厚真町に吉野山の苗木が到着しました！
2019-04-26
鎮魂の桜・復興の森プロジェクトで厚真町に贈る吉野山（奈良県）の桜の苗木が町に到着し、25日午後に町内の植樹地に仮植えされました。仮植えされたのは、吉野山の保全活動をする「吉野山保勝会」が育てた2年ものの苗木（約1.5メートル）の5本。
この日は夏日近かった前日とは打って変わって、気温は10度前後。朝方は雨も残り、寒い中、町の産業経済課の職員3人がジャンバーを着込んで作業にあたりました。
桜は樹皮が柔らかくエゾシカにとってはねらい目だそうで、食害防止ネットがある場所に植えられました。北海道より暖かい奈良県育ちの苗木は、すでに新緑が芽吹いています。職員はか細い苗木が風にあおられて倒れないように、添え木を立ててしっかりと結びつけていました。
吉野山保勝会によると、苗木には数に限りがあるため、これまで寄贈先は交流のある市だけでしたが、今回、吉野地区の名前の由来を聞いて、厚真町に寄贈することにしたそうです。作業にあたった町産業経済課の宮久史主幹は「桜があれば吉野を近くに感じられます。咲くまでには時間がかかりますが、いつか必ず吉野地区に移したいと思っています」と話していました。５月11日（土）には、町内で記念セレモニーとしての植樹会が予定されています。
※5千円以上をご支援された方へのお願い
返礼品にも記載があるように、寄付者名簿としてお名前を誌面にて掲載予定です。実名での掲載を伏せて欲しい方は、お手数ですが、info@actnow.jp までご連絡下さいませ。ご協力をどうぞ宜しくお願い致します。奈良・吉野山から桜の苗木が発送されました！
2019-04-23
鎮魂の桜・復興の森プロジェクトで、被災地の厚真町に贈る「吉野山（奈良県）の桜の苗木が２２日、厚真町に向けて発送されました。
発送されたのは、吉野山の保全活動をする「吉野山保勝会」が育苗している１・５メートルの２年ものです。保勝会の職員の桜守３人が、スコップで掘り起こし、根を水ゴケでくるんで養生して梱包しました。保勝会はこれまで、育苗している本数に限りがあるため、寄贈先を交流のある市に限ってきましたが、今回、厚真町吉野地区の名前の由来を聞き、「復興のシンボルとして育てていただければ」と寄贈していただけることになりました。
プロジェクトでは、寄贈される苗木を運搬する費用と植樹の費用、管理にかかわる費用を支援から負担します。
保勝会事務局長の前田宗宏さんは「吉野の桜は祈りを込めて信者が植えてきました。鎮魂の桜になれば本望です」と話しています。
吉野山が桜の名所となったのは、金峯山寺（きんぶせんじ）の本尊・蔵王権現への献木として古来、桜が植えられてきたからと伝えられています。桜の苗木は厚真町に到着後、エゾシカの食害防止柵のある植樹地に仮植樹され、復興計画の中で活用される予定です。
【目標金額100万円突破！】たくさんのご支援ありがとうございます！
2019-04-12
たくさんの温かいご支援をいただき感謝しております。このプロジェクトは、北海道地震の復興を、小さな応援を積み重ねて支えたいという気持ちからスタートしました。
復興支援にはたくさんの方法があります。住宅再建、生活再建、農地の再建、産業支援、ボランティアによる人的支援、寄付などによる経済的支援――。それぞれ、国や自治体、地域が担うべき支援もたくさんあります。私たちは、桜の苗木や山林の復活を支援することで、地域の人たちの心のやすらぎを復興できればと考えています。桜や樹木は、すぐには大きくなりません。長い年月をかけて少しずつ大きくなります。そして、立派な花をつけ、青々と茂ります。１０年後、２０年後に「あー、あの時の支援で贈った桜が、木が、こんなに大きくなったんだ」と思うでしょう。それが、被災した方々を、被災の惨状を忘れないことにつながればと思っています。
応援メッセージには、支援くださる方々の温かな気持ちが込められています。メッセージに込めた気持ちを被災地に届けていきます。
プロジェクト終了まで後19日。より多くの方に賛同していただけるように、日々、PR活動を行っていきますので、引き続き、ご支援をどうぞ宜しくお願い致します。
