北海道科学大学の学生たちが結成した「宇宙開発研究同好会」が超小型人工衛星を製作して宇宙空間に放出し、地上との通信を行うプロジェクトを立ち上げました。この同好会の活動を支援するため、爪句集「爪句@天空物語り」をクラウドファンディングの支援で出版し、支援金の半額を前記同好会の活動費に、残り半額を爪句集出版の費用の補てんにする計画です。
私は、ブログ「秘境100選ver2」に種々のテーマで投稿を続けてきており、特定のテーマのブログ記事が200以上になると編集を行い、1冊の爪句集として出版して来ています。このようなやり方で現在まで40集の爪句集が出版されています。そして第41集目の出版の構想を練っていました。一方、私自身、北海道科学大学の客員教授である関係から、同大学の研究者が過去に北海道では初めての小型衛星(HIT-SAT)を宇宙空間に放出し地上と通信を行った実績を知っています。
今回、同大学の学生同好会である「北科大宇宙開発研究会」が超小型衛星CubeSatを試作し、宇宙空間に放出し、地上との交信実験を行うべく、研究開発を行っているのを見聞きして、同好会の活動を少しでも支援しようと考えました。そこで、爪句集出版と同好会支援を組み合わせて、宇宙とも関係のある天空を対象にした爪句集を出版し、この爪句集の出版のため得られた支援金の半分を同好会の活動費にしようとしています。出版予定の爪句集だけのリターン(返礼品)に加えて、これまで出版して来た爪句集もリターンに加え、支援金の上積みを考えています。また、同好会のロゴ入りの2020年用カレンダーを出版したのでこれをリターンにする予定です。
宇宙と関連づけて、地上から見た天空をテーマにした写真と爪句(写真のキャプションに相当するもの、写真の画像ファイル名)を200集めた爪句集「爪句@天空物語り」を出版します。この写真の中にはドローンを飛ばし、空撮でパノラマ写真にしたものも採録しています。今回の出版に掲載する写真(QRコード付)の一部を下記にご紹介します。なお、空撮パノラマ写真撮影に際し、自宅上空のドローン飛行を国土交通省東京航空局長から許可・承認(東空運第15360号、東空検第7034号)を受け、飛行を行っています。
5時台に 突入したり 日の出かな (東空運第15360号、東空検第7034号)
空撮や 便利アプリを 試したり
空撮や 日の出東に 月は西 (東空運第15360号、東空検第7034号)
宇宙開発研究同好会の衛星開発プロジェクトは2018年度に本格的に開始されており、将来北海道産人工衛星を宇宙空間に放出するまでを第一目標にして活動が続けられます。その活動支援のために出版する爪句集は2019年の年内の出版を予定しています。爪句集の原稿は出来上がっており、2019年11月中に編集・校正、12月中に印刷・出版を予定しています。2020年用の同研究会のロゴ入りカレンダーは既に出版済みです。
支援金は折半して、半分を爪句集41集出版の印刷・製本代の一部に当てます。爪句集出版は支援金に自己資金を加えて行います。支援金の半分は同好会の活動費とします。なお、同好会のロゴ入りカレンダーの代金の一部としても使います。
今回は、豆句集の出版に加えて、北科大宇宙開発研究同好会の活動支援ですが、将来的には北海道産超小型人工衛星を学生たちが制作し打ち上げる本格的なプロジェクトに発展させる事が期待されます。これは北海道の宇宙産業に貢献するものです。爪句集は41集に続いて続巻の出版を予定しており、新しい表現手段としてユニークなものに発展する可能性が大きくなって来ています。
1,000円(20口)
出版予定の爪句集「爪句@天空物語り」1冊
1,500円(20口)
出版予定の爪句集「爪句@天空物語り」1冊と「爪句@北科大物語り(33集)」(1冊)
2,000円(5口)
出版予定の爪句集「爪句@天空物語り」1冊とインターステラテクノロジズ社ロゴ入り2020年用カレンダー(B4判27ページ)1部
2,000円(10口)
出版予定の爪句集「爪句@天空物語り」1冊と宇宙研同好会のロゴ入り2020年用カレンダー(B4判27ページ)1部
3,000円(5口)
出版予定の爪句集「爪句@天空物語り」1冊と「爪句@北科大物語り(33集)」(1冊)及び宇宙研同好会のロゴ入り2020年用カレンダー(B4判27ページ)1部
5,000円(各5口)
出版予定爪句集「爪句@天空物語り」(1冊)と爪句集11集~20集 or 21集~30集 or 31~40集 各計10冊 合計11冊
20,000円(4口)
爪句集全(1~41集)全41集 1セット
青木 由直(あおき よしなお)
1941年生まれ。北海道大学名誉教授、工学博士。1966年北大大学院修士修了、北大講師、助教授、教授を経て2005年定年退職。道新文化センター「身近な都市秘境を歩いてみよう」、「ドローンを知ろう」の講座を持ち、私的勉強会「eシルクロード大学」を主宰。2015年より北海道科学大学客員教授。2017年ドローン検定1級取得。北大退職後の著作として「札幌秘境100選」(マップショップ、2006)、「小樽・石狩秘境100選」(共同文化社、2007)、「江別・北広島秘境100選」(共同文化社、2008)、「爪句@札幌&近郊百景series1」~「爪句@クイズツーリズム-鉄道編 series40」(共同文化社、2008~2018)、「札幌の秘境」(北海道新聞社、2009)、「風景印で巡る札幌の秘境」(北海道新聞社、2009)、「さっぽろ花散歩」(北海道新聞社、2010)。北海道新聞文化賞(2000)、北海道文化賞(2001)、北海道科学技術賞(2003)、北海道功労賞(2013)。
株式会社アイワード「北海道自費出版・記念誌展」での爪句集の紹介
写真:北科大宇宙研メンバー(宇宙開発研究会のブログより)
北科大宇宙研の各種研究会への参加実績
衛星・地球局間通信を想定しての旭岳―手稲山間の通信実験
青木由直:1941年長野県生まれ。北海道大学名誉教授、北海道科学大学客員教授、工学博士。1966年北大大学院修士課程修了、北大講師、助教授、教授を経て2005年定年退職。専門はコンピュータ工学、信号・画像処理、メディア工学。道新文化センター講師、私的勉強会「eシルクロード大学」を主宰。2017年ドローン検定1級取得、北大退職後の著作として「札幌秘境100選」(マップショップ、2006)、「小樽・石狩秘境100選」(共同文化社、2007)、「江別・北広島秘境100選」(同、2008)、「爪句@札幌&近郊百選 series 1」~「爪句@天空の整理箱 series53」(共同文化社、2008~2023)、「札幌の秘境」(北海道新聞社、2009)、「風景印でめぐる札幌の秘境」(北海道新聞社、2009)、「さっぽろ花散歩」(北海道新聞社、2010)。北海道新聞文化賞(2000)、北海道文化賞(2001)、北海道科学技術賞(「2003」、経済産業大臣表彰(2004)、札幌市産業経済功労賞(2007)、北海道功労賞(2013)、瑞宝中綬章(2021)。
プロジェクトが成功しました!
2019/11/14に募集を開始しました。
2020/01/16 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合もプロジェクトは成立し、支援金額が引き落とされ、リターンも履行されます。