音楽は家族からのギフト
2020-08-09
私の音楽人生が赤ちゃんの時から始まっていたのは、
もうご存知の方も多いかもしれません。
祖父母はとても音楽が好きで、
両親の祖父母宅は、どちらも家にカラオケセットがあったり、
祖母のひとりは民謡の段持ちで、大会などでも優秀な成績をおさめていたそう!
私に歌を仕込んでくれた方の祖母は、自分は得意ではないと言いつつも、
私が歌うのをそれはそれは喜んでくれる、一番のファンでした。
まだしゃべれない私にマイクを持たせて、
鼻歌?からどんぐりころころ、自作の歌まで、
未だに録音を残してくれている父。
私の両親は、
若い頃から映画や音楽が本当に好きだったようで、
どれほど映画館に入り浸っていたか、
好きなアーティストさんのファンクラブに入って熱烈な応援をしていたか、
そんな青春時代の思い出話をよく聞きました。
実家には未だレコードがたくさん保存されていて、
レコードプレーヤーもあるので、
クリスマスなどになると、あのレコード特有の懐かしい音がかかります。
私が小学生の頃は、父の仕事の都合で、
小さな町に住むことが多く、
身近に映画館や劇場はありませんでした。
それでも、本物の芸術に触れさせたいと、
車で何時間もかけてミュージカルを見せに連れていってくれたり、
映画やコンサートに連れて行ってくれたり、
美術館や博物館へも多く足を運びました。
今考えると、とても貴重な体験をさせてもらってきたのだと実感します。
小さな頃からいろんなジャンルの音楽や、
素晴らしい芸術に触れて育ててもらったことが、
今の私の基礎になっているんだろうなぁ。
開拓で北海道に入った祖父、
土地だけじゃなく、自分の人生も切り拓いてきた人。
今でも山の中で半自給自足の暮らしをしています。
祖父に会うたびに、「自然の中の暮らし」「人生は自分で切り開くもの」
という大切なことを再認識します。
天国から見守ってくれてる祖父や祖母たち、
そばで応援してくれている家族、
私は、たくさんのギフトをもらってここまで生きてきたんだな。。。
ふと感じた備忘録のような今日の投稿でした。
写真は、祖父の家から見える景色、と、放牧中の子どもたち。
ピアノの調律
2020-08-03
【ピアノの調律】
レコーディングのためのピアノを、調律していただきました。
普段から我が家のピアノの調律をお願いしている調律師さんで、
札幌のコンサートホールなどのピアノの調律もしてらっしゃる方。
自宅の小さなピアノでも、1年に満たない頻度で調律していただきますが、一回に3時間以上かけて作業されます。
音の調整だけではなく、
蓋にあちこち付いている金具、ペダル、響板の下に潜って、各箇所を、点検、調整してくださる丁寧さ。
ピアノをどれほど快適に気持ち良く使ってほしいと願っているのか伝わる調律師さん。
ちょっとした雑音がのった時なども、すぐに駆けつけて対応してくださいます。
ピアノは、簡単に買い換えられるものではないし、好みも大きく関係するので、
一度生活を共にすると、長い付き合いになります。
だからこそ、細かい音の調整や、タッチ、音色まで、
私が弾いていて気持ち良いと思えるように、丁寧に丁寧に対応してくださることがありがたい!
まずは演奏者が快適でないと、良いものお届けでないですもの。
コロナ禍でほとんどのコンサートが中止になった今、
調律師さんのお仕事もやはり激減されているとのこと。
たくさんのピアノの達が、
気持ち良い音色に整えてもらって、またたくさん弾いてもらえること、
聞いてもらえることを待っているんだろうな……
と、ちょっと切ない気持ちにもなりました。
ピアノの調律のプロ、
畑幸夫さん。
ありがとうございました!
音楽で繋がる【先生と生徒編】
2020-07-31
先日、すっごくすっごく嬉しいことがありました!!
私は週に一度、フリースクールで音楽の講師を務めています。
今日の話題は、そこの生徒さんのこと。
(スクール内でのレッスンの様子)
中学生の彼女は、とても線が細く弱々しい雰囲気。
芯は強さのある彼女ですが、なんせ力が弱い。
半年ほど前にピアノを習い始めたのですが、
鍵盤をしっかり押すこともままならず、音が鳴らない、からスタート。
また、一見賢そうな見た目から、わからないことやできないことを、丁寧に扱われずにきたためか、何がわからないのか、どこに困っているのか、思考が繋がらない様子。
彼女が今何を考えているのか、言葉にできる時間をとりながら、丁寧に丁寧に、理解出来る、腑に落ちる、ところまでとにかく何度も繰り返し基礎のトレーニングを続けつつ、弾いてみたい、というアイドルグループの楽曲に挑戦することに!
最初からうまくいくわけはないですが、
譜面をまだ簡単に読むことができないので、全て口伝で教えていきます。
YouTubeのピアノ動画を見ながら、一緒に、こんなリズムだねー、このメロディやってみるよー、と、
簡単バージョンにアレンジしながら、一小節ずつ。
気の遠くなるようなチャレンジに思えた当初でしたが、
レッスンが終わってもピアノの前から離れず、何度も何度も練習を繰り返す彼女。
どれだけ楽しんでいるか、弾けるようになりたいのかが、ひしひしと伝わってくるようでした。
がんばったからと言ってすぐに結果が出るわけではなく、コツコツと鍛錬を積むしか上達することはできません。
当初、最後まで行き着けるのか、私にも見えなかった曲でしたが、ここのところ、彼女の継続してきた努力がぐぐっと花開きつつあります!
1週ごとに、しっかりしていく音色、教えたことを習得できるまで練習した成果、
この1ヶ月ほど、レッスン中に思わず叫んでしまいそうなくらい、感動の連続!!
努力を続けることは、
すごくすごく簡単じゃない。
でも、こんな喜びが待ってるんだな、
と、彼女から教わる先生なのでした!
ジャケット写真撮影ロケ!!
2020-07-27
今回、オンライン配信リリースではなく、
CDというかたちを選んだ理由のひとつは、
手に取ってもらって、絵本のように楽しんでもらいたいから。
写真で雰囲気を味わい、
歌詞を読みながら情景を味わう。
電子書籍がはやっても、
ネットゲームが主流になっても、
紙をめくるからこそ味わえる本の良さ、
将棋でもオセロでも、
その音までも楽しめる。
木札の感触だからこその百人一首然り。
触れられる、
匂いがある、
空気感を楽しめるものが、
とても、とても好きなのです。
せっかくみなさんに手に取っていただくものだから、
「私」という存在を、
これでもかってくらい味わってもらいたい!!
それなら、依頼したいフォトグラファーさんは決まっています!
これまでも、私のアーティスト写真を撮っていただいている、
札幌でも人気の「佐々木真佐江」さん。
リトルプラスというフォトスタジオを、
ご夫婦でされている真佐江さん。
私は、
容姿にコンプレックスだらけで自信がありません。
苦手なことを言語化するのが苦手で、
勢いだけで進められると、
自分の気持ちが追いつかずに、
消化不良で終わってしまう。
真佐江さんは、
ゆっくりと話を聞きつつ、
私の魅力はどこかを丁寧に伝えてくれる。
ふんわりゆるやかに進む撮影の中に、
「わ!すっごいかわいい!!かわいすぎる!!」
と、決してお世辞でないと思える言葉かけをしてくれる。
今回の衣装も、髪型も、
真佐江さんのアドバイスで決めました。
よけいな飾りや柄のない、シンプルなワンピース。
きちっとまとめたり作り込まない、自然なヘアスタイル(ただしピンク色だけは私の好み!)。
「ゆかさんは、引き算がいい。そのままの自然が一番魅力的」
これ、かなりハードルが高いことです。
だって、そもそも自分にちっとも自信がないんだもの。
そのままなんて、恥ずかしくて無理ーー!!!ってなっちゃう。
でも、自信がないからこそ、
信頼できる人に託す、魅力を引き出してもらう、
それがすごく大切だと感じます。
だって、少しでも、自分に自信を持ちたいし、
自分のこと好きでいたい!
自分の人生を愛したいと踏み切ったプロジェクトなんだから、
びびってる場合じゃない!
真佐江さんに撮ってもらった、
前回のアーティスト写真撮影、
今回のジャケット写真撮影、
回を追うごとに、自分のコンプレックスが溶けていくみたい。
裸足で走り回り、すっかりエネルギーチャージの私、
ちょっとだけ見せちゃいます!
支援額40%達成!!!
2020-07-26
不安と緊張のスタートから、
すぐに応援にかけつけてくださったみなさま!!!
本当にありがとうございます!!!
開始約2週間で、
なんと…………
40%を超えました!!!
100%達成がCD制作の最低ライン。
まだまだ道半ばですが、
こうやってお一人お一人からのご支援と、メッセージを読むたびに、
ありがたさ、嬉しさ、
そして、素敵な作品を作っていこう!!!と、
勇気と元気をもらえます。
7月17日の夕方以降に、
新たに支援してくださったみなさん、
nisumoさん
megu.itoさん
asakosさん
gakさん
kozakuraさん
miki.nさん
Yoshitadaさん
chiyanさん
1ktakahtm27613さん
yonyon1015さん
heartntreeさん
heartntree.h.dさん
heartntree.h.hさん
heartntree.daiさん
yukari4126さん
midoccoliさん
JERRY_MSさん
tabokeさん
cootamaysさん
sinkoukakaさん
chihiroranさん
ありがとうございます!!!
みなさんの周りで、
音楽のお好きな方がいらっしゃったら、
ぜひ、こんな挑戦している人がいるよ!と、
ご紹介くだされば嬉しいです!
知っていただくことが、一歩目。
どうぞ、これからもよろしくお願いいたします!