爪句集シリーズ第52集(A7判、200ページ、オールカラー)を出版し、爪句の用語で目指す写真文芸を普及させるプロジェクトです。これまで出版してきた爪句集全50巻をクラウドファンディング(CF)の支援により大学、高校、中学校、市町村の図書館(施設)に寄贈します。
爪句集は、QRコード付きの全球パノラマ写真が印刷された豆本で、スマホやタブレットで爪句集に印刷されたQRコードを読み込むと空撮全球パノラマ写真が表示されます。
「懐かしき 電波と音波 ホログラフ」
通常の2次元スチール写真として記録したものは、ドローンにより撮影した空撮パノラマ写真の天空部分に貼り込んで全球パノラマ写真の効果を出しています。爪句集の内容は空撮全球パノラマ写真に爪句と短文を並べたもので、写真文芸誌ともみなせ、デジタル時代の新文芸を発展させていく一つの形式として期待しています。なお、札幌のような人口密集地での空撮は、2022年6月の法律改正前までは、機体総重量が200g以下のトイドローンに分類されるDJI mini2 (総重量199g)を用いて撮影しており、2022年6月以降の法律改正後は、100g以上の無人航空機の範疇に入るため、国土交通省から自宅庭での飛行の許可(東空運第23917号)を取得して空撮を行っています。
さらに、これまで出版した爪句集のセットを大学、高校、中学校、公共の図書館等40を超える施設に寄贈してきた実績があります。さらに新しく寄贈先を見つけこれまで出版された全50巻を寄贈します。既に寄贈した図書館や施設にも新しく出版された爪句集を追加補填して寄贈する予定です。
「爪句」の造語のもと、2008年から写文集豆本(A7判)の出版を続けて来ており、第51集「爪句@空撮日記-2022」を出版するところまで来ています。
第51集「爪句@空撮日記-2022」
今回のCFで出版予定の爪句集は第52集「爪句@天空に記す自分史」で、ブログ「秘境100選ver2」に投稿した記事をもとに編集しています。
ドローンを飛行させて撮った空撮パノラマ写真の天空部分に別撮りの写真をはめ込む手法を採用した爪句集は、前記第51集に加えて近刊でも第47集「爪句@天空の花と鳥」(2021)、第48集「爪句@天空のスケッチ」(2021)、第49集「爪句@あの日あの人」(2021)、第50集「爪句@今日の一枚-2021」(2021)等と出版してきています。
第47集「爪句@天空の花と鳥」(2021)
第48集「爪句@天空のスケッチ」(2021)
第49集「爪句@あの日あの人」(2021)
第50集「爪句@今日の一枚-2021」(2021)
これらの爪句集は写真集ともいえるものですが、単なる写真を集めたものではなく、特殊な手法で撮影した空撮全球パノラマ写真を、QRコードを読み込んでスマホやタブレットで見ることができます。このようにして、空撮全球パノラマ写真の天空部分に別撮りの写真を並べる事により多数枚の写真を一枚の写真として見ることができます。出版予定の爪句集第52集は既刊の爪句集と共に支援者への返礼品(リターン)にします。
爪句集第1集から第50集をカタログで示しますので返礼品はこの中から選んでもらう事になります。
「爪句集1~16」
「爪句集17~32」
「爪句集33~40」
「爪句集41~44」
「爪句集45~48」
「爪句集49~50」
これまで豆本の写真集である「爪句集シリーズ」を出版してきており、2008年出版の第1集から始まり2023年2月には第51集を数えるまでになっています。
特に、第48集では、プロジェクト実行者のブログをアクセスする事で、ネットを介してほぼ日替わりで実行者が描いたスケッチの作品展を見る事ができるようにしています。
そのコンテンツを爪句集として出版し、印刷されたQRコードをスマホやタブレットで読み込む事で、展覧会に行かなくてもスケッチ展を鑑賞できるようにしています。
これはコロナ禍が終息した後でも新しい形式の展覧会に発展させられるようにと考えています。このスケッチ展の作品の解説を爪句と短文で行う形式は、従来の爪句集と同じです。文芸の新表現形式ともみなせる、スケッチと一体化した爪句やそれを集めて出版した爪句集を広く知ってもらうため、今回出版予定爪句集とこれまで出版してきた爪句集を大学や高校、公的図書施設への寄贈を予定しています。
これまで出版してきた爪句集は豆本タイプの写真集ともいえます。
写真のサイズは小さくとも、写真に添えて印刷されたQRコードでパノラマ写真に展開すれば、インターネットを介して全視野の大きな写真集になります。爪句はその写真のキャプションと捉える事ができます。このような写真集は紙媒体とインターネットをつないだ新しい表現形式でもあり、今後の出版の世界に新しい領域を開いていく事が期待されます。
2023年2月19日 クラウドファンディングスタート
2023年2月中 これまでブログに投稿した記事の整理
2023年3月中 原稿を印刷会社アイワードに持ち込み
2022年4月30日 クラウドファンディング終了
2023年5月中 リターン品の郵送を行います
10万円を目標にして、集まった支援金は「爪句@天空に記す自分史」の印刷費用の一部と爪句集寄贈のための経費として使用します。
「爪句@天空に記す自分史(52集)」1冊
「支援者が選んだ爪句集」1冊 計2冊
「爪句@天空に記す自分史(52集)」1冊
「支援者が選んだ爪句集」3冊 計4冊
「爪句@天空に記す自分史(52集)」1冊
「支援者が選んだ爪句集」5冊 計6冊
「爪句@天空に記す自分史(52集)」1冊
「支援者が選んだ爪句集」9冊 計10冊
「爪句@天空に記す自分史(52集)」1冊
「爪句集1集~51集」全巻 計52冊
(支援者からリターンの爪句集全巻が図書館、学校等の公共施設への寄贈が行われ、配架の写真を送っていただければ支援金25,000円はお返しします)。
いずれの返礼品も郵送料込みです。
支援者で希望の方は出版予定の爪句集第52集にお名前を記載します。
HN(ハンドルネーム)でも結構でその場合は支援の際にHNをコメント欄に記載してください。
1941年生まれ。北海道大学名誉教授、工学博士。1966年北大大学院修士修了、北大講師、助教授、教授を経て2005年定年退職。道新文化センター「身近な都市秘境を歩いてみよう」、「ドローンを知ろう」の講座講師を歴任、私的勉強会「eシルクロード大学」を主宰。2015年より北海道科学大学客員教授。北大退職後の著作として「札幌秘境100選」(マップショップ、2006)、「小樽・石狩秘境100選」(共同文化社、2007)、「江別・北広島秘境100選」(共同文化社、2008)、「爪句@札幌&近郊百景series1」~「爪句@空撮日記-2022 series51」(共同文化社、2008~2023)、「札幌の秘境」(北海道新聞社、2009)、「風景印で巡る札幌の秘境」(北海道新聞社、2009)、「さっぽろ花散歩」(北海道新聞社、2010)。「爪句集寄贈会」会長。北海道新聞文化賞(2000)、北海道文化賞(2001)、北海道科学技術賞(2003)、北海道功労賞(2013)。瑞宝中綬章(2021)
“爪句”とはプロジェクト実行者の造語です。この言葉を使うようになった経緯を簡単に説明します。大量の画像データをパソコンのディスクにしまっておいて後でパソコン画面に写真(画像)の縮小データを並べて表示して取捨選択などを行う方法の技術的用語に「サムネイル(thumbnail)―親指の爪」があります。パソコン画面に文字通り“親指の爪”大の画像を並べます(写真参照)。
並べられた画像データは一つひとつ画像ファイルでファイル名が付けられホルダーにしまわれていています。この画像のファイル名は、画像の編集時の検索作業等がスムーズに行われるように、通し番号とか、撮影日時とかが用いられます。ここでプロジェクト実行者はファイル名に5 7 5の17文字の俳句形式のものを用いています。こうすると撮影時の簡単なメモにもなります。
サムネイルに用いる句なので直訳で「親指の爪の句」略して“爪句”としています。写真と爪句を一体化した写真集が“爪句集”です。ただ、17文字の爪句だけでは説明不足と思われるので、1句1枚の写真に説明文を100文字程度で加えています。
写真、爪句、短文の説明の三位一体で爪句集は構成されています。写真も含めデジタル処理があればこそ成り立つ作品集なので新しい形式の“デジタル文芸”であるとも思っています。
A7判の豆本サイズで写真集としては小さいと思われる方もおられると思いますが、写真と組みになって印刷されているQRコードをスマホやタブレットで読み込むことで360°の全視界を表示して見ることのできる“空撮全球パノラマ写真”法を採用していますので、豆本といっても判の大きな写真集にそん色の無い写真を見ることができます。しかも2次元の写真では真似のできない視線方向を回転させながら、写真の拡大・縮小も行い写真を楽しめます。
本プロジェクトの図書館施設への爪句集寄贈を推進するため「爪句集寄贈会」を立ち上げています。
寄贈会のメンバーは、現時点でプロジェクト実行者を代表者として齋藤清(元旭川高専教授)、渡部浩士(北海道学校図書館協会理事・新川西中学校長)、奥山敏康(アイワード・共同文化社社長)、三橋龍一(北海道科学大学教授)、里見英樹(メディア・マジック社長)の方々です。 既に寄贈が行われた施設は、道立文学館があり寄贈本は同館で開催された豆本展(2020年4月~6月)でも展示さています。北海道立図書館や札幌市中央図書館にも寄贈しており、札幌市は中央図書館、図書・情報館、新琴似、東札幌、澄川各図書館、「もいわ地区センター図書室」を始め札幌市の14地区センターの図書室に寄贈が終わっています。
「札幌市中央図書館(図書・情報館)への寄贈」
「もいわ地区センター図書室への寄贈」
大学としては小樽商科大学、札幌国際大学、札幌大学、星槎学園道都大学、北大情報科学院図書室、北星学園大学、旭川高専に寄贈しています。
「旭川藤星高校への寄贈」
「比布町図書館への寄贈」
「美唄市立図書館への寄贈」
「新ひだか町図書館への寄贈」
高校としては札幌市立大通高校、札幌新陽高校、道立浦河高校、旭川藤星高校
特殊学校としては札幌ランゲージセンター、中学校では札幌新川西中学校、浦河第一中学校、
市町村図書館としては石狩市市民図書館、浦河町立図書館、占冠村立図書館、町立様似図書館、町立沼田町図書館、比布町図書館、美唄市立図書館、東川町せんとぴゅあI、新ひだか町図書館、剣淵町絵本の館、私的施設としてはレトロスペース・坂会館、北海道霊芝(旧美唄西小学校校舎)があります。
25,000円
「爪句@天空に記す自分史(52集)」1冊
「爪句集1集~51集」全巻 計52冊
(支援者からリターンの爪句集全巻が図書館、学校等の公共施設への寄贈が行われ、配架の写真を送っていただければ支援金25,000円はお返しします)
100 EZOポイント
受付終了青木由直:1941年長野県生まれ。北海道大学名誉教授、北海道科学大学客員教授、工学博士。1966年北大大学院修士課程修了、北大講師、助教授、教授を経て2005年定年退職。専門はコンピュータ工学、信号・画像処理、メディア工学。道新文化センター講師、私的勉強会「eシルクロード大学」を主宰。2017年ドローン検定1級取得、北大退職後の著作として「札幌秘境100選」(マップショップ、2006)、「小樽・石狩秘境100選」(共同文化社、2007)、「江別・北広島秘境100選」(同、2008)、「爪句@札幌&近郊百選 series 1」~「爪句@天空の整理箱 series53」(共同文化社、2008~2023)、「札幌の秘境」(北海道新聞社、2009)、「風景印でめぐる札幌の秘境」(北海道新聞社、2009)、「さっぽろ花散歩」(北海道新聞社、2010)。北海道新聞文化賞(2000)、北海道文化賞(2001)、北海道科学技術賞(「2003」、経済産業大臣表彰(2004)、札幌市産業経済功労賞(2007)、北海道功労賞(2013)、瑞宝中綬章(2021)。
プロジェクトが成功しました!
2023/02/19に募集を開始しました。
2023/05/01 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合もプロジェクトは成立し、支援金額が引き落とされ、リターンも履行されます。