挑戦する若者たちが江別にたくさん溢れるような環境づくりを!

プロジェクトイメージ
現在の支援月額

34,000

目標金額
100,000円
34%
現在の応援人数

9

延べ14

はじめまして、NPO法人みなと計画理事長の橋本正彦です。当プロジェクトページをご覧下さり、ありがとうございます。2013年から人口の約1割が大学生のまち江別市で、コミュニティカフェ「community HUB 江別港」を立ち上げ、さらに若者をサポートできるようにNPO法人「みなと計画」を2018年の3月に立ち上げました。この度、若者支援プロジェクト、みなと計画の軸となる「みなと基金」を設立しました。沢山の若者が挑戦する街にしていけるよう、みなさんからのご支援、お待ちしています!

挑戦する若者たち!

若者の可能性を意識したのは、若者主体の環境NGOで、自ら課題を設定して、その解決に挑む20歳前後の若者たちの姿を見たのがきっかけです。この時に、若者には社会を変えられる力がある、と確信しました。
 
その後、江別のNPOに転職し、大学生ボランティアと接しながら、若者が自信を持ち、秘めた可能性を引き出せるよう、様々な地域活動とのマッチングを行ってきました。
 
活動を通して自分のやりたいことに気付き、挑戦していく若者の姿を見て、このような活動を広げていくことの重要性を実感してきたところです。

若者たちに取り巻く奨学金事情

その一方で、なかなか一歩を踏み出せない若者も多くいることが分かりました。経済的な理由からアルバイトに時間を取られ、また同様の理由で遠方から通うために活動できないなど、何かに挑戦したくてもできない理由を抱えているのです。
 
学費が30年前と比べても2倍となったいま、大学生の2人に1人が奨学金を受給し、学業を継続するために、アルバイトが中心になるような学生生活を送る学生も少なくないのですが、それを仕方が無いと「あきらめ」させられていることに、大人としての責任を感じました。

経営実習に挑む大学生
大学のゼミ活動で経営実習に挑む大学生
2017.5江別港1階の飲食店「めんこいや」にて

「無意識のあきらめ」をなくし、世界をもっと面白くしよう!

このような経験から、「あきらめ」には3つのパターンがあると思うようになりました。
 
(1) やってみて無理とあきらめる
(2) どうせ無理とあきらめる
(3) 無意識にあきらめる

 「やってみて無理」や「どうせ無理」は、意識されているので、原因を探すことができます。本当にやっかいなのは、意識にすらのぼらない「無意識のあきらめ」です。
無意識のあきらめが根底にあると、本当はもっと違う考え方があるのに、それに気付かずに、限られた選択肢しか見えなくなってしまいます。
 
無意識のあきらめは、「家庭環境」「地域環境」「時代環境」という、どれも本人の意思では選ぶことのできない3つの環境が影響します。
 
ほんの少し視野を広げると可能性は広がるのですが、「選ぶ」ことを思いつかないのは、環境による影響が知らずうちに蓄積して、無意識のあきらめとなるのが大きな要因のようです。
チョークアート
チョークを置いておくと、子どもたちは最初は恐る恐る、やがて自由に絵を描き始める
2015.4 江別港前

環境の制約を打ち破るツーステップとは?

無意識のあきらめに気付き、環境の制約を自力で打ち破る若者もいますが、それには強靭な精神力が必要で、誰もが出来るとは限りません。
 
そこで、今までの経験も踏まえて、「こんなこと考えているんです」「いいね、それ!」という、誰でも出来るシンプルなやりとりから、スタートする方法を考えました。これが、STEP1「声を出す」→STEP2「受け止める」です。
 
「若者がどんな些細なつぶやきでも発せられる場」があり、そこで「どんなささやきも取りこぼさずに受け止める」仕組みを作られれば、徐々に環境の制約を崩していけるはずなのです。
 


おもむろにキャッチボールを始める若者たち。
「community HUB 江別港」前にて(2016.5)

「みなと計画」の誕生

若者のつぶやきを受け止める、そんな仕組みを作ろうと、若者の声を受け止め地域とつなぐ「community HUB 江別港」を2013年から運営してきましたが、単独の拠点で出来ることはたかが知れています。

そこで、①江別港のような場=「みなと」を国内外のあちらこちらに作る、②みなとの可能性を最大限に引き出せるコーディネーターを育成する、③若者を資金的に応援するみなと基金の運営、の3つの事業を柱とした「NPO法人みなと計画」を、賛同して頂ける仲間を集めて2018年3月に立ち上げました。

→ みなと計画 https://minato-plan.jimdo.com/
 みなと計画簡易ロードマップ
みなと計画のロードマップ(簡易版)

「みなと基金」とは?

お金の問題は、シンプルですが難題です。ツーステップを踏みながら、他の選択肢のイメージができても、3つの環境の制約は「お金」という形に姿を変えて立ちはだかります。
簡単な問題ではないとわかっているからこそ、お金を理由に知らずうちに自分の選択肢を狭めてしまうことがあります。
 
若者がお金を理由に挑戦することをあきらめる社会が、面白くなる訳がない!
若者の挑戦を積極的に応援して、後押しできるようにしたい!
 
そこでみなと基金では、次のようパターンで若者を資金的に応援します。
 
給付型奨学金
 地域のボランティア活動にとても参加したいけど、学費や生活費を稼ぐため、
 アルバイトを多く入れていて、その時間を割けない若者へ!
企画実現助成
 こんな企画を実現したいけど、費用面で行き詰まっている若者へ!

活動参加旅費
 素晴らしい活動を知って参加したいと思ったけど、旅費がかかるとためらっている若者へ!
 
学びの支援
 スキルアップのために参加したい講座があるけど、高額過ぎて二の足を踏んでしまう若者へ!

「みなと基金」の仕組みは?

皆さんからのご寄付を原資として、資金を必要とする若者に支給していきます。支給にあたっては、第三者も含めた運営委員会が選定に当たります。実際のお金の出し入れについては、同じく第三者が加わる財務委員会が管理します。

頂いたご寄付が有効に活かされるよう審査をし、また適正な管理が行われるよう万全の体制を整えていきます。
ご寄付をきっかけとして、若者と地域の皆さんがつながるような、あたたかな仕組みを作りたいと考えています。

お金だけではない、根っこからのサポート

お金は、確かに課題を解決する手っ取り早い手段ですが、プロセスを無視した投資は、長期的な利益を生み出しません。みなと計画が大事にするのは、その若者にしっかりと寄り添い、サポートをしていくことです。
お金が必要だといわれても、まずはお話しをしっかりお聴きします。その結果、お金よりももっと良い解決方法を見つけることができるかもしれません。
また、支給してそれで終わりではなく、支給後も寄り添い続け、必要とされるサポートをしていきます。
若者にとって本当に大事なのは、お金という道具ではなく、困ったときに頼れる人や場所があるという社会との接続性を確保することだからです。お金は、そのためのきっかけに過ぎません。

  
 

マンスリークルーの募集!

この度、そのみなと計画の軸となる「みなと基金」を応援して頂ける仲間(マンスリークルー)をあつめたいと思い、プロジェクトを立ち上げさせて頂きました。
 
マンスリークルーは、一ヶ月単位で「みなと基金」の応援をして頂ける仲間のことです。
出入りは自由ですので、まずは一ヶ月、お試しで参加してみる、という応援も大歓迎です。
 
共に旅を続けるために、クルーの皆さんには、航海の意義や進捗状況を随時お伝えしていきます。また、より良い航路を描いて進んでいけるよう、皆さんからのご意見も頂いていきたいです。マンスリークルーの皆さんと共に「みなと計画」を創り上げていければと思います。
船

困難な航海だけど、楽しみながらゴールを目指す!

この計画を中心となって進めているみなと計画の役員は、それぞれにユニークな経歴を持ち、お互いの専門分野を合わせることで、困難なミッションに挑もうとしています。しかし、立ち向かう課題が深刻であっても、それを解決する道筋は楽しんで行こう、というのがモットーです。
マンスリークルーの皆さんとも一緒に、この航海を楽しんで行きたいです!


いつも集合写真を撮り忘れてしまい、全員が揃うものが未だにない
みなと計画役員会 江別港にて(2017.7)

マンスリークルーへのリターン

マンスリークルーの皆さんは、みなと計画を共に進める大切なファミリーです!
ささやかではありますが、せいいっぱいの気持ちをお返しさせて頂きます。

※2020年2月1日よりお礼の内容を変更しました!

(1)マンスリークルーの会員証と根付
(2)毎月のミニレターのメール送付
(3)community HUB 江別港で開催するイベントへのご招待

根付のイメージ写真はこちら

支援金の用途

リターンにかかる経費を除いた金額を、みなと基金へのご寄付とさせて頂きます。
基金は第三者を含めた委員会において適正な管理を行い、結果についてはWEBサイトなどで開示・報告していきます。
 なお、みなと基金へのご寄付のうち20%は、みなと計画の運営費となります。運営費は、パンフレット印刷等の広報宣伝費や通信費、ボランティアスタッフや事務局員の旅費、人件費などに当てられ、みなと計画の活動をより充実したものしていくことに役立てさせて頂きます。


人が集まる場では、必然の出会いが生まれる!
商店街活性化を考えるフューチャーセッション 江別港にて(2014.9)

【参考今までのストーリー

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
みなと計画や、ご協力をお願いしたいみなと基金についてご説明させて頂きましたが、ここに至るまでの経緯について、補足させて頂きます。よろしければご覧下さい。
 
2013年7月、人口の約1割を占める1万人の大学生が在学する江別市で、大学・大学生と地域をつなぐ「仕組み」を作るため、「community HUB 江別港」の活動をスタートさせました。
 
今まで、若者の「地域でこんなことをやりたい!」という想いの実現のサポートや、地域からの「若者の力を借りたい!」という依頼のマッチングなど、若者と地域を結ぶ活動をしてきました。
 
多くの若者と接するなかで、現代の若者が直面している課題に気付かされました。
 
「みなと計画」を立ち上げる一番のきっかけになったのは、江別港の活動にも一生懸命参加下さっていた大学生が、家庭の経済的な事情により突然大学をやめざるを得ない状況になった、というものでした。
 
お金の問題になってしまうと、何も相談に乗れないのか、という無力感がありましたが、それでもあきらめずにその大学生と連絡を取り、所属大学や江別のNPOと連携をして、方法を一緒に考えて頂き、卒業までの道筋をつけることが出来ました。
 
このことをきっかけに、困ったときに気軽に相談できる場があり、それを受け止めて、適切なサポート体制を作ることができれば、あきらめる必要のないことはたくさんあるのではないかと、気付かされました。
 
若者と地域を結ぶ活動をするのなら、若者の置かれている課題を直視し、解決の方法も構築する義務があると思い、2016年12月、場づくり、人づくり、資金づくりの三本を柱とした若者支援の仕組み作りを行う「みなと計画」の提案を行いました。70名を超える方々にお集まり頂き、この問題に対する関心の高さを知りました。
 
それを弾みに、NPO法人化を目指し、共にこの困難な課題に挑む役員を集め、2017年8月に設立総会を開催、2018年3月にNPO法人化しました。
 
立ち上がったばかりのNPO法人であり、実績はありませんが、皆さんの信頼を得られるよう一つずつ積み上げていきます。もし、ご共感頂けるようでしたら、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。

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支援金額とリターン

1,000円

【2020年2月1日より変更】
(1)マンスリークルーの会員証と根付
(2)毎月のミニレターのメール送付
(3)community HUB 江別港で開催するイベントへのご招待

  • 3口が支援済み
支援する

2,000円

【2020年2月1日より変更】
(1)マンスリークルーの会員証と根付
(2)毎月のミニレターのメール送付
(3)community HUB 江別港で開催するイベントへのご招待
 

  • 2口が支援済み
支援する

3,000円

【2020年2月1日より変更】
(1)マンスリークルーの会員証と根付
(2)毎月のミニレターのメール送付
(3)community HUB 江別港で開催するイベントへのご招待

  • 9口が支援済み
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