奥田修一が30年間かけて創り上げてきた世界とは

画家、奥田修一について

今では少なくなりましたが、私は現場主義の画家、あの良き時代の画家、ゴッホ、セザンヌ、シスレーと同じ制作スタイルを取ります。自然から美を発見し、それを心で画面に再現するというスタイルです。百年遅れの印象派を自負しております。

１．北海道風景画館

北海道風景画館は、北海道中富良野町に1995年に開館した私設美術館です。
廃校になった建物を買い取り、画家自身がコーディネートし、現在進行形の画業を見ることが出来るユニークな美術館です。
館内には、油彩画など、約50点の作品が展示され、毎年、新作が加わり、創作活動を記録した写真も展示されています。

館内からは、美しい自然を眺めることができます。また、カフェやショップがあり、ゆっくりと過ごすことができます。 風景画館は、絵画や自然を愛する人々が訪れる知る人ぞ知る観光スポットになってきました。

２．風景画家の庭

庭園は、画家の奥田修一が自らデザインし、2018年に開園しました。
風景画家の庭は、約2,300坪の広さで、池や小川、木々やさり気ない花々が植えられています。

庭園内には、奥田修一の絵画に登場するようなモチーフがいくつかあり、絵画の世界をそのまま感じることができます。 画家の庭は、自然の中でゆっくりと過ごせる場所として、多くの人々に愛されています。また、虹の光の小さな教会、マリア御堂も写真スポットとして人気です。

●アトリエ


●花イカダの池

度々、奥田の絵のモチーフになる鯉達

●庭に自由に暮らす猫達

庭の猫達は、捨て猫を引き取り、また、その猫が生んだ子供達です。庭が広いので、避妊や去勢をせず、自由に生きてもらいたいと思っています。

●マリア御堂

ステンドグラスからの光がマリア様を虹色に染める。友の会の方々の寄付により建てられた小さな教会です。

奥田修一の世界を守り続けるために

1995年に私設美術館、北海道風景画館を開院して、30年近くの年月が流れました。3年ほど続きましたコロナ禍で入館者が激減した時期があり、新たな顧客及び経営安定に向けた取り組みとして、クラウドファンディングで運営資金を調達することを考えています。

冬のソナタで高名なユン・ソクホ監督の松竹映画「心に吹く風」の舞台ともなり、また岩合光昭の世界ネコ歩きの取材を受けるなど魅力的な空間だという声も聞こえて参ります。
多くの方々に支えられて小さな私設美術館を営んで参りました。

公設美術館のほとんど全てが実際には赤字で、税金にて運営されています。また、絵画を制作している訳でもありません。セザンヌ、ゴッホ、フェルメールなど皆様のご覧になりたい絵画展を行うのが、もっとも大きな存在理由かも知れません。
　一方、貧者の一灯的な画家自らの運営する私設美術館もあっても良いのではないでしょうか。
私共では、全国200名ほどの友の会の方々を中心に、画業を経済面で支えるばかりではなく、画家の成長を見守り、毎年の新作や季節毎に送られて来る画家のエッセイや新作のポストカードを楽しみにし、絵のモチーフを画家とともに巡る集いなどで、心の交流を深めております。

さらに多くの方々に私共の活動を応援していただけたらと心より願っております。

支援金の使い道

具体的には、下記の活動費用にご協力をお願いしたいと思っております。

①北海道風景画館及び画家の庭運営人件費　100万円

②奥田修一の画業の集大成、北海道十名山製作費　50万円
私がこれまで描いてきた、北海道十名山シリーズの40号サイズ（横100cm）の制作で10点揃える取り組み

十勝岳残照


笠雲のかかる羊蹄山


斜里岳 水鏡

③北海道風景画館友の会の充実
これまで、通常、年会費2,000円/名で、年４回画家、奥田修一自身によるエッセイ及び新作絵葉書の郵送。クリスマスカード、サマーカード送付。北海道風景画館のイベント、コンサート、新商品のご紹介を行ってきました。
今後、会員を増やし内容も充実させて行きたいと考えております。

④​風景画家の庭に自由に暮らす猫10匹の管理費　10万円
画家の庭には、10匹の猫が住んでいます。奥田は、2,300坪の庭の広さを利用して、できる限り自然の生き方をさせたいと願っております。この猫達は、基本的には去勢・避妊対策は行っていません。この約10匹の餌代ならびに猫小屋の管理費等が発生しています。

⑤​マリア御堂の管理費　10万円
庭の奥に設立した、虹の光のマリア御堂の年間管理費。友の会、会友の方々の寄付によって建てられた小さな教会。ここに来て、修理等の費用が見込まれます。

スケジュール

2023年8月15日　クラウドファンディングスタート
2023年9月15日　クラウドファンディング終了

リターン

金額に応じて、下記のお礼を予定しています。

【奥田修一の世界を応援！】
1,000円/3,000円/10,000円
支援金のすべてを、北海道風景画館の運営などに活用致します。

【北海道風景画館の会員になって支援！】
3,000円
通常2,000円分の友の会の各特典をお送りします。

【庭の猫を応援！】
5,000円
・庭の猫の写真も入った書籍「芸術、愛、祈りの庭、奥田修一の世界（2,700円相当）」をプレゼント
・その時々の様子がわかるサマーカード・クリスマスカードを5年間に渡りお送りします。
※子猫を優先して、差し上げます。

【マリア御堂を応援！】
5,000円
・教会の写っている写真付き書籍「芸術、愛、祈りの庭、奥田修一の世界（2,700円相当）」の送付
・自由に御堂を出入りできる権利（権利期間2023年～2028年の5年間）

【奥田修一の絵画レンタルで応援！】
144,000円（年間）　限定10口
4号（33×24cm）～10号サイズ（横幅53cm）の絵を貸し出します（年4回入れ替え可。送料は画館負担）
※個人宅の他、医院、弁護士等オフィスを想定しています。

レンタル作品見本（20作品ほどから選んでいただきます）

受胎告知


七月の丘


利尻朝まぐれ

【奥田修一の代表作購入で支援！】
只今、奥田が取り組んでおります、この時期の代表作「麦秋」「残照」「光芒」の購入で応援。
※納期は、在庫があるものは即納品。在庫が無い作品については、年内を目途にお届けいたします。

麦秋


残照


光芒

20万円
4号サイズ（絵の横幅33cm：額の幅18cm）の絵（「麦秋」「残照」「光芒」のお好きなのをどれか1点）を制作し、お送りします。

30.4万円
8号サイズ（絵の横幅46cm：額の幅18cm）の絵（「麦秋」「残照」「光芒」のお好きなのをどれか1点）を制作し、お送りします。

38万円
10号サイズ（絵の横幅53cm：額の幅18cm）の（「麦秋」「残照」「光芒」のお好きなのをどれか1点）を制作し、お送りします。

【土地購入で支援！】
380万円
奥田が所有する中富良野の豊かな自然の中の土地（約2,000坪）をお譲りします。
※詳細に関するご質問は、個別のお問合せよりご連絡下さい。

応募者プロフィール

奥田　修一
1959年東京生まれ。1987年富良野に移住、画業に専念。1995年北海道風景画館開館。2019年風景画家の庭プロデュース。
写真は、絵に専念した頃の若き奥田。今もその志は変わらない。
著書、画文集「絵空事」、「ひとり野に立つ」、「芸術、愛、祈りの庭、奥田修一の世界」