【活動報告 その33】2023年は初めて1/2を営業開始に…
2023-03-02
支援金額累計799,000円!
+直接のご支援236,000円!!
(いずれも2023年1月現在)
こんにちは。「あおぞらの空間」の山田英雄です(^_^)
新しい年が始まりました。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚
今年は昨年のような大雪に見舞われないことを願いたいものです(゚_゚i)
例年、
「あおぞらの空間」は1/3が営業開始でしたが、1/4から仕事始めの患者さまが多く、予約枠が限られていたことから、2023年は初めて1/2を営業開始にしてみました。
その結果、やはり多くの患者さまから問合せがあり、大変好評でした(^_^)v
それとは別に、スポーツクラブやジムに通われている方も年末年始はお休みとなり、運動をしないがゆえにカラダの固さが増す、という事例もありました(´・ω・`)
来年以降も年末年始の営業については、十分検討して営業日を設定したいと思います(*・ω・*)
年賀状特典も大変好評で、1月だけで患者さまの7割にご利用いただきました。
新規患者さまのリピート率も7割を超え、初回の施術後に次の予約を取ってから帰る、という流れができあがっており、大変ありがたいですヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
こちら側の働きかけの結果、「カラダの定期的なメンテナンスがいかに重要か」をご理解いただけるようになったのだと思います。
☁ 今年も年賀状のデザインは就労支援事業所ビルドさんです ☁

結果、1月の収益に関しては、来院患者数、および前年同期の収支も安定した状況となりました(^_^)
しかし、
この冬は低温により足元が滑りやすかったということもあり、患者さまから転倒骨折や亀裂骨折など、ケガのご報告が3例ありました(:_;)
患者さまのアクシデントにも、できる範囲でサポートするだけでなく、私自身も、冬道歩行に当たっては、滑り止めを靴に装着したり、滑りにくい靴を新たに購入したり、ともかくケガのないように心がけます( ̄へ  ̄ キリッ
1月後半は厳しい寒さで、エアコンに加え、灯油式ファンヒーターを活用しました(^◇^)
患者さまには「いつも暖かいですね」と言っていただけていますが、薄着になって施術を受ける患者さまにとって「治療院内は暖かくて当たり前」と思っていただけるよう、冬場は電気代や灯油代などどうしても経費がかさむところではありますが、必要な環境整備と捉えています(*・ω・*)
そして!!!
治療院内の清掃をさらに自動化するために、拭き掃除ロボットを導入しましたv(。・ω・。)ィェィ♪
☁ じゃん!! はじめまして。「ぽち」です。 ☁
今は、以前ご紹介した掃除用のルンバ「そら」で、こまめに施術スペースの掃除をしています。
バーチャルウオールを活用して、動かす部分を施術スペースに限定させると、10分で終わります(・ω・)b
新しく加わった拭き掃除用のブラーバ「ぽち」は、細かなほこりを取るため、朝イチに乾拭きで動かしています。水拭きは週に1度くらいです
パッドをつけかえることで乾拭きも水拭きも簡単にできるようになり、以前よりも治療院内を清潔に保つための負担が減りました。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚
が、正直、ようやく使いこなせるようになり、治療院内の清掃がうまくいくよう「そら」と「ぽち」をそれぞれ動かすタイミングにも慣れてきたところです(・・;)
もっと言うと、最初の「そら」もそうでしたが、動くようになるまでの設定に一苦労、二苦労、という感じでしたね(_ _。)
なんせ、①Wi-Fiにつないで、②スマホアプリを設定して、③スマートスピーカーに接続することで、④ようやく声で操作できるようになるわけですが、Wi-Fiのパスワードだの電波の周波数帯域だの、設定に慣れていても大変なのに、①~④まで、見えない中で行うわけですから、みなさんが思っている以上に疲れる作業でした(T_T)
ですが、「患者さまを気持ちよく迎えたい」という思いと、掃除を自動化させることで空いた時間に事務処理やカルテ書き、休息を取るなど、これまでより時間を有効に使うことができるようになり、苦労した甲斐がありました( T_T)\(^-^ )
患者さまからは「どんどん近代化していくね」とか「先生のところは床の汚れなんて、ほとんど気にならない」と言っていただけています<(_ _)>
果たして「そら」と「ぽち」のおかげかどうかは不明ですが、かつては毎回施術が終わるたびに私が掃除機やハンディモップをかけていたところを、代わりに「そら」と「ぽち」で自動化したわけですから、私自身が少しゆっくりできるようになったのは確かです(^_^)
もちろん、
「そら」と「ぽち」が入れない場所もあるので、最終的には自分で掃除することも多々ありますが、
それでも時間的なものを含めて施術に対する余裕ができたことは、大変良い変化だと思いますヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
☁ 先輩の「そら」と新入りの「ぽち」 ☁

…この活動報告が皆さまに公開される頃には、2月も終わってしまっていることでしょう(^o^;)
当初は、営業日数が少ない2月でも、通常通り患者さまにご来院いただき、「あおぞらの空間」の運営を安定化させるため頑張ろう!と思っていたのですが、ご存知の通りアクシデントがありましたので、どこまでやれるか不安がぶり返してしまいました(*_*)
とはいえ、焦らずにこれからも患者さまを迎え入れていきたいと思います( ̄へ  ̄ キリッ
なかなか思った通りにいかないですが、引き続き「あおぞらの空間」を応援いただきますよう、どうぞよろしくお願いします<(_ _)>
【活動報告 その32】信頼感や期待感がうかがい知れる…
2023-01-30
支援金額累計773,000円!
+直接のご支援236,000円!!
(いずれも2022年12月現在)
こんにちは。「あおぞらの空間」の山田英雄です(^_^)
12月は月の初めにまとまった降雪があり、一時は患者さまの足が遠のいたものの、その後、年末にかけて患者さまのご要望もあり、最終水曜日は臨時営業いたしましたo(^-^)o
「年内にカラダの疲れを取りたい!」というニーズが大変多いとの感触を得て2022年の営業を終えましたが、終わってみると前年同期より収益は上向き、「あおぞらの空間」に対しての信頼感や期待感がうかがい知れる結果となりました。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚
本当にありがたいことです<(_ _)>
ただ、
新規でお見えになった患者さまより、「臭覚過敏があるため、洗剤などの化学香料が強いと咳が出たり具合が悪くなったりする」というお声がありました(´・ω・`)
これまでリネン類の洗濯は、匂いがきつくなるため柔軟剤は使わず、その代わりに、多少洗剤を多めに使っていたのですが、患者さまによっては気になる方、増してや体調不良が生じる場合があるということですから、すぐに洗剤の使用量を三分の一にして匂いを抑えることとしました(・_・;)
環境面でも、化学香料にはマイクロプラスチックが配合されており、生地の中でこすれることで匂いが継続するようなので、こうした匂いに伴う体調不良の発生、および環境負荷を軽減させるためにも、使用中の洗剤がなくなり次第、無香料・天然素材の洗剤に切り替えたいと考えております( ̄へ  ̄ キリッ
こうしたお声をいただくことは、とてもまれではありますが、その患者さまにとっては健康に害する出来事ですから、今回お声をいただけたことに感謝しながら対応策を考え、できることは改善していきたいと思いますヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
☁ 早速、無添加・無香料の天然素材洗剤を用意しました ☁

その他、
視覚障害者の啓発活動として、札幌市北区の小学校4年生を対象としたオンラインでの講話依頼がありました(^_^)
時間は45分と短めだったので、事前に担当の先生へ資料を送付し、質問などを考えていただくようやりとりして臨み、当日は20分ほど話しをした後、児童の方々から「雪道は点字ブロックが隠れてしまいますが、どうやって歩いているのですか?」「ご飯はどうやって食べるのですか?」などの質問をお受けしました(*・ω・*)
日常生活を送る上で、「見えない」ことで「できない」ことがものすごくたくさんあるのではないか?というイメージがあったようですが、「雪道は歩道と車道の間に雪の壁ができるので、それを白杖で探すといった工夫をすると1人でも歩ける」「フランス料理も『お皿の上のどこに何が置いてあるか』といったちょっとした声かけなどのサポートがあれば、フォークやナイフを使って食べられる」と説明したところ、「えー!!」「そうなんだー!!」など大変驚かれていたようです(^o^;)
また、実は先生も「こちらから送ったメールをどう読んでいるのか、また返信に誤字が少ないが、どうやって書いているのか、とても不思議に思っていた」とおっしゃったので、「一般的なパソコンに専用の音声読み上げソフトを入れたり、マウスを使わなくてもキーボードだけで操作ができる専用のメールソフトを活用したりすることで、通常のメールでのやりとりが可能になる」とお伝えしたのですが、「そうなんですね(@_@)。そういう専用のソフトがあるなんて知りませんでした」と、これもまた、びっくりされたようです(^o^;)(^o^;)
繰り返しになるかもしれませんが、「目が見えない=大半のことができない」というイメージがあることはいたしかたないですし、身近に視覚障害のある方がいなければ、どう対応しているのかわからないのも当然だと思います(´・ω・`)
もちろん、視覚障害があるすべての方が、私のようにパソコンなどを操作できているわけでもありませんが、「目が見えないだけで、他は普通の人と何も変わらない」と、こうした講話の度にお伝えすることを一番大切にしています(*・ω・*)
さらに、12月には同じくボランティアセンターから地域住民を対象とした「地域での視覚障害者の困りごと」という講話の依頼がありましたが、新型コロナの感染拡大の観点から延期となりました(:_;)
今後も講話の依頼があれば、ささやかな取り組みですが、時間の許す限りリクエストにお応えしていきたいと思っていますo(^-^)o
さて。
この令和3年に始めた「あおぞら応援基金」は、新型コロナウィルス感染拡大の影響による売上の低下、存続の危機をきっかけとして、将来的に障害者雇用の場や地域住民との交流スペースという「あおぞらの空間の進化形」の創出を応援いただきたい、という思いで始めました。
おかげさまで、経営の不安定さからは抜け出し、収益も安定しつつあるので、ここ最近は(骨折というアクシデントはありましたが)「あおぞら応援基金」に頼らなくとも、なんとか滞りなく運営できるようになりました<(_ _)>
しかし、
私の力が及ばず、応援基金が思った以上に集まらないことから、事務員あるいは施術者を増やす第三段階へは、なかなか進められない状況です。
加えて、
社会全体の日常が大幅に変化してしまい、「あおぞらの空間の進化形」を作ることは、いったん終了を含めた見直しの時期にきていると感じています(´・ω・`)
これまで長きにわたって「あおぞら応援基金」をご支援いただいた皆さまには、深く感謝いたします<(_ _)>
改めて皆さまにきちんとご報告いたしますが、引き続き「あおぞらの空間」を応援いただきますよう、どうぞよろしくお願いします<(_ _)><(_ _)>
☁ 2022年もニッポン放送系列(北海道ではSTVラジオ)で放送されました。お聞きになった方はいますか? ☁
【活動報告 その30】ロービジョンの方からご相談があり…
2022-11-25
支援金額累計747,000円!
+直接のご支援236,000円!!
(いずれも2022年10月現在)
こんにちは。「あおぞらの空間」の山田英雄です(^_^)
例年よりも暖かな日が続いた10月でした(*・ω・*)
売上も前年同期と比べて増えており、「あおぞらの空間」の運営は安定してきている状況にありますo(^-^)o
これも、日頃から「あおぞら応援基金」にて支えてくださっている皆さまと、来院くださっている患者さまのおかげです。感謝いたします。
☁ 今年の10月はあちこちで紅葉がきれいでした ☁

さて。
前回ご報告しましたが、講話をお引き受けした北区の小学校から、音声データでお礼が届きましたΣ(・ω・ノ)ノ! 必死に思いを伝えてくれている児童のみなさんの声を聞いていると、ちょっと目頭が熱くなりました(:_;) 「何かしらのことが、伝わっているのかな」と思うと、とても嬉しい限りですo(^-^)o
そして10月のある日。
ロービジョンケア北海道の世話人の方から、私に対応依頼が来ましたΣ(・ω・ノ)ノ!
とあるロービジョンの方から「普段の一人歩きの時に、安全対策と状況の記録のために、ドライブレコーダーのようなものがないか」という相談があり、すでに同じ目的で何台かのアクションカムなどを使ってきた私が適任、となったようです。
実は、現段階では、ドライブレコーダーなど自分が事故に巻き込まれた時に状況を記録する機材は、公費補助の対象にはなっていません(´・ω・`)
そのため、手頃な価格かつ使いやすい機材を探すのは、なかなか大変な作業なのです。
どういうことかというと、視覚障害者に限りませんが、障害者の生活をサポートする製品は「日常生活用具」と言い、その購入時には「公費補助」という国の制度を使えるのですが、かつて視覚障害者用には音声ガイドをつけたり点字シールをつけたり…と製品自体を「特別に」作ることが必要でした。
しかし、現在はドライブレコーダーやAIスピーカーなど「誰もがどこでも買える市販品」でも、十分に生活をサポートをする用具として使える製品が増えています(^_^)v
ただ、先の理屈で言うと、このように広く売られている製品は公費補助の対象になりません。
必要なら全額自己負担で購入しなければならない、ということになるのです(T_T)
話は戻って。
ご紹介されたロービジョンの方のお話をお電話で伺い、かろうじて私がおすすめできる機種(もちろん市販品)がまだ販売されていましたので、ご案内することができました(・_・;)
が、今回このご相談に応える中で、視覚障害があるといかに情報の収集が難しいか、また、自分に合った機種を探して購入するまでの過程を助言するのも難しいなあ…と感じました。
そもそも、市販品は視覚障害者用に作られていないので、視覚障害者が容易にすべての操作ができるわけではありません。また、今回であれば「動画と音声を簡単に残したい」というニーズに対して、市販品の多くは高価で高機能すぎるということがほとんどです(T_T)
そのため、結局、私自身が実際にその製品を購入して使ってみないと、おすすめできるかどうかがわからない、という問題があります(_ _。)
さらに、市販品は市場原理の中で売れなければ販売が減らされたり、その機種自体が販売終了になっていることも珍しくはありません。実際に、今回も私が利用中の機種がすでに販売終了になっており、おすすめできるかどうか判断が難しい面もありました。
しかし、サービスセンターなどに問い合わせたりした結果、ようやく現行の市販品がなんとかニーズに合いそうだとわかった、という経緯があります。
☁ これが私の使っている「transcend ウェアブルカメラ」です ☁

このように、普段から同じ視覚障害者同士で情報交換して、新しい技術や市販品の販売状況などにアンテナを張っておくことが大切だと実感しました(´・ω・`)
さらに、
もちろんドライブレコーダーのご相談だったのですが、ご自身の病気のことや他に使っている日常生活用具のことなど幅広く話が膨らみ、結果3時間ほどお話させていただきました(^_^;)
相談を受ける以上、多少の脱線は仕方ありませんし、見えにくくなってきているご本人の症状を鑑みると、今後の不安から「誰かに聞いてほしい」という気持ちもよくわかります( T_T)\(^-^ )
とはいえ、私が仕事をしている関係上、お話を聞き始めたのが午後8時となり、終わったら11時近くになっていました。が、次の日も私は仕事です。
今後もこのペースで相談をお受けしていたら、自分の仕事に差し支える予感がしたので、「相談をお受けすること自体もなかなか大変だ…」と実感しました(_ _。)
今後も視覚障害者やロービジョンの方のご相談にはできるだけ対応していく予定です。
が、今回の件で色々勉強となりました。
誰かの相談に乗るわけですから、市販品も含めて生活に役立つ用具などの最新情報を収集するにも、自分1人ではある程度限界がありますので、各種福祉用具を扱っている専門機関とのやりとりや、人を介してのネットワーク作りがこれまで以上に大切であり、相談にあたって時間的なルールもしっかり決めていかなくては続けていけません。
同時に、自分が普段使っているモノやサービスを情報発信する必要性に加え、前述したように販売・提供状況も都度変わるので、そういった情報も定期的に収集することが必要だなあ、と感じた次第です( ̄へ  ̄ キリッ
というわけで、治療院外の活動も増えつつあります。
引き続き「あおぞらの空間」の応援をよろしくお願いいたします<(_ _)>