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読売新聞社北海道支社です。読売新聞北海道支社は5月に北海道発刊60周年になります。北海道地震では全国紙の最前線として取材をしてきました。近年、全国的に地震や水害などの災害が多発しています。災害からの復興には、長い年月がかかります。北海道支社は被災地の現状の報道を続けるとともに、成長する樹木の年輪のように支援の輪を全国に広げたいと考えクラウドファンディングを活用します。支援者の返礼品は、被災地支援の一環として北海道支社が厚真町の特産品を購入します。北海道支社は、これからも北海道の今を伝えていきます。
42人が犠牲になった昨年9月の北海道胆振東部地震。大規模な土砂崩れが、多くの命を飲み込みました。厚真町では36人が亡くなっています。壊滅的な被害を受けた同町吉野地区は、桜の名所で知られていました。地区名は「奈良の吉野」(奈良県吉野町)に由来し、山肌にエゾヤマザクラが点在する風景、住民が「吉野桜」と呼び親しんだ桜も土砂に押しつぶされました。読売新聞北海道支社は犠牲者への哀悼と鎮魂、被災者に寄り添う気持ちを桜の苗木に込めて被災地の厚真町に贈ります。