みなさん、さつまいもといえばどこをイメージしますか。鹿児島県や茨城県が産地としては有名ですが、実は北海道でもさつまいもが作られているんです。しかも、北海道のさつまいもは寒暖の気候が幸いしてとっても甘い!私たち、こうざい農園は北海道滝川市でさつまいも栽培を始めて5年目。試行錯誤を重ねながらも皆様の支えで少しずつ生産量を増やすことができました。今回のプロジェクトは「もっとたくさんの方々においしいさつまいもを届けたい!」そんな思いから立ち上げたものです。プロジェクトでは、さつまいもの作付面積を昨年の2倍以上に増やし、秋の収穫期に向けて堀取機と収穫後の洗浄に必要な洗浄機の購入を計画しております。収穫したさつまいもは、素材のままだけでなく、焼き芋にします。また、プロジェクト協力者の有限会社ほんだ菓子司様が、今年1月の松阪屋名古屋店の北海道物産展で大好評だったさつまいもスイーツといて製品化します。皆様のご支援のほどお願いいたします。
私が経営している農園は、札幌から北に100kmに滝川市にあります。滝川市は菜の花の栽培が盛んで、春には農園周辺も菜の花できれいに彩られます。私自身は、米を中心とした農業を営む両親の元、昭和47年3姉妹の次女として誕生し、現在43歳になります。両親の農園を手伝い始めたのは、平成23年4月。38歳で後継者として就農しました。
平成26年、砂川市のほんだ菓子司様との取引が始まり、翌年には、ほんだ菓子司様・本別農協様と共に経済産業省・農林水産省の農商工連携事業の認定を受け、平成27年に、移動可能なグリルを購入し、出張焼き芋屋さんとして生産者自ら焼く焼き芋販売にチャレンジ、好評をいただいています。更に、ふるさと納税の返礼品として提供し、品切れとなりました。
一般的に、さつまいもと言えば関東や九州が主産地であり、北海道のさつまいもは北海道南部に厚沢部町で焼酎原材料用として黄金千貫という品種が栽培されています。生食や菓子の原材料用として主に使われる品種(鳴門金時などに代表される高系14号など)を事業用として栽培しているのは、当農園など限られており、まだまだ多くないため希少です。また、北海道のさつまいもは、北海道の気候特性上、寒暖の差が大きいことから北海道外のさつまいもと比較すると糖度が高いと言われています。
北海道のさつまいもは希少価値がある一方、現在、農協の取扱品目になっていないため、販路は独自に開拓しなければなりません。皆様の支えにより少しずつ販売先が広がり、昨年は収穫したさつまいも約1,000kgが全て完売。お取引先様への欠品を免れるため、急きょ、協力農家様から800kgを調達しました。特に有限会社ほんだ菓子司様と連携して開発した農商工連携事業による「こうざい農園のおいもと紅玉りんごのパイ」が大好評で、今年収穫分のさつまいもを使ったパイを心待ちいただいているお客様が多数いらっしゃいます。
昨年の経験を踏まえ、「もっとたくさんの方々においしいさつまいもを届けたい!」という思いが強くなりました。一方、当農園は家族2名による小規模経営のため人手不足に伴うさつまいもの収穫、洗浄、選果作業に課題を抱えています。当農園ではさつまいもの収穫は知人から収穫機を借りています。また、収穫したさつまいもは、洗浄し付着した泥を落としますが、当農園の土壌は粘質が強いため、現在は機械洗浄後に再度一本ずつ手洗いを行っている状況です。このような状況であるため、増産を悩みましたが、私自身のさつまいもを多くの方々に届けたい思いや、当農園のさつまいもを応援してくれる協力者の方々の後押しもあり、今年は7,000kgの生産を決断しました。今年5月には協力者の皆様による「さつまいもの会」が結成され、当会のお力をいただき定植会を、7月末には農場の草むしり会を実施しました。
秋に迎える収穫期に当たっては増産に対応するための生産性向上、品質向上を図るため、新たな堀取機と高性能な洗浄機の導入を計画しております。堀取機については、土中から掘り起こしたさつまいもは表皮がやわらかく傷つきやすいため、堀取機のコンベアにゴム製を導入することにより、傷つきの防止を図りさつまいもの商品価値を高めます。洗浄機については、再度一本ずつ手洗いを行うことが無いよう、当地の土壌に対応した高性能な自動洗浄機を導入します。水の高圧噴射による洗浄と、ブラシの回転による洗浄のダブル洗浄でさつまいもの凸凹面もきれいに洗浄します。また、手洗いと異なり機械による安定した洗浄が可能となるため、さつまいもの表皮を傷つけずに商品価値をいじすることができます。
その為に、今まで知り合いから借りていた機械を購入しなければならなくなりました。
上記の理由により、今回のクラウドファンディングでは、機械の購入をしたく、下記の費用を見込んでいます。
堀取機 536,700円
洗浄機 561,700円 合計1,098,400円のうち50万円をクラウドファンディングで調達予定
平成28年9月中旬に導入予定
平成28年10月に収穫、さつまいもの会収穫体験会開催
「高系14号」という品種の選抜で「なると金時」の苗から栽培したさつまいもです。「なると金時」は商標登録されているのでこの名前で売り出すのは問題があります。が、「高系14号」では、色気がないので新たに名称をつけたいという訳です。
※お礼のメール
※おいものネーミング投票権(ネーミングアイデアも受付ます!)
※さつまいもの会による収穫体験会参加(開催は2016年10月予定)
※お礼のメール
※おいものネーミング投票権(ネーミングアイデアも受付ます!)
※お菓子ののほんだ
こうざい農園のおいもと紅玉りんごのパイ 1個
写真はイメージです
※お礼のメール
※おいものネーミング投票権(ネーミングアイデアも受付ます!)
※こうざい農園のお野菜セット(2~3kg)
トマト、ミニトマト、キュウリ、ナス、ズッキーニ、ピーマン等とれたての野菜を詰め合わせてお届けします!
写真はイメージです
現在、こうざい農園は地域に密着した農園として、野菜の直売、飲食店等への出荷に力を入れています。また、さつまいもにおいても地元製菓店での加工、焼き芋販売を通して地域の方々に喜んでいただけるよう努力しております。今後は更に多くの皆様の手に取っていただけるよう栽培技術の向上を目指していきたいです。
お米栽培については現在父の管理に任せていますが、栽培管理者を確保して今後も継続していくことが目標です。
平成23年に後継者として就農。地元直売所へ出荷するために少量多品目で野菜を栽培。また、北海道では珍しいさつまいも栽培にチャレンジし、地元製菓店等へ出荷するとともに自ら焼き芋販売も!
プロジェクトが成功しました!
2016/08/09に募集を開始しました。
2016/09/11 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合は、プロジェクト不成立となり支援金額の引き落としはされません。また、リターンも履行されません。