北海道にある天売島は、日本海の夕日が最高に綺麗で、アザラシや海鳥が訪れます。こんな自然あふれる島ですが、海岸に漂着したゴミが景観を損なうという問題に長年悩まされてきました。このまま子供達の世代に受け継がせるわけにもいかない、このゴミを撤去し、素晴らしい景観を取り戻し、多くの方にこの素晴らしい天売島を知ってもらいたく、今回は、プロジェクトに応募しました。少しでもお力をお貸し頂きたく思います!
私達が暮らす天売島は周囲12km、人口320人小さな島です。 天売島は8種類100万羽の海鳥の繁殖地であり、人と鳥とが共生する世界的にも貴重で珍しい島です。
特に特徴的な鳥は、「オロロロロ・・・」と鳴くオロロン鳥(正式名称は、ウミガラス)や、世界的に数も少なく赤い足のケイマフリ、世界最大の繁殖地として生息しているウトウなどがあげられます。
また、豊かな水産資源があり、特に夏場に水揚げされるムラサキウニは日本一と称されるほどの品質を誇ります。
焼きウニ。天売で取れるウニはこんなにも身が詰まっています。
キタムラサキウニで作られた、天売島名物「天高ウニ」缶!天売高校の水産実習で製品化した商品をおらが島活性化会議で販売しています!
この島の北側に位置する「ゴメ岬海岸」は春にはゴマフアザラシが観察できる場所で、海の透明度も高く、また水平線に沈む夕日を見ることの出来る私たちが子供の頃から遊んでた大好きな場所です。
夏には、頻繁に現れるあざらし
澄んだ空と海
オロロン鳥が繁殖することで有名な赤岩の展望台から見渡せる日本海
澄み渡る青空と青々とした草木など、島の自然を楽しむことが出来ます。
丘から眺める日本海に沈む夕日
天気がよい日の夜空には一面、星が降り注ぎます。
「ゴメ岬」は、天売島の特に夕方の時間が最も美しい景観を作り出すエリアです。しかしそんな素敵な場所なのに観光で訪れる方を連れてくることが出来ませんでした。 なぜなら長年かけて流れ着いた漂着ゴミや、ゴミ収集がされていなかった頃のゴミが蓄積され景観を損ねていたからです。 これまで見て見ぬふりをしてきたこのゴミを回収清掃し野生生物の観察スポットとして、また夕日や星空を見ながらBBQをしたりシーカヤックの拠点だったり と今後の天売島の観光の可能性を広げ、これからの世代に観光資源と水産資源を残していきたいと考えました。 ちなみに「ゴメ岬」の名前の由来はゴメ(カモメの島での呼び名)の集まる岬だからです。
奥に見えるテトラポットの海岸沿いに問題となるゴミ地帯があります。
あらゆるものが流れ着き、テトラポットを埋め尽くしていきます。
海岸に漂着したゴミ
海岸線に渡って放置されたままのゴミたち
このままだと、ゴミはさらに増える一方です。
今のままでも美しい景観ですが、やはりゴミだらけのところは見てもらいたくないと思い、島外から来た人をお連れすることができませんでした。ですので、皆さんの力をお借りして、ここを日本で一番素敵な夕陽をみれる場所として、綺麗にしたいと思っています。誰も実現できないなら、私達がやるしかないと思いました。
私たちおらが島活性化会議は人口減少が進む天売島を何とかしたい、沢山の人に島の魅力を伝えたいという思いを持った有志が集まり活動している団体です。豊かな自然環境と綺麗な海でとれる魚介が自慢の島です。 そんな美しい天売島にも長い年月をかけてゴミが溜まってしまった場所があります。このゴミを次世代に残すわけにはいかない、そう考え誰かがいつかやらなければならないのなら、僕たちがやろうと思いました。 もちろん今回1度で終わらせるつもりはなく、このプロジェクトをきっかけとし長い時間をかけて島を綺麗にしていこうと思っております。子供たちがどこへ行っても「天売ってすごいよ!」と自慢できる島作りを目指していきます。皆さまどうぞご支援よろしくお願いいたします。
プロジェクトが成功しました!
2015/11/02に募集を開始しました。
2016/01/06 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合は、プロジェクト不成立となり支援金額の引き落としはされません。また、リターンも履行されません。