2つのプロジェクトを支援しています。
稚内市歴史・まち研究会は、稚内にある歴史的に貴重な建築物を保存するべく平成18年に発足して、「歴史的建築物を通して地域の活性化、周辺環境の整備」を目的として活動している団体です。
日本の最北端に位置する戦争遺産「赤れんが通信所」。太平洋戦争時、ここから真珠湾攻撃を指示する暗号電文が中継されたといわれています。敗戦後、昭和30年代まで米軍キャンプがあり、地元との交流もありましたが、その後は国の管理となり、平成18年には稚内市が譲り受けました。日本最北端にある赤れんがの歴史的にも貴重な建築物を残し、戦争の悲劇を後世に語り継ぐためにも、この通信所を修復し、存続させていきたいと考えています。