fareastsnowsportsは、2015年から北海道のニセコで日本初のスノーコンシェルジュサービスを展開してきました。インストラクターと顧客が直接つながるビジネスモデルを築き上げてたくさんの外国人に好評をいただいてきましたが、今回のコロナ禍で、インバウンド客が激減。今シーズン乗り越えられるかの危機に直面しています。スノー産業に関わるプロフェッショナル、特に、インストラクターをしている人達が、これからもスノー業界で仕事ができるよう応援をよろしくお願いします!
皆さんご存知の通り、ニセコは沢山の外国人観光客で賑わってきた場所です。
私たちが提供しているスキースクールは、世界中からニセコに来るお客様に世界トップクラスのスキーコンシェルジュサービスを提供することで成り立ってきました。少数ながら日本人のお客様もいらっしゃいましたが、やはり大半は外国人のお客様。2021年4月まで外国からの観光客の入国不可という趣旨の発表が政府からもあったように、現在私たちの予約数は前年と比べて98%マイナスです。
今のスクールを始めるきっかけになった理由は、日本のスノー産業の衰退を指を咥えてみていられなかったからなんです。
日本のスノー産業は、1998年をピークに2017年の時点で1/3までに減ってしまいました。この産業が衰退してしまうに至った要因は一つではないと思います。その中で今まで自分は運良くスノー産業先進国と呼ばれる国々で働くことが出来、なぜその国々のスノー産業が発展し続けてきたのかを肌で感じ、自分の情熱を注ぎ込むことが出来ました。
その中で自分に出来ることを考えたとき、現在運営しているスキースクールの形に辿り着き、それまで働いていたヨーロッパでの仕事を辞めて、日本に戻ってくることにしました。
海外で働いていた時の写真
これまでのスキースクールと言えば、スクールがお客様を集客してお金を頂いてインストラクターがスクールから働いた分のお金をもらうといった、ピラミッド型構造の縦割りのしくみが一般的でした。
しかし、ニセコエリアには自分の顧客を持つインストラクターが沢山いて、そういった売れっ子インストラクターはスキーの先生ではなく、スキースノーボードを一緒にとことん遊びまくる友達なんですよね。スキー・スノーボードで楽しく遊ぶことに対して誰よりも勉強熱心で、スノー産業が大好きだからこそお客様にも最高のバケーションを過ごしてもらうための努力を惜しみません。
お客様が帰国後も連絡を取り合い、次のバケーションの計画を一緒に練って、自分の旅行先が近ければ訪ねていったりと、雪の上以外でも常にお客様とのコミュニケーションを大切にします。そうやってファンを増やしていくことで、シーズンを通してお客さんの絶えない人気インストラクターが生まれていきます。
私は、このようなインストラクターが自分で自分のビジネスを行えるプラットフォームを提供したく、2015年に今の会社(fareastsnowsports)を設立してスクールを立ち上げました。お客様とインストラクターをダイレクトに繋ぐシステムを構築して中間マージンを極限まで省き、インストラクターが頑張れば頑張った分だけ自分のものに出来る、お客様には理想のサービスをその価値に見合った価格で提供できるビジネスモデルを作りました。縦割りから横の繋がりの構造をつくり、インストラクターと顧客が直接つながるスキーインストラクターにとっては新しい仕組みなのです。
現在、私たちが提供しているサービスはインストラクターの個性を活かし、自分にあった方法でお客様を獲得していく、日本のスノー業界では珍しいサービスです。欧米のスキーリゾートでは人気のサービスですが、日本では、まだニセコエリアでしか見かけません。
例えば、初めて旅行へ行く場所で、現地に住んでいるその土地を知り尽くした友達がいるとその旅行の満足度って格段に上がりますよね。その現地を知り尽くした友達の役割を私たちが担いながら、スキー・スノーボードの資格を活かし、既存のレッスンを高いクオリティで提供出来たり、コース外の自分たちだけでは心配でいけない穴場も安心して滑れる、既存のスキー教室では言えないようなちょっとしたわがままもお願いできる、そんなありとあらゆる方向からお客様に冬の休暇を満喫して頂くためのサービスなんです。
何故、このビジネスモデルがお客様にとってもインストラクターにとってもいいのかというと、インストラクターという仕事で生計を立てられるビジネスモデルであることが一番大きいと考えています。仕事で自分を養えない、家族を養えない、そんな仕事では上を目指す人もいなくなるし、人が留まらない業界ではサービスの質をあげることも難しくなります。
このビジネスモデルでインストラクターやガイドの仕事が生計を立てられ、良い人材が沢山業界に留まることでサービスの質も格段に上がり、お客様の満足度もあがります。
こうしてシーズンを通して予約で埋まってしまうインストラクターが増えれば増えるほど、この仕事が「安定」した仕事になり、良い循環が更に良い循環を呼び込むと考えています。
そして、今アスリートとして頑張っているトップ選手から、スキー・スノーボードが好きで好きでたまらない、というような人たちまで、しっかり勉強して経験を積めばスキー・スノーボードを生業にすることができる、情熱を注いだことが将来に繋がる、それを示せるモデルなんです。
2015年より2名で始まったこの取り組みに賛同してくれた才能あるインストラクターと、このサービスに価値を見出してくれるお客様が沢山いてくれたおかげで6年目を迎える今シーズンは14人までに増え、昨シーズン終わった時点では来シーズンに向けての予約も多数頂いておりました。
fareastsnowsportsのスタッフ達
スタッフの詳細は、こちらをご覧ください。
この数字からもこのビジネスモデルがお客様とインストラクターの双方の満足度を上げるために貢献できていたと感じていた矢先に新型コロナが起こりました。
今までは各インストラクターがリフト券を負担して購入してきましたが、まだ日本では認知度の低いサービスを提供していることも重なり、先行きの全く分からないコロナ禍で25万円のシーズン券を買うことはリスクが高すぎて二の足を踏んでしまいますし、会社としても今まで一度も利益を出そうとしたことがない会社なので、それだけの体力もありません。
しかし、ここで諦めてしまってコロナのせいで今まで頑張ってきた才能あるインストラクターがまた業界から流出してしまうなんて考えたくもありません。
今まで私がインストラクターをしてきた21シーズンの中で何人もそういう才能ある人材が去っていく姿を見てきたので、それはなんとしてでも食い止めたいんです。
そこで、クラウドファンディングを通じて、この事業を応援してもらいたいと考えています。
世界で通用するスキルを持つインストラクターたちの未来を繋ぐために必要不可欠な今シーズンのリフト券の購入代金
インストラクター専用のシーズン券 1人分 25万円 x 14人分 = 350万円
このサービスの価値観とビジネスモデルを広めることで、雪の休暇の楽しみ方に大きく広がりが出て、より多くの人がスノースポーツを「スポーツ」の枠を超えて楽しんでいただけるようになるんです。
そして現役アスリートから一般のスキー・スノボ愛好者までが情熱を注ぐこんな素晴らしいスポーツを仕事に出来る環境を整えることにもなります。そうすることでこのスポーツを将来の仕事にしたいと夢見る子供たちが増えて、実際にその夢をちゃんと支えられる土台が出来る、そんなスノー産業にとっていま一番必要な循環を生み出すプロジェクトです。
#1, 3,000円
お礼のメール
#2, 5,000円
メンバーが撮った写真で作った絵葉書を郵送
#3, 8,000円
・お礼のメール
・メンバーが執筆する雑誌(1冊)
#5, 20,000円
・お礼のメール
ZOOM サロン(ここでは書けない様な裏話を交えた業界のお話など)
※開催の日時などは、申し込み後に支援者へ個別にご連絡差し上げます。
#6, 20,000円
・お礼のメール
1時間体験レッスン(1〜4名分)
※HPより事前予約をしてください。有効期限・利用は、20-21シーズンでスキー場が開いている場合に限ります。
#7, 30,000円
・お礼のメール
半日レッスン/コンシェルジュサービス(1〜4名分)
※HPより事前予約をしてください。有効期限・利用は、20-21シーズンでスキー場が開いている場合に限ります。
#8, 60,000円
・お礼のメール
1日レッスン/コンシェルジュガイドサービス(1〜4名分)
※HPより事前予約をしてください。有効期限・利用は、20-21シーズンでスキー場が開いている場合に限ります。
#9, 25万円
・お礼のメール
・シーズン中のレッスン/コンシェルジュガイドサービス-5日分-(1〜4名分)
・2021年夏のニセコを1日ご案内
※実施日時などの調整は、申し込み後に支援者へ個別にご連絡差し上げます。
#10, 50万円
・お礼のメール
・シーズン中のレッスン/コンシェルジュガイドサービス-10日分-(1〜4名分)
2021年夏のニセコを1日ご案内
※実施日時などの調整は、申し込み後に支援者へ個別にご連絡差し上げます。
#11, 100万円
・お礼のメール
・シーズン中のレッスン/コンシェルジュガイドサービス-20日分-(1〜4名分)
・2021年夏のニセコを1日ご案内
・20-21シーズン中 スポンサーロゴをユニフォームに掲示
※左肩かフード(5x5cm)になります。
※実施日時などの調整は、申し込み後に支援者へ個別にご連絡差し上げます。
井上 雄介
高校を卒業と同時にカナダへ渡航、現地でインストラクター資格を取得して以来20シーズン以上、雪を追い求めて生活してきました。スキーを仕事に10か国近くの国で滑ってきました。中でも1番のお気に入りはイタリア。きっと日本を出てから一番長い時間を過ごした山ドロミテがイタリアにあるからだと思います。そして食事が美味しい!
そんな海外での経験から、多岐に渡るスノー産業の可能性を「スノー産業先進国」と呼ばれる国々や、これからスノー産業先進国と渡り歩いていくだろう「スノー産業新興国」から思いっきり感じ取り、今衰退がなかなか止められない自分の国のスノー産業になんとかして貢献できないかと考え2015年より活動を国内にも広げ現在に至ります。
30,000円
・お礼のメール
・半日レッスン/コンシェルジュサービス(1~4名分)
※HPより事前予約をしてください。有効期限・利用は、20-21シーズンでスキー場が開いている場合に限ります。
60,000円
・お礼のメール
・1日レッスン/コンシェルジュガイドサービス(1~4名分)
※HPより事前予約をしてください。有効期限・利用は、20-21シーズンでスキー場が開いている場合に限ります。
250,000円
・お礼のメール
・シーズン中のレッスン/コンシェルジュガイドサービス-5日分-(1~4名分)
・2021年夏のニセコを1日ご案内(1名分)
※実施日時などの調整は、申し込み後に支援者へ個別にご連絡差し上げます。
500,000円
・お礼のメール
・シーズン中のレッスン/コンシェルジュガイドサービス-10日分-(1~4名分)
・2021年夏のニセコを1日ご案内(1名分)
※実施日時などの調整は、申し込み後に支援者へ個別にご連絡差し上げます。
1,000,000円
・お礼のメール
・シーズン中のレッスン/コンシェルジュガイドサービス-20日分-(1~4名分)
・2021年夏のニセコを1日ご案内
・20-21シーズン中 スポンサーロゴをユニフォームに掲示
※左肩かフード(5x5cm )になります。
※実施日時などの調整は、申し込み後に支援者へ個別にご連絡差し上げます。
100 EZOポイント
受付終了プロジェクトが成功しました!
2020/11/03に募集を開始しました。
2020/12/01 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合もプロジェクトは成立し、支援金額が引き落とされ、リターンも履行されます。