地域の子どもが越境・挑戦するための「きっかけ奨学金」を、「きっかけびと」と創るプロジェクト

プロジェクトイメージ
現在の支援月額

344,000

目標金額
300,000円
114%
現在の応援人数

236

延べ344

世界中の人と話してみたい!世界一周を夢見る 高校2年生が地元で挑戦した『言葉のサプライズ』とは?

2024-05-07

こんにちは!
コエルワからお届けする今回の特集は、
第7回目の「きっかけプロジェクト」の紹介です。

私たちは、「ドッキリ・ビックリ・スマイルプロジェクト」を実施した、
北海道函館市の高校2年生、はるのさんにインタビューをしてきました。

プロジェクト紹介

ドッキリ・ビックリ・スマイルプロジェクト

このプロジェクト、タイトルだけではどんな内容なのか分かりませんよね。

企画したのは、留学を機に海外に興味を持ち、
いつか世界一周をしたいと考えている高校2年生のはるのさん。

「様々な国の人と話せるようになりたい」という目標を持っていることから、
日本に滞在中の外国人に
『言葉をつかった嬉しいサプライズ』を実施することにしました。
果たしてどんな結果になったのでしょうか!?

コエルワ)

はるのさん、早速プロジェクトの内容を教えてください! 

はるのさん)

はい!外国人の方と2泊3日の交流を通じて仲良くなり、
私が突然その方の母国語を話して相手を驚かせる!という
サプライズプロジェクトを企画しました。

 

日本人の私がその方の母国語を話せることで、
驚きだけでなく嬉しい気持ちにもなってもらえると思い、
「ドッキリ・ビックリ・スマイルプロジェクト」と名付けました。

 

(はるのさんとプロジェクトに協力してくれた女性)

コエルワ)

面白い企画だね!確かに喜んでもらえそう。

はるのさん)

私自身、高校の留学制度を使ってオーストラリアに約100日間滞在したことがあって。
その時、日本語を勉強中の現地の方が「こんにちは」「ありがとう」と
一生懸命話しかけてくれたことに、涙が出そうなほど感動して…。
言葉の壁を越えて歩み寄ってくれることが、とても嬉しかったんです。

コエルワ)

その体験が今回のプロジェクトに繋がっているんだね。
もともと英語が好きで、留学に行こうと思ったの?

はるのさん)

いいえ、実は英語を学び始めた頃は、呪文を聞いているようですごく嫌いでした。
けど、中学2年生の時にオンライン英会話をはじめて、
フィリピン人の方と毎日25分話すようになりました。
その先生の話し方が明るくて、表情豊かだったのが印象的で。
英会話が楽しいと思えるようになったんです。

その後、高校で応募した留学事業に選ばれて、実際に現地の外国人と話せたことがすごく嬉しくて!
さらに、日本とは違う文化を体感して、一気に海外に興味を持つようになりました。


 

コエルワ) 

異文化に触れて、とってもワクワクしたのが伝わるよ。サプライズで母国語を話してみようと思ったのはどうして?

はるのさん)

大好きなYoutuberの方の動画を参考にしました。その方は12か国語(掲載時)を話すことができて、
外国人との会話の最中に相手の母国語を話して驚かせるという動画を配信しています。

唐突に母国語を話すと、相手がとびきりの笑顔を見せるのですが、その様子が大好きで。
私も言語の力で相手を笑顔にしてみたい!と思いました。 

コエルワ)

動画を見るだけじゃなく、自分もやってみよう!と思って行動に移したことが素晴らしい!
サプライズプロジェクト、具体的にはどんな内容だったの?

 
(ゲストハウスでの1枚)
 

はるのさん)

北海道八雲町にあるゲストハウスに滞在している3人の外国人の方と、2泊3日の交流を通じて仲良くなりました。ご飯を食べたり、工芸品づくりをしたり…。
その間は、英語でお喋りをして過ごしました。3人の母国語はそれぞれ違って、ドイツ語・フランス語・オランダ語だったので、こっそり3か国語を練習しました。

 コエルワ)

3人も!しかも、それぞれちがう母国語だったんだね。 

 はるのさん)

そうなんです!それぞれひとつのフレーズしか覚えられなかったのですが、なんとかそのフレーズを使ってサプライズに挑戦しました!
会話の途中、ドイツ語で「もう一回お願いします」と言ってみたんです。

そしたら、聞き取ってくださって!
「わお!なんで知っているの!?発音上手だよ!!」と、すごく褒めてくれました!

(ドイツ語が伝わった!喜びいっぱいの2人)

コエルワ)

実際に喜ぶ反応が見られたんだ!

はるのさん)

はい!わたしが見たかった笑顔が見られて、私もとっても嬉しくなりました!
なので、「一応」プロジェクトは大成功かなと…!

コエルワ)
一応?

はるのさん)

フランス語とオランダ語の発音が、わたしにとってはとても難しく、うまく喋ることができませんでした。「もう一回言ってみて!」と言ってくれたので何度もチャレンジしたのですが、結局内容は伝わりませんでした。
「母国語を使ってくれて嬉しいよ」と言ってくれましたが、悔しい結果になってしまいました。

(フランス語のフレーズに挑戦中。とても難しかった…。)

 コエルワ)

それは残念だったね。だけど、はるのさんの気持ちは十分に伝わったと思うよ!プロジェクトを実行してみて、どんなことを学びましたか?

はるのさん)

言語の難しさですね。新しい言葉を短期間で習得しようとトライしてみましたが、発音や口の使い方などが難しく、会話をするには練習を重ねなければいけないと思いました。

一方で、日本人にとって発音が難しいものだけでなく、比較的発音が似ていて覚えやすい言語があることも学びました。

コエルワ)

会話に挑戦したからこそ学べたことだね。ほかに感じたことはあった?

はるのさん)

八雲町のゲストハウスで過ごした3日間、沢山の出会いに恵まれてとても充実していました。
改めて、仲間の大切さや人とのコミュニケーションの面白さを感じられた時間でした!

(一緒に木彫り熊作りに挑戦!英語力にも磨きがかかった3日間)

コエルワ)

サプライズをした3人をはじめ、沢山の仲間ができたんだね!はるのさんの、次の目標はなんですか? 

はるのさん)

はい。「日本を自分の言葉で説明できるようになる!」です!
 

今回のプロジェクトを通じて、
「いつか絶対世界一周するぞ!」と思うようになりました。
ですがその前に、日本のことをもっと深く知り、行った先で伝えられるようになっていたいなと思っています。
そのためにも、まずは日本一周をして日本の魅力に触れたいです!


コエルワ)

次の挑戦も、応援しているよ!

~ インタビューを終えて ~

このプロジェクトの費用は、外国人との交流をするための交通費や宿泊費、食事代に使用されました。
プロジェクトで感じたことを活き活きと話してくれた、はるのさん。
この経験をきっかけに、一層コミュニケーション力に磨きがかかるような気がしてなりません。

いつか、日本と海外を繋ぐ存在になることを期待しています!

艦船が造られた目的と、必要とされる理由を学びたい!小学6年生の憧れ

2024-04-15

こんにちは!

コエルワからお届けする今回の特集は、第7回目の「きっかけプロジェクト」紹介です。
私たちは、「楽しみながら、艦船の目的と必要とされる理由を学びたい!」と話す、青森県に住む小学6年生のかずまさくんにインタビューをしてきました。

 

プロジェクト紹介


プロジェクト:楽しみながら、艦船の目的と必要とされる理由を学びたい!

 


今回、プロジェクトに挑戦したのは青森県に住む小学6年生のかずまさくん。

大好きな軍艦や軍機への学びを深めるため、ずっと憧れだった場所に行ってきました。

 

コエルワ)

今回は、どこに行ってきたの?

 

かずまさくん)

はい、僕は大好きな軍艦や軍機をもっと学ぶために、ずっと憧れだった神奈川県にある三笠公園や猿島に行ってきました!

 

(三笠公園にある『記念館みかさ』)

 

※三笠公園は「⽇本の都市公園100選」「⽇本の歴史公園100選」に選ばれた横須賀を代表する公園で、園内には東郷平八郎の像があるほか、記念艦三笠や猿島への玄関口となっています。

 

(猿島。壁の凹みはイギリス兵から威嚇射撃を受けた跡)

 

※猿島(さるしま)は東京湾に浮かぶ唯一の自然島であり、湾内最大の無人島。 かつては東京湾を守る要として砲台と弾薬庫のある“要塞の島”であったこの島は、現在では島内を自由に散策することができ、当時のままの姿で残された歴史遺産と、ありのままの自然が融合した、他に類を見ない独自の風景を楽しむことができます。

 

コエルワ)

軍艦や軍機ってかっこいいね!かずまさくんは、どうしてこのプロジェクトをやろうと思ったの?

かずまさくん)
昔からプラモデルや模型が好きで、祖父や父の影響もあって艦船が好きになりました。いつか本物を見てみたかったのと、教科書には載っていない地域の歴史を学ぶのが面白そうだなと思いました!

 


 

コエルワ)

色々な場所がある中で、横須賀を選んだのはどうして?
 


かずまさくん)
横須賀はペリー来航など、歴史が長い場所です。特に三笠公園は船などが展示されていて海軍色が強い町で、ずっと行ってみたかった僕の憧れの町です。実際に行くことで、鎖国をやめて外国との通商を始めた開国期の歴史と文化を知って、艦船の目的と必要とされる理由を知りたいと思いました。


コエルワ)

そうなんだ!ずっと憧れだった場所に行けた感想は?

 

かずまさくん)
今まで本でしか見たことがなかったので、実際に触れることができて感動しました!
三笠公園は、約100年前に作られた戦艦の中に入ることができました。船にあった鉄砲の使い方が、思ったよりパッと見ただけで分かって驚きました!

 


(記念館三笠内にある8cm砲。これらの砲身は観覧者が自由に向きを変えられるようになっている。)

 

(15cm副砲の操法をしている様子)

 

(色々な角度に動かせ、遠くまでとてもクリアに見える望遠鏡。)



コエルワ)

実際に鉄砲にも触ったんだね!
かずまさくんが艦船を好きになったきっかけは?

 

かずまさくん)
祖父が船が好きで、作った船の模型を見せてもらったのがきっかけで、小学2年生のときに初めてプラモデルを作りました。父はガンダムが好きなので、作るのに慣れてきてからは軍艦や軍機も作り始めました。

普段見慣れているような船や飛行機とは違って、軍艦や軍機は武装や性能が高いのを知って、どんどん好きになりました!

 

コエルワ)

家族みんなが好きなんだね!
ちなみに、かずまさくんはラッパを練習中って聞いたけど...本当?

 

 

かずまさくん)
はい!軍隊の合図に使う「信号ラッパ」をクリスマスにプレゼントしてもらいました。最近は出航準備の時に吹く音階をマスターしました。テンポが早いのに高音がたくさん出てくるので難しいんです。

 

コエルワ)

好きなことをどんどん行動に移せるかずまさくん、本当にかっこいい!
このプロジェクトに挑戦してみた感想は?

かずまさくん)
実際の憧れだった場所に行けて、本当に感動しました!


実は、プロジェクト当日に地震の影響で新幹線が止まってしまいました。
本当は一番楽しみだった三笠公園を1日目に時間をかけてたくさん回る予定が、2日目に30分で見なきゃ行けなくなってしまって...だけど事前に要点をまとめていったので、見たい場所はなんとか回れました!ガイドさんにもたくさん質問して、深掘りができました。

 

地震が起きた時は不安でしたが、実際は「あ!思ったより自分でうまくできた!」ってプロジェクトが終わって安心しました。

 

(ベルニー公園にある戦時中に使用された戦艦の主砲。直径は41㎝。身長178㎝のかずまさ君と比較しても大きいのが分かる。)


コエルワ)

要点だけまわるって、かずまさくんの対応力がすごい!
そんなかずまさくんの次の目標はなんですか?

かずまさくん)
次は、街とかのガイドブックに載っていない場所を巡って、軍艦や歴史を見てみたいです!

 


コエルワ)

このプロジェクトの費用は、青森県〜横須賀市までの往復交通費と宿泊費

に使用されました。

かずまさくんは、今後行ってみたい場所がたくさんあると言います。
どんどん行動に移して、更に好きを極めたかずまさくんに会えるのが楽しみです!

あかちゃんと遊ぼうプロジェクト!先生志望の小学3年生の第一歩

2024-04-08

こんにちは!
コエルワからお届けする今回の特集は、第6回目の「きっかけプロジェクト」紹介です。
私たちは、「あかちゃんと遊ぼうプロジェクト!」を実施した、京都の小学3年生のあおいさんにインタビューをしてきました。

 
プロジェクト紹介

あかちゃんと遊ぼう(お母さんにゆっくり過ごしてもらおう)プロジェクト

 

今回、プロジェクトに挑戦したのは京都に住む小学3年生のあおいさん。

将来は学校の先生になりたいと話すあおいさんは、お母さんたちにゆっくりしてもらうためにお茶会を開催しました。
 

「あかちゃんと遊ぼうプロジェクト!」という、夢への一歩を踏み出したプロジェクトを紹介します!
 

 
 




コエルワ

あおいさんは、今回どんなプロジェクトに挑戦したの?

 

あおいさん)

はい、お母さんたちにゆっくり過ごしてもらうために、私が通っている「自学自習コミュニティnalba」の仲間たち3人とお茶会を開きました!

 

※nalbaとは?
食と農をベースに、誰もがもって生まれた「生きる力」を育む場。子どもから大人までだれもが共に学び合い、育み合い、成るべきものに成る場。ナルバ。nalba。
https://www.nalba.nanzan-net.com/about

 

コエルワ
お母さんたちのために、お茶会を開催しようと思ったのが素敵すぎる!なぜ開催しようと思ったの?

あおいさん)

私の夢は、「小学校の先生」になることです。このプロジェクトで年下の子のお世話をすることで、夢への一歩を踏み出そうと思ったんです。それに、かわいいあかちゃんが大好きなんです!

 

コエルワ
あかちゃんは見ているだけで癒されるよね!私も大好き!

お茶会の準備はどんなことをしたの?

あおいさん)

まずは保育園へお願いして、あかちゃんと一緒に遊ばせてもらいました。

あかちゃんが「どんなおもちゃで遊ぶのか」、「どんなことに気をつけないといけないのか」を保育士さんから教えてもらいました。また、育休中のスタッフさんが、みんなの想いを一つの絵にしてまとめてくれました!
 

(「何ヶ月のあかちゃん?」「どんなふうに過ごす?」「みんなそれぞれの役割は?」など、みんなの想いをまとめた絵)

 

コエルワ
とっても素敵な絵だね!

 

あおいさん)

ほかにも、お茶会で出すお菓子の試食をしました。

 

コエルワ
すごい!お菓子も手作りしたんだね!

何を作ったのかな?

 

あおいさん)

試食では、米粉クレープを3色作りました!

みんなからとても好評だったけど、作るのに時間がかかるので当日は2種類の米粉パンを手作りしました。(りんご&レーズン、りんご&さつまいも)

オーブンに入れればいいだけの米粉パンを選択してよかったです!


コエルワ
たしかに、米粉クレープもとっても美味しそうだけど、当日あかちゃんのお世話をしながら作るのは大変そう...米粉パンはお母さんたちから好評だった?


あおいさん)
米粉パンはnalbaのみんなも大好きなんです!当日は、お母さんたちが「美味しい!」とおかわりしてくれました。それに、参加してくれた4歳の子どももたくさん食べてくれて嬉しかったです!


コエルワ
米粉パン本当に美味しかったんだね!私もいつか食べてみたいな!

当日のお茶会はどんなふうに開催したの?
 


あおいさん)

まずは12:30にみんなで集合して、米粉パンを作りました。そのあと会場設営をしたけど、あかちゃんがおもちゃを飲み込まないように、あかちゃんコーナーと4歳の子どもコーナーは別々の場所に作りました。

 

コエルワ
あかちゃんがおもちゃを飲み込んだら大変だもんね!すごく細かいところまで気をつけていたんだね!

 

あおいさん)

保育園に見学に行ったとき、保育士さんが教えてくれたんです。

 

コエルワ
事前準備がしっかり役立ったんだね!何人くらい来てくれたの?

 

あおいさん)

当日は、お母さん3名、あかちゃん3名、4歳の子が1名来てくれました。あかちゃんの機嫌が悪くならないように、まずは哺乳瓶でミルクを飲んでもらうことからスタートして、そのお手伝いもさせてもらいました。

そのあとは、企画を説明して、あかちゃん一人ひとりの性格や気をつけておくことをお母さんたちからヒアリングしました。

安心してあかちゃんを預けてもらえて、最後は感想を共有してもらい、時間通りに終了しました。
 



コエルワ
お母さんたちからの感想はどうだった?


あおいさん)

「いつも疲れてるけど、疲れがとれた!」「あかちゃんが泣いていてもあやしてくれるので、気にせずお茶会ができてとても楽しかった!」と、すごく喜んでもらえました。またこの企画をやりたいです!

 

コエルワ
とても喜んでもらえたんだね!このプロジェクトに挑戦してみた感想は?

あおいさん)

あかちゃんは言葉が話せないので、何が欲しいか分からないけど、おもちゃであやしやたら笑って喜んでくれたのが嬉しかったです!それに、音が鳴らないおもちゃより、音が鳴るおもちゃの方が、あかちゃんは楽しく遊んでくれると気づきました。

私は1時間だけでも疲れたのに、お母さんは毎日お世話してくれて本当にすごいと思いました!


コエルワ
きっと、お母さんたちはあおいさんに気持ちをわかってもらえてすごく嬉しかったんだろうね!そんなあおいさんの次の目標は?

あおいさん)

今回は1時間だけだったので、次は1時間半開催して、もっとゆっくり過ごしてもらいたいです!お母さんとあかちゃんは、おおくても5名までにして、あかちゃんと触れ合う経験をもっとたくさんの子どもたちにも知ってほしいと思いました。

 

それに、好評だった米粉パンをまた出して喜んでもらいたいです!

  

コエルワ
このプロジェクトの費用は、あかちゃん用のおもちゃやマットレス代、米粉パンづくりの材料費に使用されました。

あおいさんは、次回は夏頃にお茶会を開催したいと話しています。

自分の夢に向かって一歩踏み出す「きっかけ」をつかんだことで、あかちゃんと触れ合う経験を他の子どもにもしてほしいと、さらに未来へのイメージが膨らみました。

いつか、教師として活躍するあおいさんの今後が楽しみです!

 
 

社名変更のお知らせ
2024年4月1日をもちまして「株式会社あしたの寺子屋」は「株式会社コエルワ」へ社名変更いたしました。
「どこからでも『こえる』社会を作る」をミッションに、これからも多くの人々に学びの機会を提供してまいります。引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

株式会社コエルワ(https://coeruwa.com/


最後までお読みいただき、ありがとうございました!

「本物」を肌で感じる旅!声優志望の高校2年生の夢

2024-03-11

 

こんにちは!
あしたの寺子屋からお届けする今回の特集は、第4回目の「きっかけプロジェクト」紹介です。
私たちは、「ミュージカルを肌で感じたい!」と話す、北海道八雲高校2年生のかえでさんにインタビューをしてきました。

 

プロジェクト紹介


プロジェクト:舞台を生で感じたい!




今回、プロジェクトに挑戦したのは北海道八雲町の高校2年生のかえでさん。

将来は声優志望のため、仙台までミュージカルを見にいってきました。

「舞台を生で感じたい!」という、夢に一歩近づくためのプロジェクトを紹介します。
 

あしてら)

かえでさんは、今回どんなプロジェクトに挑戦したの?
 

かえでさん)

はい、私はミュージカルを見るために、北海道の八雲町から新幹線に乗って仙台まで行ってきました!

 

八雲町(やくもちょう)は、北海道南西部、渡島半島のほぼ中央に位置し、豊富な海産物をはじめ酪農・農業などの1次産業が盛んな町です。また、「北海道木彫り熊発祥の地としても近年、注目を集めています。

初めて一人で乗った新幹線)

 

あしてら)
すごい、仙台までは約570Km、新幹線で4時間以上とかなり距離が離れているけど、どうして仙台にミュージカルを見に行こうと思ったの?

かえでさん)
私は将来、声優を志望しています。仙台までは距離がありますが、今まで画面上でしか見ることのなかった舞台を「生で感じたい」。実際に生で演技を見ることで、本物に触れたい、少しでも夢に近づきたいと思いました。

あしてら)
声優を目指したきっかけは?

かえでさん)
私の両親は酪農家で、今まで両親の大変そうな姿しか見ていなかったので、「仕事=大変」というイメージしかありませんでした。

ある時、声優さんたちのキャストインタビューを見て、多くの声優さんが仕事が「楽しい!」と言ってるのを聞きました。そこで、「楽しい仕事ってあるんだ!」と衝撃を受けて声優に興味を持ちました!

前日の祖父母の家での晩ごはん)


あしてら)
確かに、仕事が楽しいと聞くとワクワクするね!

ミュージカルを見るために、仙台へは一人で行ったの?


かえでさん)
はい、移動は全て一人でしたが、函館に祖父母が住んでいるので、ミュージカルの前日は祖父母の家に泊まらせてもらいました。二人がいなかったらこのプロジェクトは絶対に成り立っていなかったので、感謝しかないです!

また、函館から仙台までは生まれて初めて一人で新幹線に乗りました。

前日はワクワクと緊張であまり寝れなかったので、寝過ごしたり、切符を無くさないように気を張っていました。

あしてら)
初めてのことがいっぱい経験できたんだね!

 

どんなミュージカルを見たの?


かえでさん)
OUT OF ORDER」というコメディを見に行きました。

 

 

あしてら)
実際に見てどうだった?


かえでさん)

技術的な部分で言うと俳優さんたちの演技を生で見て、舞台だからといって体を大きく動かすとは限らないんだと知りました。

それに、観客を意識しなければいけないので、掛け合いしているとき、「体の向き」が常に変わっていたんです。今まで体の向きを気にしたことがなかったので、すごく勉強になりました。

また、俳優さんたちの演技の緩急が作品の面白さを引き出していたので、会話の「間」がとても大事だと気づきました。

 

あしてら)
すごい、かなり多くのことを学んだんだね。

やっぱり、生で見るってすごく大事なことだね。


かえでさん)

はい。だけど実際は、会場についた時やグッズを買っている時、上演中、そして見終わった後もずっと実感がわかなくて…まるで2D画面を見ているようで、「本当に舞台を見に行ったんだろうか?」と信じられませんでした。

でも、「本物の俳優さんたちの演技を生で見れた!」という高揚感に包まれました。
 

(帰りの新幹線の中で撮った舞台のグッズ)

 

あしてら)
このプロジェクトに挑戦してみた感想は?

かえでさん)

生で演技を見れたことで、演技に対してのモチベーションが上がり、将来は役者になって、「役者として生活していきたい!」という欲がさらに高まりました。
インプットの量が多すぎた気がしたので、これからはたくさん実践して、声優としてのスキルを身につけていきたいです!

 


あしてら)
そんなかえでさんの次の目標は?

かえでさん)
フリー台本で声優の練習をしたり、クラウドワークスでお小遣い稼ぎをしながら声優やナレーション関係のお仕事を学びたいです。

もし、またきっかけプロジェクトに参加できるのなら、誰かと一緒に観客の前で演技をしたいです!
 

フリー台本

ボイスサンプルの収録や声優活動の練習ができる、無料で使用できる台本や脚本のこと。


あしてら)
このプロジェクトの費用は、八雲町〜仙台までの往復交通費、ミュージカルのチケット費に使用されました。

かえでさんは、声優になりたいという一歩を踏み出す「きっかけ」をつかんだことで、「本物」に触れることができ、未来へのモチベーションが高まりました。

いつか、声優になった彼女の声を耳にする日が楽しみです!

 

あしたの寺子屋について
あしたの寺子屋のその他の事業、またはきっかけプロジェクトに興味を持ってくださった方はお気軽に弊社HPの問い合わせフォームよりご連絡下さい!

 

例)

・法人様のお問合せ

・メディア関係者のお問合せ

・ローカルパートナーに関するお問合せ

あしたの寺子屋【公式】 (ashita-terakoya.com)
 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

みんなで成長しよう、札幌旅行プロジェクト!高校3年生の挑戦

2024-03-11

こんにちは!
あしたの寺子屋からお届けする今回の特集は、第5回目の「きっかけプロジェクト」紹介です。
私たちは、「みんなで成長しよう!札幌旅行プロジェクト」に挑戦する、北海道の高校3年生のあつしくんにインタビューをしてきました。

 

プロジェクト紹介
プロジェクト:みんなで成長しよう!札幌旅行プロジェクト

今回、プロジェクトに挑戦したのは北海道の高校3年生のあつしくん。高校生活を共にしてきた地域探究サークルメンバーと一緒に、「みんなで成長しよう!札幌旅行プロジェクト」を実施してきました!
 

あしてら)

今回は、どんなプロジェクトを行ったの?

 

あつしくん)

今回、私たちは大樹高校のサークルメンバー5人で札幌に旅行をしました。
 

あしてら)
あつしくんの住む大樹町(たいきちょう)はどんなところなの?

あつしくん)

北海道の南に位置していて、大自然に囲まれ、日本一きれいな清流が流れる町です。

主に酪農が有名で、乳製品や山菜など美味しい食べ物がいっぱいあります!

 

あしてら)
自然がいっぱいで、美味しい食べ物もあって羨ましい!

あつしくんはどんなサークルに入っているの?


あつしくん)
私たちは大樹高校の「地域探究サークル」に所属しています。

地域探究サークルでは、僕たちの町の良さや魅力を考え町への知識を深めるための活動を

しています。最近では地元の食材について考えるところから始め、その食材が得られる過

程や生産者のインタビューを行い、それを使った料理を開発し地元のお祭りで販売しまし

た。



あしてら)
すごい!とても素敵な活動だね!

今回の札幌旅行ではどんなことをしてきたの?

  

あつしくん)
札幌では、実はほぼ観光はしていなく、地元の大学生に会ったり、市内の探究塾に行ってきました。

僕自身、「探究サークル」を通して、自分とは違う場所に住む人や、色々な人と話すことで自分自身の見方が広がることを知りました。

だからこそ今回の旅行は、たくさんの人の考えを学ぶ機会にしたかったんです。

 

あしてら)
実際にどんな人に会ってきたの。

 

あつしくん)
『EBETSUto(えべつと)』の大学生達と会って話をしてきました。
大学生がEBETSUtoの拠点がある商店街と連携して、様々な企画やイベントに取り組んでいるというのを知り、自分たちがやりたいことを自走で完結せずに、地域と共に創っているのがいいなと思いました。

 

商店街も案内してもらったんですが、内装がおしゃれな店が多く、壁にキャンバスやキーボードがあったり、天井にドライフラワーや木の枝があったり、スペースの使い方も勉強になりました。


『EBETSUto(えべつと)』とは?
多くの大学生がいるまち江別で、大学生のやってみたい!を江別のひとたちと実現していくためのプロジェクトです。
https://ebetsuto.com/

 

あしてら)
大学生×商店街が連携した取り組みって面白いね!

内装がおしゃれだったら若者も増えていきそう!

 

あつしくん)
そうなんです!他にも、『E-LINK(イーリンク)』という探究塾に行ってきました!

小中学生が身近なことに問題を見つけて話し合っていて、小学生から考えて発表する場所があるっていいなと思いました。

また、札幌で探究活動をする高校生にも出会いました!彼らのLINEグループに混ぜてもらって、札幌で行った探究発表会についてなど、詳しく聞きました。

 

※、『E-LINK(イーリンク)』とは?
私達は「なまら、ツナガル」をミッションに、こどもを中心に、大人や、地域、多様な世界がなまら繋がる機会を作るため活動しています。

https://adventureclubsapporo.com/
※なまら=「すごく」「とても」「非常に」という意味の北海道弁。

 

あしてら)
たくさんの素敵な人に会ってきたんだね!

このプロジェクトに挑戦してみた感想は?

あつしくん)
札幌の人たちの活動を見て、探究をもっと十勝に広めたい、みんなに知ってもらいたいと改めて感じました。

それに、本当は高校を卒業したら探究活動も一旦終了するつもりでしたが、この先も続けて行きたいと思いました!

 

あしてら)
あつしくんにとって大きな気づきや出会いがあったんだね。

そんなあつしくんの次の目標は?

あつしくん)
今回は僕たちが札幌まで行きましたが、いつか札幌から小中学生を呼んで大樹町に招待したいです。大樹には大自然がいっぱいあるので、札幌にはない環境で視点を広げて欲しいです。

また札幌の高校生のように、参加者としてではなく、今度は自分が主催者になって十勝で探究学習発表会を行いたいです!

  

あしてら)
このプロジェクトの費用は、大樹町〜札幌までの往復交通費、宿泊費に使用されました。

今回の旅行でたくさんの人に出会い、成長したあつしくん。

今度は大樹町にたくさんの人を招いて、町の魅力や探究を広めていくでしょう。

数年後に、主催者となって活躍している姿が楽しみです!

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

支援金額とリターン

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【きっかけ町2丁目の住民票】

<期間限定>2024年3月19日〜
<リターン内容>
・「きっかけプロジェクト」の最初の支援者「きっかけびと」として、きっかけ町の2丁目の住民票をプレゼントします。
・あなたの「きっかけ」のWebページへの掲載 ・活動報告書 (年4回)
・きっかけプロジェクト主催 オンライン交流会へのご招待券

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<期間限定>2024年1月19日〜2024年3月18日まで
<リターン内容>
・「きっかけプロジェクト」の最初の支援者「きっかけびと」として、きっかけ町の1丁目の住民票をプレゼントします。
・あなたの「きっかけ」のWebページへの掲載(2024年4月以降)
・活動報告書 (年4回)
・きっかけプロジェクト主催 オンライン交流会へのご招待券
 

  • 337口が支援済み
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