昨年8月に標茶高校で初めて開催された”カタリ場”の授業。「今年もやりたい」と、標茶高校の卒業生が立ち上がります!継続開催をするためにどうしても必要なのが財政基盤。昨年は協賛金が集まったので開催することができましたが、今年は資金でのピンチが訪れています。標茶で継続していくためにも、町の人や関係者の皆さんにカタリ場の良さを知ってもらいたい・・・。そのため今回は、僕らが頑張ってみようと思います!
北海道標茶町は、釧路市の北隣に位置する人口7,000人少しの小さな町です。主要産業は酪農です。そこに唯一存在する高校が標茶高校で、全国で最も広大な面積を誇る学校です。もともと農業高校でしたが、2000年より総合学科の高校となりました。
カタリ場とは「内発的動機づけを喚起する」主に大学生が高校に届ける対話型の出前授業です。高校の「総合の時間」の2時間枠を設定して行われる授業で、導入のワークから大学生たちの追体験を話す「先輩の話」を2度ほど挟んで、対話型のワークを進めていきます。詳しくは動画を参照ください。
全国では30万人以上の高校生が受講しており、道内ではこれまで2万3,000人以上が受講しました。国際比較によっても、日本の高校生は自己肯定感が低いことが指摘されています。そのような自信のない子どもたちにとっても、カタリ場は有効だとされています。
また日本のほとんどの地方では大学生世代(18歳から22歳)の住民が少なく世代間コミュニケーションの分断されており、僻地と都会の格差問題など、教育面だけではなく地域としても大きな課題を抱えています。地方高校は、この分断化されたコミュニケーションや情報、視野を補完するという点についても大きな意味を持ち、都会の高校とは違った役割を果たしています。
標茶町の世代別人口分布(2005年;ウィキペディアより)
緑 全国平均 標茶町内の男女別
紫 標茶町 ※ 高校卒業した時点からの人口流出が目立つ
(参照ページ)
認定特定非営利活動法人カタリバ、特定非営利活動法人いきたす
小渡 拓 釧路公立大学4年生
標茶高校は可能性を広げてくれる学校だと思います。座学による学力習得以外の学ぶ分野の対象が以前よりぐっと広がった今だからこそ、自分のやれること・やってみたいこと・その軸を考える時間も生まれ、とても恵まれた環境だと思います。ただそうしたことに出会えなかった、満足に考えることが出来なかった生徒がいることも事実としてあるので、そこは忘れたくない部分です。 ここ数年、町とのつながりも強化されていることから考えるなら、これからは地域で生徒を育てていく環境に移行するのがとても自然であるし、僕自身面白い、と思っています!
村山 太一 酪農学園大学1年生
私が思う標茶高校の魅力は、年を重ねるにつれ新たな教育の仕組みやテクノロジーなどを取り入れ進化を続けているところです。最近では、ドローン等の最新の技術を使い、学校をPRする動画を生徒が作っていたことなどがあります。 また、どんな生徒でも柔軟に受け入れてくれるところも魅力のひとつだと思います。各々に夢があり、在学中に自分のやりたいことができて、それを全力でサポートする先生が多くいます。また、夢を見つけられていない人もいますが、総合学科という他校よりも学びの幅が広く充実した授業が揃っているので、必ず自分のやりたいこと、いきたい大学、専門学校、短期大学が見つかるということも言えます。僕もその1人でした〜!
岡野 勝治 北海道教育大学釧路校3年生
標茶高校は総合学科ということで、机の上の勉強以外が学べて将来のことをあまり考えていない生徒にも視野が広がると思ってます。将来のことを考えている生徒にはより明確なイメージを持つことができます。やりたいことを見つけ実践でき、自分にあった進路が見つかると思います。 また、地域との関わる機会が多くあるので郷土愛が育まれると思います。
カタリ場の授業の企画料 20万円
交通費 15万円
(札幌圏の学生たちが出席する場合や学校との事前打ち合わせなどの費用も含む)
研修費 5万円
返礼品費用および送料 5万円
アクトナウ使用料 5万円
2019年7月1日 クラウドファンディングスタート
2019年7月1日 カタリ場企画の準備開始
2019年8月10日 クラウドファンディング終了
2019年8月18日〜19日 ねいぱる厚岸にて研修期間
2019年8月20日 標茶高校にてカタリ場 開催
ご支援いただいた金額に応じて、下記の返礼品を予定しています。
1,000円~10,000円
活動の報告も兼ねてお礼のメールを差し上げます。
30,000円(10口)※2019年7月3日追加
・お礼のメール
・標茶高校で製造した加工食品を詰め合わせ(約3000円相当)のものを送付いたします。
※なお商品の中身や量はご指定できませんので、予めご了承ください。
100,000円(2口)※2019年7月3日追加
・お礼のメール
・カタリバの授業を視察できる権利
・標茶高校で製造した加工食品を詰め合わせ(約3000円相当)のものを送付いたします。
※なお商品の中身や量はご指定できませんので、予めご了承ください。
北海道標茶高校卒業生3名が、標茶高校でカタリ場開催プロジェクトを実施します。僕たちは、釧路公立大学4年生、酪農学園大学1年生、北海道教育大学釧路校3年生と卒業期も大学も異なりますが、カタリ場で得たことを後輩達にも伝えていきたく、チームを組みました。
プロジェクトが成功しました!
2019/07/01に募集を開始しました。
2019/08/11 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合もプロジェクトは成立し、支援金額が引き落とされ、リターンも履行されます。