仕事や勉強・家事などを終わらせた週末の午後に、地域の大人たちが集まって、お酒と簡単なおつまみを作って楽しむワークショップを開催して、地域の皆が集まれる場を作りたいと考えています。中心部でバリバリ働いている方は、休日の息抜きに。定年を迎えて悠々自適の方は趣味と会話を楽しむ場に。お酒好きの方は是が非でも!地域に暮らす大人たちが集まって、地域の事を話し合いながら、美味しいお酒とおつまみを自分たちで作ってしまおう!というプロジェクトです。石山および石山近郊にお住まいの方で、興味がありましたら、ぜひ、ご支援ご参加をお願いいたします。
札幌市の閑静な石山地区の石山商店街
私たちが所属する石山商店街は、札幌市南区に位置し札幌中心部からバスで約20分程度、定山渓に向かう旧石山街道沿いにあって、滝野すずらん丘陵公園や石山軟石の公園など緑が多く、風光明媚で暮らしやすい地域です。
秋は紅葉がとても綺麗な石山緑地
石山商店街振興組合は、明治初期にこの地で「札幌軟石」の採掘が開始されたことから始まります。石材運搬のために馬車鉄道が敷かれ、大正7年には貨物と温泉客を輸送する定山渓鉄道(札幌-豊平-真駒内-石切山-定山渓)が開通。石切山駅(現:石山振興会館)を中心に最盛期は石材店が100軒以上、年産30万個の石材が全道各地に出荷されるなど、大いに賑わいました。現在でも採石・石切場の跡地が残されており、採石を物語る垂直の壁や白い山肌など、独特の景観を形成しています。現在、商店街には約100の店や企業が加盟しており、朝市やコミュニティサロンのほか、夏まつりの実施、廃食油・古紙などの資源回収、ガイドマップの作成、イルミネーション、防犯カメラの運用、シーニックバイウェイ運動への参加など、地域団体として様々な活動を頑張っています。
石山商店街振興組合女性部代表の古内一枝の紹介PV
【女性部メンバー】
古内一枝(スポーツショップ古内)
京田清子(京田食品)
大磯マツエ(花のおおいそ)
堀川雅子(堀川事務所)
桜木和子(サクラ工芸)
古郡玉子(古郡商店)
高津ヒロ子(高津商店)
村田昌代(村田事務所)
荻美穂子(薬屋さくら野)
細貝陽子(細貝農園)
石山振興会館(組合事務所)
滋賀県の「石山商店街」と連携協定を結びました。
石山商店街振興組合による地域活動
スーパーがなくなって、生鮮品が買えない街になってしまったので、商店街有志で「いしやま朝市」を始めたり、地域に暮らす方々の年齢層が高いので、高齢者サロン「駅」という場所をつくってみたり、私たち商店街女性部としても、地域がよくなるために頑張ってきました。そんな努力を見ていただけたのか、おかげさまで、東海大学の先生と学生さんが商店街の空き店舗を使ってカフェをオープンしたり、地域の農家の方々が朝市に協力してくれたりと、いろいろなご支援・ご協力によって少しずつ地域が明るくなってきました。
いしやま朝市の様子
ものづくりカフェを開催中
北海道のジャガイモを使った新メニュー「石コロ」
大人達が集まる場作りを!
そんななか、地域を支える地元の大人たちが集まる場が少ないのでは?という意見がありました。商店街以外に、町内会や消防団など、地域で活躍している団体はたくさんありますが、参加が少なくなってきているそうです。室蘭市の商店街では「居酒屋塾」という取り組みを行っていて、定期的に地域のみなさんが集まって、飲んで、食べて、語り合う場をつくっていると聞きました。地方創生や、地域経済の活性化などの言葉がありますが、その地域に暮らす人たちが力を合わせることが第一だと思います。昔みたいに地域と関わり合いながら暮らしていくスタイルが、格好良くて、楽しくて、面白い。そんな風になっていくための第一歩として「大人の放課後ワークショップ」を企画しました。
燻製と自家製ビール飲料で乾杯を♪
地域の大人たちが集まって宴を囲んだり、一緒に楽しんだり、街のことを話し合ったりする場が、今はとても少ないのではないでしょうか。石山に住んでいても、会社が別の場所だったり、中心部にお勤めに出ていたりする方も多いと思いますので、仕事や勉強・家事などを終わらせた週末の午後に、地域の大人たちが集まる場を作ろうと考えました。堅苦しい会議のような場では、面白い意見やアイディアは出ませんし、参加するのも億劫ですから、先ずは気軽に、地域のみなさんと一緒にビールと燻製づくりをテーマに地域でワークショップを行い、出来上がったものを味わう試食パーティーを開催してみようと思います。3回のワークショップで専門家の方から燻製づくりとビール造りについてご指導をいただき、試作や仕込みなどの実作業も行います。出来上がったものは「試食パーティー」でお披露目し、実際に味わって楽しみます(ビールは、酒税法に抵触しないアルコール分1%未満での醸造です)将来、本格的にやってみようという事になれば、自前で道具を揃えたいのですが、初めてとなる今回は燻製・ビールとも、実績のある専門家の方から用品や機械をお借りして取り組みます。終了後も、石山らしいテーマや地元産物の活用など、内容を充実させて「ワークショップ」を続けていければと考えています。
クラウドファンディングに取り組んだ理由
新しい取り組みなので、どうやってPRしてご参加を募ればよいか悩んでいました。結局、今までやってきた案内方法やチラシでは、今までお付き合いがある人にしか届きません。そこで、敢えてクラウドファンディングを活用させていただき、ご賛同(ご支援+ご参加)を募りたいと考えました。このため、お返しの品は軟石グッズのほか、ワークショップへの参加や試食会へのご招待を用意しています。試食会パーティーにかかる経費(5万円)は商店街女性部で負担しますので、残り不足額のご支援をお願いして、無料でのご参加やご出席という形でお返しをさせていただきます。
スケジュール
《第1回ワークショップ》
開催予定:11月4日 13:00~16:00予定
開催場所:石山振興会館
・燻製の基礎知識の説明、簡単な燻製の試作
・ビール醸造の基本について説明
《第2回ワークショップ》
開催予定:11月18日 13:00~16:00予定
開催場所:石山振興会館
・石山らしい燻煙材のテスト、各種食材の燻製の試作
・ビール醸造の仕込み作業
《第3回ワークショップ》
開催時期:12月中旬(予定)
開催場所:石山振興会館
・選んだ食材で試食会用の燻製を製造
・ビールの完成、樽出し、試飲
《試食パーティー》
開催時期:第3回ワークショップ終了後
開催場所:石山振興会館
支援金用途
《ワークショップ開催費》
・専門家指導料@10,000円×3回 = 30,000円
・会場使用料@5,000円×3回 = 15,000円
《ビール製造》
・ビール醸造器借用料 = 5,000円
・ビール醸造材料費33本分 = 5,000円
《燻製づくり》
・土鍋購入費@2,000円×3コ = 6,000円
・ガスコンロ、ガスボンベほか借料 = 9,000円
・燻製食材費 = 8,000円
《試食パーティ》
・開催費用 = 50,000円
(合計金額 = 128,000円)
・商店街女性部負担額 = 50,000円
(支援ご依頼額 = 78,000円)
リターン(お礼の品)
【1,000円】
取り組みのご報告を含めて、お礼状をお送りします。
【2,000円】A 15人限定
出来上がったビールと燻製おつまみの試食パーティーへご招待します。(計画どおり上手くいきましたら、ビール1本とおつまみ2種程度をご用意できる予定です)
日程は12月中旬を予定しております。
【2,000円】B
石版画絵はがき5枚セット
二橋愛次郎氏作の石版画のポストカード。ストーンペーパーという石でできた紙で、手触りはしっとりした印象です。
【3,000円】A 15人限定
ワークショップ(3回)にご参加いただき、一緒にビールと燻製を作り、試食パーティーを開きます(アルコール分が低いのでお酒ではありませんが、お子様のご参加や、未成年者だけのご参加はご遠慮ください)
【3,000円】B
軟石ブローチ1個
軟石をベースにしたブローチ。服や帽子、鞄など、毎日のおしゃれにお使いください。札幌軟石工房「軟石や」と、東海大学札幌キャンパス国際文化学部デザイン文化学科のコラボ商品です。
【5,000円】
「軟石や」オリジナル 一輪挿し 1個
玄関やお部屋の一角など、そっと彩るお花を飾るのにぴったりの軟石一輪挿しです。今回、返礼品用に「軟石や」さんが特別に作ってくれました(写真の造花やガラスの器は含まれません)
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