北海道内で駆除されたエゾシカの革を活用してレザーのロングスカートを作ります!現在、北海道内では年間10万頭以上のエゾシカが駆除されているも、その多くは活用されることはありません。
そのエゾシカの生命を無駄にしないために、エゾシカ急増問題を抱える北海道の未来のために、エゾシカの革でスカートを作ります。鹿革はレザーの中でもしなやかで肌触りのよい素材です。日本全国のみなさまのもとに、北海道のエゾシカをお届けさせてください!
エゾシカによる運転中の車との衝突、線路への立ち入りや農業被害など多岐に渡る問題が相次いでいるのです。そのおかげでエゾシカは「害獣」と呼ばれ、高い繁殖力と生息環境の変化により、急激に増え現在北海道内に約66万頭以上が生息していると言われています。毎年10万頭以上を駆除しているものの、活用されているのは15%程度。残りは廃棄物として捨てています。実際に鹿革は高級革の一種であるにも関わらず、世界で皮を捨てているのは日本だけと言われているのです。
無実の動物を殺すなんて...!という声もあるとは思いますが、これだけのエゾシカの犠牲があって、私たちの生活が成り立っている、というのも事実です。エゾシカの害獣問題は、北海道民でも意外と知らないことが多く、これを機により多くの方に知っていただき、エシカルの意味を考えるきっかけにしていただきたいです。
私とファッションとエゾシカ革と
私がエゾシカの革を用いて何かを作り出したいと思った理由は、「生命」により向き合う必要があると実感したからです。ドイツに住んでいたことがあり、昨年末に帰国しました。ドイツ、とりわけ私が暮らしていたベルリンではヴィーガン(完全菜食主義)やベジタリアンが特に多いことで知られています。
彼らと接する中で「いのち」とは何なのか、「命を奪う」とは、「食べる」とはどういうことなのかついて深く考えさせられる事が何度もありました。1年間の滞在期間を通して、もしいのちを自分たちのために使うなら、そのいのちに向き合い、感謝しながら全てを使い切ることがあるべき姿勢だと学び、その考え方をエゾシカの革にものせていきたいと思っています。
安く大量に買う、ワンシーズン着たら捨てる。それはそれでファッションの楽しみ方が増えたということなので良い事だと思いますが、環境を考えると決して良い事ではありません。私の願いは、1つのものを長く大事に使い続けてもらうことなのです。本革は合皮よりも長持ちします。長く大事に使い続けてもらうことによる「愛着」を大切にしてもらい、タイムレスに着続けられるものを作ります。
エゾシカの革を通して、人々の生活において、物質的な意味ではなく、精神的な豊さを提案していきたいです。
「レザースカートが欲しい、でも本革でロングのものは高すぎて買えない...それなら自分の手で作ってしまおう!」
と考えたのが始まりでもあります。シルエットにこだわり、どの角度から見ても美しいスカートに仕上がりました。
シンプルな中に他のブランドでは得ることの出来ない鹿革という特別さ、本革のロングスカートでこのお値段、世代を問わず来ていただけるスペシャルな1着になりました。原料の関係で、多くの数を作ることは難しく、(野生のため個体差や傷が激しいものは使えないため)少数生産になります。限定品ですので、どうぞお早めにお求めくださいませ。
※サイズはワンサイズのみ
※身長165㎝の私で足首上くらい
※ウエスト63㎝の作りですが、寸胴の普通体型の私でも普通に着られます。
<こだわり>
シルエットにこだわりました!
ウエストはタイトめ、全体的にAラインのシルエットですが、ひそかにマーメイドシルエットになっています。どんな身長の方でも、どんな骨格の方でも、360度好きになれます。男女、年齢関係なく、着た人を美しくします。(特に横からと後ろからのシルエットが最高です)
服や鞄に色が移る可能性があります。雨や雪の日の着用にはご注意ください。
野生のため、小さい傷や擦れがあります。極力少ないものを選んでいますが、どうしても入ります。(森を生きていた証です)
ご了承いただいた上で購入をお願いいたします。
返品交換等は受け付けておりません。
ブラック
ホワイト
問題点はやはり資金面です。現在大学に通いつつ、アルバイト代でどうにか開発費を捻出しました。革とだけあって、一度に動く額が大きく、生産についてもかなりまとまった金額が必要になってきます。
現在、鹿革の認知度は日本国内では未だそれほど高いものではなく、どれだけ人々の興味を集められるか、そしてこのエシカルブームの中でどれだけ認知度や話題性を高めていけるかが課題です。
開発中の一枚
2020年12月15日 クラウドファンディング開始
2020年12月中 生産開始
2020年1月15日 クラウドファンディング終了
2020年1月中 発送開始予定(遅れる可能性があります)
現在大学に通いながら、アルバイト代で開発やプロジェクトを進めています。
開発費用→25万円
スカートの原料代→42万円
スカートの縫製コスト→11万円
梱包・送料→2万円
計80万円のうち66万円をクラウドファンディングで集めたいと思います。
全額スカートの量産代に使用します。
このプロジェクトを通して、北海道の課題を解決し、北海道の活性化をしつつ、私自身のクリエイションを続けていきたいです。全国のみなさまに「北海道産のカニ」「北海道産の牛乳」のように「北海道の鹿革」を新しい価値として提案していきます。今後PCケースやボールペン、マネークリップ等の開発を進めていくのが目標です。
目標の実現のためには、みなさまのご支援が鍵となります。ぜひこの機会に、北海道のエゾシカを一緒に広めてくださいませんか...? よろしくお願いいたします。
1,000円
お礼メール
3,000円
お礼状(オリジナルポストカードにて)
10,000円
お礼状 (オリジナルポストカードにて ご支援いただいた金額を全て製作に使用します。)
30,000円
お礼状(オリジナルポストカードにて オリジナルヴィジュアルフォトブック)
58,000円 限定1口
エゾシカ革レザースカート(ブラック)
58,000円 限定1口
エゾシカ革レザースカート(ホワイト)
65,000円 限定2口
エゾシカ革レザーロングスカート(グレージュ)
65,000円 限定2口
エゾシカ革レザースカート(ホワイト)
65,000円 限定8口
エゾシカ革レザースカート(ブラック)
100,000円 限定1口
レザーロングスカート(ブラック)オリジナルフォトブック、オリジナルポストカード
1996年6月29日北海道札幌市生まれ。市立札幌旭丘高等学校を卒業し、現在北星学園大学文学部英文学科4年生です。
1年間ドイツに住んでいました。インテリアやファッションが好きで、自分なりのスタイルを追求することが得意です。
Instagram(https://www.instagram.com/erina__kubo/)
帰国後、道内で年間約10万頭が害獣として駆除されているものの、それらがほぼ活用されることがないという現状を知り、このままではいけないという使命感を抱きました。
これまで、北海道で生まれ育ち、常に自然や野生の動物と無意識に関わり合いながら生きてきました。
その中で、ただ命が無駄にされているという事実に何かアクションを起こしたいと強く思ったのがきっかけです。
平成30年度のエゾシカに関する道の調書より、エゾシカは活用しきれているというにはほど遠く、まだまだこれから伸びしろがある分野だと思います。
ファッション業界では、エコやエシカルという流れの中で、リアルレザーやファーの取り扱いを止め、エコレザーやフェイクファーといった代替品を使用していくブランドが増えています。私はその流れを悪いことだとは思いません。
服のためだけに殺される命はあってはならない、しかし殺すのであれば骨の髄まで全て使いきることが、生命を奪った者の義務だと考えているからです。
ファッションは元々好きですが、その中で自分の手で何かゼロから作りだしてみたいという希望があり、スカートを作ることにしました。
作りたいものは色々あるのですが、ただ可愛い服を作るだけであれば、それは他の会社が既にやってくれていることなので、私の出る幕ではありません。
私がやりたい「ファッション」は、ただかわいいもの、売れるものを作ることではなく「全てのいのちを尊重する」ことを念頭においたものづくりなのです。
ファッションが生まれる過程で、誰かが辛い思いをしたり悲しい気持ちになってほしくない、生産から消費まで、誰もが尊重されるべきだと考えています。
ご質問ございましたら、DM等お気軽にご連絡くださいませ。
Instagramにてスカートの写真や動画をご覧いただけます。
【http://www.instagram.com/mydear_mydeer/】
プロジェクトが成功しました!
2020/12/18に募集を開始しました。
2021/01/16 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合もプロジェクトは成立し、支援金額が引き落とされ、リターンも履行されます。