2017年10月1日に行ったイタンキ浜清掃のご報告です!
2018-02-20
大変遅くなりました。2017年10月1日に行ったイタンキ浜清掃のご報告です。
当日は「室蘭イタンキ浜鳴り砂を守る会」の皆さんと共同で行い、私たちのグループでは14名の参加でした。
写真は活動中の様子と、終了後に撮った記念写真です(ゴミの山には私たち14人が集めたものも含まれています)。皆様からいただいた支援金で購入した軍手・火ばさみを使用しています。私たちのグループの参加者は大学生(全体の人数は少ないですが学部生・大学院生・複数の学科と様々です)、そして支援者の方も参加してくださいました。
私たちの中でも、また、鳴り砂を守る会の皆さんとも初対面同士である場合が多かったのですが、会話が生まれ楽しく活動できました。今回のプロジェクトではそういった交流の場にもなれば良いなと思っていましたので、これはうまくいったと思います。
写真の他に、活動の様子を簡単な編集をして動画にまとめています。ぜひご覧ください。
このプロジェクトには私が想像していた以上の反響がありました。新聞への掲載・大学の会合でプレゼン・大学同窓会誌への寄稿…様々な機会でこのプロジェクトを紹介しています。そして何より、参加してくれた人たちが「楽しかった」といってくれたことがとても嬉しく、また驚いたことでもあります。ゴミ拾いという活動だけでは楽しいとは思わないだろうと思っていたからです。しかし、参加してくれた友人には「なんか楽しいんだよね、何か進んだら教えてよ」と言ってくれる人もいました。つい最近までは海や、鳴り砂というものがその人にとって非日常的で刺激があったのかなと思いました。しかし現在は別の結論に達しました。
私たちは常にスマホやパソコンを持ち、バーチャルな空間で完結する機会が増えました。直接知り合いではない人とSNSでコミュニケーションをとり、あるいは家族や友達ともSNSで連絡をとります。インターネットで買い物をすることも多いでしょう。特に大学生など現在の若い人にその傾向は強いと思います。
イタンキ浜に来てゴミ拾いをするというのは最初から最後までリアルな体験です。家からイタンキ浜まで移動し、海や鳴り砂の音を聞き、初めて出会う人たちと会話が生まれ、ゴミを拾い砂浜が綺麗になります。一つ一つを意識してはいなくても、これらのリアルな体験がとても刺激的で楽しかったのではないかと考えています。今後の活動ではもっとこの点に踏み込んだ展開をしていきたいと思っています。
さて、室蘭市は2017年度でイタンキ浜海水浴場を閉鎖することを決めました。とても残念なことだと思っています。
維持管理コストに対し、そのコストを投じるメリットがないと判断されたようです(インターネットでも室蘭民報の記事を読むことができます。「過去のニュース」2018年2月16日と2月17日の記事です)。
私は現在大学の授業で考えたことをきっかけにこれを解決する方法を考えています。
具体的に行動を起こすときにはFacebookやTwitterで発信いたします。もしかするとこの活動報告でも発信するかもしれません。メールアドレスも掲載しておきますので、ご意見やご質問などお待ちしております。
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支援者の皆様、本当にありがとうございました。このプロジェクトは続けていこうと思っています。地域の皆さんとの交流や「リアルな体験」といったところを大切にしていきたいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。