パキスタン未踏の壁”ツイ1・2”への挑戦へ!

再生 プロジェクトイメージ
すでに集まった金額

740,000

目標金額
1,700,000円
43%
現在の応援人数

43

延べ43
募集終了まで残り

終了

2024/08/01 00:00に終了

ガンバルゾムはパキスタンのヒンドゥラジ山脈に位置する、標高6400mの未踏峰です。特に北面は急峻な大氷壁で、長年登頂は不可能とされてきました。しかし、2023年9月、私たちは、ガンバルゾム5の初登頂に成功しました。私たちは、北海道やアラスカ、ペルー、そしてパキスタンで登った仲間で、偶然にも3人とも山岳部の出身(北大、東海大、早稲田大)でした。

今回の目標は、ガンバルゾムの隣に位置する未踏の北壁ツイ1・2への挑戦です。
どちらも6500mを超える標高、どの方角からも険しく、情報もほとんど無いため、アイスアックスを使ったミックスクライミング主体の厳しく、冒険的な登攀が予想されます。世界でまだ誰もトライしたことのない大きな壁です。
この挑戦へ
クラウドファンディングを通じて、皆さんからのご支援をいただきたく、今回のプロジェクトを立ち上げました。温かいご支援をどうぞよろしくお願いします!

パキスタン・ヒマラヤの未踏峰”ガンバルゾム”とは?


ガンバルゾムは、パキスタンのヒンドゥラジに位置する5峰(6400m)からなる山脈です。
山頂までは、どのルートをとっても傾斜はきつく、北面が全て未踏の山塊でした。(写真は1峰2峰です。)
このように、巨大な山塊をセラックや、クレバスの脅威が覆っており、村から近いものの、どのルートも、長年、未踏のまま残されていました。

『ヒマラヤ辞典』という、ヒマラヤのマニアックな山まで網羅したバイブル的な書籍にも、

「ヤシーンの村から屏風のように立ちはだかる。南面は急峻な岩壁、北面は高度差3000mの大氷壁で、ダルコット峠からこの北面を眺めると全く登攀ルートは見出せない。」

と、強い文調で断言されているほどの高傾斜と氷壁で覆われた山脈です。


ガルバンゾムまでは、イスラマバードから車で16時間(Google Map通りには行かないので、24時間ほどで)ダルコット村まで移動します。

2023年9月、”ガンバルゾム5”の登頂に成功!

私達は、2023年9月に準備を含め約1か月半かけて未踏峰ガンバルゾム5に初登頂することが出来ました。最高に格好良い山でした。
先人たちが、この山は登れないと捉えていた山を、培ってきた現代のクライミング(アルパインクライミング)の技術で初登頂できたのでした。

ガンバルゾム5、登頂時の写真


※画像をクリックするとガンバルゾム登頂時の動画を見ることが出来ます。

20代のアルパインクライマー、3名の紹介


西田由宇(95年生まれ) にしだ・ゆう
東海大山岳部OB。学生時代にインドヒマラヤの6000m未踏峰に登頂。その後も高層ビル窓拭きの傍ら、アラスカ・ハンター北壁など国内外で継続的に登っている。


成田 啓(96年生まれ) なりた・けい
北大山の会(山岳部OB会)所属。山梨県出身、埼玉県在住。登山道具輸入代理店勤務。小学校から山を歩きはじめ、登山 を通して自分の知らない景色を見ること、山との一体感を得ることが好き。

鈴木雄大(94年生まれ)すずき・ゆうだい

早大山岳部ヘッドコー チ。ノースフェイスアスリート。フルタイムクライマー/スキーヤー。さまざまなジャンルのクライミングから山岳スキー滑降、 高所登山まで幅広く山を楽しんでいる。

2022年、2023年と、アラスカやペルーのアウサンガテ、前回のガンバルゾムでも3人のチームで、登頂し、引き続き、ガンバルゾムの隣の山である【ツイ1・2】への挑戦を行う計画を立てています。
※アラスカ(西田鈴木)ペルー(成田鈴木)

私達がアルパインクライミングに挑む理由



一般的に、多くの皆さんが想像するヒマラヤ登山は、特に、エベレストやK2といったビッグネームのノーマルルートかと思います。
これらは、現地ガイドが予めハシゴやロープを張り巡らせており、お金とある程度の体力や気力があり、しっかりとトレーニングを詰めば、誰でも登頂できる時代となっています。大人数のサポートメンバーを結成して登山に臨むので、予算も一回一人当たり200万円〜1,000万円と、高額な遠征です。


ナショナルジオグラフィックより引用)

一方、私たちの志向するアルパインクライミングは、1人あたり高くても100万円以下、お金を用意するだけでなく、さまざまな垂直方向のクライミングスキルや体力、地道に培った経験値など、プライスレスな登攀スキルが無いと、未踏ルートの開拓は出来ません。

決して、エベレスト登山をリスペクトしていないわけではないですが、このアルパインクライミングという所謂、軽量、速攻、少人数のスタイルで、ヒマラヤの6,000m級に登頂することは、総合的により難しく、冒険的な登山スタイルとされていますし、ジャンルも全く別物だと捉えていただいた方が、イメージとして正しいです。

この世界で経験を積むには、やはり大きな山での場数が重要で、国内での登山はもちろんですが、年に2〜3回以上は海外の大きなスケールの山や壁にトライし続ける必要があります。

エベレスト登山より大幅に安いとはいえ、それでも個人で資金を捻出し続けるには、限界があり、また、国内で活動を支援していただける企業様もありがたいことにありますが、非常に限られているのが現状です。さらには、近年では、円安や海外の物価上昇も日本のクライマーに大ダメージを与えています。

一方、海外では、スポンサー費用だけで一般の生活を成り立たせ、さらには、大きな山にトライし続けているクライマーも多く、そうしたライバルとの差は、増していくばかりというのが、日本の登山界の状況です。
例えば、北米のクライマーは、自国内に世界的な難易度の山や1000m級の壁が無数にあることに加え、2〜3週間の気軽な遠征で、アラスカや南米の大岩壁で経験を積むことができます。また、賃金も日本よりも圧倒的に高いので、ネパールやインド、パキスタンのようなヒマラヤにも通いやすいでしょう。アメリカのカリフォルニア州では、ファストフード店で働くアルバイトの最低賃金は、2024年現在で3,000円と高額です。

そうした背景もあり、今回、北海道の登山用品店の秀岳荘の小野社長からのご紹介により、クラウドファンディングを知り、皆さんからのご支援をいただきたく、プロジェクトを実施するに至りました。

ヒマラヤの未踏ルート”ツイ1・2”への挑戦へ!


2023年ガンバルゾム初登攀時に見えた美しい山々、その中でもひときわ輝いて見えたツイ1またはツイ2の新ルートにトライし、その頂きから、昨年登ったガンバルゾムを見てみたい。そんな自然な流れでこの遠征隊は結成されました。
メンバーも昨年と同じ3人。北海道やアラスカ、ペルー、そしてパキスタンで登った仲間です。
どちらも6500mを超える標高、どの方角からも険しく、情報もほとんど無いため、ミックスクライミング主体の厳しく、冒険的な登攀が予想されます。
※ミックスクライミング=アイスアックスを使って岩や氷のミックスした、雪に覆われた岩壁を登る技術。
※アイスアックス=先端がナイフのように尖った、ハンマーのような登山道具の一つ。時には氷に5mmほどだけ刺さったアックスを頼りに、壁を登っていいく。

ガンバルゾムは、未知の冒険的な稜線、その中に壁が出てくるという内容でしたが、ツイ1.2は終始クライミングで70度〜90度の冬壁を登るという内容が予想されます。こちらはGoogleアースの写真しか存在しなかったので、未知度ではガンバルゾムより高いと言えます。

ヒマラヤの未踏峰”ツイ1・2”への挑戦プロジェクトのスケジュール

2024年6月1日 クラウドファンディング開始
2024年7月31日 クラウドファンディング終了
2024年8月19日 出国
2024年9月10~20日 未踏ルートトライ
2024年10月7日 帰国
2025年3月1日目標 ドキュメンタリー映像公開

支援金の使い道

東京・パキスタン往復航空券(荷物郵送超過含む) 20万円×3人=60万円
現地宿 3人 15万円
現地移動 3人 15万円 (※代理店見積もり取得済み)
代理店費用など 42万円 (※代理店見積もり取得済み)
ポーター費用 20万円 (※代理店見積もり取得済み)
食糧3人(街での食事含む) 15万円
ガス 5万円
衛生通信インリーチ 1万6000円
衛星電話 10万円
装備費用 10万円
保険 6万円
医療 4000円  遠征費の小計 200万円(3名分)
映像作品のための撮影機材代+撮影+監督+編集費用 50万円
想定する予算:総額250万円

予算の250万円のうち、目標支援額の170万円を差しひいた金額は、自費や他から工面します。
クラウドファンディング目標の170万円からは手数料が約10%引かれ、残りを隊員3名で25%ずつ、15%を機材・撮影・映像監督および編集費用・報告会経費として配分し、不足分は自費や他から工面する予定です。

未踏の地を挑戦をし続けたい!

今回のパキスタン遠征については、ツイの未踏壁(6500m)に困難な新しいルートを拓く。ただそれだけです。
そして、この経験を活かし、来年以降も継続的にヒマラヤの高峰に未踏ルートを拓き続けていきたいです。

リターン

今回の挑戦を追ったドキュメンタリーフィルムをyoutubeで公開します。
支援者には、限定公開の機能を使って、2週間早く公開致します。また、感謝の意も込めた報告会もZOOMにて開催予定です。

5,000円
・お礼のメール
・ドキュメンタリーフィルムの先行限定公開
※youtubeのURLを公開の2週間前に限定公開します。

10,000円
・お礼のメール

・ドキュメンタリーフィルムの先行限定公開
※youtubeのURLを公開の2週間前に限定公開します。
・10/21(月)19時に開催予定の帰国直後報告会参加券 ZOOM限定配信を予定


30,000円
・お礼のメール

・ドキュメンタリーフィルムの先行限定公開
※youtubeのURLを公開の2週間前に限定公開します。
・エンドロールにお名前入り(通常サイズ)
・10/21(月)19時に開催予定の帰国直後報告会参加券 ZOOM限定配信を予定

50,000円
・お礼のメール

・ドキュメンタリーフィルムの先行限定公開
※youtubeのURLを公開の2週間前に限定公開します。
・エンドロールにお名前入り(特大サイズ)
・10/21(月)19時に開催予定の帰国直後報告会参加券 ZOOM限定配信を予定

100,000円
・お礼のメール

・ドキュメンタリーフィルムの先行限定公開
※youtubeのURLを公開の2週間前に限定公開します。
・エンドロールに企業名・お名前入り(Special Thanksサイズ)
・10/21(月)19時に開催予定の帰国直後報告会参加券 ZOOM限定配信を予定
作品例
https://www.youtube.com/watch?v=0fgOYRLRdqA 

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支援金額とリターン

5,000円

・お礼のメール
・ドキュメンタリーフィルムの先行限定公開
※youtubeのURLを公開の2週間前に限定公開します。

  • 8口が支援済み
  • お届け予定:2025年03月
受付終了

10,000円

・お礼のメール
・ドキュメンタリーフィルムの先行限定公開
※youtubeのURLを公開の2週間前に限定公開します。
・10/21(月)19時に開催予定の帰国直後報告会参加券 ZOOM限定配信を予定

  • 24口が支援済み
  • お届け予定:2024年10月
受付終了

30,000円

・お礼のメール
・ドキュメンタリーフィルムの先行限定公開
※youtubeのURLを公開の2週間前に限定公開します。
・10/21(月)19時に開催予定の帰国直後報告会参加券 ZOOM限定配信を予定

  • 7口が支援済み
  • お届け予定:2024年10月
受付終了

50,000円

・お礼のメール
・ドキュメンタリーフィルムの先行限定公開
※youtubeのURLを公開の2週間前に限定公開します。
・10/21(月)19時に開催予定の帰国直後報告会参加券 ZOOM限定配信を予定

  • 3口が支援済み
  • お届け予定:2024年10月
受付終了

100,000円

・お礼のメール
・ドキュメンタリーフィルムの先行限定公開
※youtubeのURLを公開の2週間前に限定公開します。
・エンドロールに企業名・お名前入り(Special Thanksサイズ)
・10/21(月)19時に開催予定の帰国直後報告会参加券 ZOOM限定配信を予定

  • 1口が支援済み
  • お届け予定:2024年10月
受付終了

300,000円

・お礼のメール
・ドキュメンタリーフィルムの先行限定公開
※youtubeのURLを公開の2週間前に限定公開します。
・オープニングにも企業名・お名前入り(Special Thanksサイズ)
・エンドロールに企業名・お名前入り(Special Thanksサイズ)
・10/21(月)19時に開催予定の帰国直後報告会参加券 ZOOM限定配信を予定

  • 0口が支援済み
  • お届け予定:2024年10月
受付終了

EZOポイントで支援

100 EZOポイント

受付終了