少年院での様子や出院して社会生活を送る少女たちのドキュメンタリー映画「記憶」の札幌上演会を2020年11月21日(土)に予定しています。
この映画は、法務省(矯正局・保護局)の協力のもと、実際の女子少年院を取材し、そこでの矯正教育の様子や生活する少女に、元レディース総長の中村すえこ監督がインタビューをして、「少女たちが自らの言葉で語る自身のストーリー」を赤裸々に語ってもらっています。
そして、その子の少年院の社会復帰支援や矯正教育に携わる法務教官や親、そして立ち直り団体の関係者によるドキュメンタリーとして、少女たちの過去については再現ドラマとしてより皆さんに伝えやすい形になっています。
在院者少女たちが自らの言葉で語る自身のストーリー、つまりそれは少女が抱える問題であり、現在の日本における社会問題とも言えるでしょう。
この映画の様々な部分で、まだあまり知られていない少年院の実情を観ていただけたらと思います。
応援をどうぞよろしくお願いします。
少年院を『更生する!』『やりなおす!』と強く決心し出院した少年や少女たち。
だか、取り巻く環境や受け入れる社会に心が折れ再犯を犯すケースも多い。
そして、
更生を願うはずの“親” が
まさかの障害となるケースも多くあります。
犯罪や非行の背景には、愛情不足だったり、育った環境も大きく関係していることも知ってほしいと思っています。
堀田豊稔(ホリタトヨトシ)
1974年 釧路生まれ
私は10代で暴走族のリーダーになり、刺青や薬を経験し鑑別所に2回入りました。2度目に少年院に入り、出院後20代で服役も経験。
そして、30代の時、元刺青ボクサー川嵜竜希さんとの出逢いがきっかけで、生き直す事を決意しました。
その後、児童養護施設出身で元日本ライト級チャンピオン平成のKOキングと言われた坂本博之さんの行っている児童養護施設で暮らす子供たちの支援活動に参加した事をきっかけに、児童養護施設の在園者及び退園者のサポート団体NPO法人 スマイルリングを立ち上げ。
個人の活動としては、少年院での講話・面接なども行っています。
この度、自ら少年院の経験をお持ちの中村すえこさんの想いに共感し、少年院から出所した少女のドキュメンタリー映画『記憶』札幌上映会実行委員として、セカンドチャンス!Sapporoとともにクラウドファンディングを企画させていただきました。
2019年、少年院内の生活の様子や出院生の姿を追ったドキュメンタリー映画「記憶」(制作:記憶製作基金事務局 株式会社ICS)が制作、公開となりました。2019年〜現在、コロナウィルス感染症の影響を受けながらも、全国各地で上映会が実施されています。映画監督の中村すえこ氏は、自身の少年院出院の過去を持ち、NPO法人セカンドチャンス!のメンバーとして活動しています。生まれもった境遇や、困難、そして過去と向き合いながら生きていかなければいけない少年院生のサポートを継続的に行なっています。
現役の頃の中村氏
2020年6月、札幌での「記憶」上映のために、セカンドチャンス!Sapporoメンバーを筆頭に有志が集まり、「記憶」札幌上映会実行委員会が結成されました。
映画や監督の想いをより多くの人に届けたい。
そこで、今秋の上映会開催を決定いたしました。上映会当日は、監督と「記憶」制作サポートメンバーのバットボーイズ佐田正樹さんをゲストに上映後にトークを予定しております。
現在「記憶」札幌上映会実行委員会は協賛企業の募集を開始、各後援関係、協賛企業に依頼をはじめました。上映会の成功に向けて歩みだしています。 この映画を通して、社会復帰支援や矯正教育の必要性などを考えるきっかけになればと思います。
本編(110分)
制作:記憶製作基金事務局 株式会社ICS
監修・監督:中村すえこ
後援:法務省
製作統括:吉岡 市雄
プロデューサー:島野 伸一・岸 あや子・三宅 晶子
構成・脚本:井本 智恵子
『記憶』実行委員会:野田 詠氏・前田 直嗣・横山 孝典・横山 実代
<あらすじ>
2018年2月女子少年院の退院式からカメラは回りはじめる。その後佳奈(仮名)は大阪の職親プロジェクトに引き取られることになるのだが、そこで待っていた現実とは!?
女子少年院では中村すえこが4人の少女に話を聞いた。2 歳の時から乳児園に入り犯罪を犯すまで施設で生活をした佳奈(仮名)、母子でドラッグに頼り窃盗で生活を賄いその後逮捕された沙羅(仮名)、容姿コンプレックスからホストにはまりDVを受けた美和(仮名)、家庭関係や友人関係の縺れから美人局で逮捕された遥香(仮名)とそれぞれの記憶を紐解いていく。現代の少女が抱える複雑な事情や背景が語られていく。そして少年院での生活や過去の反省、そして将来の夢や希望…少女たちの赤裸々の言葉が胸を打つ。
また少女たちを見守る法務教官、職親プロジェクト代表、保護者などにもインタビューし、彼女たちの抱えている悩みや将来についても語られる。4人の少女たちのかつての記憶は、再現ドラマとして浮きぼりにする。また女子少年院矯正教育の様子や生活実態も克明に記録。1年間に及ぶ少年院少女たちたちと女子少年院のドキュメンタリー。
2020年11月21日 (土) 19:00上映開始〜21:30終了予定(18:30開場)
会場:ちえりあ ホール
〒063-0051 札幌市西区宮の沢1条1丁目1-10 地下鉄「宮の沢」駅直結
入場無料(定員218名)※予約制
※上映終了後に監督とゲストトークを予定しております。
監督:中村すえこ×ゲスト:バットボーイズ 佐田正樹氏
2020年8月15日 クラウドファンディング開始
2020年10月31日 クラウドファンディング終了
2020年11月21日 記憶上演会 開催
映画上映権:10万円
会場費用:10万円
ゲスト(2名)宿泊・交通費:13万円
広告宣伝費:8万円
当日備品(消毒液・マスク・ブルーレイレコーダーレンタル・設置する広告パネル):5万円
諸経費(消耗品・通信費・等)3万円
合計49万円をクラウドファンディングで募集をします!
また、企業様よりいただいた協賛金が実経費より上回った場合、以下の使用目的とさせていただく予定です。
1、映画「記憶」を道内の少年院での院内上映を2020〜2021年度内に実現するため の必要経費として使わせていただきます。
2、セカンドチャンス!出版の少年院出院生の体験ストーリー本(第1作と2作目があります)全国の少年院に届ける取り組みに活用させていただきます。
3、1、2を行なった上でさらに多くの予算がいただけた場合は、中村すえこ監督が 制作予定となっております第2作目のドキュメンタリー映画制作費寄付金とし て「記憶」札幌上映会実行委員会より寄付をさせていただきます。
生きづらさを抱えている少年・少女を理解し、立ち直りを支援できる社会になることが一番の目的です。
具体的には、関係者はもちろんですが、学校などの教育関係と司法、福祉、教育を学ぶ人たち、また、一般の方にも多くみてもらいたいです。
そして、今まさに生き辛さを抱えている人に「君は決してひとりじゃない。」「同じような経験をして頑張っている仲間もいることを伝えたい。」そして「人は変われる、社会は変えられる」ということを多くの人に知ってもらいたいです。
ご支援頂いた金額に応じて、下記のお礼を予定しています。
※上演会のチケットの返礼品について、1人でも多くの方に観てほしいので、当日会場に来られない方は必ずご連絡を下さいます様、お願いします。
3,000円
・お礼状の送付
5,000円
・お礼状の送付
・監督からのお手紙
・11月21日開催「記憶」札幌上演会のチケット1枚(優先入場)
10,000円
・お礼状の送付
・監督からのお手紙
・11月21日開催「記憶」札幌上演会のチケット1枚(優先入場)
※上演会ではスポンサー席をご用意いたします。
【企業向け】
3万円
・お礼状の送付
・11月21日開催「記憶」札幌上演会のチケット3枚(優先入場)
※上演会ではスポンサー席をご用意いたします。
・当日会場で配布するパンフレットに企業様のお名前を記載
5万円
・お礼状の送付
・11月21日開催「記憶」札幌上演会のチケット3枚(優先入場)
※上演会ではスポンサー席をご用意いたします。
・企業様のチラシやサンプルなどを来場者に配布
・監督とパネルの前で記念写真の撮影できる権利
※協賛企業様用の広告パネルをご用意します。
10万円
・お礼状の送付
・11月21日開催「記憶」札幌上演会のチケット3枚(優先入場)
※上演会ではスポンサー席をご用意いたします。
・制作プロダクション「記憶」ホームページに上映会協賛企業としてお名前を掲載
10,000円
・お礼状の送付
・監督からのお手紙
・11月21日開催「記憶」札幌上演会のチケット1枚
※優先入場に加えて、スポンサー席をご用意いたします。
※チケットの郵送は行いません。上演会当日に名簿にて確認します。
30,000円
【企業向け】
・お礼状の送付
・監督からのお手紙
・11月21日開催「記憶」札幌上演会のチケット3枚(優先入場)
・当日会場で配布するパンフレットに企業様のお名前を記載
※上演会ではスポンサー席をご用意いたします。
50,000円
・お礼状の送付
・監督からのお手紙
・11月21日開催「記憶」札幌上演会のチケット3枚(優先入場)
・企業様のチラシやサンプルなどを来場者に配布
・監督とパネルの前で記念写真の撮影できる権利
※協賛企業様用の広告パネルをご用意します。
※上演会ではスポンサー席をご用意いたします。
100,000円
・お礼状の送付
・監督からのお手紙
・11月21日開催「記憶」札幌上演会のチケット3枚(優先入場)
・制作プロダクション「記憶」ホームページに上映会協賛企業としてお名前を掲載
・企業様のチラシやサンプルなどを来場者に配布
・監督とパネルの前で記念写真の撮影できる権利
※協賛企業様用の広告パネルをご用意します。
※上演会ではスポンサー席をご用意いたします。
児童養護施設出身の元プロボクサー 日本ライト級チャンピオン坂本博之さんの想いに端を発し児童養護施設の在.退所児童、そして少年院出院者が抱える『生きづらさ』に寄り添いたいという人が結集し輪となったNPOの代表をしています。
プロジェクトが成功しました!
2020/08/14に募集を開始しました。
2020/11/01 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合もプロジェクトは成立し、支援金額が引き落とされ、リターンも履行されます。