置き去りの木に命を吹き込む木工作家の出版プロジェクト~木との対話をかたちに~

すでに集まった金額

432,500

目標金額
500,000円
86%
現在の応援人数

50

延べ57
募集終了まで残り

29

2018/10/20 00:00に終了

「地域の未利用材を利用したものづくりがしたい。」と決意してからの5年間、木と向き合い、作品を作り続けてきました。この体験を経て、山地未利用材を利用したものづくり活動についてより詳しくわかりやすくご紹介できるような本を出版したいと考えるようになりました。作品を通じて「木」を語る以外に、文字を通じて「木」を知ってもらいたい。製作する本を読んで、もっと身近に木を感じられるような出会いがあると嬉しいなと思います。応援をどうぞ宜しくお願いします。

中川町と森

北海道の北部に位置する中川町は、人口が約1,500人の小さな町です。明治期にアンモナイトの化石が見つかり、「化石の里」として町おこしを行っています。そして、中川町のもう一つの魅力は、自然豊かな森に囲まれた環境であるということです。町の約8割のエリアを森林が占めており、そのほとんどが、天然林、つまり、この土地本来の植生から成る自然豊かな森林なのです。
この豊かな森林に恵まれた環境を生かし、フォレストツーリズムや、森の中をギャラリー会場とした「森のギャラリー」というイベントを開催しているほか、普段人目に触れることなく、森の中で命がけの仕事をしているキコリさんに焦点をあてたイベント「KIKORI祭」など、さまざまな企画も行われています。そのほかにも、薪を中心とした木質バイオマス利用や、クラフト原料市場創造、家具材(建築材)供給など、小規模ながらも着実な町の創生を推進している町です。


FOREST TOURIZMのチラシから

クリックすると拡大図がみられます。

木工作家(高橋綾子)の自己紹介

1985年福島県生まれ。2009年東北学院大学大学院人間情報学科前期博士課程修了。環境調査会社に勤務。東北地域の山々を歩き回る。多くの木材商人が「山にはもう木がない。」と嘆く一方、多くの林地残材が存在している現実に矛盾を感じ、作り手となることを決意。退職後、宮城、山形、東京で木工を学び、挽き物の世界に入っていく。2014年北海道中川町へ移住し、森の木々も、我々の生活も、どちらも豊かであるバランスを考えながら、木を選び、大切に使う、そんなものづくりを続けて行けるよう日々奮闘中です。

中川町に来た理由

「地域の木材を使って、森のことを考えながら、ものづくりがしたいんです。」
そう伝えながら、自ら企てた「木に関わる人に出会う旅」をしているうちに、今暮らしている中川町にやってくることになりました。日本中いたるところに、木は生えていますから、どこでだってできるんじゃないの?と思われるかもしれません。しかしながら、そうでもなかったのです。その理由は、この文面ではつづりきれないので、もし書籍化がかなえば、そこでお話しするようにとっておきたいと思います。
そして、結果的には中川町に来て地域おこし協力隊制度を利用させていただくことになり、木のことや町のことを学びながら、作り手になるための準備をして最初の3年間を暮らすことができました。工房は、取り壊し予定だった、昔の幼稚園を使わせてもらっています。今は、独立して1年と少し経つ頃ですが、今こうして木に囲まれながら思いを形にできていることは、森林が身近な存在であり、木が好きでたまらない人たちが沢山いるこの中川町に来たからだと確信しています。



移住して間もないころ。
丸太をどう処理したら使えるのか実験するため、キコリさんに様々に切ってもらっているところ。
「こんな木、本当に使うのかい?」
「チェーンソーでこんな伐り方したことないよ」
「これはどうする?あっちの木も使えるかな?」
私の無茶なお願いに、興味津々な様子で答えてくれました。

木との対話

足場の悪い山の中から重い木を運び出すということは、危険を伴う重労働です。そのため、買い手がつく可能性の低いものや運びにくいものなどは、山に置いて来ざる負えないことがあります。この木を山地未利用材と呼びます。その一方で、大量の輸入木材に頼る日本の木工品事情から考えると、そんな山地未利用材を利用することは、森林資源の過剰搾取の抑制につながります。



そういった、素材選びの意図をより深く理解して作品を選んでいただけるように、イベント販売などでは対話を通じて、お客様にお伝えしています。

現在の木材流通においては、利用できないとされる木材の中には、手をかければ本当に美しいものがあります。

枝分かれした部分で作った木のウツワ


枝が折れたところを巻き込むように発達したコブの部分を利用した器。草木染により薄く青い色に染めてある。複雑な木目が映える一品


枯れ枝の腐食が内部まで進行してきていた部分でつくったアーティスティックな器

本の出版をしたいと思った理由

しかしながら、なかなか限られた範囲でしか想いが伝わらず、それをもっと詳細に、かつ多くの方に伝える手段が無いかと考えた結果、本の出版したいという考えにたどり着きました。本の出版は、昔からの夢でもあり、もともとは、地域おこし協力隊だった当時、仕事の一環として、中川町と木に関するコラムを書かせてもらっていた時期があったことも大きなヒントに繋がりました。これを元に、私自身が感じている、森にはたくさんの種類の木があること、森に伐った木を残しながらも輸入材に頼らなければならない理由、そしてものづくりを通じて感じる思いなどを文章にまとめて伝えていきたいと感じています。そこで、クラウドファンディングを通して、より多くの方々に素材としての木の奥深い現状を知っていただきたいと思いました。

出版本(仮)『私が見た木の現在』の内容

下記の内容は、地域おこし協力隊時に書いていた原稿になります。このようなコラムを盛り込んでいきたいと思います。

出版本(仮)『私が見た木の現在』の詳細

今のところ、下記の内容での書籍化を予定しています。

タイトル:(仮)『私が見た木の現在』
出版予定日:2019年6月
仕様:A5判並製本/150頁 部分カラー
発行部数:500部予定
印刷・製本協力:ソーゴー印刷株式会社
置いて頂ける予定の場所:中川町商工会、道の駅なかがわ、ナカガワのナカガワ(東京)など

木の産地、気にしませんか!?

日々の製作や販売、素材の調達、乾燥のための処理作業などに追われ、宣伝や活動の周知作業に当てる時間が非常に限られている一方で、本の出版で意味を理解してもらうことは、この先も豊かな森と人の生活を考えるうえでとても大切なことと考えています。今回のプロジェクトを通して、より多くの方に知ってもらう媒体として活用していきたいと思っています。プロジェクトを通して、お野菜の産地を気にするように、木材の産地も気にしてもらえるようになっていったらよいなと思います。

スケジュール(予定)

2018年8月 クラウドファンディング実施
2018年10月 出版の打ち合わせ、執筆開始
2019年5月 入稿 (出版社さんからの予定)
2019年6月 リターン品発送(一部を除く)

支援金の用途

書籍の出版には、下記の費用がかかります。
500部の自費出版費用 500,000円

リターン(お礼の品)

ご支援いただく金額に応じて下記のお礼を予定しています。

1,000円 

オリジナルのしおり 1枚 2019年6月発送

1,500円(800口) 

書籍セット(オリジナルしおり 1枚、書籍 1冊) 2019年6月発送

3,000円(100口) 

ラペルピンセット(オリジナルしおり 1枚、書籍 1冊、木製ラペルピン 1個) 2019年6月発送

5,000円(50口) 

ボールペンセット(オリジナルしおり 1枚、書籍 1冊、木製ボールペン 1本) 2019年6月発送

10,000円(15口)5口追加(9月13日追記) 

サラダボウルセット(オリジナルしおり 2枚、書籍 2冊、サラダボウル 1個) 2019年6月

※サラダボウルの木目等、実際のものとは異なります。写真はイメージになります。
50,000円(3口)

思い入れのある木セット(オリジナルしおり 5枚、書籍 5冊、オーダー製作の品 1品) 2019年6月
※製作するものは、相談の上決定しますが、ご希望に沿いきれない場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※木材の状況やつくるものにより、お届け予定日が遅くなる場合があります。
※木材の状況により、製作できないものもありますのでご了承下さい。
※木材は郵送または持ち込みで、中川町までお送りいただくことが条件となります。
※対応可能サイズについては、最少:φ10cm、長さ30cm、最大サイズについては右記をご参照ください(ヤマト便飛脚ラージサイズ宅配便重量ゆうパックなど)
続きを見る

支援金額とリターン

1,000円

オリジナルのしおりをお送りします。

  • 1口が支援済み
  • お届け予定:2019年06月
支援する

1,500円

残り795口

書籍セットをお送りします。

【セット内容】
・オリジナルしおり 1枚
・書籍 1冊

  • 5口が支援済み
  • お届け予定:2019年06月
支援する

3,000円

残り87口

ラペルピンセットをお送りします。

【セット内容】
・オリジナルしおり 1枚
・書籍 1冊
・木製ラペルピン 1個

  • 13口が支援済み
  • お届け予定:2019年06月
支援する

5,000円

残り27口

ボールペンセットをお送りします。

【セット内容】
・オリジナルしおり 1枚
・書籍 1冊
・木製ボールペン 1本

  • 23口が支援済み
  • お届け予定:2019年06月
支援する

10,000円

残り3口

サラダボウルセットをお送りします。

【セット内容】
・オリジナルしおり 2枚
・書籍 2冊
・サラダボウル 1個

  • 12口が支援済み
  • お届け予定:2019年06月
支援する

50,000円

残り0口

思い入れのある木セットをお送りします。

【セット内容】
・オリジナルしおり 5枚
・書籍 5冊
・オーダー製作の品 1品
(思い入れのある木で、ボールペンや器、アクセサリー、時計など、何か一品お作りします。)
※詳細は本文をご覧下さい。
 

  • 3口が支援済み
  • お届け予定:2019年06月
受付終了

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