特攻隊を題材とした2人芝居「音楽劇〜桜の下で君と〜」は北海道出身のお笑い芸人アップダウンが人生を賭けて作った作品である。2020年3月から全国各地で公演予定だった。
しかし、新型コロナウイルスの影響で予定していた公演が中止、延期。なにもできない状況で、それでも風化させてはいけない歴史、戦争があったという事実を伝えるため、 無観客配信公演を自腹にて実施しました。この芝居は後世に伝える必要があります!一緒にこの活動を応援していきましょう!
私たち、株式会社グレートスカイアートは、お笑いコンビ、アップダウンとこの数年にわたり、モエレ沼芸術花火をはじめとする大型イベント、コンサート、お笑いライブ、ラジオなど様々な活動を共に創り上げてきました。
アップダウン
左:竹森巧(たけもりたくみ) 右:阿部浩貴(あべひろき)
劇場やライブハウスなど人が集まる密になりやすい空間が彼らの主となる活動の場でしたので、新型コロナウイルスは彼らの活動に大きな影響を与えました。彼らが昨年、特攻隊を題材とした二人芝居「音楽劇〜桜の下で君と〜」をつくりあげ、2020年3月から東京、 福岡、北海道オホーツク地方などの全国各地で、5月には札幌道新ホールでも公演予定でしたが、全て中止。なにもできない状況で、それでも風化させてはいけない歴史、戦争があったという事実を伝えるため、道新ホールで無観客公演を実施、その模様を無料配信しました。配信するにはホール代、音響、照明、カメラ及びスタッフ、諸経費など150万円以上の経費がかかりました。本来であればチケット収入で経費をまかないますが、今回はアップダウンの熱い思いがあり、まずは終戦記念日の8月15日に伝えることを優先に自腹を切りこの無料配信を行いました。
(2020年8月無観客公演収録時の写真)
彼らの言葉にあるように
(以下 WEBサイトより抜粋)
僕たちはお笑い芸人だ。そして歌も、芝居もやっている。時には絵も描く。 たかがエンターテインメントだと言われるかもしれない。でも 、伝えるってことは 、相手の心に真に届かなければ意味がない。僕たちは今回この戦争というテーマを 「お笑い」と「歌」の二人芝居で届けることにした。若くして自らの命を国のために捧げた特攻隊員が何千人もいたという事実を。 そして、それは特殊な人間ではなく、僕たちと変わらないごく普通の少年青年たちだったことを。難しい本を何冊も読むよりも、何時間も講義を受けるよりも「面白いから、伝わる」。 それが僕たちの思う、エンターテインメントの役割だ。
そして、この音楽劇「桜の下で君と」を観てくださった皆さん。 今この時代に生きる僕たちの手で、一緒に伝えていきましょう。 あの時代を生きた若者たちが命に代えても守りたかった日本を、 未来に繋いでいきましょう。
僕たちは、自分を観てもらいたくてこの芝居をやるのではなく、志を同じくする人達と一緒に伝えていきたいと思っています。 その手段としてのエンターテインメントを、今ここに発信します。
私たちグレートスカイアートは、この活動にふれ、応援をしていく形をつくりたく、今回クラウドファンディングを行うことにしました。
”戦争を伝え続けるために僕たちにできることは芝居だった。”
僕たちも、もちろん戦争を知らない。
けれど、これは伝えていかなければならないと、強く決意した。
若者たちが命に代えても守りたかった日本を、 未来に繋いでいきましょう。
戦争で大切な人を失くす事なんて誰も望んでいないのに、 今日も世界のどこかで戦争が起きている。
日本は2600年以上も続く世界で最も古い国とも言われているのに、戦後の教育によって僕たちは 、日本に生まれたことへの誇りを失った 。愛国をうたえば右、戦争反対といえば左、と揶揄される。 本当にそうだろうか。思想なんて関係ない。 自分が生まれた故郷である日本が好きで、戦争なんかで大事な人を失いたくない。 そんな感情を素直に持つことに、いったい何の遠慮がいるだろう。
でも僕たちは学んでこなかった。知らされてこなかったのだ。 敗戦国としての教育を受け、戦争を知らない世代が育ち、日本は経済的な成長を遂げ、 いつしか戦争は「遠い過去の物語」になった。 たった75年前の出来事なのに。 昔話どころか、自分の父母や祖父母が生きた時代なのに。僕たちも、もちろん戦争を知らない。 けれど、これは伝えていかなければならないと、強く決意した。そして、作り上げたのが音楽劇「~桜の下で君と〜」でした。
お笑いコンビ、アップダウンの竹森と阿部は今日も劇場での本番を終えるが、自分達の笑いに何か釈然としないものを感じていた。そんな時突然竹森が「特攻隊の芝居を作ろう」と言い出す。命をかけて戦った人達のことを笑いになどできない、と反対する阿部だったが、竹森の「一人一人が短い人生を懸命に生きて、そこには笑いも苦しみもあったはず。死にゆく話ではなく、何を考えどう生きたかを描くのは、芸人も同じではないか」という言葉に押され、二人芝居を作ろうと決意する。調べるうちにひとつの記録が目に留まる。それは鹿児島の知覧飛行場から昭和20年5月28日に出撃した一機の二人乗り戦闘機、29歳の関根中尉と、17歳の少年飛行兵であった。彼らはいかにして二人で同じ飛行機に乗り込み「その日」を迎えたのか…。二人のお笑い芸人の人生を賭けた挑戦が始まる。
2019年11月4日に行った札幌公演(東本願寺札幌別院)では、2公演満員御礼となった。初演で多くの反響があり、戦後75年の2020年、全国各地からから公演依頼がきて、東京、福岡、札幌、清里町(北海道)、網走市(北海道)、佐呂間町(北海道)、鹿児島など全国10箇所で公演予定だったが、新型コロナウイルスの影響で次々と公演中止、延期となってしまいました。通常公演が再開の目処がたっていない今、多くの方に伝えるために配信をしていく必要があると感じています。
2020年8月22日 クラウドファンディングスタート
2020年9月2日〜9日 「桜の下で君と」再配信
今回アップダウンが無料配信した経費への補填
今後の公演を企画するための経費へ全額使用します。
最後に
過去の出来事や、世界には私たちがまだまだ知らないことがたくさんあります。
なぜ今自分たちがここに存在することができるのか、世界ではどんなことが起きているのか。
アップダウンが活動を続けていくことで、彼らだからできる伝え方で、楽しみながらも
知らなかった大切なことを知ることができれば、家族や友人との絆が
少し深くなったり、自分の住む街が少し良くなるために行動できたり、そんなきっかけの
一歩になればうれしいです。
株式会社グレートスカイアート
札幌のモエレ沼芸術花火をはじめとする全国の「芸術花火シリーズ」
LIGHT UP NIPPON HOKKAIDOなどの花火大会の企画、運営など全てをオーガナイズしています。
そのほか音楽、スポーツイベントの企画、運営など活動は多岐に渡る。
10,000円
残り62口①アップダウンからお礼のメッセージ(メール)
②「桜の下で君と」公式サイトに支援者としてお名前記載
③「桜の下で君と」テーマソング愛しき人たちへサイン入りCD 1枚
④「桜の下で君と」劇中イラスト(阿部浩貴作)セット
20,000円
残り33口①アップダウンからお礼のメッセージ(メール)
②「桜の下で君と」公式サイトに支援者としてお名前記載
③「桜の下で君と」テーマソング愛しき人たちへサイン入りCD 1枚
④「桜の下で君と」劇中イラスト(阿部浩貴作)セット
⑤「桜の下で君と」ドキュメンタリーDVD『今、伝えたい事』1枚
50,000円
残り37口①アップダウンからお礼のメッセージ(メール)
②「桜の下で君と」公式サイトに支援者としてお名前記載
③「桜の下で君と」テーマソング愛しき人たちへサイン入りCD1枚
④「桜の下で君と」劇中イラスト(阿部浩貴作)セット
⑤「桜の下で君と」ドキュメンタリーDVD『今、伝えたい事』1枚
⑥「桜の下で君と」未発表ダイジェスト映像のエンドロールにお名前を記載
データorDVDどちらかご希望のフォーマットにてお渡しします。
100,000円
残り8口◆50,000円のリターン品
①アップダウンとZOOM飲み会ができる権利
*支援者が企画したZOOM飲み会にアップダウンの2人が参加します(60分)
ここでしか聞けない話や、質問など時間内であればなんでもOKです!
*開催時期は応相談となります。
300,000円
残り10口◆50,000円のリターン品
①アップダウンのミニライブ開催の権利
あなたの街にアップダウンの2人を呼んでミニライブを開催できる権利です。
約60分のステージです。開催内容、時期は応相談となります。
交通費・宿泊費(宿泊ある場合)は別途、会場は支援者様でご用意ください。
500,000円
残り10口◆50,000円のリターン品
①アップダウンがあなたを面白くプロデュース
伝えたいがうまく伝えられないエピソードやすごく面白い話なのにうまく伝えられない
エピソードなどをアップダウンの2人がうまく面白く伝えられるように
文章構成や話し方などをプロデュースします!(ZOOMにて)
1,500,000円
残り5口◆50,000円のリターン品
①「桜の下で君と」公演開催の権利
アップダウン二人芝居「桜の下で君と」をあなたの街で開催できる権利です。
上記は北海道内で300~500人キャパを想定した価格設定です。
開催場所によっては別途演者、スタッフ交通費、宿泊費が必要な場合がございます。
購入前に必ずお問い合わせください。
東日本大震災の追悼と復興を祈り被災地域で一斉に打ち上げられる花火「LIGHT UP NIPPON」に感銘を受け「LIGHT UP NIPPON HOKKAIDO」を立ち上げ、花火を通して震災支援や地域活性化に携わる。
プロジェクトが成功しました!
2020/08/22に募集を開始しました。
2020/09/22 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合もプロジェクトは成立し、支援金額が引き落とされ、リターンも履行されます。