目標金額達成のご報告と今後について
2020-05-06
まさか2日間で目標金額に達するなんて…
予想だにしなかったこの展開に、昨日は頭がついて行かず、パソコンの前でしばらく固まってしまいました。
こんにちは。職員の藤谷です。
皆さまのおかげで、4月〜6月分の家賃165万円という目標金額を達成することができました。
今、金額を打ってみてその大きさと重さに改めて手が震えます。
金額が伸びるにつれて、感謝の気持ちと同時に責任も今まで以上にメキメキと感じて、これはもう本当になんとしてでも生き残らなくてはならないともはや使命と感じるほどです。
本当にありがとうございます。
これ以上の感謝の言葉があればいいのにと思います。
目標金額達成後も、引き続きたくさんの方からご支援を頂き、このお金をどのように使わせていただくのが良いものかと考えました。
ぐるぐると色々考えに考えて辿り着いた答えは、考える必要もないところにありました。
コンカリーニョという劇場を守りたくて始めさせて頂いた今回のクラウドファンディング。
劇場を守り抜く為に、この場所にあり続ける為に、引き続き7月以降の家賃として使わせて頂きたいと思います。
緊急事態宣言も延長され、いつどのように終息を迎えるのか誰にもわからない今、キャンセルのご連絡は増える一方で、「新規のご予約=新たな収入」というのはまるで見込めない状況にあります。7月以降、年内のご予約のキャンセルも間も無く10本に届こうかというところ、今入っているご予約が仮に開催されたとしても、月の稼働日数が2日、4日なんていう月が数ヶ月予想されます。
そして、実は私も一制作者、俳優として演劇に携わる者でもあるのですが、私の知る限り、演劇には長い準備期間が必要です。
「終息したよ!」と言われて「OK!じゃあ来月、劇場で公演します!」とはなかなかなれません。コンカリーニョ規模の劇場となるとなおさらだったりします。
この先、様々な条件付きで催しが開催できるようになってきたとしても、以前の賑わいを取り戻すには、それなりの時間が必要になるかと思います。
その時間を乗り越える為に、皆さまが戻ってきてくださる劇場としてここに在り続ける為に、165万円を超えてご支援いただいた分は、7月以降も私たちの前に大きく立ちはだかり続ける壁である「家賃」として使わせて頂きたいと思います。
本当に皆さまも大変な状況の中、こんなにも暖かいご支援をたくさんたくさん頂いて、どう感謝の気持ちを伝えたらいいのかわかりません…と言いそうになりますが、今は生き残ることが最大の感謝の気持ちの表現になると思いますので、胸に刻み真摯に日々の仕事に励みたいと思います。
今回のクラウドファンディングを通して初めてコンカリーニョを知ったという声もたくさん届いております。全てが皆さまのおかげです。
「3蜜解禁!劇場で大パーティー!」で皆まさにお会いできる日を楽しみにしております。
ちずさん、昨年末にできた私たちの持ちネタ、披露しましょうね!笑
家賃2ヶ月分も達成目前!!ありがとうございます!
2020-05-04
こんにちは。コンカリーニョ職員の藤谷です。
ただいま劇場としてのコンカリーニョは行政からの休業要請を受け5月6日までは休業中で、私も在宅勤務に勤しんでおります。
昨日もそんな在宅勤務の1日に過ぎないはずが、家に居ながらにしてこんなにも人との繋がりを感じる1日になるとは思ってもみませんでした。
1日で本当にたくさんの方からご支援を頂き、そしてたくさんの方が情報を広めてくださり、感謝の気持ちと感動ではち切れそうです。
みなさまからのコメントも読ませて頂きました。泣きました。ネガティブな声ほど簡単に耳に届くもので、冷たい風あたりに心が折れそうな日が続いていましたが、救われました。本当にありがとうございます。
私がNPO法人コンカリーニョの職員になったのは2015年。
コンカリーニョに入って一番驚いたのは「人との繋がりの濃さ」でした。
コンカリーニョのまわりにはたくさんの人たちがいて、札幌内外の演劇・ダンス関係者などはもちろんのこと、琴似商店街や地域の方達も「ちずさ〜ん」と言って理事長の斎藤を訪ねてきます。
2006年から続く地域住民の方達と演劇を作りあげる「住民劇」のメンバーは、イベントがあれば最高の笑顔で遊びに来てくれるし、劇場の扉という扉を全部開け放って行う夏祭りでは、地域のバンドやフランダンス、キッズダンスの子ども達がステージに立ち、地域のお店の方達が出店してくださり、お祭りを盛り上げてくれます。
劇場で働きながら、こんなにもいろんな人たちと出会うことができるのかと驚きました。
最近では格闘技でご利用頂く筋骨隆々なみなさんと一緒に舞台をバラす(リングを張るためにまっさらな状態にする)なんて作業にも楽しさを覚えてきたところです。
様々な催しでコンカリーニョを使ってくださるみなさんが、お客様を劇場に呼んでくださり、そのお客様がまた新たな利用者、そしてお客様を呼んでくださる。
そうやってコンカリーニョと一緒に積み上げてきて頂いた「繋がり」が今のコンカリーニョを救ってくれるのかと思うと、またしても目頭が熱くなります。
これまで幾多の試練を乗り越えてきたコンカリーニョ。
今回もコンカリーニョらしく明るく乗り越えたい!!
そうより強く思わせてくださった皆さまに心のそこから感謝します。
本当にありがとうございます。
コンカリーニョ、頑張ります!