一般社団法人未来教育サポートでは、これまでの10年間、小学生、中学生、高校生、大学生を対象として「キャリア教育プログラム」を実践してきました。
無限の可能性を秘めている子どもたちが、自分の興味や才能に気づき、夢に向かって一歩踏み出すためのステップ作りをサポートしています。
小学生には「おおきくなったら、きみはなんになる?」と問いかけながら、職業人の話を聞き、社会の仕組みを学ぶサポートをします。
中学生には「働くこととは?」を考える講話からスタートし、職業人の話、調べ学習、グループワークを実施します。職業人へのプレゼンテーションをInputからOutputへのゴールとします。
高校生には「進路選択を考える」の基礎講話から、進学(大学・短大・専門学校)及び就職等、それぞれへの進むべき道を自ら考える主体的な進路選択をサポートします。
「自分が何に向いているのか、何ができるか分からない」、「将来の夢はあるけど、どうすればいいか不安」、こうした声を聞くたびに、子どもたちに寄り添いたいと思い続けてきました。
各学校におけるキャリア教育の現状を見ると、小学校、中学校、高校ともに「教科授業」に加え外部講師を依頼する等、さまざまなプログラムを展開していますが、連続・継続した教育編成ができずにいます。
時間的に余裕のない先生たちは、子どもたち一人ひとりに寄り添えないジレンマを抱えています。加えて、各学校の公的資金不足と限られた学校予算が大きな壁にもなっています。継続した支援を提供する等、先生たちへのサポートが今こそ必要なのです。
これらのプログラムを実践するにあたり、各学校の先生たちとの「協働」を軸として、継続的な運営資金にご協力いただきたく、本プロジェクトを立ち上げました。皆様の温かいご支援をお願いいたします。
「おおきなったら きみは なんになる?」札幌市内小学校での進路探究オリエンテーション
中学校「キャリア学習」のスタート(札幌市立厚別中学校)
高校生の進路選択に、約10年間変化していないデータがあります。
①将来について気がかりなことがある 71%
※複数回答
①学力が足りないかもしれない 28%
②やりたいことが見つからない 17%
③自分にあっているのもがわからない 17%
④社会にでていく能力があるかわからない 17%
※出所:「高校生と保護者の進路に関する意識調査」を参考に作成
(一般社団法人全国高校PTA連合会・株式会社リクルート合同調査2021)
小学校、中学校と連動してきたキャリア教育が生かされず、高校生の多くが、進路選択に悩み、苦しんでいます。
進路先からの退学・休学、就職先からの早期退職・転職にもつながっているのです。進路選択の岐路に立つ高校生たちは、
「まだ決めてないの?」、「早く決めて!」と言われ続けてきました。
本当に子どもたちが悪いのでしょうか?私たちに何ができるでしょうか?
このような背景から、早い段階での「キャリア教育」の重要性が求められています。
近年、新学習指導要領が適用され、小学校、中学校では「総合的な学習の時間」、高校では「総合的な探究の時間」が開設されました。
しかし、小学校、中学校、高校それぞれの先生方は毎日の激務に追われ続け、子どもたち一人ひとりに寄り添う時間が足りません。
寝る時間を削り、さらに負担を求めている側面があることも事実です。
未来教育サポートは、キャリア教育の充実のために、先生たちの厳しい勤務環境、十分に指導時間を確保できない現実を踏まえてプロジェクトの実践を決意しました。
「主役は子どもたち」を合言葉に、各学校と私たち(未来教育サポート)が十分な擦り合わせを行います。子どもたちの心に寄り添い、ともに考え、悩みを共有して参ります。
小学生、中学生の時期に必要なプログラム、高校生の時期に必要なプログラムを実践して参ります。
数多くの子どもたちに寄り添い、小学生、中学生、高校生と10年間にわたり面談した経験から分かったことがあります。
それは、「進路選択は誰かが教えてくれる」、「誰かが導いてくれる」と思っている「答え待ち」の子どもたちが圧倒的に多いことです。
小学生、中学生、高校生の早い時期からの「キャリア教育」の必要性を強く痛感しました。
高等学校「キャリア教育プログラム」のスタート講演会(旭川明成高等学校)
この想いから、子どもたちに寄り添うため、2014年6月「一般社団法人未来教育サポート」を設立しました。
小学生、中学生、高校生たちはプロの職業人の話や基本講話等を聞くことで、目の色や顔つきが変わります。
何かに気づいた大切な瞬間です。この時の子どもたちの目の輝きを私たちは忘れることが出来ません。
「キャリア教育」は「大人が子どもたちに教える」ことではありません。私たちが「子どもたちから学び、大人が子どもたちと一緒に成長する」ことだと思います。
無限の可能性を秘める子どもたちへ!一歩踏み出すプログラムを!
中学校「キャリア学習」疑似体験:医療分野(天使病院医師による処置技術)
生徒たちの、考えた疑問点や課題にプロの職業人たちが真剣に寄り添います。
何かに気づき、一歩踏み出す子どもたちを逞しく感じられる瞬間です。
InputからOutputまでのプログラムを実践し、提案等を含めたプレゼンテーションまでが中学生「キャリア学習」のゴールです。
中学校「キャリア学習」の過程(未来教育サポート作成)
高等学校では、各校との擦り合わせから、オリジナリティ溢れる「キャリア教育プログラム」を考えます。
進路基礎講話、グループワーク、進路イベント(事前・事後指導を含む)を組み合わせる一連の実践プログラムです。
高校生の悩みに寄り添いながら、卒業までの時間を大切に使うことを考えてもらいます。
時には「誰も教えてくれない」、「誰も導いてくれない」という現実を伝えます。辛い現実を受け入れ、「一歩ずつ前に進む選択」ことを目指すサポートに全力で取り組みます。
一人ひとりの考えや価値観を認め合い、自分自身の進路を見つけるプログラムを先生方と「協働」しサポートしていきます。
高校生「グループワーク」(白樺学園高校)
高校生「ディスカッション」(帯広北高校)
下記は「キャリア教育プログラム」受講生の変化データです。
帯広北高校1・2年生「キャリア教育プログラム」事前・事後の変化調査 n=307
Q:興味関心の広がり<複数回答>
Q:終了後のイメージ変化<複数回答>
出所:帯広北高校「キャリア教育」実施後アンケート(未来教育サポート作成)
調査は複数回答でありますが、「興味関心が広がった」、「話を聞いてイメージは変わった」の項目で、いずれも高校生の変化が見て取れます。このようなデータを蓄積し、毎年、課題に向かって、子どもたちに寄り添うプログラムをブラッシュアップします。
小学校:現在希望調査中です。
中学校
札幌市立厚別中学校(2024年9月~2025年2月)1学年・2学年・3学年対象、約10コマ実施予定。
1学年から3学年とも、多種のプロ職業人から、話を聞き(インタビュー)、課題発見し、最後にプロの職業人への発信(プレゼンテーション)をします。
Input~Outputまでをプログラム行程とします。
高等学校
①札幌新陽高校(2024年10月~2025年3月)1学年・2学年対象、約3コマ実施予定
「進路講演会」、「進学イベントの事前指導・事後指導」他
②旭川明成高校(2023年9月~2015年2月)1学年・2学年を対象、約10コマ実施予定
「職種別・業種別進路ガイダンス」、「分野別進路学習」、「ZOOM高大ジョイントマッチング」他
③帯広北高校(2024年6月~2025年3月) 1学年・2学年を対象、約5コマ実施予定
「キャリア教育プログラム(進路講演会)」、「2024進路ガイダンス(事前・事後指導含む)」他
④稚内大谷高校(2024年9月~2025年3月) 1学年・2学年を対象、約3コマ実施予定
「キャリア教育プログラム(進路講演会)」、「2024進路ガイダンス(事前・事後指導含む)」他
【プログラムの継続的提供のための資金」
・専門講師の招聘(プロの職業人講話のための交通費・講師料)
・教材資料経費(学びのための資料及びワークブック作成費)
・外部機関への交通費(安全訪問のためのバス代等)
・アウトリーチ等を通した社会提言経費(報告冊子の提供、メディア告知経費)
皆様のご支援が子どもたちの未来を切り拓きます!
本年の実施予定のプログラム費用は下記の通りです。
【中学校】
「キャリア学習」教材、プログラム資料及び報告冊子印刷 \150,000-
プロ職業人の人件費・交通費 @7,000×15職種×5回(講演等) \525,000-
【高等学校】
①札幌新陽高校 資料作成印刷(キャリア教育ノート) \40,000-
担当者の人件費・交通費 @3,000×2名×3回 \18,000-
②旭川明成高等学校 資料作成印刷(MyStoryノート) \40,000-
担当者の派遣交通費 @9,380×4名×10回 \375,200-
③帯広北高等学校 資料作成印刷(キャリア教育ノート) \40,000-
担当者の派遣旅費・交通費(宿泊含む) @25,000×4名×5回 \500,000-
④稚内大谷高等学校 資料作成印刷(キャリア教育ノート) \40,000-
担当者の派遣旅費・交通費(宿泊含む) @30,000×4名×2回 \240,000-
子どもたちの未来は輝いています。悩み迷いながらも、主体的に自分の未来を切り拓いていくためには、どのようなサポートが必要か、考え、たどり着いたプロジェクトです。
答えに苦しむ子どもたちの成長を見守る環境作りにチャレンジしていきます。
子どもたちの未来を輝かせるために全力で取り組む未来教育サポートを応援してください。
支援者へ感謝の気持ちを込めて、下記のとおりのリターンをいたします。
1,000円
お礼メール
3,000円/5,000円
お礼メールと報告レポート
10,000円
お礼状と報告冊子の郵送
30,000円
お礼状と報告冊子の郵送、現地見学ご招待2名(市立札幌厚別中学校)
※日程は決まり次第、別途ご連絡差し上げます。
50,000円
お礼状と報告冊子の郵送、現地見学ご招待3名(市立札幌厚別中学校)、講師交流会(キャリア教育に関わる全スタッフ交流会)へのご招待
3名 ※現地見学会、講師交流会の詳細は日時が決定次第、別途ご連絡差し上げます。
100,000円
お礼状と報告冊子の郵送、現地見学ご招待(市立札幌厚別中学校)、講師交流会(キャリア教育に関わる全スタッフ交流会)へのご招待
※現地見学会、講師交流会の詳細は日時が決定次第、別途ご連絡差し上げます。
※現地見学・講師交流会ご招待に人数制限はありません。
一般社団法人未来教育サポート 代表理事 棚 橋 伸 男
私立大学勤務 32年間、私立大学退職後、教育事業会社札幌支社長 2年間勤務
2014年6月「一般社団法人未来教育サポート」設立・代表理事就任
<教育事業部、広報事業部、キャリアコンサルティング事業部の3事業部>
キャリアコンサルタント(国家資格)・教育コンサルタント
北海道大学大学院広報メディア・観光学院学院 博士後期課程出身
研究領域は「キャリア教育」、「大学広報」、「高校生の進学意識」、「高大接続研究」など
2014年~2017年 北海道大学教育学部・大学院教育学研究院講師
2017年~2020年 北海道医療大学及び北海道科学大学非常勤講師
2012年~2023年 FM北海道(Air-G)ラジオパーソナリティ(教育コーナー担当)
オホーツク紋別市出身
50,000円
お礼状
報告冊子の郵送
現地見学ご招待(市立札幌厚別中学校)
講師交流会(キャリア教育に関わる全スタッフ交流会)へのご招待
※現地見学会、講師交流会の詳細は日時が決定次第、別途ご連絡差し上げます。どちらも3名までご招待します。
100,000円
お礼状
報告冊子の郵送
現地見学ご招待(市立札幌厚別中学校)
講師交流会(キャリア教育に関わる全スタッフ交流会)へのご招待
※現地見学会、講師交流会の詳細は日時が決定次第、別途ご連絡差し上げます。
※ご招待の人数に制限はありませんので、多くの方をお誘いの上、ご参加下さい。
100 EZOポイント
受付終了プロジェクトが成功しました!
2024/05/31に募集を開始しました。
2024/07/01 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合もプロジェクトは成立し、支援金額が引き落とされ、リターンも履行されます。