2013年に小樽市のソウルフードである『あんかけ焼そば』を紹介する本を発刊した小樽商科大学江頭ゼミでは、最新版「小樽あんかけ焼きそば事典 2022」を出版し、小樽あんかけ焼そばを広めるとともに小樽市をPRし、小樽市を活気ある街にしたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。
小樽とあんかけ焼きそば
小樽商科大学の江頭ゼミでは、長年地域活性化の活動を行ってきました。
2013年に始まったこの活動は、人口一人当たりのラーメン店の数は、札幌、旭川、函館と変わらないのになぜ「小樽ラーメン」がないのかという疑問からでした。
結論は「どうやら、小樽人はラーメン店でラーメン以外のものを食べているらしい。」そして、それがあんかけ焼そばだったのです。
さらに驚いたのが、小樽人にとってあんかけ焼そばは当たり前の食べ物になっているため、記録がほとんど残っていないということでした。小樽の街は現在、急速にその規模を縮小しています。その中で過去の記憶は次々と失われ、そればかりか現在の記憶もおぼつかなくなっています。
我々の日常は、意識的に残さなければ記録されないまま消えてしまう。『小樽あんかけ焼そば事典』は単なるご当地グルメの紹介本ではなく、2013年という一つの時代に小樽で確かに生きていた人たちの記録を残す、そんな想いで出版されました。
当時、小樽市内の書店では、特設コーナーを作っていただいたり、ある書店では売り上げ数1位を獲得するなど初版の2,000冊はあっという間に完売することができ、本当に多くの人々に私たちの想いを受け取っていただきました。また、読んでいただいた方からは「小樽あんかけ焼そばを多くの人に知ってもらえて嬉しい。」「小樽に住んでいても知らなかったことをたくさん知ることができた。」など、たくさんの喜びの声を頂きました。その想いを繋げていく為に、2017年に「新小樽あんかけ焼きそば事典」と題し、2度目の発刊を行いました。
2017年発刊のあんかけ焼きそば辞典 表紙
初回の発刊よりも遥かに多くの部数を手に取って頂き、ご好評に伴う増版なども経て、プロジェクトは成功に終わりました。
その成功からはや5年の時が経ちました。この5年間の間にも小樽の街は日々変わっていき、それとともにお店もあんかけ焼そばも変わっていっています。5年前の記録は様々な変化を遂げてきた現在の記憶ではありません。突然現れたコロナウイルスによって数え切れないほどの飲食店が店を畳むまでに追い詰められました。そのような逆境の中で踏ん張り続け、繋ぎ止めてきた小樽のあんかけ焼きそばの味をさらに残していきたい、もっと小樽の街を盛り上げたい。そのような想いから『小樽あんかけ焼そば事典』の最新版を出版したいと私たちは考えました。
前回と同様に50店舗以上の小樽市内のあんかけ焼きそばを提供している店舗を調査し、コロナの影響で休止している店舗についても、なるべくリストアップします。リストアップしていった店舗に取材のアポイントメントをとり、許可が出た店舗から取材していきます。
同時に全体の構想を練り、本全体の流れを決めます。
取材が終わり次第、店舗ごとの内容を決めていきます。全ての内容が決まり、本全体としてまとめた後、再度校閲作業をして仕上げていきます。完成したら、リターンとしても使用しますので、その他に決めている海鮮等と一緒に発送していその後、一般に向けて販売していきます。
小樽のあんかけ焼きそばの取材を行い、各店舗の新たなあんかけ焼きそばの紹介や新しく開業された店舗の紹介をしていきたいと考えています。
★最新版のポイント!小樽あんかけ焼きそばを深堀り!
前作のような各店舗の簡易的な紹介にとどまらず、各店舗の個性的な想いの部分に注目して紹介していきたいと考えています。
★最新版のポイント!観光客にもリーチ!
初めて小樽を訪れた人がこの本を手にしたときに、観光マップとしても使えるように小樽市の魅力もたくさん載せます!販売場所に関しても小樽近郊だけではなく、札幌市や千歳市、上川町など観光客が集まるところを中心にすることで小樽の魅力をより多くの人に届けていきたいです!
★最新版のポイント!小樽あんかけ焼きそばのほか、上川ラーメンも掲載
今作は、小樽あんかけ焼きそばの他に「上川ラーメン」も紹介する予定です。上川ラーメンを取材するきっかけとしては、上川町と小樽商科大学が包括連携協定を結んだことで、上川町のまちづくり支援を行うことになったからです。
我々は、北海道の地方の高齢化や過疎化が深刻な問題だととらえています。そこで大学生である私たちの力を活かし、北海道の地方のことを多くの人に知ってもらうためにプロジェクトを盛り上げていきたいと考えています。コロナウイルス感染症の影響を受け、各飲食店の経営状況はとても苦しい状況だと考えられます。我々としては、そんなコロナウイルスに負けないような「勢い」と小樽を盛り上げたいという「熱い気持ち」でコロナ以前よりも観光客を引き戻し、小樽そして北海道を盛り上げていきたいです!!
2022年7月1日 クラウドファンディング開始、取材開始
2022年8月~ 執筆開始
2022年9月~ デザイン
2022年11月~ 印刷
2022年12月~ 刊行
出版費用 50万円(2,500冊 500円で販売)
リターン費用10万円 合計60万円
私たちはこのプロジェクトを通して、この辞典を手に取っていただいた人に小樽あんかけ焼きそばの魅力はもちろん、それ以外の小樽の魅力も知っていただき、最終的には北海道そのものに対する興味を持っていただくことを目標にしています。その目標を達成するために私たちが最も力を入れるべき課題は、掲載させていただく店舗の特徴や魅力、個性的な想いを100%読み手に伝え、それを主軸としつつもそれ以外の小樽の魅力、北海道の魅力を盛り込むためにどのように工夫して辞典を構成、作成していくのかということだと考えています。
3,000円
お礼の手紙、旧小樽あんかけ焼そば事典(1冊)新小樽あんかけ焼そば事典(1冊)
6,000円
お礼の手紙、旧小樽あんかけ焼そば事典(1冊)新小樽あんかけ焼そば事典(1冊)あんかけ焼きそばセット
10,000円
お礼の手紙、旧小樽あんかけ焼そば事典(1冊)新小樽あんかけ焼そば事典(1冊)【開きホッケ1枚と開き縞ホッケ1枚セット or 糠ニシン1本と糠サンマ3尾セット】
15,000円
お礼の手紙、旧小樽あんかけ焼そば事典(1冊)新小樽あんかけ焼そば事典(1冊)【BBQ用冷凍ホタテ貝10枚 or 紅鮭切身5切入と以下一夜干し1枚セット】
30,000円
お礼の手紙、旧小樽あんかけ焼そば事典(1冊)新小樽あんかけ焼そば事典(1冊)【冷凍ほたて貝柱 500g or 銀だら味噌漬け10切】
50,000円
お礼の手紙、旧小樽あんかけ焼そば事典(1冊)新小樽あんかけ焼そば事典(1冊)【冷凍毛ガニ 約330g/杯 2杯セット or タラコ500g】
小樽市は、港、鉄道、運河などで栄えた、北海道有数の観光地です。中でも北海道で最初に開通した手宮~幌内間の旧手宮線の鉄道やウォール街、オルゴール堂に面している小樽運河では今でも多くの観光客の方々でにぎわっています。小樽といえばもちろんニシンなどの海鮮がご当地グルメとして取り上げられますが、実はあんかけ焼きそばも約70年の歴史の中で、多くの料理人や店舗が工夫を重ね、独自の進化を遂げてきた小樽のソウルフードです。絶景や歴史、グルメなど様々な魅力のある北海道小樽市について少しでも多くの人に知るきっかけになってもらえればと思っています。
小樽商科大学 江頭ゼミ
ゼミ内にて2016年3月にNPO法人EgaOを設立。
小樽商科大学・江頭ゼミ ゼミ内にて2016年3月にNPO法人EgaOを設立。小樽のお祭りであんかけ焼きそば屋台の出店やその他地域に根ざした活動に取り組んでいます。
プロジェクトが成功しました!
2022/07/04に募集を開始しました。
2022/08/01 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合もプロジェクトは成立し、支援金額が引き落とされ、リターンも履行されます。