北海道胆振東部地震の災害地、むかわ町のお母さん達と交流を重ね、備災・防災・減災のために常に備える心づくりとして「地域のオリジナル防災風呂敷の制作」に取り組んでいます。いざという時、風呂敷は、命を守るための応急処置や給水袋、抱っこひもやリュックサックになど、結び方や包み方によって、役に立つ優れものなのです。この風呂敷に結び方や包み方をイラストで描き、誰でも広げるとすぐ活かすことができ、人に寄り添った「命を守る風呂敷つくり」と「風呂敷使い方講座」をセットにした「もしもに備えるプロジェクト」を開始しました。
災害は、いつ起きてもおかしくはありません。
明日かもしれない。
不安ではなく、常に備える心と助け合う心を育み、災害に負けない人・まちつくりを目指します!
まずは、小さな命を守る「おまもり風呂敷」制作からスタートします!
その一歩として、今年の4月、むかわ町の新一年生に、むかわ町のお母さん達がデザインした風呂敷を贈る「むかわ町おまもり風呂敷」プロジェクトを立ち上げました。応援をよろしくお願いします!
「二度と 大切な命を災害で奪われたくない!」
身内を津波で奪われた2011年3月東日本大震災。何もできない自分の無力さと、何に向かって怒りをぶつけたら良いのかわからない、握ったこぶし。あの時の自分には もう二度と戻りたくない。そして、あの日を境に生き方が変わりました。
身近な命を守るために、できることは何でもしようと思い、人と支え合い、協力しながら共に歩んでいく震災復興応援「森の時間支縁活動」を始めました。この支縁とは、縁を支援た。
これまでの活動の様子を映像にまとめました。
この頃から風呂敷を使った防災風呂敷や震災支援活動を行い続け、2018年にはフランス、ベルギー、オランダ、ドイツに渡り、日本の伝統であり結ぶだけでものに合わせて形を変える風呂敷を伝えたところ、自然環境保護にも取り組める風呂敷が受け入れられました。これがきっかけで2019年7月には、仲間と共にフランスJAPAN EXPOのステージと出展ブースにて震災と風呂敷を伝え、パリの人達にも日本の風呂敷の素晴らしさが伝わり、柔らかく軽い風呂敷の持つ魅力が世界で見直され、再発見することができました。
SAPPOROもしっかりアピール!
風呂敷について熱心に説明を聞いてくれる方が多数。通訳さんもしっかりと伝えてくれました!
日本の文化に興味津々の様子
舞台でのパフォーマンス!
ステージ会場に集まった多くの方が、日本の文化に興味を持って盛り上がってくれました。
今回のプロジェクトをはじめるきっかけとなったのは2018年9月の北海道胆振東部地震。発生直後から現在まで約1年半の間に、災害地をはじめ北海道各地172か所で防災風呂敷講座を開催し「備災・防災・減災」に努めてきました。活動のなかで「風呂敷自体に災害時役立つ情報が描かれていたなら、緊急時に命を守ることに役立つのではないか」と気づいたことが、防災風呂敷制作を企画しプロジェクトを立ち上げることに繋がったのです。
2018年の北海道胆振東部地震で大きな被害にあったむかわ町のお母さん達が、まちの復興のために奮闘しています。2019年1月21日には、むかわ町にて「森の時間防災風呂敷講座」を開催し、学んでいただきました。これがきっかけとなって、2019年4月21日に主催した第三回風呂敷デザインコンテストでは、むかわ町の奥野恵美子さんが考案された「まちに必要な防災風呂敷のデザイン」が大賞を受賞されました。
防災風呂敷講座に参加してくれたむかわ町のお母さん達
大賞を受賞した風呂敷デザイン。このデザインの風呂敷を「おまもり風呂敷」と名づけました。
これを機に制作スタートしたのが「おまもり風呂敷」です。もしもの時に役立つ風呂敷の使い方や災害時に必要な情報を風呂敷に描き、これを常に持ち歩くことで、災害時に身を守り、避難所での生活や防寒にも役に立ってくれます。制作は京都にある友禅染工房にて、引染めの工程を経て一つひとつ手作業で行います。
引染めで使用するはけ
職人達の手で一つ一つ丁寧に染めを行っていきます。
むかわ町のお母さん達と制作したこの「おまもり風呂敷」を、今年4月から新一年生になる子供達に贈りたいと考えています。入学後に風呂敷の結び・包みを防災教室などで学んでいただき、次に学んだ子供達が身近な人に教え伝え、命を守る人になってもらいたいという願いからです。子供達が、自分のまちを守る日頃の備えや心の備えを持てたら、本当の意味での個人レベルで始めることができる 「災害に負けない人・まちつくり」に繋がり、むかわ町の希望の光となります。 復興応援は、そこに生きる未来の人育てと思い、柔らかい風呂敷で人も心も包む暖かい想いを育みたいと思います。
2019年4月21日 むかわ町のお母さんが考えた風呂敷デザイン決定
2019年6月1日 デザインバランスと情報レイアウト
2019年8月1日 風呂敷のサイズ決め
2019年9月1日 地域の情報リサーチ開始
2019年10月1日 リサーチした地域情報を当て込めたデザインたたき台制作
2019年11月1日 型をおこし、色合いのバランスを見る
2019年12月1日 デザイン決定。京都・宮井株式会社に制作
2020年1月 風呂敷見本完成
2020年2月4日 さっぽろ雪まつりでデザイン発表
2020年3月6日 札幌時計台ホールにて「震災復興応援 追悼竹あかりチャリティ-コンサート」にて発表
※新型コロナウイルスの影響を考慮し、2020年6月30日(火)に延期を決定 (2020年2月25日追加)
むかわ町のお母さん達に「おまもり風呂敷」をお贈りする
クラウドファンディング達成額で作れるだけの枚数の風呂敷をむかわ町にお届けし、配布場所、使い方教室開催を決める
2020年4月 むかわ町から小学一年生に「おまもり風呂敷」を贈呈
2020年5月 配布した小学校に出向き、風呂敷の使い方の教室を行う。
これまで、2019年11月までにデザインを完成し、型をおこし、染色を行い最終的な色の決定を11月中に終えました。12月に本格的な染に入り、むかわ町の人口分(100枚)を染め上げました。2月のさっぽろ雪まつりに展示発表。3月に「むかわ町おまもり風呂敷」完成。4月小学校入学の子供達の入学祝いに贈ります。その後、風呂敷の使い方教室を行い、まちの人達が常時持ち歩き災害に備える風呂敷の使い方を学び活かしていただきたいと思っています。個人レベルで身近な命を守れる取り組みを、災害を経験されたむかわ町から始め、もしもの為に常に心を備える大切さを日本、世界中に広めていきたい。
今回のむかわ町おまもり風呂敷を作るのに下記の費用がかかっています。
・風呂敷デザインのデータ化、デザイン加工
・型おこし
・染色 (友禅染) 100枚
・風呂敷デザイン染め打ち合わせ/京都往復費用
・完成までの記録写真・動画
・仕上がりチェック 合計730,000円
この半分の365,000円にクラウドファンディング手数料(10%)を含めた、合計401,500円をクラウドファンディングにて集めたいと考えています。
もしもの時の災害時には、さまざまな情報や物品が必要になります。緊急時に役立つ応急処置方法のほか、三角巾や包帯、担架、給水袋、簡易シューズ、おむつ、ブラジャーなどにも使える風呂敷結びの方法・使い方が風呂敷のなかに描かれていたら…。地域の方達とも協力して分かりやすいイラストを用い、家族との約束事も書けるようにし、小さな子供から高齢者の方まで、広げるだけですぐ役立つ風呂敷つくりをこの北海道から始めたい! 個人レベルで取り組むことができ、広がる備災・防災に努めたいと思います。「無から有へ」、結ぶだけで利用用途に合わせることのできるのが風呂敷です。その町オリジナルの風呂敷で日本中、世界中を包み、守りたいと思っています。
1,000円
サンクスレターメッセージ
1,500円(30口)
薔薇の形の風呂敷(50cm×50cm) 1枚
1,500円(30口)
着物の形の風呂敷(50cm) 1枚
2,000円(10口)
風呂敷のうたCD 1枚
2,000円(30口)
むかわ町の母さんが作ったお味噌450g
2,000円(20口)
風呂敷婆ちゃん柄の綿風呂敷(50cm) 1枚
2,500円(30口)
薔薇の形の風呂敷(68cm)1枚
2,500円(30口)
着物の形の風呂敷(68cm) 1枚
3,000円(20口)
2020年3月6日(金)札幌時計台ホール
2020年6月30日(火)札幌時計台ホール に延期が決定
震災復興応援 追悼竹あかりチャリティーコンサート ご招待2名
4,000円(20口)
白いツルツルしたランプシェード竹あかり 1本
4,000円(10口)
サッポロスマイル綿風呂敷(68cm) 1枚
4,000円(10口)
森の時間の「包」柄風呂敷(68cm) 1枚
4,000円(10口)
竹あかり風呂敷(68cm) 1枚
4,000円(10口)
2019年に開催した第3回風呂敷デザイン大賞受賞風呂敷(68cm) 1枚
5,000円(10口)
日本風呂敷協会認定講師が選んだセレクト風呂敷5枚セット(90cm、68cm、50cm)
6,000円(30口)
あなたの思い出の絵・写真で風呂敷(70cm)を1枚おつくりします。
※上記は制作一例です。データをいただいてから1か月ほどで制作いたします。
20,000円(5口)
防災風呂敷講座2時間開催いたします。
※人数は10名~20名程度。教材や風呂敷は貸し出しいたします。
※遠方での開催の場合には、交通費等は別途かかります。
講座風景(一例)
20,000円(5口)
竹あかりワークショップ 2時間開催いたします。
※人数は10名さままで。材料(竹、工具、LEDライト)付き。
※遠方での開催の場合には、交通費等は別途かかります。
講座風景(一例)
50,000円(5口)
防災風呂敷講演会 2時間開催いたします。
※人数は30名~100名まで。教材や風呂敷は貸出しいたします。
※遠方での開催の場合には、交通費等は別途かかります。
講座風景(一例)
50,000円(10口)
あなたの思い出の絵や写真で風呂敷(70cm)を10枚おつくりします。
※上記は制作一例です。データをいただいてから1か月ほどで制作いたします。
120,000円(10口)
あなたの思い出の絵や写真で風呂敷(70cm)を30枚おつくりします。
※上記は制作一例です。データをいただいてから1か月ほどで制作いたします。
300,000円(10口)
あなたの思い出の絵や写真で風呂敷(70cm)を100枚おつくりします。
※上記は、制作一例です。データを頂いてから1か月間お時間をいただき制作いたします。
防災士・北海道地域防災マスター・ 日本風呂敷協会 認定講師・ 日本防災風呂敷協会
森の時間SNOW HOKKAIDO代表 横山芳江
2011年3月14日に森の時間を立ち上げ、被災者支援から始まり、人・まち・森つくりの循環型社会生活の提案、森の時間支縁活動を8年間行っている。災害に強い ひと・まちつくりに取り組み、竹あかりを道内に灯し、2018年9月6日の震災後、日本風呂敷協会より託された風呂敷800枚を持ち、災害地やまちつくりを行う方々のところへに出向き、防災風呂敷講座を道内に広め身近な人の命を守る技術と知恵を伝えています。
ご支援をどうぞ宜しくお願い致します!
2011年東日本大震災4日目で設立の市民団体で、「できる人が できる時に 出来るだけ」の緩やかさと 「誰もが出来ることを 誰もが出来ないくらい一生懸命やる」の職人精神の両方を持ち、北海道に竹を運びこみ、市民の手で穴をあけ、灯を灯す活動を続けている。札幌キャンドルナイト、札幌雪祭りでは札幌市のシンボルである札幌市役所や市内を灯し続けている。近年、企業や大学、道外からの依頼を受け演出や指導に出向いている。2019年2月竹あかり工場をつくる。いつでも竹あかりワークショップを開催できるような環境つくりに着手し、お正月後、不要になった北海道の門松を集め、街の灯を灯すために手を加え、裁断し、形を変えて活かす、循環型社会生活の提案を行っている。昨年2018年フランスで竹あかりを紹介し、2019年フランスJAPAN EXEPO出展へと繫ぐ。 昨年の9/6北海道胆振東部地震後、防災風呂敷講座を展開し「命を守る一枚の風呂敷の魔法」を全道128か所災害地などを回り、身近な命を自分たちの手で守れる技術を伝え、今も継続している。 2018年3月より「私のまちの防災観光風呂敷制作プロジェクト」を立上げ、大学とコラボレーションし地域に役立つ風呂敷つくりに取り組んでいる。2017年より「風呂敷デザインコンペ」を行い、北海道オリジナル風呂敷の制作を京都老舗170年の宮井株式会社さんと協力し今回第3回目となる。北海道で勇逸、日本風呂敷協会の認定講師がいる団体です。同時に、防災風呂敷講座認定講師を養成し、身近な命を守ることに一枚の風呂敷で取り組み続けている。2011年設立当時から「寄り添いながら 共に歩んでいきましょう」の心で、年齢性別、職業のジャンルを超えた繋がりで身近な人たちとの声掛け、一緒に取り組む活動の中からいざという時、周りの人達と協力し支え合うことが出来る支縁活動を9年間展開している市民団体です。
プロジェクトが成功しました!
2020/02/01に募集を開始しました。
2020/03/01 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合もプロジェクトは成立し、支援金額が引き落とされ、リターンも履行されます。