札幌市清田区の小学校1年~4年生を対象とし、おもちゃ交換会「かえっこバザール」と、「遊び」の要素を盛り込んだ防災体験プログラムとを組み合わせた防災イベントを2018年11月4日(日)に実施予定です。
今回は、札幌市清田区という一つの区での展開ですが、みなさまの御厚意で購入した資器材を他区へ貸し出すなど、広域に展開することで、このプロジェクトは、札幌市はもとより、道内全域に広がり得る将来のビジョンと可能性を持っています。「遊び」の中で学べる防災の知識と技を多くの子供たちに伝えていきますので、御支援をお待ちしています。
※ 本プロジェクトは、北海道150年事業「北海道みらい事業」に登録された事業となります。
札幌市清田区地域防災力UP実行委員会の紹介
大規模災害に対応するためには、一つの組織の力のみでは不十分で、今後の少子高齢化を踏まえると、多種多様な団体や職種の人々が一緒になって防災に取り組み、地域の総合力を高めることが必要です。
そこで、会社員や自営業、主婦、学生などの地域住民で構成された札幌市清田消防団が中核となって、「札幌市清田区地域防災力UP実行委員会」を立ち上げました。本プロジェクトは、この実行委員会が行っていきます。
実行副委員長プロフィール
私は、実行副委員長を務めます荒関 伸と申します。札幌市清田区にあります株式会社 林自動車札幌で働いており、自分の力を地域のために少しでも役立てることができればと思い、1991年から消防団員としての活動を始めました。今回、防災になじみのない若いファミリーに自助・共助の力を習得してほしいと願い、若いファミリー向けの防災イベントを初めて企画しました。
みなさま、御存知のとおり、9月6日の胆振東部地震で札幌市清田区は、大きな被害を受けました。震災前から企画していた防災イベントでしたが、正直なところ、中止にしようかと悩みました。
しかしながら、「~みんなの力で 地域のために 未来へと受け継ぐ~」というスローガンを思い出し、こんな時だからこそ、元気に防災を学んでいただき、震災の教訓を後世に伝えていくことが大事だと思い、実施に向けて準備しています。
子どもが楽しく学べる『イザ!カエルキャラバン』の紹介
子ども達が、防災を楽しく身近に感じられるプログラムとして全国的に取り組まれている、神戸市のNPO法人プラス・アーツが開発した「イザ!カエルキャラバン」というプログラムがあります。内容は、おもちゃ交換会「かえっこバザール」と、「遊び」の要素を盛り込んだ防災体験プログラムとを組み合わせた防災イベントで、35都道府県で計452回開催(~2017年度)されており、インドネシア、タイ、フィリピンなどでも開催されています。道内では、札幌市の豊平区と白市区の小学校の一部で、実施されています。
イザ!カエルキャラバン!に取り組む理由
”防災って、必要だとは思うけど、難しそうで、とっつきにくい…”
多くの人が防災の必要性を認識しつつも、「日常的に防災になじみのない人」にとっては、防災訓練・研修は難しく感じて、とっつきにくく、足が向かないという現状があり、防災訓練・研修の参加者は、「日常的に防災に関する活動をしている」住民で、ほぼ固定されています。
この問題解決を図るため、創造と変革を行い、世の中を安全・安心で、より住みやすい社会に変えたいと思いました。
”防災訓練・研修に参加するのは、いつものメンバーばかり”
地域の防災訓練は、ほぼ固定されたメンバーで実施され、高齢化と成り手不足という問題があります。地域の防災を担う人材を育成して継承する観点、そして地域住民を巻き込んでいくという観点から、普段、地域防災になじみのない地域住民とのコミュニケーションを図る場を創ることが何よりも重要だと考えました。
そこで、遊びの中で防災を学び、「和」を基盤とした地域防災づくりをすることで、地域防災力を上げながら、「地域のつながりの向上」も図ります。
また、地域防災力を向上させるためには、一代で成し遂げられない事業であるため、世代から世代へとバトンを受け継いででも、必ず成し遂げるという志を持つことが必要であり、だからこそ、このプロジェクトをみんなの力で、地域のために、未来へと受け継いでいきます。
それには、子供たちと地域とをつなげる防災コンテンツが不可欠なのではと考えました。
子どもたちに、親しみを持てる防災体験プログラムを
色々と調べた結果、独自の子ども通貨「カエルポイント」を使用し、子ども達の様々な自主的な活動を促す「かえっこバザール」と、「楽しさ」と「遊び」の要素を盛り込んだ防災体験プログラムとを組み合わせた「イザ!カエルキャラバン!」のことを知りました。
そこで、オール清田区という壮大なスケールで取り組めば、どれだけ新しいことができて、どれだけ多くの価値を地域社会に提供できるかを考えると、とても楽しみで、ワクワクしましたので、今回の「イザ!カエルキャラバン!in 清田」を実施することになりました。
「イザ!カエルキャラバン!in清田」の概要
企画を立てて、これから参加者を募集するところです。開催の概要は、下記を御覧ください。
開催日時:2018年11月4日(日)13:30~16:00
開催場所:札幌市清田区体育館(札幌市清田区平岡1条5丁目4-1)
対 象 者:札幌市清田区の小学校1年~4年生(父母も可)
※ 参加無料ですが、事前のお申込みが必要となります。
会場は、清田体育館を借りて下記のように取り組む予定です。お車でお越しの方は、体育館の駐車場の他、近隣の小中学校の御協力もいただく予定です。
「イザ!カエルキャラバン!in清田」を開催するのに必要なもの
イベントの準備の最中ですが、もっと資金があれば、下記のものが準備できて、子供たちにもより多くの学びがあるのではと考えています。
今回は、札幌市清田区という一つの区での展開ですが、みなさまの御厚意で購入した資器材を来年度以降も継続的に活用するほか、他区へ貸し出すなど、継続的かつ広域的に展開できるようにしていきます。
・中古おもちゃ 1ケースの単価2,000円×6ケース:12,000円
(プラスチック系)
・中古おもちゃ 1ケースの単価2,000円×6ケース : 12,000円
(ぬいぐるみ系)
・カエルスタンプ 1本の単価 2,000円×10本 : 20,000円
・かえっこカード 1組/100枚の単価 500円×8組 : 4,000円
・のぼり旗(各種)1旗の単価 1,200円×12旗 : 14,400円
・のぼりポール 1本の単価 500円×12本 : 6,000円
・ストラックアウト 1個の単価 6,000円× 3個 : 18,000円
・かえる人形製作費 1体の製作費10,000円×4体 : 40,000円
・展示パネル 1個のレンタル代 3,000円×10個 : 30,000円
・参加申込みHP製作費 : 60,000円
・その他製作費、消耗品、送料代など : 60,000円
・駐車場警備 : 10,000円
・クラウドファンディング手数料 : 35,000円
・上記の消費税 : 28,600円
「イザ!カエルキャラバン!in清田」から広げたい将来展望
来年度以降も継続的に実施するとともに、一つの区という枠組みのみでは考えず、北海道、アジア、世界という枠組みで考え、「防災教育」を通して、意識の高い人・団体を育成し、安全・安心な社会の創造と変革を行うとともに、防災に関する知恵を終結させて、多くの人々や団体に新たな知恵を提供したいと考えています。
お礼の品
防災イベントということで、個人の支援者については、防災グッズの提供または防災体験プログラムで使用する資器材に「氏名」を明記します。
企業・団体の支援者についても、防災体験プログラムで使用する資器材に「企業名・団体名」を明記します
3,000円、5,000円
支援金すべてを事業のために活用させて頂きます。
10,000円
【個人】
A(非常用食料品の詰め合わせ)
B(簡易給水容器と簡易トイレセット)
C(防災体験プログラムで使用する資器材に「氏名」を明記します。)
10,000円
【企業・団体】
防災体験プログラムで使用する資器材に「企業名・団体名」を明記します。
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