北海道にある天売島は、他では絶対に見ることができない海鳥の姿や綺麗な景色、自然体験、おいしい海産物を食べることができるなど、非常に魅力的な観光スポットとなっています。私たち自身も天売島で様々な体験をして、地元の人たちと交流することで、より島の魅力について知ることができました。そこで、私たちが経験したようなことを天売島に訪れる観光客の方にも島の人との交流を通じて天売島の素晴らしい魅力を共有していただきたいと思いました。その案として、空き店舗を活用することで天売島にお越し頂いた方への思い出の場所や島の人たちの憩いの場を作ることで交流の場を作ることができるのではないかと考えました。
しかし、天売島に空き店舗はあるものの、食事提供をする上での工事や設備の準備費用が不足しており、今回このプロジェクトに応募させていただきました。少しでもお力をお貸しいただきたく思います。
天売島は周囲12㎞、人口318人からなる北海道北部の西海岸に位置し、羽幌港からフェリーに乗り1時間30分ほどで到着します。海鳥と人間が共存する世界的にも貴重な場所であり、高さ100m以上の断崖を8種類100万羽の海鳥が3月~8月にかけて繁殖地として利用します。そのほかにも海産物として新鮮なウニなどを食べることができ、自然体験としてシーカヤックや、日本海に浮かぶ夕日を眺め、夜には波の音を聞きながら水平線にまで広がっている満天の星空を見ることもできます。天売島まさに「小さな地球」といっても過言ではありません。
天売島MAP
キビタキ・チフチャフ
ウトウの巣穴
私たちは、北海学園の大学生で、授業の一環として2,3年生がチームを組み活動をしています。この学生プロジェクトが行われた経緯として、「地域インターンシップ」という講義として開講すべく、2016年から実験的に開始されました。この講義の目的として、地方公共団体や企業、地元住民との連携を通じて、地方創生の中心となる人物の地方への集積を実現させ、地域経済の衰退・疲弊が著しい中で、地域経済の再生や活性化をどのように進めていくのかを学生が自ら考える目的で開始されました。この取り組みは、地域と本質的なところで関わりあうためには信頼関係が必要であり、大学が地域に対して「何かをしてあげる」「学ばせてもらう」、あるいは、地域が大学に対して「何かをしてもらう」といった、一方通行で短期的なものではありません。これでは継続的な関係性を築くことができず、やりっぱなしで終わってしまい、本当に地域に貢献しているとは言えません。学生は年度ごとで変化し、先輩から後輩へと受け継がれることで長期的かつ継続的な活動を続け、本当に地域というものに貢献できるのではないかと考えて活動をしております。
この講義は大学側が発案したものではありますが、あくまでも学生が主体となって地域の活性化に向けて活動をしております。
昨年、今年と天売島厳島神社祭に参加させていただき、神輿を担がせていただきました。
昨年の様子
今年の様子
この天売島に関する学生プロジェクトの取り組みは2016年から開始し、先輩から後輩へと受け継がれ3年目となりました。地域住民との交流を深め、そこで私たちは、天売島に来てくださった観光客と地元住民との交流の場や憩いの場といった情報共有するスペースが無いということに気が付きました。天売島には海鳥の帰巣や満天の星空といった観光資源が豊富で非常に魅力的であるにもかかわらず、それを語り合う場がないというのは非常に残念で勿体ないことだと思います。地元住民と観光客が交流を深めることで、地元住民しか知らない穴場スポットの発見や見た景色を語り合い、観光客と地元の人たちが一緒に食事をするという場があっても良いのではないかと思いました。そのことによって島の人たちが島の活性化のために自ら活動できるように促し、観光客が島への関心を深めることでさらにリピーターとなってくれる人が増えるのではないかと考え、空き店舗を活用する案が出てきました。
空き店舗の外観
私たちが活用を検討している場所は、港に着いてすぐ目に付くところに存在します。元々は、自転車の貸し出しやお土産屋として使われていたのですが、店主の年齢等の問題により規模縮小を余儀なくされ、現在は空き店舗になっており、昨年の段階で清掃や壁紙の張り替えといった作業は一通り行われました。しかし、空き店舗を運用するにあたって、水道の設備や換気等の店舗内の整備を改めてする必要があり、なおかつ、イベントをするにあたっての食品の保存や調理するための家電製品やお客さんのための机や椅子などといった物品も購入しなければなりません。そこで、クラウドファンディングを通じて、皆様にこの学生プロジェクトの提案を叶えるべく、出資してはいただけないかと思い、このプロジェクトに応募しました。少しでもお力をお貸しいただきたく思います。
私たちは、2018年8月7日~13日の間に天売島へ渡航し、8月10日・11日の2日間、実験的に空き店舗を利用した食べ物の提供やイベント開催したいと考えており、営業中は学生がかわりがわり店員となり運営をしていきます。空き店舗内での食事スペースはもちろん外にもスペースを設け、席数としては60席程度を予定です。メニューに関しては、島の人や観光客に地元の海産物や島ではなかなか食べられないお肉で手軽に食べることが出来る焼き鳥やその他にアイス、お酒、ソフトドリンク、簡単なおつまみといったものを提供する予定となっております。島の人たちと観光客との交流を深めるためのイベントとして、BBQや流しそうめん、夜にはウトウウォッチングや花火をする予定です。このイベントによって島の人たちとの交流を深めることはもちろん、空き店舗での活動を周知してもらうことも兼ねています。
【プロジェクトでの営業時間】
8月10日(金)15:00~21:00
8月11日(土)15:00~21:00
8月の試験運用をもとに、学生や島の人たちが多目的に活動できるための設備と仕組みを整備し、島内で食べられているものを扱った料理の提供、漁業の歴史資料、滞在記録などの活動成果の報告と発信の場として活用する予定です。そのことなどがある程度軌道に乗った段階で、島の人や観光客の希望に沿った事業アイデアの実現を目標にしています。
クラウドファンディングによっていただいた費用の内訳としては、設備投資に使用させていただく形となり、概算ではありますが、総額40万円の費用を見込んでおり、内訳は下記のとおりとなります。
・水道給水設備代 200,000円
・換気等の店舗内整備 100,000円
・物品購入(家電等) 100,000円
金額に応じて、下記のお礼を予定しています。
※各返礼品と同等金額の寄付も募集します。
※悪天候により、星空体験やシーカヤック体験が実施できない場合、天売島の特産品(ウニ缶など)を後日送らせていただきます。予めご了承ください。
※北海学園で行われる天売島報告会招待券1枚につき2名まで参加可能で日程として10月頃を予定しています。
※BBQ食券は空き店舗で販売予定の焼き鳥等の盛り合わせ(2000円相当)+ドリンク1杯
使用期限といたしましては、2018年8月11日までとさせていただきます。
※星空体験は2018年9月30日まで使用可能で参加人数は1枚1名とさせていただきます。
※シーカヤック体験は2018年9月30日まで使用可能で参加人数は1枚1名とさせていただきます。
お礼のメール
お礼のメール+活動報告書
お礼のメール+活動報告書+北海学園大学で行われる天売島報告会招待券+BBQ食券
お礼のメール+活動報告書+北海学園大学で行われる天売島報告会招待券+BBQ食券+星空体験
お礼のメール+活動報告書+北海学園大学で行われる天売島報告会招待券+星空体験+シーカヤック体験
10,000円
お礼のメール
+活動報告書
+北海学園大学で行われる天売島報告会招待券
(2018年10月頃予定 2名まで)
+BBQ食券(有効期限は2018年8月11日まで)
※活動報告書については完成次第送らせていただきます。
※詳細は、本文に掲載
15,000円
残り15口+お礼メール
+活動報告書
+北海学園大学で行われる天売島報告会招待券 2名分
(開催は2018年10月頃予定)
+BBQ食券(有効期限は2018年8月11日まで)
+星空体験 1名分(2018年9月30日まで使用可能)
※活動報告書については完成次第送らせていただきます。
※詳細は、本文に掲載
20,000円
残り9口お礼のメール
+北海学園大学で行われる天売島報告会招待券 2名分
(開催は2018年10月頃予定)
+BBQ食券(有効期限は2018年8月11日まで)
+星空体験 1名分(2018年9月30日まで使用可能)
+シーカヤック体験 1名分(2018年9月30日まで使用可能)
※活動報告書については完成次第送らせていただきます。
※詳細は、本文に掲載
北海学園大学経済学部に所属する学生で構成。長期的な地域インターンシップによって、天売島の活性化と魅力を発信するために取り組んでいます。本プロジェクトは、北海学園大学経済学部+NPO法人北海道エンブリッジ+一般社団法人天売島おらが島活性化会議協力のもと行われています。
プロジェクトが成功しました!
2018/07/04に募集を開始しました。
2018/08/06 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合もプロジェクトは成立し、支援金額が引き落とされ、リターンも履行されます。