私は、北海道の離島、利尻島でNPO法人利尻ふる里・島づくりセンターを運営している小坂 実（こさか みのる）と申します！「島の駅 海藻の里・利尻」という観光施設を運営しカフェも併設しており、観光でいらした方も地元の方も気軽に楽しめる場所にしたいと考えています。そこで、利尻産の昆布の出汁を使ったMISO SOUP STAND(素材にこだわった味噌汁のテイクアウト店)を作って、おもてなしをしたいと考えています。応援を、宜しくお願い致します！
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
利尻島の特産品はもちろん利尻昆布です。島ではお土産品といった位置づけで出汁昆布やとろろ昆布などで販売されておりますが、ほとんどが関西に出荷され、観光でいらして頂いた方が、せっかく本場の利尻昆布があるのに、島内で気軽に昆布を楽しめる場所がなく、そういった場所を作りたいという想いがずっと胸にありました。
どんな形で利尻に来てくれた人に昆布を楽しんでもらおうか…と考えていると、偶然、「大晦日」というチームと出会いました。大晦日はみそ汁をMISO SOUPという形でサードウェーブコーヒーのようにドリップして提供している東京のチームで、利尻にはMISO SOUPの出汁探しに来ていました。
▲大晦日の方たちと島の駅で
これだ！と感じて、利尻の島の駅をMISO SOUP STANDにし、気軽に昆布を楽しんでもらう場所にしようと決め、今回のプロジェクトを立ち上げました
利尻とは！？
そもそも利尻ってどこ？という方が大半かとは思いますが、利尻島は日本海に浮かぶ美しい火山島で中央に利尻富士の別名がある海抜1,721mの利尻山がそびえています。利尻島は北海道の離島で、札幌から飛行機で50分、稚内からフェリーで1時間40分ほどで到着し、島の割には、意外と交通の便がいいんです。どこにあるの？
北海道の稚内から西方面に浮かぶ島で、山を囲む自然の美しさから、「夢の浮島」と言われています。利尻山の稜線が四方に広がって豊かな裾野を造る島の周囲はおよそ60km、島と言っても山岳から湿原まで多様な自然が詰まっている北海道では一番大きな島です。植物は利尻島特有の種も含めて高山植物が多く、厳しい自然環境を秘めた夢の浮島が利尻島なのです。
▲利尻島へ向かう飛行機の中ではこんな絶景も見ることができます。
「利尻昆布」
名の通り昆布が特産品で、夏になると島民総出で特産の利尻昆布を干す作業を行います。毎年6月末あたりから、8月のお盆の季節まで昆布干し作業が行われ、その時期に島を訪れると、天気の良い日は海岸沿いにたくさんの昆布が干してある風景を見ることができます。
島の駅 海藻の里・利尻での取り組み
冒頭にも紹介したように、私はNPO法人利尻ふる里・島づくりセンターを立ち上げ、「島の駅 海藻の里・利尻」という観光施設を運営しております。島の駅ではカフェも併設しており、「島にしかないもの、島にないもの」をコンセプトに、観光でいらした方も地元の方も気軽に楽しめる場所にしたいと考えています。そこでは出汁昆布や、昆布から精製した昆布からのお塩、とろろ昆布などのお土産も販売しており、昆布を削ったものをノンフライで揚げた、昆布チップスも人気の商品となっています。
現在は、昆布や地元の海産物を加工したメニューや商品をもっと増やして、利尻に来た方に利尻の魅力を最大限楽しんでもらえる施設にしたいと考えています。
海藻のお土産品～海藻押し葉事業～
資源蘇生をコンセプトに、雑海藻（商品価値がなく、漁に出る時も邪魔になってしまう海藻）を押し花のように加工し、アートとしてよみがえらせた、「海藻押し葉」の体験も行っています。夏には観光でいらした方が皆さん体験し、思い思いの作品を作っています。
MISO SOUPに行き着いたきっかけ
利尻の魅力をもっと知ってもらいたい、昆布のおいしさをもっと身近に感じてもらいたい。そんな商品が作れればなぁ…と考えていると、利尻昆布を仕入れたいと、利尻を訪れていた大晦日さんのグループと出会いました。
大晦日さん達は、味噌汁を丁寧にドリップして淹れ、サードウェーブコーヒーのようにオシャレに提供する活動をしている東京のグループでした。東京でMISO SOUP STANDをやっているから、来てみないかと誘われ、早速イベントに参加してみることにしました。
イベントに参加してみるとビックリ！
利尻MISO SOUP STANDの可能性
利尻MISO SOUP STANDを利用することで、普段あまり出汁を取らない人や、若い人たちに、コーヒーをちょっとテイクアウトする気分で、味噌汁を通して、利尻の昆布ってこんなにおいしいんだ！と感じてもらえれば幸いです。
また、利尻の街を歩いて回る時などに利尻の風を感じながらMISO SOUPを手に持ちながら散策したり、当店の島の駅でここでしか感じられない歴史ある建物に風情を感じながらちょっと一息つくなど、気軽に、手軽に味わいながら、旅をより豊かなものにしてもらいたいなと思います。
このプロジェクトを通じて、普段は関西に出荷され、家庭であまり味わう機会のない利尻昆布の魅力を感じていただければ、これ以上喜ばしいことはありません。
資金の用途
材料費5万円昆布だけでなく、他の出汁と組み合わせることで飛躍的にうま味が増幅します。利尻でのMISO SOUP STANDでは、北の恵みを活かしたいという想いから、北海道産の素材にこだわります。利尻産利尻昆布、羅臼の鮭節、下川の椎茸など、これらを組み合わせたものを予定しています。
備品30万円
ドリップスタンド、ポット、ハイスピードミル（食材粉砕用）等
デザイン監修費20万円
紙コップデザイン、出汁パックパッケージ、フライヤー等
送料等5万円
総事業費60万円のうち、40万円をクラウドファディングで募集を行い、20万円は自分で拠出します！
スケジュール
5月31日 クラウドファンディング募集終了6月中 パッケージ完成・試作・出汁のブレンド調合
7月 リターン発送、MISO SOUP STAND営業開始
リターン（お礼の品）
【現地に来られない方向け】
3,000円
お礼のメール+りしりんとろろ昆布+昆布からのお塩
＊利尻町のマスコットキャラクターりしりんのパッケージに入ったとろろ昆布になります。
5,000円
お礼のメール+りしりんとろろ昆布+昆布からのお塩+出汁用利尻昆布
10,000円
お礼のメール+りしりんとろろ昆布+昆布からのお塩+出汁用利尻昆布+利尻昆布梅酒
▲島の駅スタッフの八木橋です！
30,000円
お礼のメール+利尻島産キタムラサキウニの塩水パック100g×２
（季節もののため、 発送は2017年の7月か8月になります。）
50,000円
お礼のメール
+利尻島産キタムラサキウニの塩水パック100ｇ+利尻島産エゾバフンウニの塩水パック100ｇ
+利尻昆布梅酒+出汁用利尻昆布+りしりんとろろ+昆布からのお塩
（季節もののため、 発送は2017年の7月か8月になります。）
▲画像は１００g分のイメージです。
【現地に来られる方向け】
3,000円
お礼のメール+海藻クラフト体験無料券
5,000円
お礼のメール+海藻クラフト体験無料券+島の駅お食事券1,000円分
10,000円
お礼のメール+島の駅1泊宿泊券（5～9月の夏季のみ）
（海産問屋兼古民家を改装した建物なので2階に部屋があり、2名ほどなら宿泊可能です。キレイなベッドはあります！）
30,000円
お礼のメール+島の駅1泊宿泊券+プロジェクトオーナーと島周り
（※5～9月の夏期のみ。車出します！）
▲天気が良ければこんな景色も見られるかも！
50,000円
お礼のメール+島の駅1泊宿泊券+プロジェクトオーナーと島周り+島じゃ常識！？利尻島の鉄平石で焼く海鮮バーベキュー
（5～9月の夏季のみとなります。）
▲新鮮な海の幸を堪能！
応募者プロフィール
小坂 実（60歳 今年で還暦です！）
利尻生まれ利尻育ちで、地元の利尻高校を卒業後、58歳まで利尻町役場にて勤務。役場職員をやりながらNPOを立ち上げ、地域の活性化に取り組んでいました。もっと地域をなんとかしたい！と一念発起して58歳で役場を早期退職し、現在はNPOの活動に専念しています。最近では利尻の雑海藻を利用した「海藻押し葉クラフト体験」や全国コンクールの実施や、利尻昆布を掻いて、「おぼろ昆布」にする職人さんを観光シーズンに呼んで実演してもらったり、漁師さんの家に泊まって島の暮らしを体験する民泊のモニターツアーなどを企画しました。趣味は、冬山登山、ランニング、お酒です。
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支援金額とリターン
50,000円
【現地に来られない方向け】
・お礼のメール
・利尻島産キタムラサキウニの塩水パック100ｇ
・利尻島産エゾバフンウニの塩水パック100ｇ
・利尻昆布梅酒（1本）
・出汁用利尻昆布（1袋）
・りしりんとろろ（1袋）
・昆布からのお塩（1袋）
※キタムラサキウニ・エゾバフンウニ発送は2017年の7月か8月
EZOポイントで支援
プロフィール
1956年生まれ。北海道利尻郡利尻町出身。特定非営利活動法人利尻ふる里・島づくりセンターの事務局長です。 2年前、58歳で役場を早期退職して、町の活性化のために日々努力しています。
INFORMATION
プロジェクトが成功しました！
2017/04/01に募集を開始しました。
2017/05/31 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合もプロジェクトは成立し、支援金額が引き落とされ、リターンも履行されます。