持続可能性を探り続ける北海道下川町

夏は30℃、冬はマイナス30℃と、寒暖差が60℃にもなる下川町。一日の寒暖差も25℃を超えることもあり、服装にはちょっと困りますが、寒暖差の大きい環境は、下川ブランドのフルーツトマトや、ホワイトアスパラガスなどを美味しく育ててくれます。

また、幻の小麦と呼ばれるハルユタカ、新品種のハルキラリの産地でもあり、パンや手延べ麺の生産も盛ん。飲食店では、このような下川町産の食材や北海道産食材を使った料理に舌鼓を打つことができます。

「誰ひとり取り残されず、しなやかに強い」町を目指して

下川町は、2017年に「2030年における下川町のありたい姿」として、町独自のまちづくりの7つの目標を設定しました。この7つの目標達成に向け本腰を入れようと動き出した矢先に、新型コロナウイルスの感染リスクに、まちの経済が襲われました。

特に飲食店は、これまでにない窮地に追い込まれ「コロナ禍に負けまい」と自助努力を重ねていますが、もはや経営は瀬戸際のところまできています。

「誰ひとり取り残されず、しなやかに強く、幸せに暮らせる持続可能なまち」。これは、下川町が目指す将来像（下川町オリジナルのSDGs）です。

折しも、取り残されまいと奮闘している飲食店があるのであれば、誰ひとり取り残されないために、しなやかに強くあるために、そして、このようなまちが一つでも増えることが社会のためになるのではないかと思い、「コロナに負けぬ」飲食店を応援することを決めました。

下川町の飲食店を応援しよう！

下川では、短い夏を満喫するように、毎週のようにビールパーティーやバーベキューがあちこちで開かれますが、冬も何かと一席もうける人が多く、時期を問わず集まっては宴が開かれています。

その会場となるのは、やはり地域の飲食店。

思わず立ち寄りたくなるような香り、喉をうならせる旨さ、誰かしらと会えたり話ができたりする雰囲気に、心も体も満たされ「明日もがんばろう」と思たり、大切な人との友好関係を深めたり……。ただ食事をするだけでなく、町内外の人同士がつながる、大切な場なのです。

けれど、全国に先駆けて緊急事態宣言が発出された北海道は、早くから自粛が要請され、外出への風向きが一変。追い打ちをかけるように全国に緊急事態宣言が拡大され、休業要請などとともに、まちからは人影が消えました。

現在は、顔を突き合わせ、おしゃべりしたり呑み交わしたりすることは“濃厚接触”となり、今までのように集まることができません。本来であれば、飲食店にとっては年に数回の繁忙期、お客様にとっては胸が高鳴るひと時を過ごせる季節となるはずでした。

苦境に立った飲食店では、この状況を打開しようとテイクアウトやデリバリー、時短営業、一時休業など、既に自分たちの力でできることにはチャレンジしています。

とは言え、そう簡単に特効薬となるはずがありません。今は辛うじて踏みとどまっている状態です。もし、お店を閉めることになれば、働いている方をはじめ、お取り引き先の方、ビジネスや観光で来店される方、日頃から楽しみにしている地域の方など、とても多くの方々に、より大きな影響を及ぼしてしまいます。

そこで、いま私たちにできることを考え、「コロナに負けぬ」飲食店を応援するプロジェクトを立ち上げました。

こういう未来に私はしたい

……とはいえ、コロナ禍で困っている方は、私たちだけではありません。

お友達やご家族と「下川町って知ってる？」と話題にしていただいたり、SNSでシェアをしてくださるだけでも構いません。

一人ひとりが、自分たちの等身大でできることを、できる範囲で手を差し伸べ合うこと。それが私たちが欲しい未来です。

誰かに差し伸べた手が、めぐりめぐって、私たち自身を助けてくれると信じています。そして、ご協力いただける皆さんとともに、この困難を乗り越えられることを願っています。

どうか、皆さんのお力添えをよろしくお願いいたします。

下川町の飲食店を応援しよう！プロジェクトのスケジュール

5月15日　プロジェクト募集スタート
6月30日　プロジェクト募集終了
7月中旬～下旬（予定）
・参加店舗に支援金を振り込み
・ご支援いただいた皆さんにお食事券を送付
・ご支援いただいた皆さんにお礼のメッセージ、しもかわプチギフトBOXを送付
・参加店舗に氏名または企業名を掲示
・ホームページで氏名または企業名をご紹介

支援金の使い道

集まった支援金は、決済手数料(5%)差引後の全額を飲食店にお渡しします。

リターン（お礼の品）

飲食チケットで応援

もぐもぐコース 2,000円
・指定したお店の2,200円分(1,100円×2枚)飲食チケットをお送りします。

ぱくぱくコース 5,000円
・指定したお店の5,500円分(1,100円×5枚)飲食チケットをお送りします。

もりもりコース 10,000円
・指定したお店の11,000円分(1,100円×10枚)飲食チケットをお送りします。

※飲食チケットの有効期間は、2020年8月1日から2021年1月30日までの半年間です。
※飲食チケットは、お釣りが出ませんので、ご利用際はご注意ください。
※ご希望の店舗名は、お支払い完了後に届くメールに、ご希望の店舗名を入力してご返信ください。
※複数の店舗をご希望の場合は、複数の店舗名、複数の口数、内訳を入力してご返信ください。
※店舗名が入力されていない場合、飲食チケットは発行されませんのでご注意ください。支援金は、参加店舗に等分してお渡しします。

参加店舗（6月15日現在　16店舗）
味源 http://www.shimokawa-time.net/timesingle/ajigen/
味よし http://www.shimokawa-time.net/timesingle/ajiyoshi/
アポロ http://www.shimokawa-time.net/timesingle/apollo/
カフェ美花夢（びかーむ）
串辰 http://www.shimokawa-time.net/timesingle/kushitatsu/
鮨政 http://www.shimokawa-time.net/timesingle/鮨政-2/
園
花一 http://www.shimokawa-time.net/timesingle/hanaichi/
はるころカフェ http://www.shimokawa-time.net/timesingle/harukorocafe/
FUJI
みなみ家 http://www.shimokawa-time.net/timesingle/minamiya/
やまと屋 http://www.shimokawa-time.net/timesingle/yamatoya/
Youslu亭 http://www.shimokawa-time.net/timesingle/youslutei/
ライフ
りんどう（五味温泉内） http://www.shimokawa-time.net/timesingle/rindo/
ロマン
※参加店舗は随時募集しています。

支援金で応援

投げ銭コース 1,000円
・お礼のメッセージをお送りします。

投げ銭（上乗せ）コース 3,000円
・お礼のメッセージをお送りします。

オヒネリコース 10,000円
・お礼のメッセージをお送りします。
・しもかわプチギフトBOXをお送りします。
・参加店舗に6か月間、氏名または企業名を掲示いたします。

スポンサーコース 100,000円
・お礼のメッセージをお送りします。
・しもかわプチギフトBOXをお送りします。
・参加店舗に2年間、氏名または企業名を掲示いたします。

足長おじさんコース 500,000円
・お礼のメッセージをお送りします。
・参加店舗に2年間、氏名または企業名を掲示いたします。
・ホームページで１年間、氏名または企業名を紹介いたします。

エンジェルコース 1,000,000円
・お礼のメッセージをお送りします。
・参加店舗に2年間、氏名または企業名を掲示いたします。
・ホームページで2年間、氏名または企業名を紹介いたします。

※飲食チケットは発行されません。
※支援金は、参加店舗へ等分にしてお渡しします。
※しもかわプチギフトBOXは、下川町ならではの粗品(非売品など)です。

応募者プロフィール

下川町産業活性化支援機構タウンプロモーション推進部の高原義輝（写真右端）です。タウンプロモーション推進部は、まちの各産業団体で構成するコンソーシアムで、まちの関わりしろを発信し、そこに価値を感じた方との接点をつくり、地域の経済や社会につなげることを推進している組織です。詳しくは、こちらをご覧ください。

プロジェクトに関するお問い合わせ
下川町産業活性化支援機構タウンプロモーション推進部
高原義輝
MAIL:tacahara17@gmail.com
TEL:01655-4-3511