孤独な孤育てと言われる時代。子育てに悩み、しつけの仕方に悩むママたちは、多いです。 また、最近発達障害といわれる子も多く、どう育てたらいいのか、困っているママたちの話もよくききます。 そこで、自分自身、発達障害児の子育てに悩んだ経験を元に、困っているママたちに寄り添いながら、 勉強できる場を作ることにしました。
私たちは、来年の平成29年2月、子育ての学習事業と支援事業を柱とするNPO法人ペアレントサポートを設立準備をしています。(現在申請中)。 学習事業として、まずは、発達障害児(幼児から小6)の親向けに発達障害についての講習を毎月、数回実施していきます。また、外部講師を招いて、多方面から子育てについて学ぶ講演会も毎月実施していきます。1回2時間、500円で気軽に学べるようにします。ママたちに寄り添いながら、自信を持って楽しく子育てができるように支援していきます。1年後には、すべての子育てで実践できる、怒らず褒めて育てる「コモンセンス育児法」の講習も実施予定です。
子育て中のママたちと話していると、発達障害があるなしに関わらず、みんな何かしら不安に思うことや、分らないことがあるのだと気がつきました。子育て中のママたちに、子育てについて気軽に学べる場があれば、もっと育児に自信をもって楽しく子育てが出来るはず。発達障害児の子育てにおいても、療育、支援関係者には、講習会などの勉強の場がありますが、子どもを育てる母親には、障害の特性すら学ぶ場所がありません。日々手探りで子育てをしています。
アフリカのことわざに「子どもを育てるのには、村中の人が必要だ」というのがあります。
子どもの成長には、大勢の人に関わってもらい、情緒、社会性を身につけていく。新米の親も、子どもも周りの大人たちが育てる。人類は、育児をしながら出産できるようになったため、本来、この共同養育をすることで繁栄してきました。ですが、現代の日本の育児環境は核家族化が進み、近くに手助けしてくれる親や、近所の人(育児経験者)がおらず、母親ひとりで奮闘しているケースが増えてきています。まじめな母親ほど、周りに迷惑をかけたくない、しっかりと「しつけ」なければと頑張ります。ですが、思い通りにいかないのが子育てです。「褒めたらいいのは、分かっているけど、毎日、怒ってばかり。時に手が出ることも・・・」と毎日の子育てに追われ、言うことをきかない子どものしつけに悩む親は多いです。また、発達障害のある子にとって、怒鳴る、叩くは、不安を増強させ、一番してはならないことです。ですが、とくに幼児期、毎日振り回される状況に、どう育てたら良いかと追い詰められていきます。発達障害児は、普通の子より虐待を受ける割合が多いのです。でも、親も叩きたくて叩いているのではなく、それ以外、子どもをコントロールする方法を知らないのです。
私自身、はじめての子育て、その上、発達障害を持っていたので、毎日が苦悩の日々でした。
よく転び、ちょっとしたことでパニック状態になったり、次々イタズラをしたり、何でも口に入れ、あらゆる物に歯形をつけ、私の言うことが、分かっているのか、いないのか。言葉も遅く、目を離せない子でした。この子をどう育てたらよいのか困っても、教えてくれる人がいなく、怒ってばかり、孤独な子育てでした。
年長の夏、発達支援通園センターに通えるようになり、はじめて、同じような発達障害児のママと出会いました。子育ての大変さをわかりあえるママ友ができたことで、私は、子育てに少しずつ自信を取り戻しました。
そこで、子どもが少し落ち着いた小3の秋、ママ友たちと「他のママも応援したいね!勉強したいね!」とサークルを立ち上げました。寄り添って話を聞いたり、経験を話したり、情報交換をして。
翌年からは、他の発達障害児者親の会などとつながり、勉強させてもらったり、様々な講演会にも参加してきました。
発達障害児も普通の子も、問題行動と思うものも、全て、その子なりの理由がある。そこに気がついたとき、しつけが親の押しつけではなく、どうしたら良いのかを繰り返し教えていくことが、大切なのだと知りました。
発達障害児を育てる時、大切なのは、基本の子育てと、障害の特性及び対処法を学ぶことです。学ぶことで、子育てがしやすくなります。不安の強い、未学習、誤学習しやすい、自己肯定感の低いことが特徴の子どもたち。適切な子育てや支援で、子どもは必ず伸びていきます。
サークルでは、発達障害についての勉強会をしたり、外部講師を招いて、勉強してきました。
また、子育て支援、虐待防止プログラムであり、全ての家庭で簡単に実践できるしつけ方「コモンセンス育児法」(何を教えるのか、どのように教えるのかが明確になります)初級指導者の資格も取り、サークル内での勉強会を開いてきました。受けた方から、これでいいのかと悩まなくなった、怒り過ぎなくなった、褒めるようになった、子育てに自信が持てたとの声が多く聞かれました。(一般向けにコモンセンス育児法の勉強会を実施するには、上級指導者の資格が必要なため、ただ今、猛勉強中です)
これらの子育てに役立つことを、もっと必要な人にも届けたい。また、子育ての悩みに寄り添える場を作りたいと思うようになりました。私たちがサークルで培ってきた経験と、自分たちの子育ての経験を活かし、私たちだから出来る、私たちにしか出来ない、ママたちに寄り添える学びの場を作っていきます。
私だけでは力不足ですが、様々な方から教えて、支えてもらい、また、応援いただき、みんなの力を借りて子育てに悩む親を応援できる団体として、一歩一歩活動していきます。
ママの笑顔は、子どもの心を育てます。
・子育て中のママだけでなく、いずれ子どもに関わる全ての人、父親、教育、支援関係者なども受講できるように、人材を育成し、平日の日中以外にも、土日、夜の時間帯でも、勉強会、講習会が出来るようにしたい。
・一般の方々にも、発達障害について理解を深めてもらえるような企画をしていきたい。
発達障害のある子もない子も、人として、共に生き、共に育っている。
「みんなちがって、みんないい!」と親も子も、社会にも思ってもらいたい。
・孤育て(孤独の子育て)、虐待、障害差別のない社会に!
お礼の手紙、しおり2枚1組(協力者で「おえかきやビバドゥ menme」さんのイラストしおり )
お礼の手紙、しおり2枚1組、講習会1回無料券
お礼の手紙、しおり2枚1組、干支のマスコット1個 (協力者で「手芸好き アヤコさん」作製)
お礼の手紙、しおり2枚1組、ピアス1組 (協力者で「ハンドメイドアクセサリーはる」さんの作品)
*写真に掲載されているピアスは、イメージのデザインです。
お礼の手紙、旭川の障害児者就労施設で作成された品々の詰め合わせ
*写真の詰め合わせはイメージです。
子育てに悩むママを応援したいとの思いだけで、仲間と発達障害児とママのためのサークル タンポポ を立ち上げ活動してきました。そこで得た経験、知識、人脈を活かし、困っているママに寄り添い、学びの場を提供したいと、NPO法人ペアレントサポートを設立することにしました。
プロジェクトが成功しました!
2016/12/12に募集を開始しました。
2017/02/01 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合は、プロジェクト不成立となり支援金額の引き落としはされません。また、リターンも履行されません。