れるためにも既に体制が整っている地域との連携が必要です。そのような状況の中で、札幌のセンターがネットワークの中心となり、ハブとなって観光客および各地への受入拠点の役割を果たす事は、車いす・ベビーカーのレンタル事業と合わせて大変大きな意義があります。

ユニバーサルツーリズムに対応した観光地づくりの必要性

誰もが安心して旅行を楽しむことができるユニバーサルツーリズムの実現には、高齢者や障がい者だけでなく、妊婦さんや小さなお子さんを連れた方、言葉や習 慣の違いで不自由さを抱える外国人など、旅行をする上で何らかのサポートを必要とする方々に対してさまざまな取り組みが必要です。

現在、約26%の日本の高齢化率は、2025年には30%に達し、2050年には50%に迫ることが予想されており、高齢者や障がい者の社会活動を前提と した社会システムの構築・環境づくりが求められているところです。

さらに、2016年4月には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)」が施行され、あらゆる場面において障がいを理由とする 「差別的取扱い」が禁止され、障がい者への「合理的配慮」が求められることとなりました。 観光地でも、障がい者に対する意識変革と具体的な対応を行っていく必要があります。さらに、2020年オリンピック・パラリン ピック東京大会の開催に向け、ハード面だけでなく、ソフト面のバリアフリーへの取り組みが一層重要になってきます。高齢者や障がい者一人一人の旅行 の目的にあったきめ細かなサービスの提供が求められるのです。

このような状況の中、高齢者や障がい者に配慮した取り組みを地域全体で行い、ユニバーサルツーリズムに対応した観光地づくりを進めていくことで、

地域が活性化し、

観光産業が発展し、

さらには高齢者や障がい者が生き生きと活動できる

という「三方よし」が実現できると、私たちは考えています。

サポートを必要とする旅行者が求めるものを提供したい

旅行をする上で何らかの不安や支障がある人たちが、観光地を訪れる際に求めるものは「情報」です。

施設や地域内のバリアフリーに関する情報だけではありま せん。観光地には無数のバリアがありますが、中には神社仏閣の玉砂利のように意味のあるバリアも存在します。

大切なのは、バリアフリーの施設や情報を提供 するばかりではなく、旅行者本人が何を楽しみたいかを知り、さまざまな方法でバリアを乗り越える工夫をすることです。同じバリアでも心身の状態によってバ リアの感じ方は違いますし、介助者の年齢や性別によっても、超えられるバリアには差があります。そのため、旅行者一人一人の要望や状態に合わせた対応をす ることが求められます。

それを解決するための取り組みのひとつが、ユニバーサル観光センターなど、地域における一元的な相談窓口なのです。 北海道ユニバーサルツーリズム推進協議会では、まずは、観光シーズンを迎える7月に向け、不足している貸出用の車いす、ベビーカーを購入し、北海道の旅行 を満喫したいと考えている旅行者の要望に対応したいと思っています。

札幌市内の各ホテルにもご協力いただいています!

北海道観光を担うホテルでも、出入口にスロープを設けたり、車いすなどでも利用できる多目的トイレやバリアフリールームを用意しているところがありますし、誰もが安心して利用できるよう、バリアフリーに関するさまざまな配慮を行っています。今回のクラウドファンディングでも札幌市内の各ホテルにご協力いただいております。

集めた金額の用途と内訳

クラウドファンディングで集めたお金で、車椅子とベビーカーの購入の他、下記に利用しようと考えています。

車いす購入 1台30,000円×12台=360,000円
ベビーカー購入  1台50,000円×8台=400,000円
ボランティアスタッフ交通費 1か月90,000円×3か月=270,000円
ボランティアスタッフのスキルアップ研修代 170,000円
リターン品購入費 150,000円
クラウドファンディング手数料 150,000円

プロジェクトのスケジュール

2015年11月 北海道ユニバーサルツーリズム推進協議会発足ボランティアスタッフ募集
2015年12月 ユニバーサル観光センター札幌オープン車いす・ベビーカーの貸出、
       バリアフリー情報案内スタート
2016年3月  ボランティアスタッフ登録約50名(うち障がい当事者10名)が
       貸出・案内業務を行う
2016年5月  クラウドファンディング募集開始
2016年7月  クラウドファンディング募集終了
2016年7月  車いす・ベビーカー購入、貸出強化

リターン(お礼の品)

金額に応じて、下記のリターンを予定しています。

3,000円

・サンクスカード
・ユニバーサル観光冊子「くるくる北海道」

5,000円

・サンクスカード
・ユニバーサル観光冊子「くるくる北海道」
・北海道内の障がい者の作業所や施設で作られたクッキー500円相当

クッキー(イメージ写真)

10,000円

・サンクスカード
・ユニバーサル観光冊子「くるくる北海道」
・北海道内の障がい者の作業所や施設で作られた コーヒーとクッキー詰め合わせ1,000円相当

挽いた珈琲(イメージ写真になります。上記写真のクッキーとの詰め合わせになります。)

30,000円

・サンクスカード
・ユニバーサル観光冊子「くるくる北海道」
・HUT会員資格と会員証
・北海道内の障がい者の作業所や施設で作られた
 手作り作品詰め合わせ3,000円相当
 ①食品コース   (昆布、お茶その他製品詰め合わせ)
 ②さっぽろ木べら3点セット  (貫田桂一シェフ監修。道産ブナ材を使ったパスタべら、カレーべら、ソテーべら)
 ※①②どちらかをお選びください。

①、②の写真(イメージ写真となりますので、実際の商品と異なる場合もあります。)

50,000円

・サンクスカード
・ユニバーサル観光冊子「くるくる北海道」
・HUT会員資格と会員証
・北海道内の障がい者の作業所や施設で作られた
 北海道産厳選素材の加工食品詰め合わせ (冷蔵、冷凍食品含む)5,000円相当

冷凍食品の詰め合わせ(写真はイメージになります。)

・札幌市内ホテル食事券(5,000円分)または宿泊券
*対象となるホテルは、東京ドームホテル札幌、京王プラザホテル札幌、札幌グランドホテル、ロイトン札幌になります。(5月20日追記)
ホテルモントレ札幌、モントレエーデルホフ札幌も対象となりました。(6月24日追加)

100,000円

・サンクスカード
・ユニバーサル観光冊子「くるくる北海道」
・HUT会員資格と会員証
・北海道内の障がい者の作業所や施設で作られた 北海道産厳選素材の加工食品詰め合わせ
 (冷蔵、冷凍食品含む)10,000円相当
・札幌市内ホテル食事券(5,000円分)または宿泊券
*対象となるホテルは、東京ドームホテル札幌、京王プラザホテル札幌、札幌グランドホテル、ロイトン札幌になります。(5月20日追記)
ホテルモントレ札幌、モントレエーデルホフ札幌も対象となりました。(6月24日追加)

200,000円

・サンクスカード
・ユニバーサル観光冊子「くるくる北海道」
・HUT会員資格と会員証
・北海道内の障がい者の作業所や施設で作られた
 北海道産厳選素材の加工食品詰め合わせ (冷蔵、冷凍食品含む)20,000相当
・札幌市内ホテル食事券(5,000円分)または宿泊券
*対象となるホテルは、東京ドームホテル札幌、京王プラザホテル札幌、札幌グランドホテル、ロイトン札幌になります。(5月20日追記)
ホテルモントレ札幌、モントレエーデルホフ札幌も対象となりました。(6月24日追加)

プロフィール

ユニバーサル観光センター・札幌を運営する「北海道ユニバーサルツーリズム推進協議会(HUT)」は、観光が主要産業の一つである北海道において高齢者や障がい者など全ての人が安全・安心・快適に観光ができるユニバーサルツーリズムの普及と促進を目的に発足しました。
自然豊かで観光資源が豊富な北海道は、まだまだ観光面でも可能性に満ち溢れているだけに、ユニバーサルツーリズムの普及、 促進はもちろんのこと、ハード面・ソフト面の受け入れ体制の整備、ユニバーサルツーリズムを普及・促進をするための人材の育成など、民間企業・公的機関などの支援をいただきながら、その役割を担っていくことを目指しています。
また、道内の観光拠点と連携を取りながら北海道を訪れる人びとの利便を第一義としたユニバーサルツーリズムのネットワークを構築して行く役割も果たします。
そのために、長い準備期間の中で国土交通省・北海道運輸局、北海道の観光部局、札幌市、公益財団法人 北海道観光振興機構、一般社団法人 札幌観光協会などのご協力も得ながら活動の基盤強化を進めているところです。

北海道ユニバーサル観光センター・札幌の運営などを通じて、伊勢志摩や神戸と同じように、道内各地の拠点と協力を図りながら、観光客の増加や観光産業の活性化、さらには、障がい者雇用などにもつなげていきたいと考えています。
http://www.hokkaido-ut.com/

 
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支援金額とリターン

3,000円

・サンクスカード
・ユニバーサル観光冊子「くるくる北海道」

  • 22口が支援済み
  • お届け予定:2016年08月
受付終了

5,000円

・サンクスカード
・ユニバーサル観光冊子「くるくる北海道」
・北海道内の障がい者の作業所や施設で作られた
 クッキー500円相当

  • 13口が支援済み
  • お届け予定:2016年08月
受付終了

10,000円

・サンクスカード
・ユニバーサル観光冊子「くるくる北海道」
・北海道内の障がい者の作業所や施設で作られた
 コーヒーとクッキー詰め合わせ1,000円相当

  • 9口が支援済み
  • お届け予定:2016年08月
受付終了

30,000円

・サンクスカード
・ユニバーサル観光冊子「くるくる北海道」
・HUT会員資格と会員証
・北海道内の障がい者の作業所や施設で作られた
 手作り作品詰め合わせ3,000円相当
 ①食品コース
   (昆布、お茶その他製品詰め合わせ)
 ②さっぽろ木べら3点セット
   (貫田桂一シェフ監修。道産ブナ材を使った
    パスタべら、カレーべら、ソテーべら)
 ※①②どちらかをお選びください。

  • 0口が支援済み
  • お届け予定:2016年08月
受付終了

50,000円

・サンクスカード
・ユニバーサル観光冊子「くるくる北海道」
・HUT会員資格と会員証
・北海道内の障がい者の作業所や施設で作られた
 北海道産厳選素材の加工食品詰め合わせ
 (冷蔵、冷凍食品含む)5,000円相当
・札幌市内ホテル食事券(5,000円分)または宿泊券

  • 3口が支援済み
  • お届け予定:2016年08月
受付終了

100,000円

・サンクスカード
・ユニバーサル観光冊子「くるくる北海道」
・HUT会員資格と会員証
・北海道内の障がい者の作業所や施設で作られた
 北海道産厳選素材の加工食品詰め合わせ
 (冷蔵、冷凍食品含む)10,000円相当
・札幌市内ホテル食事券(5,000円分)または宿泊券

  • 1口が支援済み
  • お届け予定:2016年08月
受付終了

200,000円

・サンクスカード
・ユニバーサル観光冊子「くるくる北海道」
・HUT会員資格と会員証
・北海道内の障がい者の作業所や施設で作られた
 北海道産厳選素材の加工食品詰め合わせ
 (冷蔵、冷凍食品含む)20,000相当
・札幌市内ホテル食事券(5,000円分)または宿泊券

  • 5口が支援済み
  • お届け予定:2016年08月
受付終了