◆小樽と和装のマッチング

（R5年11月 和装街・小樽シンポジウムでの石井伸和氏の基調講演から）

小樽には「もったいない気持ち」を信条としてきた現代史があります。歴史的建造物再利用、観光ガイドとしての第二の人生などが今日の観光を支えてきました。「もったいないと思う気持ち」は、人と物を大切にし、工夫して使うと小樽人は認識しています。建物、人生とくれば生活雑貨にその発想が浸透しても不思議ではありません。その中に「和装」がしっかり位置づけられるのです。

◆気づかれ気づいた小樽

「どうして小樽に和装？」
と小樽人は首を傾げます。それも洋風の歴史的街並みで和装散策するのです。
ここが肝心のターニングポイントでした。






まず見た目の印象として、大都市の高層ビル街より、小樽の洋風歴史的建造物は、実に和装が映えます。
そこに小樽独自の「もったいないと思う気持ち」によって「清楚な着物姿」はもとより、「和生地のリメイク」「和模様のコーディネート」「個性的な和装ファッション」に、小樽人ゆえに挑戦する甲斐があることに気づいたのです。

2023年「和装街小樽シンポジウム」開催！

そこで、2022年に和装街・小樽を設立、昨年度は助成事業の補助により「和装街・小樽シンポジウム」を開催し、100名の方々が和装で聴講してくださいました。




しかしながら、今年度は、補助が無くなり当初企画していた内容での開催が困難となりました。
その後、協賛依頼を増やし、予算の見直しや経費圧縮など、実行委員一同尽力しましたが予算が足りません。

これまで計画した『和装街小樽【和】STYLE COLLECTION 』をぜひとも開催したく、沢山の方々に見て頂き成功させたいとの想いからこちらのクラウドファンディングで協力を募る事にしました。
多くの方に喜んでいただける和装ファッションショー開催に向けて準備を進められますよう、どうか私たちに力を貸して頂けますよう支援をお願いいたします。

■和装街小樽【和】STYLE COLLECTION 概要

今年は、見応えのある本格的な和装ファッションショー
『 和装街小樽【和】STYLE COLLECTION 』（略称：タルコレ） を開催します。

世間一般の印象では、和装は冠婚葬祭に閉じ込められてきた傾向にあります。
着物を愛用している方もこれから着たい方にも洋服の方にも楽しんで頂ける素敵な和装ファッションショーを創ります。古き良き時代の着物から若い方にも感じて頂きたい自由な和の世界観をステージで表現します。日本人だからこその和の魅力と小樽のポテンシャルに気づいて、新たな小樽の和装ライフスタイルをイメージして楽しんでいただきたいと思います。

日時： 2024年11月17日（日）14：00～16：00（13:30開場）
会場： ウイングベイ小樽３F ヲタル座　入場無料
※協賛の方向けに優先席を用意しておりますので、来場多数で満席の場合は立ち見になります。

内容：
第一部：伝統と粋（BGM：JAZZ Standard）　小樽の歴史から紐解く和
臼杵美紀氏プロデュース

第二部：リメイクとリボーン (BGM：Bossa Nova) 和の未来
猪俣依泉氏プロデュース

第三部：アナーキーとクール（BGM：HIPHOP）　躍動感溢れる和
井上倫花氏プロデュース

◆各部プロデューサー経歴

臼杵 美紀　キモノハナおあつらえ　ブランドディレクター

着物セレクトショップ運営・商品企画デザイン。現代のライフスタイルでリアルに着たい着物を提案。現代物とアンティークを超えたミックスコーディネートを得意とする。


猪俣 依泉　　着物ライフクリエイター・普玖見実デザイナー　

２０代は芸能界での着付けやヘアメイク仕事を経験し、３０代に着物リメイクを始め展示会やファッションショーを開催。４０代半ばで札幌に移住し現在に至るまで着物の魅力を多方面からアプローチし活動中。

 
Rinka Inoue  -R1NK@-　　studio♪FLASH instructor兼主任
小樽生まれ小樽育ち。2歳からBallet、Jazzを習い始め、小学5年生からHIP-HOPを始める。高校入学後はレッスンに通う傍アルバイトでお金を貯め、15歳でNYへ初単身短期ダンス留学。以後1年に1度のペースで渡米、累計7回NYにダンス修行へ。LAや韓国にも学びに行き、言葉と文化が違う海外へ行くことで、ダンスを含めあらゆる面から大きな刺激を受ける。

■和装街小樽【和】STYLE COLLECTIONのスケジュール

9月 　　 市内各所チラシ配布
　　　　 宣伝活動
10月　　 クラウドファンディング開始　
11月10日 クラウドファンディング終了
11月17日 和装街小樽【和】STYLE COLLECTION 実施
※2025年春までにはすべてのリターンを完了予定です

■支援金の使い道

・宣伝広告費　15万円
　チラシ、当日プログラム、立て看板、案内パネル
・ファッションショー製作費　30万円
　衣装レンタル、 モデルの着付ヘアーメイク、 衣装監修、
　ウォーキング振付、モデル謝礼
・舞台設置　照明音響　撮影編集費　15万円
・当日運営費　　　　　5万円

■小樽の新たな文化と経済活性化へ

小樽には「もったいない気持ち」を信条としてきた現代史があります。歴史的建造物再利用、観光ガイドとしての第二の人生などが今日の観光を支えてきました。「もったいないと思う気持ち」は人と物を大切にし、工夫して使うと小樽人は認識しています。建物、人生とくれば生活雑貨にその発想が浸透しても不思議ではありません。その中に「和装」がしっかり位置づけられるのです。
この小樽と和装のマッチングで、和装を自由に着ての観光客、市民を増やすことで街が華やかになり、和装が似合う店が増えていく事で店舗や雇用が増えていく事を願い、小樽の新たな文化と経済的な活性化につながると信じて諸活動に邁進しています。

■和装街・小樽の目指すもの

和装は今日、冠婚葬祭さえも少なくなっている傾向ですが、今新たなファッションとして静かにブームとなっております。小樽に着物で遊びに行ったら楽しいと札幌から来られる方々が増えております。
和装が映える街として、私たちにできる事は以下の事だと考えています。

小樽は和装が映える街と発信していく事
小樽に和装で来られる方々が増える事
小樽の和装人口を増やす事
気軽に着られる幅広い和装スタイルを表現していく事

■リターン

全支援リターン共通:ファッションショー撮影映像（後日公開）にクレジット掲載、優先席利用招待券進呈

【ノーリターン支援】

2,000円・5,000円・10,000円・30,000円から選べます。

【ファッションショー映像 DVDプレゼント】5,000円×20口限定！

後日、ファッションショー映像（ハイライト）を収録したDVDをプレゼント！2024年12月頃発送予定です。

【小樽で染められた手ぬぐいプレゼント】7,000円×10口限定！

小樽のテキスタイルブランド「Aobato」のオリジナルてぬぐい（１本）プレゼント！柄は届いてからのお楽しみ！2024年12月頃発送予定です。

【ショー映像 DVD と小樽手ぬぐいプレゼント】10,000円×7口限定！

上記DVDとてぬぐい（１本）をプレゼント！2024年12月頃発送予定です。

【当日、モデルと任意ツーショット及び全員と記念撮影】10,000円×5口限定！

ショー当日、モデルやプロデューサー全員と独占で記念撮影（ご自身のカメラ・スマホで）

【あなただけの小樽で染められたゆかた反物プレゼント】120,000円×3口限定！

小樽のテキスタイルブランド「Aobato」のオリジナルデザインの浴衣反物（未仕立）をプレゼント！
以下の12種類（6柄×2色）の中から1つお選びください。2025年3月以降発送予定です。

※色味は画面と実物で若干異なる場合があります。
・オプション（別途料金がかかります。また発送時期が繰り下げになります）
ご希望の方は反物制作前に実際の生地・色での染め見本を用意できます。お仕立てもお受けできます。








「Aobato（アオバト）」は、プリンター 小菅和成とデザイナー 岩本奈々による海辺の町、小樽の小さなテキスタイルブランドです

小樽に住む鳥「あおばと」の視点になぞらえて、日々の中で通り過ぎ、またこれから出会うようなそんな北海道の景色を描いた絵柄をシルクスクリーンによる手捺染で１点１点染め上げ手拭いとして仕上げています。
心地よく使っていただける「道具」として、愛着をもって使っていただける事、その姿が先の世代にも繋がっていく事を願っています。

応募者プロフィール

 ■和装街・小樽　メンバー

■和装街・小樽 実行委員長 ヤマダサチ

小樽は和装が似合う、映える街です 。和装を自由に着ての観光客や市民が増え、和装が似合う店が増え、和装で訪れた方々に喜んで頂けるお店が増えていく事で観光メニューが増える。
それが小樽の新たな文化と経済を活性化させると期待し、令和４（2022）年9月に設立いたしました。
小樽は和文化では全国では新参ですが、北海道発展の中で生まれた無二の古い街並みが和装を喜んでくれます。全国に着物が似合う街小樽を発信して行きたいと思っております。

■小樽について

小樽市は、北海道西海岸のほぼ中央、後志地方の東側に位置し、札幌市など4市町村に接しています。
東西約36キロメートル、南北約20キロメートルで、市街地の一方が日本海に面し、他の三方を山々に囲まれた坂の多いまちです。
海岸線は約69キロメートルで、その中央には天然の良港である小樽港があり、西側の勇壮な海岸は「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に指定されています。
気候は北海道にあって寒暖の差が小さい海洋性であるため、住みやすく、春は桜と新緑、夏はゴルフやマリンレジャー、秋は紅葉、冬はスキーと、四季を通じて豊かな自然を満喫できます。

観光客でにぎわう小樽運河の周辺には、石造倉庫群や歴史的建造物が建ち並び、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。さらに、夜になると一部の歴史的建造物がライトアップされ、風景はゆったりとした時間とロマンチックなムードを漂わせます。
（小樽市公式サイト等より）